从*^ー^)は普段こういうことを考えながら将棋を指している、というのを整理&公開。他に思いついたら追加するかも。
藤本さんのロマンチック浮かれモード♪もぜひご覧ください。

  • 妙手を指せる人が強いんじゃない。本当に強いのは、悪手を指さず、普通の手を指し続けられる人。
かっこいい妙手が現れるのは、せいぜい数局に一回。将棋の大部分は、地味~な普通の手から成り立っているのです。

  • 今だけ厳しい手よりも、次に厳しい狙いがある手。
細かくパンチを繰り出すよりも、力を溜めて一気に爆発させる攻めのほうがうまくいきやすいです。

  • 緩い手、遅い手が必ず悪い手とは限らない。
有効な手が何もない時は、相手に「何もしない手」を指されるのが一番困るものです。

  • いつでも指せる手、いつでも取れる駒は、一番いいタイミングで。
いつでも取れると思っているうちに逃げられていた、なんてことにはならないように注意。

  • 相手の大駒の利きは、歩で止められる時は止める。逆に止められたら、その状態はすぐ解除する。
見た目以上に効果の大きい手です。

  • 「攻めない」という攻め方、「受けない」という受け方もある。
相手に有効な手がない時の「何もしない手」や、いちいち受けていても受け切れそうにない場合など。

  • 終盤だからと言って、駒の損得を無視してもいいとは限らない。
駒損で戦力が足りないのに無理して攻めるのは「自爆テロ」と言います。

  • 理想の寄せ方は「駒を捨てる寄せ」ではなく、「駒得しながらの寄せ」。
上と同じ考え方です。

  • 相手玉の一番近くにいる守備金をはがせば勝ち。
矢倉なら3二の金、美濃なら6一の金。逆に言うと、この金を消さないうちは詰みは見えてきません。

  • 玉は追いかけ回すものではなくて、動けなくするもの。
「王手は追う手」とか「玉は包むように寄せよ」とか言いますね。
最終更新:2009年01月25日 18:10