おやじ

優しい親父・・・

誇れる親父・・・

お茶目な親父・・・

大好きだぜ親父! 

                     


仮男って?

   

  • HN:仮男(かり-おとこ)
  • 続柄:父親
  • 蟲との関係:かねづる
  • 副業:ゴールドセイント(株)をやっている
  • 特技:先物取引
  • 仮男専用PCスペック :富士通FMVの70U (退職祝いに蟲とつぼみで購入)
  • 仕事:2007年3月末 38年間勤めた会社を退職

 

 

(右上部:仮男の右手)

 

 

 

 

 

 

   「蟲と吉宗と時々親父」

 

      蟲:06/01/05 19:08:23 ID:e6CMU+B/
                                                                     .
    昨日という昨日は、心底自分という人間が嫌いになったよ。

   遡ること昨日の5時15分。 コルトさんの報告を読んで、一人夢膨らませる俺。
   どうにかして、俺も万枚童貞を卒業できないものだろうか。 あれこれ思案してみる。
   正月なので どこも稼動は高いだろうなぁ。 でもその分甘い客も多そうなので、オイシイG数の台が落ちてるかもしれない。
   希望的観測に基づき、アルジャンに直行。 あそこなら近所のオッサンが正月の暇つぶしに打ってる可能性大だ。

   店内巡回して、俺の考えが甘かったと気付く。 まず正月なのに、稼動が少なすぎ。
   で、オイシイG数どころか、128G止めの台ばかり。
   店内を2~3周した後、何を思ったのか、吉宗のビジ3、レジ6、現在600Gの台に着席。
   今にして考えると、ホント何でこんな台に座ったのか理解できない。
   5連続でバケ食らってるし、そろそろ吹くかなぁ~と、「なんとなく」座ってしまった。
   数時間後、この選択があまりにも愚かだったと、心底思い知らされる事になる。

   ・・・・まぁここから打てば、800~のゾーンと1200~のゾーンも回せるし、さすがにどこかでヒットするっしょ。
   所持金は丁度40K。まさか天井までハマる事もないだろうし、ちょっとだけ回してみよう♪
   軽いノリで回し始める。




   10K・・・・20K・・・・あれよあれよと金が消えていく。
   965Gを超え、1365Gもアッサリスルーしてしまう。
   むむむ・・・・マズい、ここまで既に投資25K。
   しかし1365Gの吉宗を捨てていいものか・・・。 進退窮まって困り果てる俺。

   えぇい、今更退けるか! あと15Kありゃ来る! 続行じゃい!!

   回す回す、ブン回す。
   気がつけば1720Gで金が尽き、茫然と台を見つめる俺。

   あは・・・・あは、あはは。 ほ、ホントに金尽きちゃったよ。
   何なん俺・・・。 死にてぇよ・・・。
   しかし とりあえず死ぬ前に、この1720Gの吉宗をどうにかしなければ。
   幸いにも今日は、もこみちがアルジャンに来てる。

   (・・・・借りるか?)

   一瞬浮かんだ考えを、全力で振り払う。
   確かにもこみちは やたら良いヤツだから、案外貸してくれるかもしれない。
   (事実あとで「言ってくれてれば、10Kぐらいなら貸しますよ」と笑顔で言ってくれた)
   しかし そんな乞食みたいな真似は、俺のプライドが許さない。
   ぐむ・・・むむむ・・・・こうなったら、奥の手を使うしかない。

   携帯である相手をコールする。「プルルルル・・・・プルルルル・・・・・」

   しばらく呼び出した後、親父が電話に出た。


   親父「どした?」
   俺「親父、今どこにおる?」
   親父「今、友達と散歩しよる。」
   俺「なぁ・・・・無茶なお願いは承知の上やけど、頼みがあるんよ。」
   親父「何?」
   俺「実は今俺、アルジャン来ててな。 で、有り金全部尽きてもーたんよ・・・。」
   親父「お前、あれだけ正月は行ったらあかん言うたやろw」
   俺「それでな、あとちょっとあれば、天井なんよ。」
   親父「・・・・・・。」
   俺「なぁ、今から家に戻って、金持ってきてくれへん?」

