コハク(ヒムロ コハク)
基本的設定
メダシティに住むメダロットDS及びメダロット7主人公
アズマのライバル。
緑色の髪をしている。
使用メダロットは
コウジのそれを踏襲し、テーマ曲もコウジのテーマ、
パッション・マンの編曲「
コハク」である。
ゲーム作品における設定
メダロットDS
ゲーム開始時点で天才メダロッターとして有名で、おみくじ新聞の記者
アリカも彼のことを取材しようとしていた。
彼女の話によると母親にメダロットを禁止されていたが、メダロットと共に
ロボロボ団の退治をして有名になり、ロボトルを許してもらったらしい。
この話を聞いたアズマも同じことをして、父親にメダロット所持を認めてもらおうとする。
その後メダロット社の社長室でアズマのパートナーがサケカースにボロボロにされた直後に再び登場。
その時サケカースの上司
コンフェイトの声を聞いて何かに気付いたが逃げられる。サケカースが落としたパートナーのメダルをしっかり拾う様アズマに言って、彼らの後を追うように促す。
そしてメダロット社屋上でパーツを変えて復活した
ガン(or
ジュウ)に「ロボトルしないか?」と言われるが、マスターのアズマにはまだその準備はできていなかった。
アズマが町内大会で一位を取った後にメダリンクで一位になっていることが判明する。
その後、セロリ山のロボロボ団アジトでコンフェイトが正体を明かしたときに登場、アリカが呼んだらしい。
コハクはかつてコンフェイトのマスターだった、しかしコンフェイトはコハクに裏切られたと認識していた。
そのことをアズマやそのパートナーが問いただしても「僕とコンフェイト2人の問題だ」と全く取り合わないコハク。
その後カイワレ塔屋上でアズマがコンフェイトとの戦いを終えた直後に駆けつける。
相変わらずコハクを裏切り者呼ばわりするが、コハクには全く心当たりがなかった。
それもそのはず、捨てられた故に裏切られたと思っていたコンフェイトだったが、実は
ヘベレケ博士のせいでそう思わされていただけだったのだ。
コンフェイトは初めはコハクの父のメダロットだった。
彼はCIMAという組織でメダロットが悪用されていないか調査していたが、ある時コンフェイトを連れた月での任務中、事故で命を落としていた。
帰還後コハクとその母に父親同然と思う程に大切にされていたが、コンフェイトの中のCIMAについての情報を欲したヘベレケ博士に「あの事故はコンフェイトのせいだ」と吹き込まれ、それを信じた母親はコンフェイトを博士に引き渡してしまっていたのである。
そしてコハクはコンフェイトを取り戻すために興味がなかったロボトルの世界に足を踏み入れたのだった。
コンフェイトにそんな記憶は全くなかったのだが、それもヘベレケ博士が消していた。
更に書き換えられてもいたようで、この話を聞いてもまだヘベレケ博士の側に立ってアズマと戦うコンフェイト。
戦いが終わった後コンフェイトを抱きかかえたコハクの涙で回線がショート。
ついにコンフェイトは元の記憶を取り戻す。
長年の夢が叶いコンフェイトを取り戻し、もうロボトルする必要もなくなったコハクだったがアズマとそのパートナーの姿を見て考えが変わっていた。
あの二人に追いつきたい…そう思ったコハクはコンフェイトと共にメダリンピックへの出場を決めたのだった。
そしてメダリンピック決勝戦、本作のラスボスとしてアズマの前に立ちふさがる。
決着が付いた後、アズマから副賞の月旅行を譲られ、母とコンフェイトと共に月旅行に行った。
エンディング後は学校に通いつつメダロット社に入社することが本人から伝えられる。
余談だが彼の家にはベッドが2階にしかなく、しかもダブルベッドである。
そして彼と
チトセはフィールド上のドット絵がまばたきする。
メダロット7
本作では前作から世界観を一新し
セレクト隊の隊員という設定。
メダロット嫌いの
ゲンジ隊長指揮下のセレクト隊の体質を改めようと考えている、志のある少年である。
ストーリーでは隕石騒動収拾のためアズマがセレクト隊に封鎖されているところに潜入するのをサポートする。
だが、それが仇となってゲンジからセレクト隊をクビにされてしまう。しかしゲンジが反省した後は再び復帰できたようだ。
なお海底都市に実家があるという設定となっている。母親ともそこで会える。
ストーリークリア後にグランドチャンピオンシップ決勝戦で本作の
ラスボスとしてアズマと戦うことになる。
使用メダロットは
マカイロドウス(カブトVer.)、
マーサイモラン(クワガタVer.)、
アウローラ2機。リーダーは
マカイロドウス/
マーサイモランである。
使ってはいるが前作のアウローラ(コンフェイト)の件は一切触れられない。この設定は引き継がれなかったのだろう。
