コトブキヤ メダロット プラキットシリーズ
概要
コトブキヤが発売するプラスチックキット(プラモデル)シリーズ。
様々なアニメ・漫画・ゲーム作品から数多くのキットが発売してきたこのシリーズに「メダロット」が登場!
各種エフェクト・カメラアイ表情等といった表現を拡張するパーツが付属。
また、一部キットにはスプリングギミックや
メダチェンジの再現といった要素も含まれる。
また、実物大?のメダル、背面のメダルスロット再現、セリフプレート(漫画版やゲーム版などの台詞がミックスされている)など、様々な要素が盛り込まれている。
もちろん同メダロットシリーズプラキットとのパーツ交換が可能。
原型制作 糸山 雄大
記念すべき第一弾は『メダロットDS カブトバージョン』主人公機である
ガンノウズ。
ガンマグナムはスプリングギミックにより弾を発射。
右腕ガンマグナム、左腕ガンガトリングの射撃エフェクト付き。
2011年4月発売。
原型制作 糸山 雄大
第二弾はメダロットシリーズ看板機体である
メタビー。
『メダロットDS』からのラインナップなので、DS版のデザインで登場。
メタリボルバーはスプリングギミックにより弾を発射。
頭部メタミサイルの反応弾エフェクト付き。
2011年6月発売。
原型制作 糸山 雄大
第三弾はメダロットシリーズを代表する機体である
ロクショウ。
こちらもメタビー同様、DS版のデザイン(初代ヘッドシザースに近い)で登場。
チャンバラソードの開閉、ピコペコハンマーのメリケン突起部分の伸縮ギミック等を搭載。
頭部アンテナのデザインは漫画版・公式イラスト版の2種類付属。
各種ボールジョイントで大胆なポージングも可能であり、その出来に
ほるまりん先生もうなるほどである。
2012年2月発売。
原型制作 松浦設計事務所
第四弾は『メダロットDS クワガタバージョン』主人公機である
サンジューロ。
両腕パーツの変形ギミックは部品差し替えで再現。
また、オプションパーツとして
ナイトアーマーの左腕パーツ、グレートシールドが付く。
これはエンブレムなどを交換すれば右腕のナイトシールドにもなる。
2013年5月発売。
原型制作 松浦設計事務所
第五弾は、まさかまさかの
シアンドッグである。
2013年夏のワンダーフェスティバルにて試作品が発表された。
『メダロットDS』にも『メダロット7』にも登場せず、十年以上ゲーム出演が無い中で、立体化と言う事態には驚きを隠せない。
額のプレートは、ゲーム版準拠の稲妻模様が塗装済み。
デカールは付属しないため、腕に覚えのあるモデラー諸氏はデカールの自作や、マスキングを駆使しての塗装などで再現しても良いだろう。
コトブキヤ所属の原型師の糸山 雄大氏が以前から立体化を希望していたことはそれなりに有名。
「ね 箱 つ
て の く
な 中 り
さ で か
い け
! は」
のセリフプレートが付いてくるぞ!
付属メダルはアニメ版準拠のサルメダル。
胸部リニアカノンの展開ギミックが再現されているのみならず、スナイプライフル&アサルトライフルはスプリングギミックで発射可能。
また、マズルフラッシュエフェクトも付属する。
2014年1月発売。
原型製作 松浦設計事務所
第六弾は『メダロットDS』にも登場した
サイカチス。
胸部パーツに穴が開けられた、メダロットDS以降のデザインとなっている。
こちらはエフェクトやスプリングギミックこそ存在しないが、レクリスモードに
メダチェンジ出来る。
漫画版メダロット4終盤の名台詞、「オレ達はうまくやっていける」のセリフプレートも付属している。
2014年9月発売。
原型製作 田村充伸
第七弾として堂々登場を果たしたのは
アークビートル。
スプリングギミックでまさかの両腕の銃口からの3発同時発射を再現した。
原型製作 田村充伸
2018年11月発売。
原型製作 田村充伸
さらに、マスタービートルへのメダユナイトも再現している。
2019年1月発売。
原型製作 KOTOBUKIYA
記念すべき第十弾は、サイカチスから
6年半越しで立体化を果たした
ドークス。
バイザーに穴が開けられた、メダロットDS以降のデザインとなっている。
右腕のブレード展開、左腕の
ハンマー展開の再現はもちろん、一部パーツの差し替えでメダチェンジが再現されている。
2021年8月発売。
原型製作 楠井一
第11弾はメダロットSから、
そしてメダロット7以降の作品初出のメダロットとしては初となるクロスメサイア。
両腕パーツの銃身と刃、頭部パーツの角の放熱フィンは、メダロットS内のアルバムイラスト同様、差し替えで展開が再現出来る。
なお、
コミュニケーションモニターのオッドアイは
無色クリアパーツにクリアグリーンとクリアレッドの塗装を施した上で、さらに縁取りをつや消しブラックで塗装する手間を掛けている。
この手間とゲーム中ではクロスのコミュニケーションモニターは表情が変わらないせいか、1つしか存在しない。
2022年1月発売。
奇しくもクロスメサイア初出のメダロットSサービス2周年の直後となった。
原型製作 楠井 一
第12弾は
プラキットシリーズ初の女性型メダロットにして、メダロットSヒロインメダロットの
ファンシーエール。
右腕のほうき型ハンマーは、プラキットオリジナルで左腕用の持ち手が付属し、左腕に持たせられる。
左腕パーツから発射される使い魔は、別パーツで再現され、キャノピーの展開ギミックも再現されている。
予約開始日は2022年11月28日。
奇しくもメダロットの日ーーメダロット第1作発売日にして、メダロットシリーズ25周年記念日でもあった。
2023年6月発売。
余談
原型製作を務めたコトブキヤ原型師糸山雄大氏のメダロットに対する非常に強いこだわりと愛によって
元イラストから忠実に立体化された本プラキットシリーズのメダロッターの間の評判はとても良く、
「ゲーム版(『メダロット7』)のモデリングやグラフィック、田中靖規先生の漫画版『7』の作画、などは本プラキットを参考にしているのではないか?」と一部ユーザーに思わせるほど。
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最終更新:2022年11月29日 12:12