   あぁあ、俺は実の父親に対して、一体何をお願いしているんだろうか。
   本気で死にたくなった。 しかし親父の返事は意外なものだった。

   親父「・・・・ほんまに あとちょっとで当たるんか?」
   俺「えっ!? あっ、うん。 あと1万もあれば当たると思う。」
   親父「ホンマしゃーない奴やな。 ちょっとそこで待っとけ。」


   おらっしゃぁぁぁあっ!! 親父復活演出キターーーーーーーーーーーーーーーーー!! 俺はまだ死んでねぇぇぇ!!


   10分後、親父到着。
   親父「大した手持ちは無いけど、これで当たらんかったら諦めろよ。」
   数えてみると、ひぃ、ふぅ、・・・・に、27K!! 神光臨!!
   親父「手遅れにならん内に帰れよ。」
   俺「(もう手遅れなんですけど・・・)分かったよ。 この金は倍にして返すけん!!」
   そのまま車で去ってゆく親父。 また友達のトコ行って散歩に戻るらしい。 なんて甘い親なんだろう。
   こんな親だからこそ、俺は名古屋の友達の大反対を押し切って、徳島に帰り、地元で就職したのだ。
   OK、親父の気持ちは有り難く受け取った。 マジで今日はボロ負けで良い。 でもこの金だけは、倍にして親父に返す!!
   再び店内に戻り、吉宗の続きを打ち始める。




   ふはははは!! 今の俺は、天井も怖くねぇ! 27Kもありゃ楽勝だぜ!
   ただ一つ、怖い物があるとするならば・・・・・
   一瞬頭に浮かんだ「黒い物体」を、頭から必死に振り払う。

   そんなヘタレな想像をしてる場合じゃない。
   俺はここからジャッキンジャッキン言わせて、コルトさんみたく万枚出してやるんだ!!

   一心不乱に打つ事1921G。 追加投資6Kで、ようやく家紋が降ってくる。
   ていうか今までのスロ人生で、ホントに正真正銘の『天井』食らったのは初めてだ。

   長かった・・・ここまで本当に長かった。
   そして色んな事があった。 もこみちのコーヒーや親父の助けが無くば、とてもここまでは辿り着けなかっただろう。
   色んな感情がこみ上げてきて、思わず目頭が熱くなる。

   ・・・・さて。 感傷に浸るのもここまでだ。 あとは7を揃えて、ジャッキンジャッキン言わすのみ。

   万感の思いを胸に、左リールに7をズドンと押す。 中リールに、も一丁7。

   一呼吸置き、狙い澄まして 右リールに7をズドン! ・・・・と押した筈だった。
   しかし7は、ズルッと枠下へ滑ってしまった。

   あ・・・・あっれぇぇぇ!? ははは、め、目押しミスッただけだよな。
   ほんとダメだなぁ俺は。 緊張してるんだろうか。

   必死に現実から目を背けつつ、また7を狙う。
   7、7、・・・7!! しかし無情にも、右リールの7は、一コマ上でビタッと止まった。


   急激に周りの騒音が遠のいていく。 目の前が真っ暗になる。
   まるで状況を理解できない。 これは何? ここはどこ? 私は誰??
   そこから先の事はよく覚えていない。

   次のゲームで【将軍】を揃えた事。
   隣の目押しもできないくせに、鬼浜で爆出ししてたオッサンが、
   「うわ~、こんだけハマッてバーじゃ!!」と言ってきた事。
   バケ消化後、高確演出にすら入る事なく、あっという間に193Gを抜けた事。
   ・・・・まるで全てが、夢の中の出来事みたいだ。

   投資40K+親父の10K、回収0K。
                                                                            .
   
