はじめての多言語タイピング(2017年版)その3

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<p>「その2」までで紹介したのは主に西ヨーロッパの言語で、それぞれ共通の特徴を持っていました。</p> <p>一方、今後紹介する東ヨーロッパの言語はそれぞれクセが強いので、これまでとは少し異なるアプローチを取る必要があります。</p> <p> </p> <p>そこで、ここからは「paraph配列集」の考え方を取り入れた配列をご用意しました。</p> <p>この配列集の考え方はシンプルで、次の2つを押さえればすぐに打つことができます。</p> <ol><li><strong>特殊記号付きの文字が出てきたら、「変換(or無変換)+その文字」を打つ!</strong><br /> (例:<span style="font-size:16px;">đ</span>→変換+d、<span style="font-size:16px;">š</span>→変換+s)</li> <li><strong>ごく一部の例外だけは頑張って覚える!</strong></li> </ol><p>文章だけではピンと来なくても、実際に打ってみればそのシンプルさをすぐに体感してもらえると思います。</p> <p> この配列のメリットとして、覚えることが最小限で済むこと、そしてQwertyで慣れた動きを活かせることで高速打鍵しやすいことが挙げられます。考案者のparaphrohnさんが世界一をとったという事実だけでも、この配列のポテンシャルは感じてもらえるのではないでしょうか(厳密にはparaph配列集とは少し異なりますが)。</p> <p> </p> <p>「その3」で紹介する言語は、いずれも慣れれば高速で打つことができる言語です。<br /> 練習次第でフランス語やポルトガル語の記録を越えることも十分可能ですので、ぜひ挑戦してみてください!</p> <hr /><h2>08.クロアチア語</h2> <p>クロアチア語は特殊文字の種類も少なく、多言語の中でも特に高速で打てる言語として有名です。<br />  </p> <p>クロアチア語で使われる特殊文字は以下の通りです。</p> <table border="1" cellpadding="1" cellspacing="1" width="218"><tbody><tr><td> アキュート・アクセント</td> <td><span style="font-size:16px;"> ć</span></td> </tr><tr><td> ハーチェク</td> <td> <span style="font-size:16px;">čšž</span></td> </tr><tr><td> ストローク</td> <td><span style="font-size:18px;"> </span><span style="font-size:16px;">đ</span></td> </tr></tbody></table><p>フランス語やポルトガル語と比較すると、少なくてシンプルですね。</p> <p> </p> <p><a href="//www7.atwiki.jp/multilingual/?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=39&amp;file=tanophrohn_hr.zip"> クロアチア語配列のダウンロードはこちら</a></p> <p>(配列作成&協力:たのんさん、paraphrohnさん  配列画像作成:たのんさん)</p> <p><img alt="" src="//img.atwikiimg.com/www7.atwiki.jp/multilingual/attach/39/133/tanophrohnHR.png" style="width:600px;height:118px;" /></p> <p>注意して覚えなければいけない文字だけ赤色で塗っています。</p> <p>cだけはアキュート・アクセントとハーチェクの両方で使用するので、<strong><span style="font-size:16px;">ć</span></strong>を「eキー」のところに配置しました。<span style="font-size:16px;">ć</span>に気をつけつつ、基本は「特殊文字が出てきたら変換(or無変換)+文字キー」で打ってみてください。</p> <hr /><h2>09.トルコ語</h2> <p>トルコ語も特殊文字の種類は比較的少なめですが、クロアチア語から比べると少し難しくなります。<br /> これまでとは大きく系統の異なる言語なので、最初はかなり難しく感じるかもしれません。しかし、慣れればそこそこ速く打てる言語の一つです。</p> <p>トルコ語で使われる特殊文字は以下の通りです。</p> <table border="1" cellpadding="1" cellspacing="1" width="218"><tbody><tr><td> ウムラウト</td> <td><span style="font-size:16px;"> öü</span></td> </tr><tr><td> セディーユ</td> <td> <span style="font-size:16px;">çş</span></td> </tr><tr><td> ブレーヴェ</td> <td><span style="font-size:18px;"> </span><span style="font-size:16px;">ğ</span></td> </tr><tr><td> 点のないi</td> <td><span style="font-size:18px;"> </span><span style="font-size:16px;">ı</span></td> </tr></tbody></table><p> </p> <p><a href="//www7.atwiki.jp/multilingual/?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=39&amp;file=tanophrohn_tr.zip"> トルコ語配列のダウンロードはこちら</a></p> <p><img alt="" src="http://img.atwikiimg.com/www7.atwiki.jp/multilingual/attach/39/137/tanophrohnTR.png" style="width:600px;height:130px;" /></p> <p>配列表には記載していませんが、<strong><span style="font-size:18px;">ı</span></strong>は母音として使用頻度が高いため<strong>セミコロンキーの一打鍵</strong>でも打てるようにしてあります。