マイナス症状

登場:全作品
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概要

攻撃などのロボトル中にメダロットが行った行動によって、メダロットに付与されるマイナスの効果のこと。
いわゆる、他のゲームにおける状態変化や、デバッファー(デバフ)要素である。

ちなみに、マイナス症状という呼称自体はメダロット3から誕生したものである

マイナス症状の歴史

マイナス症状のはじまり

マイナス症状は、メダロット第1作から登場している由緒正しい効果である。

最初は以下の4つの系統のみであった。
  • メダロットの行動を失敗させる、変動
  • 攻撃時以外でも相手のパーツにダメージを与える、継続
  • 相手の動きを遅くする、束縛
  • 相手の動きを止める、停止

メダロット2で、新たな行動カテゴリとして妨害が誕生した。
相手を自由に行動させなくなる混乱、その名の通り回避や防御が出来なくなる回避不能防御不能など、メダロット4までに多彩なマイナス症状が誕生した。

その中には、行動誘発の様な戦術面で強力なものや、先手を打って相手を倒さない限り、防ぐことの難しいものも存在した。

システム刷新に伴うマイナス症状の変化

メダロット5でのゲームシステムの刷新に伴い、メダロット4までに存在したマイナス症状の一時削除や廃止が起こった。

その後、メダロットDSでの再始動に伴いメダフォース以外では、マイナス症状は攻撃わざでしか付与出来なくなる
この変更後、メダロット7での混乱の一時廃止と、一部のマイナス症状がバランス調整をされた上での復活が起こり、現在に至っている。
また、マイナス症状を付与するメダフォースは、全て攻撃を伴うものへと変更されている。

攻撃によるマイナス症状の付加条件

症状格闘によるマイナス症状付加率は、メダロット第1作では4分の1くらいとされている。
確証は無いが、メダロットパーコレ1でのジャースイハンの台詞で「 4カイニ 1カイ アセ タラーリネ」と発言していることからである。

メダロット2~Rにおいても症状付加率は熟練度や脚部の状態には依らない。

メダロット3以降は、確実に症状が付加されるようになった。
ちなみに、メダロット3〜メダロット4では、症状格闘の威力は基本半分になる仕様だった。
このため、当時は症状格闘にとって冬の時代だったといえよう。
逆にメダロット5~真型では威力半減が消えたため猛威を振るっている。

マイナス症状の持続時間

メダロットDS以前

マイナス症状を付加したパーツの成功値で決まり、マイナス症状の効果の強さはマイナス症状を付加したパーツの威力で決まる。
メダフォースで付加したマイナス症状は、強力な場合が多い。

メダロットDS以降

マイナス症状は変動系など一部マイナス症状を除いて、一定時間経過で解除される様になった

マイナス症状の重複

メダロットDS以前

マイナス症状を受けている状態で他のマイナス症状を受けた場合は上書きされてそれまでのマイナス症状は解除されていた。

メダロットDS以降

メダロットDSでの再始動以降、マイナス症状の重ね掛けが起こる様になった

現行の最新作であるメダロットSにおいては、プラス症状とマイナス症状を合わせて、最大4つまで重ね掛けされる仕様だと推測される。
そのため、ハイパーセプトなどによって複数のプラス症状が掛けられることで、マイナス症状が解除される事態も起こり得る。

停止系マイナス症状の仕様の変遷

サンダーフリーズトルネードの停止系マイナス症状は、別種の停止系マイナス症状を受けた場合、停止状態が継続する仕様であった

この仕様のためメダロットSver1.7.0以前の間、RPG作品では、相手に停止系マイナス症状を付与する技を当て続けている限りその効果を永続出来る、いわゆるハメ技が成立していた。