       もこみちに挨拶して、アルジャンを出た。
       家まで5分もかからない。
       カーステから流れるバッハ「小フーガ ト短調」を聴きながら、俺は ちょっとだけ泣いた。

       家に着くと、親父は既に散歩から帰っていた。

       親父「ようバカ息子、あの後どうなった?」
       俺「ごめん・・・・ほんまゴメン。 天井でバー単発食らった・・・。」
       親父「弱っ!!」
       俺「で・・・・残り1万7千円になってもーたけど・・・・返すわ。 ゴメン。」
       親父「どうせ今月の小遣い使い果たしたんやろ?」
       俺「そうやけど・・・・。」
       親父「じゃあ取っとけ。 母さんには内緒な。」
       俺「いや、だって、そんなの・・・・。」
       親父「ただし、今月はもうスロット行くな。 約束できるか?」
       俺「約束・・・するよ・・・・もう二度と・・・行かねーよぅ・・・・。」

       そのまま自分の部屋に戻って、俺は泣いた。
       この掲示板に報告する気力も起きず、ただただ自分を恥じ、泣き続けた。

       ありがとう親父。 今度という今度は、さすがに目が覚めたよ。
       俺、スロット止めるよ! 絶対もうスロット行かねぇ! 今月の給料日までは!!!

       ~fin~
                                                                         .

                                                                                     .
 「親父と雑談」
                                                                            .
   蟲:2007/04/29(日) 13:05:03
                                                                            .
   今日はしげみがパートに出てるので晩飯が無いとの事。
   妹は現在仕事中。

   家に残されたのは、暇人の俺と、同じく退職して 暇を持て余してる親父の二人。
   まぁ久々に勝ったんで、二人で焼き鳥でも食いに行くかーっつって、
   鳥新に焼き鳥食いに行ってきた。 やっぱすっげ美味かった。
   ねぎまも手羽先も、とろけるぐらいに美味かった。 鳥新最高!
   親父と二人で飲むビールも格別だったなぁ。


   俺「親父ぃ・・・俺またフラれたよぉ・・・俺・・・結婚できるんかな・・・。」

   父「お前ほんまにワシの若い頃そっくりやのぉ。 ワシも 昔めっちゃヘタレでな・・・。」

   俺「そういや親父も見合いしまくってたんじゃよな。」

   父「あぁ。 女の子と喋るんが苦手でな。 無理と思ったらすぐ退いてしまう。」

   俺「おいおい、まさしく俺じゃねぇか・・・。」

   父「スマンな・・・母さんに似てたら、お前も人生楽しかったろうに・・・。」

   俺「そうだな・・・よりによって、妹がオカンに似てしまうとは。」

   父「まぁ お前もワシと同じく結婚には苦労するだろうだけど、頑張ってくれ。」

   俺「あぁ。 もうすぐ親父にも孫を抱かせてやるよ。」

   父「うん。 そしたらワシも毎日忙しくなるな。 ハハ。」

   俺「まぁ5年後ぐらいにはな・・・ハハハ。」


   結局焼き鳥代は親父が出してくれた。
   更に帰りにスーパーで、お菓子とかコーヒー牛乳を大量に買ってくれた。

   親父・・・絶対親父の気持ちは無駄にはしないからな!!
   もう少しだけ待っててくれ!!
                                                                            .

   .

   しかし、そんな親父の優しい気持ちを平然と裏切る蟲

.

                                                                           .
      蟲:2007/03/04(日) 21:05:27
                                                                     .   
   2週間ぐらい前かなー。
   しこたまメンソで負けた時、親父の車から5Kパクッたのよ。
   ヤツは何故か車の中で貯金してるからな。
   500円玉10枚パクッて、+5K。

   んで今日久々に親父の車覗いたら、また懲りずに貯金してた。
   もちろんこのエナ専小僧が見逃すはずもなく、
   500円玉×5枚、100円玉×4枚、50円玉×1枚、10円玉×5枚で、
   一撃3KGET!!!
   ホントは5円玉もパクろうか悩んだけど、哀れだったので止めといた。
   綺麗に1円玉と5円玉だけが車内に取り残されてた。

   親父よ・・・すまぬな・・・許せよ・・・。
                                                                          .

