プリミティベビー
全体概要
メダロット2初出の赤ちゃん型メダロット。
その出自が裏ボスということもあり、多くの作品で妨害、補助系の行動を使う凶悪なメダロットとして猛威を振るう。
全体的なデザインは赤ちゃんらしい大きな頭にお腹、それに短い四肢というものである。
頭には天使の輪が、肩には翼状のパーツがそれぞれ付いている。
コレは恐らく、無垢な赤ちゃんを天使とする比喩にちなんだものと思われる。
また、脚部にはへその緒を思わせるケーブルが付いていて機体の下から地上に垂れ下がっている。
ほるまりん先生の漫画版メダロットシリーズには直接の登場こそないものの、
マザーメダロットや
メダロット博士が学生時代に作ったメダロット試作0号機のデザインは本機と非常に良く似ており、関連性を感じさせるものとなっている。
試作0号機をベースに作られた
グレインとは、近い存在なのかもしれない。
全くの余談だが、形式番号こそ同じでありながら作品によって胎児型、赤ん坊型と、何型であるかの記述に揺れが生じている。
機体説明
メダロット2
推進を犠牲にしてはいるものの装甲・機動・成功は軒並み異常な数値を誇り、また浮遊脚部なため行動速度も極めて早い。
推進不足でやや「ねらいうち」「がむしゃら」行動が弱まるが、概ね全スペックにおいてメダ2最強の脚と言える。
ちなみに、ゲームクリア前とクリア後で難易度が変化しており、クリア後に挑戦するときのほうがレベルが高い。
パーツコレクションからの転送やパスワードで入手可能。
メダロット4
前作では後述の様にイベントキャラクターとしての登場だったが、本作でプレイアブル機体として再登場。
クワガタver.のみで入手可能。
ステータスは若干弱体化されたものの、元裏ボスの威厳は健在。
ちなみにこちらだとゲーム内図鑑での分類が「胎児型メダロット」とされている。
メダロット弐CORE
2同様に挑戦でき、勝利するとこの機体のパーツ一式を手に入れることができる。
メダロットS
ピックアップガチャで入手出来る、期間限定初期ランク☆3メダロットとして登場。
過去シリーズでは、先述の通りプリミティベビーは一切攻撃手段を持っていなかった。
だが、メダロット5までの初期作品に登場した数多の補助、妨害行動を行うメダロットは、後年の作品で直接攻撃を行うメダロットに刷新されて再登場している。
プリミティベビーもそれらと同様に、直接攻撃を行うメダロットに刷新された。
頭部は新たに射撃技となった
ヘヴィパーツの
フォース制御、右腕は
防御シールと、妨害射撃攻撃を行うメダロットになった。
左腕パーツはランダムでプラス症状を与える
ハイパーセプトで、この技のみメダロットS以前の面影を残している。
また、全パーツの装甲値も高水準で、特に頭部と脚部はボスクラスのメダロットに相応しい堅牢さを誇る。
+
|
コレが意味していたのは…… |
コレが意味していたのは、追体験ストーリー「 新装版メダロット2」でまさかの ゴッドエンペラー戦後にボスメダロットとして戦う破目に遭うことであった。
さらに、ゴッドエンペラーとは同時に復刻ピックアップガチャも開催された。
|
奇しくも、本作初出のクーちゃんこと
マルマルモルモとはカラーリング、右腕がどちらも射撃パーツで技の一部が一致することと
パーツこそ変わるがラスボスとして立ちはだかるという共通点が存在するが……
本作では、「赤ん坊型メダロット」とされている。
登場人物としてのプリミティベビー
ゲーム「メダロット3」
本作には
プレイアブルメダロットとしては登場しないが、イベント専用のキャラクターとして登場。
アースモールのメダル発電所中枢の
メダル増殖炉で発電機代わりにされ、メダルの力を吸収して巨大化していた。
このプリミティベビーを機械同然に扱う様に
イッキは激怒して、
メダロッチを落としたのにも気づかず去ってしまう。
この時一時的にプレイヤーは、
アリカと
コウジを操作することになる。
その後、
ビリジアナに唆された
ロボロボ団員がメダル増殖炉のメダルを奪ったせいでメダル増殖炉の暴走を起こし、アースモールを壊滅の危機に陥れる。