同作ver1.7.0において、停止状態で他の停止系マイナス症状を受けた場合、その効果が消滅し停止解除される仕様となっている。

マイナス症状によるメリット

マイナス症状は基本的に、ロボトルにおいて不利になるものである。
だが、一部の攻撃や技、脚部特性にはマイナス症状の付与がトリガーとなるものや、「プラスの効果としてのマイナス症状」というものも存在する。
プラス効果を与えるマイナス症状
症状 登場作品 効果
マイナス症状クリア naviまで マイナス症状の付与を無効化する
刻印付加 4のみ 刻印武器使用可能
重ね掛けることで威力上昇
マイナス症状がトリガーとなる行動・技・脚部特性
刻印武器 4のみ マイナス症状刻印付加時のみ使用可能
重ね掛けられた分威力上昇
ぎゃっきょう 8以降のRPG作品 自身がマイナス症状状態で
ステータス値プラス補正
メテオ S 自身がファイア状態時威力1.5倍
攻撃後、自身にファイア付与
フレイム 自身がファイア状態時威力1.5倍
攻撃後、自身と相手にファイア付与

マイナス症状の一覧

作品によって効果が変化するものもある為、各マイナス症状効果は付加方法の行動・わざ・技のリンク先も参照の事

現行のマイナス症状

名称 登場作品 主な付加方法
ホールド DS以降 ホールド
ウェーブ DS以降 ウェーブ/ハイパーウェーブパニッシュメント(※4)
ファイア 7〜 ファイアファイアショットメテオ(※2)
フレイム(※1)、パニッシュメント(※4)
メルト 7〜 メルト、メルトショット
シュートFC(※2)、ファイトFC(※2)
バグ 7〜 バグパニッシュメント(※4)
ウィルス 7〜 ウィルス
サンダー 7〜 サンダー/ハイパーサンダーサンダーショット/HサンダーS
パニッシュメント(※4)
フリーズ 7〜 フリーズ/ハイパーフリーズフリーズショット
トルネード DS〜 トルネード/Hトルネード
防御シール DS〜 防御シール
回避シール DS〜 回避シール
フラッシュ 7〜 フラッシュ
デスロック 8〜 デスロック
キャンセラー DS〜 キャンセラー
MFシール 8〜 MFシールフォース制御(S)
パニック(S)(※3)、パニッシュメント(※4)
カウントダウン 3〜4、7〜 カウントダウン
プロヴォーク 9〜 プロヴォーク
コンフュージョン S コンフュージョンプレデター(※2)
アンサクセス S アンサクセス?
フロートサプレス S フロートサプレス
サバイバー S サバイバー
ゼログラビティ S ゼログラビティ
カース S カースショットでのパーツ破壊時
マッド S マッドショット
※1:使用者にも付与される。
※2:使用者に付与される。
※3:冷却中に命中した場合のみ付与される。
※4:ランダムに付与される。

過去に存在したマイナス症状

過去作品に存在し、効果の変更された マイナス症状はこちらに記載する。
名称 最後に登場した作品 付加方法 備考
束縛 真型まで ホールドウェーブ ホールドおよびウェーブの効果が差別化された
継続 真型まで ファイヤーメルト DSにてファイア、メルトに変化
継続 DS ファイアメルト 7にて差別化される
変動 真型まで バグウィルス バグおよびウィルスの効果が差別化された
停止 真型まで サンダーフリーズ サンダーおよびフリーズの効果が差別化された
回避不能 真型まで 回避不能 攻撃技回避シールに変更
防御不能 真型まで 防御不能 攻撃技防御シールに変更
回避不能&防御不能 DS ダブルシール 8にてデスロックに変更された
使用不能 真型まで 使用不能 攻撃技キャンセラーに変更された
混乱 5まで 混乱 攻撃技に変更され、
パニック(DS)コンフュージョンと変遷

廃止されたマイナス症状

現行の作品に、同一系統の効果が存在しないマイナス症状はこちらに記載する。
名称 最後に登場した作品 付加方法 備考
ホームシック 3〜4 ホームシック
行動誘発 4のみ 行動誘発
刻印付加 4のみ 刻印付加
マイナス症状クリア naviまで マイナス症状クリア 症状クリア妨害クリアと変遷
※現在はプラス症状
範囲内固定 navi 範囲内固定
範囲外固定 navi 範囲外固定
チャージドレイン 真型 チャージドレイン 7以降チャージゲージ吸収技に変更

メダロットGのトラップ効果系

名称 主な付加方法
射撃トラップ 射撃トラップ
攻撃トラップ MF『ダブルトラップ』

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最終更新:2023年11月05日 23:33