                                                                          .

       蟲:2008/02/05(火) 15:22:38

                                                                          .

   やべぇ・・・。
   今お茶を取りに下の部屋に行ってたんだが。
   冷蔵庫を調べながら、なんとなく阿部さんのモノマネしてたんだよ。

   「や ら な い か?」とか、
   「俺のケツの中で小便しろ・・アッー!」とか、
   「ウホッ、いい男」とか一人で熱演してたんだよ。

   そしたら突然ふすまが開いて、・・・親父が出てきた・・・。
   そしてそのまま無言で去っていった・・・。

   ぐはっ、誰も居ないと思ってたのに orz
   親父も何かコメントしてくれよ、何だよあの空気 orz
   まさか息子はガチホモとか思ってないだろうな・・・(汗)



       蟲:2008/02/05(火) 18:11:55                                                                            

.

   ニコニコ動画見ながらアクエリオン熱唱してたんだよ。
   ふと気配に気付いて振り返ったら・・・また親父・・・


   父「あ、ご飯・・・」


   俺「えっ、できたの? うん・・・」


   もういい加減にしろ親父、居るなら居るって言ってくれ orz



 そして極意を編み出すことにも成功。
.
    .
     蟲 :05/11/11 13:12:29
  .
  以前から親父が車にコツコツ貯めてた小銭(3,000円相当の500円玉や100円玉)を、
  今朝パクッた。

  そして 昼飯の時、いきなりバレた。 そんで怒られた。
  でも、逆ギレしましたが何か?

  親父「おま・・・・ワシが貯めとった小銭盗ったやろ!」
  俺「うるっっさい!! 遊ぶ金欲しかったんじゃい!!」

  ・・・どんな盗人だよ orz
  しかも最初、妹を犯人に仕立て上げようとしてたしw
  人間落ちると ここまでクズになれるんだな。
  1円玉まで根こそぎ盗んだぜ。 うは、最低www

  本日の収支+3K。 「戦わずして勝つ」、これぞ兵法の極意なり!!


.
  「親父と競売」

      蟲:2007/09/16(日) 00:34:04
                                                                            .
   かなりとんでもない事になってしまった。

   話は一昨日(木曜日)に遡る。
   夕飯時、親父が こんな話をしていた。

   なんでも町内のとある夫婦が離婚する事になり、
   住んでた家が、裁判所の預かりになるんだと。
   んでその物件が、競売で売りに出されたとの事。(500万スタート)
   実家から遠くはないし、そんなに古い家でもないので、まぁ確かに悪くない話だ。

   親父の話を「ふぅん」って感じで 適当に聞き流してたんだが、
   また例の如く、両親に「その家を買え」と説教され始めたので、
   仕方がないから、「んじゃまぁ、600万ぐらいで入札しとけば?」っつったんだよ。
   したら、「アホか、そんなので買える訳ないやろ」って また怒られて、
   「ハイハイ」って飯食って、そのまま自室に籠もって、普段通りスロ長文を書いたんだ・・・。
   ホントいつも通りの、蟲家の団欒だったんだよ。

   あの時の会話が、後に こんな事態を招くとも思わずに・・・。


   そして昨日。
   帰宅早々、とんでもない話を親父に報告された。(↓以後 親父との長い会話が始まります)