コガネの子守唄によって暴走は収まり、その後は解放され大きさも元に戻っている。
アニメ「メダロット」
最終回でメダルの共鳴を阻止され、真の自我に目覚めたハズのメダロット達からメダロ人による地球の再支配を拒絶された
ドクター・ヘベレケが乗り込む巨大メカとして登場。
堅牢なバリアと、右腕から発射する光線を武器とする。
また、メダフォースを制御してその攻撃を無力化することすら可能という、凄まじい性能を持つ。
メダロット博士の用意したジャイアントメタビーと死闘を繰り広げるが、
メタビーだけが乗り込んだジャイアントメタビーの特攻で爆発、ともにバラバラになって敗北する。
関連機体
機体性能
「プリミティベビー」(男)
頭部
フラクチャー BAY-01
装甲 |
成功 |
威力 |
回数 |
能力 |
行動 |
効果 |
90 |
56 |
58 |
3 |
解除 |
そのほか |
フォース制御 |
右腕
パストタッチ BAY-02
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
熱量 |
能力 |
行動 |
効果 |
60 |
44 |
51 |
16 |
14 |
解除 |
そのほか |
混乱 |
左腕
パストフィール BAY-03
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
熱量 |
能力 |
行動 |
効果 |
70 |
37 |
32 |
18 |
10 |
解除 |
おうえん |
補助チャージ |
脚部
アンビリカル BAY-04
装甲 |
推進 |
機動 |
格闘 |
射撃 |
索敵 |
隠蔽 |
能力 |
タイプ |
110 |
37 |
50 |
32 |
28 |
40 |
32 |
解除 |
浮遊 |
「プリミティベビー」(男)
たいじ型メダロット
ないたら たいへんでちゅよ
頭部
フラクチャー BAY-11
装甲 |
成功 |
威力 |
回数 |
能力 |
行動 |
効果 |
50 |
54 |
34 |
6 |
回復 |
なおす |
フォース制御 |
右腕
パストタッチ BAY-12
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
放熱 |
能力 |
行動 |
効果 |
40 |
47 |
25 |
20 |
6 |
妨害 |
ぼうがい |
混乱 |
左腕
パストフィール BAY-13
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
熱量 |
能力 |
行動 |
効果 |
80 |
47 |
9 |
8 |
10 |
変化 |
おうえん |
補助チャージ |
脚部
アンビリカル BAY-14
装甲 |
推進 |
機動 |
防御 |
近接 |
遠隔 |
能力 |
タイプ |
75 |
0 |
40 |
58 |
8 |
7 |
回復 |
浮遊 |
「プリミティベビー」(男)
頭部
フラクチャー BAY-01
装甲 |
成功 |
威力 |
回数 |
能力 |
行動 |
効果 |
60 |
9 |
0 |
8 |
解除 |
ぼうがい |
フォース制御 |
右腕
パストタッチ BAY-02
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
放熱 |
能力 |
行動 |
効果 |
70 |
12 |
0 |
14 |
15 |
解除 |
ぼうがい |
混乱 |
左腕
パストフィール BAY-03
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
熱量 |
能力 |
行動 |
効果 |
80 |
13 |
15 |
11 |
13 |
解除 |
おうえん |
補助チャージ |
脚部
アンビリカル BAY-04
装甲 |
推進 |
機動 |
防御 |
近接 |
遠隔 |
能力 |
タイプ |
85 |
2 |
8 |
60 |
13 |
13 |
解除 |
浮遊 |
最終更新:2023年11月26日 03:00