四天王
登場作品:4 S
基本的設定
メダロット4初出のボスクラスのキャラクター群。
ビーストキングが町を支配するために送り込んだ(選ばれた)、青龍・朱雀・玄武・白虎と名乗る4人の小学生。
四天王の人物像について
シナリオ担当の
平野佳菜氏によれば、四天王には
同性愛や新興宗教といった要素が込められており、コクエンとシュリが同性愛要素、ハクマが新興宗教要素を担っていた。
実のところは任天堂に何処まで際どいネタが通じるかを試してみたかったという悪ノリではあった。
なお現実世界では、同性愛者に代表されるLGBTQーー性的マイノリティの存在が認知されつつある。
新興宗教団体は、1990年代には日本にてテロを起こしている。
また、テロには至らずとも、現在もなお宗教二世などの社会問題を度々起こしている。
それに加えて一部の宗教団体は政治に対して、政治団体を結成しての働きかけや、選挙時に組織票を投じる形で悪影響を与えていた。
コレらの社会情勢を考えると、四天王は図らずも時代を先取りしたといえるだろう。
人物詳細
青龍のミズチ
メダロット4においては、リュウトウ学園の所属。
だが他の3人とは考え方の違いからか、一カ所に留まり支配を行うということをせずに各地を転々とする。
彼とロボトルをする際には、メダロットで初の試みとなる6vs6の形式でロボトルすることになる。
ロボトルフィールドは「しんかい」。
メダロットSにおいては、シュリ、ハクマ、コクエンとは異なりロボトルワールドではなく、街中で
アラセと遭遇。
メダロット三ヶ条の存在について、今もなお深く考え続けている。
朱雀のシュリ
美しいものしか入れないというジャクナン小学校を支配する南の四天王。
メダロット・人共に美しいものを異様なほど好み、校内の中でもミスコンを行ったりしている。
そのために、メダロット4の題材にもなったカリンを誘拐するまでに至った。
ロボトルフィールドは「はりじごく」。
メダロットSにおいては、ロボトルワールドの招待選手としてアラセと遭遇。
アラセは彼女のお眼鏡には適わなかったが、
ヒサキの話をしたら目をつけようとしており、アラセは必死に遠ざけようとした。
その後、美の基準をロボトルにおけるコンビネーションと改めて、自身のメダロット達と共にコンビネーションを磨いていた。
白虎のハクマ
子供を中心に運営されている西のトラニシ学院、そしてシンラ創造村を支配する四天王。
四天王の中でもっとも温厚で情溢れる人物なのだが、その裏で配下のビャクヤがハクマの意に反するような非道な行為を続ける。
その支配力には一種の宗教的観念が見られる。
ロボトルフィールドは「じゅかい」。
メダロットSにおいては、ロボトルワールドの招待選手としてアラセと遭遇。
人間はもちろん、メダロットに対しても対等な存在と考えている節がある。
クロスに身の回りの世話をさせているアラセをして、
アラセくん三ヶ条が必要とまで口にしていた。
二度目となるロボトルワールドへの招待時には、一般市民が一緒に招かれてしまい、彼らもまたハクマのカリスマ性に惹かれてしまう。
玄武のコクエン
サザンカ町と
りんたろう達が通うカメヤマ小学校を支配する四天王。
性格は軽く、可愛い女の子に目がない。
支配には力が全てと言わんばかりに武力で反対するものを鎮圧する。
後に「
メイド少女ファンクラブ」なるものを設立、会長となってしまう。
ロボトルフィールドは「ようがん」。
メダロットSにおいては、ロボトルワールドの招待選手として
アラセと遭遇。
相変わらず女の子に目がなく、アラセの女装姿にも惚れ込む始末。
その後、アラセ達の街に女装したアラセーーアラセちゃんを探して現れる。
なお、本作でのメダロッターとしてのコクエンのキャッチコピーは、
目覚めし者。
関連項目
最終更新:2023年10月03日 21:16