<br /> その代わり、<strong>セミコロン</strong>は<strong>「変換or無変換キー+コロン」</strong>でないと出せなくなっています。</p> <p>また、<strong><span style="font-size:18px;">İ</span></strong> については<strong><span style="font-size:18px;">ı</span></strong>の大文字扱いとしています(「Shift+セミコロン」または「Shift+変換+i」)。<br /> トルコ語をご存じの方から見れば違和感があるかと思いますがご了承ください。</p> <hr /><h2>10.ルーマニア語</h2> <p>ルーマニア語は、イタリア語やフランス語などと同じく、ラテン語を祖先に持つ言語です。<br /> 共通点も多いので、初めてでも割りと打ちやすく感じるのではないでしょうか。</p> <p>ルーマニア語で使われる特殊文字は以下の通りです。</p> <table border="1" cellpadding="1" cellspacing="1" width="218"><tbody><tr><td> サーカムフレックス</td> <td><span style="font-size:16px;"> </span>âî</td> </tr><tr><td> セディーユ</td> <td><span style="font-size:16px;"> şţ</span></td> </tr><tr><td> ブレーヴェ</td> <td><span style="font-size:18px;"> </span>ă</td> </tr></tbody></table><p> </p> <p><a href="//www7.atwiki.jp/multilingual/?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=39&amp;file=tanophrohn_ro.zip"> ルーマニア語配列のダウンロードはこちら</a></p> <p><img alt="" src="http://img.atwikiimg.com/www7.atwiki.jp/multilingual/attach/39/136/tanophrohnRO.png" style="width:600px;height:117px;" /></p> <p>aが重複しているので、サーカムフレックスのついている<strong>â</strong>を「Qキー」に配置しています。</p> <p>なお、この配列ではInterstenoとtyperacerは打てますが、10FastFingersを打つことはできません。<br /> 詳細は<a href="http://www7.atwiki.jp/multilingual/pages/18.html">ルーマニア語のページ</a>をご確認ください。</p>
<p>「その2」までで紹介したのは主に西ヨーロッパの言語で、それぞれ共通の特徴を持っていました。</p> <p>一方、今後紹介する東ヨーロッパの言語はそれぞれクセが強いので、これまでとは少し異なるアプローチを取る必要があります。</p> <p> </p> <p>そこで、ここからは「paraph配列集」の考え方を取り入れた配列をご用意しました。</p> <p>この配列集の考え方はシンプルで、次の2つを押さえればすぐに打つことができます。</p> <ol><li><strong>特殊記号付きの文字が出てきたら、「変換(or無変換)+その文字」を打つ!</strong><br /> (例:<span style="font-size:16px;">đ</span>→変換+d、<span style="font-size:16px;">š</span>→変換+s)</li> <li><strong>ごく一部の例外だけは頑張って覚える!</strong></li> </ol><p>文章だけではピンと来なくても、実際に打ってみればそのシンプルさをすぐに体感してもらえると思います。</p> <p> この配列のメリットとして、覚えることが最小限で済むこと、そしてQwertyで慣れた動きを活かせることで高速打鍵しやすいことが挙げられます。考案者のparaphrohnさんが世界一をとったという事実だけでも、この配列のポテンシャルは感じてもらえるのではないでしょうか(厳密にはparaph配列集とは少し異なりますが)。</p> <p> </p> <p>「その3」で紹介する言語は、いずれも慣れれば高速で打つことができる言語です。<br /> 練習次第でフランス語やポルトガル語の記録を越えることも十分可能ですので、ぜひ挑戦してみてください!</p> <hr /><h2>08.クロアチア語</h2> <p>クロアチア語は特殊文字の種類も少なく、多言語の中でも特に高速で打てる言語として有名です。<br />  </p> <p>クロアチア語で使われる特殊文字は以下の通りです。</p> <table border="1" cellpadding="1" cellspacing="1" width="218"><tbody><tr><td> アキュート・アクセント</td> <td><span style="font-size:16px;"> ć</span></td> </tr><tr><td> ハーチェク</td> <td> <span style="font-size:16px;">čšž</span></td> </tr><tr><td> ストローク</td> <td><span style="font-size:18px;"> </span><span style="font-size:16px;">đ</span></td> </tr></tbody></table><p>フランス語やポルトガル語と比較すると、少なくてシンプルですね。</p> <p> </p> <p><a href="//www7.atwiki.jp/multilingual/?