メタルキャノン

概要

メダロットの兵器。パーツであってパーツでないもの。
『メタルキャノン』自体は巨大な大砲であり、『パワーオチツカー』と呼ばれる
バランサーを装備しないと弾を撃ち出すことは難しい。

ホビー

メダロットコレクションで登場した商品シリーズ。
又はその『メタルキャノン』自体を指す。
商品シリーズとしては
「17メダロットメタルキャノンメタビー」
「18メダロットメタルキャノンロクショウ」
「19メダロットメタルキャノンシアンドッグ」
がこれに当たる。
他にも
ロボトルチームシリーズの
「メタビー・サムライ・ロールスターチーム 」
「ロクショウ・ランドモーター・ニンニンジャチーム」
にも付属していた。

メタビー・ロクショウ・シアンドッグ、それぞれメタルキャノンのデザイン・スペックは異なる。

共通点はクリアパーツで構成されており、スプリングギミックで鉄の弾を撃ち出す。
ただし脚部に各々の機体専用のサポーターである「パワーオチツカー」
(メタルキャノンの色とおそろいのクリアパーツ)
を装備しないとバランス悪くてフィギュア自体が自立できない。

メタルキャノンは片腕パーツごと取り外し、接触部分に取り付ける。
メタルキャノン側のジョイントを移動させれば右腕でも左腕でも取り付け可能。
(ジョイント自体はメダコレ共通の規格なので、頭部パーツは他のメダコレでも良い)

メタビーのメタルキャノンは一門。クリアグレーパーツで構成され、
一本の太め長めのメタル弾を銃身に込め、スプリングで撃ち出す。

ロクショウのメタルキャノンは二門。クリアブルーパーツで構成され、
二本のちょっと短め細めのメタル弾が銃身に込め、スプリングで個別に撃ち出す。

シアンドッグのメタルキャノンは三門だが分けられておらず実質一門、クリアイエローパーツで構成。
三本の小さめのメタル弾を銃身に込め、まとめてスプリングで撃ち出す。

ちなみにメタルキャノン版のメダコレフィギュアは通常版と異なるカラーリング。
メタリック風でこれもまたカッコいい!

漫画での設定

「開発!メダロット研究秘話」
(コミックボンボン1999年4月号のエピソード、漫画版メダロット2の単行本第三巻に収録)に登場。

ニモウサク教授が研究していた六角貨幣石、
すなわちメダルで動くロボット「メダロット」を開発していた学生アキハバラアトム
友人で研究仲間のオオミヤテツヒトに披露したら、興奮したのか
『オレが このロボットに つける武器 作ってやるよ やっぱり ロボには 武器だろ』
と熱く語り、アキハバラアトムが書いたメダロットの設計図を読み始めた。

しかし「メダロット」は窓から盗み聞きしていた怪しい二人組?に盗まれ、悪事に利用されてしまう。
しかも巨大な0号機は暴走、追いかけていたアキハバラに向かってきた!


その時、0号機の頭部に何かが当たった。
二足歩行型であったがまだ十分に歩けなかった4号機と5号機、そしてオオミヤテツヒトがかけつけた!
『約束どおり 武器 作ったぜ!』
4号機と5号機の足にはバランサーの補強のためのパーツ『パワーオチツカー』、
腕には磁気に弾を込め撃ちこむことで敵の機能を停止させる武器『メタルキャノン』が装着されていた。

予期不能な0号機の動きに惑わされながらも、規則性を見つけたアキハバラの機転で、
4号機と5号機が『メタルキャノン』を発射!0号機の頭部を撃ちぬき機能を停止させた。


4号機には「17メダロットメタルキャノンメタビー」のメタルキャノンとパワーオチツカー、
5号機には「18メダロットメタルキャノンロクショウ」のメタルキャノンとパワーオチツカーが装着されていた。

なお、この時機能を停止した0号機は月のマザーのボディとして姿を変えて復活することになる。

メタルキャノン自体は物騒なものなので、その後テツヒト宅の物置に封印されたものの、
取り出して最後のコマでナンテツに装備させ2人で不敵に笑っている。
それにしてもこの校長と侍ノリノリである。

この描写を見る限り、メタルキャノン自体が一応従来のメダロットパーツとの互換性もあるようだ。
(ただしテツヒトが後から改造だとか何らかの手を加えたのかもしれないとも考えられる)

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最終更新:2010年07月17日 04:13