メダロット博士(アキハバラアトム)

登場作品:1 2 R カード 3 OCG 4 navi 弐CORE DS 7 DUAL S
+ メダロット博士【目次】

基本的設定

メダロット作品に出てくるメダロット、この作品の顔であるこれらの基礎を開発したメダロット界の権威。
本名はアキハバラ アトム

新装版メダロットの人物紹介においては、メダロット博士の名ではなく、こちらの本名で紹介されている。

マッスルケーブルNFRPなどを発明し、
2000年にはついにメダルを頭脳とするロボット「メダロット」の開発が本格的に始まった。
そして2001年にメダロット社設立。
同時にメダロットの一般販売が始まり、本格的にメダロットが一般的に浸透していった。
このような流れで博士はメダロット界の権威と呼ばれるようになったのである。
また、メダロットの神様とも呼ばれているようだ。

この基本的設定以外の人物像や設定は、作品毎に大きく異なっている。

ゲーム版におけるメダロット博士

子供が研究所内をウロウロしてても怒らず、忙しいはずなのに子供たちと気さくに話したり、
よく出歩いたり、趣味の研究をやっていたり、ヒカルイッキに協力してくれたりする。実は暇なんじゃ(ry

メダロット

メダロット研究所に居るのは漫画版と同様。
だが、この当時は顔グラフィックが無い上にマップ上では他の研究員達と姿が同じ。
パーフェクトエディションでは顔グラフィックが用意された。

また、ストーリーにも関わってはこないためゲームにしか触れていなかった場合、そういう方が居るかはさておいてやった人の印象には残らないのではないだろうか…。

オオカミおとことのロボトル後に話し掛けると、ふつうのメガネを渡してくれる。
コレが数少ない出番のひとつである。

メダロット2・弐CORE

メダロット研究所にいて、イッキの冒険を手助けしてくれる。
弐COREではクリア後にメダロッターズにてロボトルが可能。純粋コスモエイリアンを3体使ってくる。
りんたろうにコスモエイリアンを借したのも彼。

メダロットR

2とそんなに扱いは変わらないような…。
教え子にジック先生がいる。

メダロットカードロボトル

メダロット研究所にいる。
ランクを上げるためにはポイントを溜め、ランキング上位に入り、
かつその章のほとんどのメダロッターとカードロボトルしたうえで、博士の出す課題をクリアしないといけない。

メダロット3

やはり今作もイッキの冒険を助けてくれる。

サイカチス/ドークスをイッキのために開発する。
それだけではなく、クラフティモードにメダチェンジさせる「オプションパーツ」もプレゼント。
また、メダル誕生の謎を解き明かすためにイッキに六角貨幣石を託す。
コレがスピリット?との対峙の際、重要な役割を果たすこととなる。

パーツコレクションではスタジアムエリアのボスキャラとして登場。
もらえるメダロットはプレミアム2K

メダロット4

今作もイッキをサポート。
研究所ではメダロット3択クイズを出してくれる。
90点以上でチェンジリング一式(ただし入手は1回のみ)、
以降100点満点でプレミアム2Kのパーツをランダムで1つ(こちらは何度でも)くれる。

問題は10問出題されるが、解答時間で正解時の点数が変化する。
満点を取るためには制限時間ゲージを減らさずに正解しよう!

メダロット・navi

カスミ達の脱出を助けてくれる。
藤岡絵により若く見える。

メダロットS

リリース直後からミッション画面でお目に掛かれた孫娘に対して、登場は遅れている。

追体験ストーリー「新装版メダロット2」での立ち位置は、メダロット2と同様。

メインストーリー第3部「宇宙冒険譚」

宇宙開発用メダロットの研究のため、ロボトルリサーチ社に協力。
その傍らで観測した宇宙の様子をデータ化していたところ、移動小惑星と未知の生命反応を発見。
シデン達に調査を依頼することになった。

この時アラセ達と面識を持つことになったが、彼らと本格的に交流を持つのは先のこととなる。

メインストーリー第6部「ラナンキュラのゲーム」

第3部以来となる再登場。
メインストーリー第5部以降で、歴代シリーズキャラでは初登場と相なった。

アラセ達からエンヴィメダルを巡る一件の話を聞かされ、エンヴィメダルがレアメダルではないかと語る。
また、グリードメダルとエンヴィメダルの存在から、それが七つの大罪に由来している可能性を示した。