   父「おい蟲、あの家、入札しといたけんな。」

   俺「・・・はぁ? マジで?(汗)」

   父「うん。 今日の昼間、裁判所に行って手続きしてきた。」
 
   俺「オイ、普通そんな大事なことを、俺に無断で してくるか??(汗)」

   父「ほなって母ちゃんが「してこい」って言うし・・・。」

   俺「・・・だからって、行動早すぎだろ(汗) んでナンボで入札したん? 600万?」

   父「いやいや、800万よ。」

   俺「えぇぇぇえ!? は、『800万』!?!?」

   父「うん。 ほなって母ちゃんが『800万にせぇ』って・・・」

   俺「おいアホか! あんな物件に800万も出すヤツが居るか!!」

   父「ほなって確実に競り落としたい訳やし、無理してでも、高く見積もるのは仕方ないやん。」

   俺「オイ、俺『確実に競り落としたい』なんて一言も言ってねーだろ!(汗)」

   父「うん、まぁ、確かに・・・。」

   俺「そもそも500万スタートの物件に、800万とか・・・金出し過ぎやろ。」

   父「だってライバル居たら、700万では心許ないし。」

   俺「ライバルが居たらな!? でも俺等は偶々知り合いから聞いた訳で、
   裁判所の公示を わざわざチェックしに行ってるヤツがおるか?
   チェックしてたとして、こんな田舎の あんな中古物件に、800万もの金を出すヤツが居るか?」

   父「・・・確かに・・・(汗)」

   俺「あの家を700万で買えたら まぁラッキーだけど、仮に800万で競り落とせたとしても、全然嬉しくねーぞ。」

   父「あぁあ・・言われてみれば・・ホンマや・・・しまった・・・何で蟲に相談しなかったんだろ・・・。」

   俺「まったくだ!! パソコンや車買うのとは次元が違うぞ! 家だぞ、家! しかも俺が住む家だぞ!」

   父「すまん・・・だって母ちゃんが・・・。」

   俺「母ちゃんはもう良いっつーの! つか800万で競り落としたとして、そんな金どうやって払うんだよ!」

   父「そりゃあ お前が借金して、コツコツ返してけば良いやん。」

   俺「うぉい、勝手に俺の借金を決めんな! 自慢じゃないけど、貯金全然無いぞ!!(汗)」

   父「まぁ20年ぐらいかけて、地道に返せば良いやん。」

   俺「やってられっか! 俺の給料のヤバさは知ってんだろ!(汗) 最悪の場合は、親父も協力せぇよ!!」

   父「アホぅ、蟲家の家計は火の車ぞ! お前の家どころちゃうわぃ!」

   俺「じゃあ入札すんなよ!(汗) つかオメー、退職金ガッポリ貰ってたやんけ!」

   父「いや・・実は大きな声では言えんが、先頃のライブドアショックで、大損害を被ってな・・・。
   蟲家の資産の殆どがフッ飛んでもーた。 んで退職金は、その補填としてだな・・・」

   俺「ひぃぃ! 聞きたくない! 聞きたくない! 聞きたくない! 鬱になるわ! orz
   お前 10年前のバブル崩壊の時も、あわや首吊る寸前だったのに・・・またかテメーわ!!」

   父「まぁ過ぎてしまった事は仕方がない。 とにかく・・・どうしよう?」

   俺「知らんわっ!」

   父「ワシらじゃ話にならん。 とりあえず、母ちゃんの帰宅を待とう。」

   その後 帰宅したオカンを交えて、再度家族会議。

   結論として、やはり『800万』は高すぎるという事。
   まず、家は まぁまぁ新しいけど、元は 建て売りの、あんま大した家でもない事。
   また敷地面積も、今住んでる家の半分程度な事。
   また先に住んでた夫婦が離婚したという事で、なんか縁起が悪い事。
   そして そんな家なら、せいぜい『650万』が妥当だという事。

   この結論を受けて、次の対策をとることに。
   ①もし金額を変更できるのなら、650万に訂正する。
   (650万なら、買えればラッキー、買えなければ あっそうって感じで納得できる、ピッタリのライン)

