サイプラシウム(フユーンストーン)

登場:シリーズ全体の基本設定の一つ

概要

宇宙人が遺した古代遺跡からメダロットの素体やメダルなど共に出土される物質。

解説

電気的負荷が掛かると軽くなる(電気を通すと浮力が発生するという)特殊な物質。
これを使用したサイプラシウム合金は、メダロットのパーツ装甲材質などに使われる。

サイプラシウムは、漫画版メダロット2ではフユーンストーンとも呼ばれていた。
コレは長らく漫画版のみの設定だと思われていた。
だが2012年、メダロット7発表に合わせたメダロット社公式HPにて「サイプラシウム合金=フユーンストーン」であることが公式に明らかになった。

名前の由来は、「サイプレス(cypress)」と呼ばれる「イトスギ」と言う杉が元。
ちなみにイトスギはクリスマスツリーに使われていたり、キリストの処刑の十字架に使われた伝説があったり、ノアの箱舟の材料に使われたりといろいろ神聖な木である。
さらに余談だがイトスギの花言葉は死・哀悼・絶望である。

ゲーム作品における描写

メダロット2

コーダイン王国の遺跡が海底に没した後も丸ごと保存するほどの力を有する。
さらにメダロット2パーツコレクションでは、時空すら操る力を秘めていることが発覚している。
このフユーンストーンが砕けたことが、メダロット2パーツコレクションの騒動の発端となっている。

メダロットS

「作中設定上の」サイプラシウム

メインストーリー第6部「ラナンキュラのゲーム」にて、浮遊タイプの脚部が宙に浮かぶ原理はサイプラシウムの特性を利用したものであったと言及された。

「ゲームシステム上の」サイプラシウム合金

メダロットの装甲材質という設定を鑑みて、ついにパーツのランクアップに使われるアイテムとして正式に登場。
フレンドガチャ以外のメダロットが獲得出来るガチャか、イベントやログインボーナス、強化パックでしか入手出来ない貴重で重要なアイテムとなった。

ゲーム中のイラストでは、黒い正八面体の形状で、ピンク色に発光している基盤様の模様が浮かぶ
過去に描かれたフユーンストーンとは形状が異なる。
合金であるため、純粋なフユーンストーンの塊とは異なる形になった可能性もあるが、実際のところは不明である。

また、ゲームシステム上のものとしてver1.7.0以降、初期ランク☆1および☆2のパーツをランク☆3にするまで使用出来る☆1☆2ランクアップ合金も登場している。
こちらは基盤様の模様が青みがかった緑色になっている。

サイプラシウム合金/☆1☆2ランクアップ合金必要数
初回のランクアップ 20
二度目のランクアップ 30
三度目のランクアップ 40
四度目のランクアップ 50
ランク☆6へのランクアップ 初期ランク☆1=90、
初期ランク☆2=70、
初期ランク☆3=50
いずれもランク☆5にするまでに
使用したサイプラシウム合金と同数
初期ランクによらず、初回のランクアップに必要な数は一定
そのため、パーツの初期ランクの高い
ガチャ入手のメダロットの方が、
サイプラシウム合金の必要数は少なくなる


漫画作品における描写

漫画版においてヘベレケ博士はこれのことをフユーンストーンと呼んでいる。
ゲーム版および漫画版メダロット2では、ヘベレケ博士はこのフユーンストーンを原動力とした浮遊要塞フユーン?を建造している。

ヘベレケ博士の発言によると、メダロット社はこの物質をパーツの装甲に使っている割には、メダルほど重要視していないようである。

番外:アニメ版におけるM合金

アニメ版の世界観においては、サイプラシウムについての言及はされていない。
その代わりに、メダロットの構造材としてM合金が設定されている。

M合金は本作開始時点から18年前にメダロット博士が開発した素材で、ナノテクノロジーの結晶。
人間の骨の様な柔軟性と、ダイヤモンド以上の硬さを兼ね備えている。
多少の傷ならば、内蔵されたナノマシンによって自己修復される特性を持つ。
この特性は、ゲームにおけるスラフシステムにちなんだものだろう。

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最終更新:2024年03月18日 21:20