いつの間に通信でメダロット通信を受け取ると「ピラミッドを調査してほしい」という依頼を彼から受けるイベントがあるのだが、ストーリークリア後にメダリアレシピを各地で入手できるまで進めてから受け取らないと他のプレゼントと共にこのイベントも発生せず詰みとなってしまうので要注意。
メダロットDUAL
本作ではからくさシティ
MMF初代メダロッターで現在は別の街のMMF所属メダロッターとして登場。
からくさシティメダロッターランキングも1位でロボトルの腕が良いのも変わらず。彼に憧れてMMFメダロッターになった者もいるほど。今作で名前表記が正しくは「氷室コハク」ということが判明した。
一応7の続きのはずで実際にMMF隊長のゲンジは(その性格はともかく)セレクト隊からMMFに引き抜かれた設定なのだが、コハクに関してはセレクト隊からMMFに異動したという話は出て来ない。
ゲーム開始直後に主人公が受けるMMF入隊試験に乱入してきた
イリアコフォースを一瞬で機能停止させて助ける。その後彼が強く推したこともあり主人公は無事MMFに入隊する。
終盤ではストーリーラスボスの
タイコンデローグに主人公に先んじて挑んでいたが歯が立たず、遅れて到着した主人公は彼が部屋から退却するまでの時間稼ぎをするためにタイコンデローグにロボトルを挑む。
怪我がひどくその後は入院するが主人公がメダロッターランキング2位になる辺りで退院。ミッションとして主人公との対決を依頼する。
使用メダロットはおなじみ
マカイロドウス(カブトVer.)、
マーサイモラン(クワガタVer.)。バディとして参戦するゲンジ隊長の
ブルースドッグが意外と強い(!)のもあって結構強敵。
勝てばバディとしていつでも一緒にロボトル可能。
今作ではこの後に世界大会があるのでラスボスではない。
世界大会後はしばらく日本を離れるためメダロット研究所のメダロット博士達に挨拶に来ている。
MMFにも寄っていたが主人公とは入れ違いだった。しかしゲンジ隊長がそのことを知らせてくれるので主人公も無事に日本出発前に会える。
メダロット博士が言うには「ご両親の都合で」海外に行くということなのでどうやら今作(7も?)では父親が健在らしい。
この後は「実は、飛行機の時間まで、まだあるんだよね。」とずっとここに留まるのでロボトルやバディ起用に影響はない。
みずたまデパート前に彼の母親そっくりなメダロッターがいるが話してる内容や名字的に赤の他人。母親本人は本作には出て来ない。
メダロットS
イベント「
超戦!ロボトル〜コハク編〜」にて登場。
サケカースに一度は騙されるも、すぐに戻ってサケカースを撃退。
その後、アズマに続く中学生主人公の後輩の
アラセとロボトルを繰り広げる。
自分達と違うアラセと
クロスの関係性に、少なからず興味を抱いていた。
こちらでのパートナーメダロットは、カブトバージョン準拠の
マカイロドウス。
また、ゲーム内では自身のテーマ曲「コハク」も使用された。
漫画版における設定
漫画「メダロットDS」
漫画「メダロット7」
本作では
セレクト隊の協力者という設定。
パートナーメダロットは
ロクショウ。
ウィローズの傍若無人な振る舞いの通報を受けて、もろこし学園に駆けつける。
その時すでに
アズマがウィローズとロボトルしていたことで、彼らの戦いを学園の物陰で見張っていた。
この時コハクは、アズマに見どころがあると感じていた。
だが後日コンビニ前でアズマ、
チトセ、
タルトが
ロボロボ団に苦戦していた様を見て、彼らを助けた後に
戦い方を心得た相手にまるで通用しないと切り捨てた。
それに加えて、転送された際に寝ていた
メタビーの様を一喝。
このせいでアズマ達とロボトルをすることになるが、その最中に
シオカラに妨害を受けて、アズマに助けられ共闘。
この一件で、アズマを認めることになる。
ロボロボ団に偽の果たし状を送りつけられた時も、ロボロボ団を一網打尽に出来るチャンスだと考え、あえて罠に飛び込んでいく。
同じく偽の果たし状で誘き出されたアズマ達とウィローズと共に、巨大
ビーストマスター相手に戦うことになる。
圧倒的火力に窮地に立たされるも、シオカラが手に入れて放置していた
サムライのパーツのおかげで、メタビーが
メダフォースを使用する隙を作り出すことに成功した。
アズマからは一度でも真剣ロボトルをすれば友達だ、と言われた時には、照れ臭そうにしながらもそれを受け入れている。
主な関係者
アズマ |
ライバル。互いに超えるべき相手だと意識し始める。 |
コンフェイト |
父の忘れ形見とも言えるメダロット。コハクにとっては父親も同然。 |
最終更新:2022年04月25日 17:21