   ②もし金額を変更できなければ、一旦入札自体を取り消してもらう。
   その上で、今度は親父の名義で、650万の入札を行う。


   そんな感じで話がまとまり、一段落ついた。
   だから昨日の時点では、(まぁ何とかなりそうだな)って感じで、まだ重要視してなかったんだ・・・。



   そして今日。
   淡路観光を終え、帰宅した俺を待ち受けていたのは、バッドニュースだった。
   親父がネットで調べたところ、次の事実が発覚した。

   ①一旦入札した金額は、以後変更できない。

   ②キャンセルして別名義で入札し直そうにも、
   取り消した時点で、「供託金100万」を没収されてしまう。



   つまりアレだ。 変更も取り消しも、もはや不可能って事だ・・・。


   オイオイ、一体これはどういう事なんだ。


   何で知らない間に、こんな事に巻き込まれてるんだ。


   仮に落札してしまったら・・・800万だぞ、800万(汗)


   あんな微妙な物件に、800万も払うのか。


   嫁さんどころか彼女も居ないのに、何で家なんか・・・。


   日頃スロの、1万勝った負けたでヒィヒィ言ってるのに・・・


   もう全てが現実通り越して、非現実的に見えるわ。


   俺の給料、ホントに安月給なんだよ・・・。


   その給料の中から、家の購入代として、月々3万のローンを払っていくとして・・・


   他にも 家への仕送り6万、貯金3万、生命保険1万5千、携帯1万、ガソリン2万、タバコ代3万5千、


   ・・・って この時点で破綻してるわ!!!(汗)


   手取りどころか、総支給額すら超えとるわ!!!(涙)


   もう一体全体、何なんだよこれは!! どうか夢オチであってくれ!! orz


   という訳でアレだ。


   徳ちゃん見てる、金持ちの方。


   どうかこの物件に、『810万』で入札してください!


   お願いします! お願いします! お願いします!


   事態は切迫しております! ほんっとーに お願いします!! orz

                                                                               .

     「あと3日。破産」

                                                                            .

      蟲:2007/09/17(月) 08:18:58                                                                            

.

   まぁ水曜が締め切りらしいからね。
   泣いても笑ってもあと3日。
   3日後には全てが決まる。
   今までの様にほのぼの生きられるか、
   もしくは800万の負債を背負うか・・・まさにDEAD or ALIVE!
   それまで 俺に残された、最後の自由を噛み締めます!!
                                                                           

.


                                                                               .

      「運命の刻」

                                                                           .
      〇:2007/09/27(木) 08:07:54
   
   あ~あぁ~
   あと 九万円高く入れときゃぁ落札できたのに!!

   蟲おとん ドンマイ


       蟲:2007/09/27(木) 12:44:50

   チェックしてる奴はホントにチェックしてるんだなぁw
   あえて報告してなかったんだけどw
   その件に関しては、

   ノ ー コ メ ン ト じ ゃ ッ ! !
                                                                           .

       

   「仮男の1パチ」

 

    :2009/04/16(木) 00:07:14


  今日はパチ屋行く元気も無かったので、真っ直ぐ帰宅しますた。
  やっぱ年度初めは一番仕事がキツいな。
  明日も明後日も大事な会議だ ('A`)
  まぁ今は特に打ちたい台も無いし、当分は禁パチだな。
  とりあえず誰か、鴨ミリに「クラシックジャグラー」か「うまい棒」が入ったら教えてくれ。
  それまでは自宅で我慢する。


  そんな事より、聞いてくれ。
  ついにウチの親父が「1パチデビュー」を果たしたッ!(パチパチパチ)
  飲み会の帰りに友達に誘われ、初めて打ってみたんだと。
  んで閉店まで粘った挙げ句、9箱カチ盛り出して終了。
  ・・・でホクホク気分で換金したら、何と8Kw
  普段物静かな親父だが、帰宅するなり

  「アホらしい! わしゃ二度と打たん!!」

  と怒りを露わにしてたよw

  しかし親父よ、今日またパチンカーとしての階段を一つ上ったな。
  おめでとう仮男っ・・・!
  しかし歩みを止めること無かれ!
  「徳島のカリスマオカルター」と呼ばれるその日までっ・・・!!