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=39&amp;file=tanophrohn_hr.zip"> クロアチア語配列のダウンロードはこちら</a></p> <p>(配列作成&協力:たのんさん、paraphrohnさん  配列画像作成:たのんさん)</p> <p><img alt="" src="//img.atwikiimg.com/www7.atwiki.jp/multilingual/attach/39/133/tanophrohnHR.png" style="width:600px;height:118px;" /></p> <p>注意して覚えなければいけない文字だけ赤色で塗っています。</p> <p>cだけはアキュート・アクセントとハーチェクの両方で使用するので、<strong><span style="font-size:16px;">ć</span></strong>を「eキー」のところに配置しました。<span style="font-size:16px;">ć</span>に気をつけつつ、基本は「特殊文字が出てきたら変換(or無変換)+文字キー」で打ってみてください。</p> <hr /><h2>09.トルコ語</h2> <p>トルコ語も特殊文字の種類は比較的少なめですが、クロアチア語から比べると少し難しくなります。<br /> これまでとは大きく系統の異なる言語なので、最初はかなり難しく感じるかもしれません。しかし、慣れればそこそこ速く打てる言語の一つです。</p> <p>トルコ語で使われる特殊文字は以下の通りです。</p> <table border="1" cellpadding="1" cellspacing="1" width="218"><tbody><tr><td> ウムラウト</td> <td><span style="font-size:16px;"> öü</span></td> </tr><tr><td> セディーユ</td> <td> <span style="font-size:16px;">çş</span></td> </tr><tr><td> ブレーヴェ</td> <td><span style="font-size:18px;"> </span><span style="font-size:16px;">ğ</span></td> </tr><tr><td> 点のないi</td> <td><span style="font-size:18px;"> </span><span style="font-size:16px;">ı</span></td> </tr></tbody></table><p> </p> <p><a href="//www7.atwiki.jp/multilingual/?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=39&amp;file=tanophrohn_tr.zip"> トルコ語配列のダウンロードはこちら</a></p> <p><img alt="" src="//img.atwikiimg.com/www7.atwiki.jp/multilingual/attach/39/137/tanophrohnTR.png" style="width:600px;height:130px;" /></p> <p>配列表には記載していませんが、<strong><span style="font-size:18px;">ı</span></strong>は母音として使用頻度が高いため<strong>セミコロンキーの一打鍵</strong>でも打てるようにしてあります。<br /> その代わり、<strong>セミコロン</strong>は<strong>「変換+コロン」</strong>でないと出せなくなっています。</p> <p>また、<span style="font-size:16px;"><strong>İ</strong></span>については<strong><span style="font-size:18px;">ı</span></strong>の大文字扱いとしています(「Shift+セミコロン」または「Shift+変換+i」)。<br /> トルコ語をご存じの方から見れば違和感があるかと思いますがご了承ください。</p> <hr /><h2>10.ルーマニア語</h2> <p>ルーマニア語は、イタリア語やフランス語などと同じく、ラテン語を祖先に持つ言語です。<br /> 共通点も多いので、初めてでも割りと打ちやすく感じるのではないでしょうか。</p> <p>ルーマニア語で使われる特殊文字は以下の通りです。</p> <table border="1" cellpadding="1" cellspacing="1" width="218"><tbody><tr><td> サーカムフレックス</td> <td><span style="font-size:16px;"> âî</span></td> </tr><tr><td> セディーユ</td> <td><span style="font-size:16px;"> şţ</span></td> </tr><tr><td> ブレーヴェ</td> <td><span style="font-size:16px;"> ă</span></td> </tr></tbody></table><p> </p> <p><a href="//www7.atwiki.jp/multilingual/?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=39&amp;file=tanophrohn_ro.zip"> ルーマニア語配列のダウンロードはこちら</a></p> <p><img alt="" src="//img.atwikiimg.com/www7.atwiki.jp/multilingual/attach/39/136/tanophrohnRO.png" style="width:600px;height:117px;" /></p> <p>aが重複しているので、サーカムフレックスのついている<strong>â</strong>を「Qキー」に配置しています。</p> <p>なお、この配列ではInterstenoとtyperacerは打てますが、10FastFingersを打つことはできません。<br /> (詳細は<a href="//www7.atwiki.jp/multilingual/pages/18.html">ルーマニア語のページ</a>をご確認ください)</p>

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