また、この時初めてヒサキが因縁の相手の縁者であったことを知ることになる

漫画版におけるメダロット博士

かなりの有名人であり、新メダロットの発表などで今でもテレビや雑誌などに顔が載るくらいの人であるのだが…
ここ最近はこういった設定はあまり見られなくなっている。

ニモウサクタメゾウ教授が発見し、
研究していた六角貨幣石メダルのこと)を電子頭脳、現代でいうAIの代わりに使うことで、夢物語とされていたロボット開発の諸問題を解決。
この様な経緯もあって世間一般から見て、メダロットは博士が一から作り出したと思われている。
だが、厳密には異なるのである。

そして、
メダロットは何者なのか、
何のために存在するのかは、
このシリーズの根幹に迫る謎でもある。

ヘベレケ博士とは大学時代に同期であり、フシハラ博士の元で一緒に教えを受けていたようだ。
また、彼は博士を偽善者と呼ぶが、これは2人の意見が真っ向から対立しているからである。
これもできれば本編から感じ取っていただきたい。

なお、奥さんの名前はマリアさんで、旧姓は「ジュンマイ マリア」。
カリンとは親戚関係にあたり、彼女からは「おじさま」と呼ばれている。

漫画版初期とその過去

初登場したのは漫画版メダロット第1作。
初期は当時の作風もあってか、今では考えられないほど(メダロット界の権威とは思えないほど)ギャグ的描写が強く、また、ロボロボ団に捕まる回数が多かった。

しかも遺跡で掘り出したメダルをすでに持っているからといらないと投げてしまうわ、メタビーに対して実験のために非人道的な扱いをするわ特攻兵器に仕立てるわと、かつての友人以上のマッドな一面も見せていた

TVの取材か、はたまたマスコミ自体が嫌いなのか、魔の十日間事件の際に子供達に怪電波発生装置破壊を頼んだ理由のひとつとして、「ワシが動けばワイドショーにリンチされる」と言っていたほど。
また、シノビックパークで報道陣の取材に囲まれてしまった時には、ヒカルとキララ達をロケット発射場に案内して取材から逃げるという職権乱用行為までしている

元々は某大学でニモウサクタメゾウ教授に気に入られ、卒業後も残って研究をしていた。
この時博士とニモウサク教授は、六角貨幣石にバカでかい情報処理能力があることに気づき、メダロットのアイデアを思いついた。
常人であれば思いつかない発想力こそが、メダロット博士が天才たる所以なのだろう。

これで六角貨幣石=メダルで動くロボット、すなわちメダロットの前身が完成した。
+ だが、その様子を影からじっと見る人物達が…
その様子を影からじっと見る人物達が…この時影から覗いていた人物達こそ、
後のロボロボ団幹部、カカシタイヨーである。
二人はこのロボットを盗み出し、オイルショックで少なくなったトイレットペーパーを手に入れ大もうけしようとしていたのだ!
…そこ、発想がショボイとか言わない。

そして盗み出されてしまうメダロット。
研究室にはまだバランサーに問題がある2脚型のメダロットだけが取り残されていた…。
その後、盗み出されたメダロットは壊れて暴走してしまう。
この時助けに来てくれたのがオオミヤテツヒトである。
彼はバランサーを補強するパーツで2脚型のメダロットを歩けるようにし、
そしてメタルキャノンという兵器(厳密にはメダロットに取り付けるパーツではない)を取り付け、
盗まれたメダロットを鎮圧した。
この騒動を詳しく知りたい方はメタルキャノンの項目を見るといいだろう。
なお、この騒動自体は博士達が証拠を隠して隠蔽したようだ。

魔の十日間事件以降

魔の十日間事件勃発を皮切りに、メダロット博士は今までと異なりシリアスな人物像を見せていくことになる

ヒカルに対してメタビーメダルの修復ーー死んだ者を蘇らせること、つまり生命操作とメタビーの復活を否定するという冷徹な一面を見せた。
だがいざ修復が成った後は文句を言いたげではあったものの、そのこと自体は受け入れている。

メタビーの復活と共に、ヒカルをはじめとする子供達に怪電波発生装置を止める様に依頼したが、結果として政府の軍用メダロットによる命の危険に晒してしまった。
この時結果的にヒカル達の命を救ったのが、敵のメダロットだったというのは何とも皮肉である。