 
 「オカルトパチンカー仮男」
 
 蟲:2009/05/20(水) 12:38:34
 
 昨日親父が鴨ミリでCR北斗を初打ちしたらしいんだが。
 今朝真剣な顔で質問された。

 仮「なぁ蟲、昨日父ちゃんよそ見しよって、ボタン押せんかったんよ。」

 俺「あぁ、バトルモード中の『連打せよ!』ってヤツ?」

 仮「うん、それ。 それを連打できんかったせいで、ケンシロウ負けたんよ(´・ω・`)」

 俺「いやいや、ボタンの押す押さんで勝敗とか決まらんけんw」

 仮「ほんまに!? でも友達二人は、連打しとったら勝てとったって言いよったぞ。」

 俺「んな訳あるかいw その頃にはとっくに当たり・外れが決まっとるわいw」

 仮「ほうなん!? でも押しとったら、違った展開があったかもしれんし・・・。」

 俺「ないないw そんじゃ会社行ってきまーす。」

 仮「うぅ・・・何でワシよそ見したんやろ・・・ブツブツ。」


 何て言うか親父よ、お前はもう色々とダメだ。
 根本的に間違ってるw
 それでもいつの日か、徳島パチンコ界で「カリスマパチンカー仮男」として羽ばたく事を、
 息子は願っているぞ・・・!
 頑張れ親父!!!


 
 「仮男と下心」
 
 :2008/11/13(木) 23:04:01

 ところで仮男さんは今日も10K勝ったらしい。
 思うに親父は、俺と同タイプのパチンカーだな。
 日頃クソ弱いんだけど、一旦勝ち始めたら止まらないっつーか。
 先日も7万勝ったらしいし。
 この好調は暫く続くと思われる。
 さっき俺と妹に5Kずつくれるっつったんだが、突き返したよ。

 ククク・・・そうとも、これは先行投資。
 明日この10Kが倍になれば、俺と妹の取り分も倍になるからな!
 頑張れ仮男!! 心から応援してるぜ!!(←下心ありまくり)
.
.

 

    「11.11」 

 

   蟲:2008/11/11(火) 23:50:49

 

   今日は仕事終了後、真っ直ぐ帰宅。
   真面目に帰った俺を見て、親父がビックリする。

   父「ちょ、おまっ、帰ってきたん!?w」

   俺「ああ。もうスロットなんてアホらしいぜ。」

   父「へぇ~、さすがに今日は行くと思ってたけどなぁ・・・。」

   俺「あ? 何で?」

   父「だってホラ見ろよ、このミリオンの広告! 気合い入ってるだろ!?」


   親父がカゴの中から、ミリオンの広告を引っ張り出してくる。
   かつて見たこともない様な、巨大なチラシ。
   「11月11日はミリオンの総力を挙げて、大海を何ちゃらかんちゃら~」

   ・・・おぉ、今日は年に一度の「11月11日」だったか・・・。


   父「凄いやろ? ほなけんワシ、ご飯食べたら行ってこようと思っとんよ。」

   俺「ったく・・・親父はしょうがねぇなぁ。もうスロは止めようと思ってたのに・・・。」

   父「?」

   俺「そんな広告見せられて、親父一人を行かせる訳にはいかないじゃないか。」

   父「!?」

   俺「ならば打ってやるよ・・・『お前の金で』な!!」

   父「!?!?」


   っという訳で、晩飯食ったあと、二人で鴨ミリへ。
   大海SPを打つことに。

   (さぁ~て、良さそうな釘は無いかな・・・)と探していると、何となくヘソの甘そうな台を発見。
   下皿にタバコを放り込むと同時に、親父の厳しいチェックが入る。

   父「ダメダメダメ! ダメだよそんな台!!」

   俺「え!? 何で!?(汗)」

   父「ほなって その台、もう『30回も当たっとる』やろ!?」

   俺「は? まぁ・・・。」

   父「30回も当たったら、もう あとは出んのよ!!」

   俺「そ、そうなん・・・。」

   父「狙い目は、20回ぐらい当たっとって、現在ハマッとる台やな!」

   俺「はぁ・・・。」

   父「あとな、1000Gハマッとる台も、もうそろそろ次の当たりが来るけんな!」

   俺「う、うん・・・。」


   実は恥ずかしい事に、このカリスマスロッター蟲の親父ともあろう仮男は、
   バリバリのオカルターなのだ!!

   真剣な眼差しで、ピコピコとデータをイジる仮男。
   やがて 一台の前で足を止めると、振り返る。

   父「おっ、この台! これは良いぞ! 22回大当たりで、現在450G! 蟲よ、これは来る!!」

   俺「・・わ、分かった・・・。」


   まぁ どうせ親父の金で打つんだしな。
   それで親父の気が済むなら、そうしてやろうw
   という訳で、親父の勧める台に着席。
   親父のポケットから1万パクると、そのままサンドに投入。
   思えば禁スロの決意を固めてから、たった20時間か・・・。

   ・・・だってしょうがないじゃん!
   俺は「禁スロする」と決めたけど、これは「パチンコ」なんだもんっっ!!

 

 

   さて仮男一押しのこの台、これが回る回るw
   25G、27G、22G・・・とても等価の釘とは思えない。
   どうやら11月11日の この日、ミリオンはホントに本気らしい。

   (こりゃスゲーな)と思いながら打つこと4K。

   ふとサメでリーチ。
   ボタンを押すと泡。

   (ハイハイ)と手を離した瞬間、


   キュキュキュキュキュイーーーーーーーン!!


   んはぁぁぁああっっっ!! まさかの投資4Kでキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
   サメが揃った後、再始動でタコ揃い! ホァッ!!

   なんか俺まで仮男みたいな事言うのも恥ずかしいけど、やっぱ台と打ち手の「相性」ってあると思う。
   ズバリ、俺は大海SPと相性が良いッ!!
   (そして大夏祭りとの相性は悪い!w)

   この確変が、キュインキュイン言いまくりで、5連チャン達成。
   更に時短中に単発を引き戻し、出玉は一気に5箱へ。

   はぅぁぁああっ!! アタシ脳汁出ますぅゥッ! ブリブリブビュリ!
   やっぱ「キュイーン!」って鳴った瞬間、一瞬意識が飛ぶ、あの感覚がたまらないッ!!
   今の5号機では味わえない興奮、スリル、感動、それらが大海には息づいている!!

   そんな俺とは対照的に、親父は台移動を繰り返した挙げ句、20K負けてリタイア。

   父「今日は読みが外れたわ・・・。魚群に蹴られたけん、もう出んわ。」

   ・・・と意味不明な言葉を言い残し、トボトボ退店。
   そんな親父の背中を見守りつつ、

   (養分乙)

   と優しく声を掛けてやる。


   さて俺の方も、その後はアツい演出もなく、1箱飲まれたのでヤメ。

   投資0K、回収25.8K、収支+25.8K!

   おいおいおい、明日の軍資金できちゃったじゃねぇかこの野郎!!(嬉)

   家に帰ると、そこには真っ白に燃え尽きた親父の姿が・・・。

   父「読みは良かったんやけど・・大当たり回数は・・・でもハマリ目が・・・ブツブツ。」


   なんか可哀想だったので、10K返してやる事に。
   まぁ親父のヤツ 最近ツキまくりで、既にオカンと妹にも10Kずつ小遣いあげてたらしいんで、
   ホントは俺にも貰う権利はあるんだが。
   まっ、カリスマスロッターたる者、恵まれない親父には愛の手をって事で。

   「息子よ、お前は今この父を越えた・・・!」

   「やったぜ、父ちゃん!(キラーン☆)」


   さぁ明日もパチンコだ。
   蟲親子の飽くなき挑戦は続く。
   巨人の星を掴むその日まで!!

 

 

 

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年05月23日 10:36
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。