メダロット2以降は異星からの侵略兵器の危険性があるというメダル・メダロットの謎を守るためとはいえ、
裏で快盗レトルトを使って、隠蔽工作など割と物騒なこともやっていた。
その最中、彼同様にメダロットの危険性を知り、結論を違とする同級生が現れる

また、メダロットでは一人称が「ワシ」で語尾に「〜じゃ」と付ける典型的おじいさん口調だったが、メダロット2以降はそれは見られなくなり、一人称は「私」となった。

人物像

メダロットが異星の侵略兵器であるかも知れないという危険性を知りながらも、先に述べた様にメダロットと地球人類の共存の可能性のために、その秘密を守り通そうとしていた。

その行動原理からは、良くも悪くも純粋かつ、理想主義的な人物であることが読み解ける。
児童向け作品に出てくるイイモンの科学者
とは、その行動をしてのヘベレケ博士の評である。

メダロットと人間は手を取り合って生きていけるという理想を「信じている」、
もちろん危険性なども承知の上だが、メダロット博士は「信じている」のだ。

一方で「少年漫画に出てくるイイモンの科学者が使う言葉」と、ヘベレケ博士は「信じる」という言葉を切って捨て、しかも作者のほるまりん先生さえも「「信じる」は思考を放棄した人間の使う言葉」」とまで発言している。
+ メダロット博士が「信じる」ことへの批判的視点への疑義【以降、編集者の主観が含まれます】
だが、たとえヘベレケ博士、ひいては作者たるほるま先生でさえこう切って捨てているにしても、「信じる」こと自体が間違っているワケではない

そして何より、その存在の危険性を知ってもなお、メダロットとの共存を信じていることは、思考の放棄以前に、思考の行き着いた果てに強い勇気と信念があるからこそ、そう結論づけることが出来たからではないだろうか?

メダロットと人類の共存の可能性を「信じている」からこそ、彼はそれをヒカルやイッキの様な子供達に託したのだ。

そして何より、漫画版やそれ以外も含めた数多の作品において博士の理想通りに人類とメダロットの関係が回っていること、それがすべての答えを物語っているといえるだろう。

アニメ版におけるメダロット博士

メダロット

メダルの培養理論を確立した節原教授の弟子で、
メダロット社を設立してメダロットの実用化と普及を成し遂げた人物である。
メダロットの構造材、M合金を発明したのも博士。

メダロッターとしても一流で、初登場時、スペックで大幅に劣るイワノイシアンドッグを操ってイッキメタビー組に完勝した。
以来イッキは、メダロット博士の弟子となる。
だが家の雑用をさせられていることもあり、本当に師弟関係と言えるのかは疑問がある

博士を節原教授の仇と思い込まされたロクショウビーストマスターーーロボロボ団のせいで自宅を焼け出されてからは、何故かコンビニで生活していた
加えて、再建された自宅にはプロトタイプビーストマスターの格納庫を仕込んだ池を作ったり、ジャイアントメタビーにロケットパンチを仕込んだりするなど、巨大ロボットものを思わせる趣味に走っていた

レアメダルの秘密を知っており、快盗レトルトに協力を要請しメダルの保護と研究をしていた。
後にイッキたちをしっかりサポートした。
(CV:大谷亮介)

メダロット魂

本作ではメダロット研究所にて姿を見せる。
アークビートルDティレルビートルのテストをイッキユウヅルに依頼した。

(CV:大谷亮介)

主な関係者

肉親と親戚
ナエ 孫娘
カリン 親戚
力を貸す少年達
ヒカル メダロット第1作主人公、大人になってからも協力してもらっている
イッキ メダロット2〜4主人公、何かと協力を惜しまない
カスミ メダロット・navi主人公、脱出のために強力
大隅アラセ メダロットS主人公、レアメダルをめぐって協力
学友と師達
オオミヤテツヒト 学友にしておでこ仲間
ヘベレケ博士 かつての学友にしてライバル
節原源五郎 かつての師
ニモウサク教授 もう一人の師

使用メダロット

ゲーム版メダロット3



メダロット オフィシャルカードゲーム


「メダロット博士」
登場 レア HP変動値 相性
第1弾 3 +3 黄・黄

効果 内容 コスト 使用 トラッシュ
上段 全てのメダロットは(←・→)方向にしか移動することができない。 2 行動 ターン終了
下段 全ての格闘メダロットと射撃メダロットの射程を入れ替える。 4 行動・防御 ターン終了

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最終更新:2024年02月26日 20:03