波島 鱗太郎(なみしま りんたろう)

登場作品:2 R カード 3 OCG 4 navi 弐CORE S

基本的設定

メダロッターりんたろう!とメダロッターりんたろう!メダロットRの主人公。
ツンツン頭と「~だぜ!!」といった口調が特徴の、超熱血メダロッター。
コイシマルアズマ等の熱血系主人公の元祖とも言える。

額には常に四角い絆創膏(もしくは湿布か)を貼っており、その下には×印の傷が付いている。
コレは滅多に剥がれないが、激怒すると剥がれる

亀山小男子メダロット部(通称ダメロット部)に入部し、相棒のカンタロスと共に熱きロボトルに挑んでいく。
ロボトル開始のキメ台詞は「ロボトろーぜ!!」。

かつてヒカルと出会い、メダロットの大切さを教えられたことがあり、以来彼を憧れの存在として目標にしている。
メダロットを大切にしない相手に対しては、怒りを強く燃やすことがある。
刃助が威嚇射撃の命令を聞かないドギーを蹴飛ばした時や、具視オリビアのメダルを破壊したり、仲間のリバーソーサーを破壊して2対2だとのたまったりした時が、その良い例。

後にグレた刃助のためにメダロットを買いにヒカルのバイト先のホットマートに連れていっており、初めてメダロットを買ったのは隣町のおみくじ町のコンビニ。
この時、メダロットのこととなると饒舌になる、オタク気質な一面もあることが発覚した。

メダロッターとしての実力は、直接的な戦闘はもちろん、機転を効かせてピンチを脱することも出来る応用力も備えている。
弱点は統率を考えずに独断専行する点。
そのせいで、よりにもよって具視からリーダー失格と罵られてしまう。

漫画版が初出のキャラクターだが、ゲスト的な立ち位置で他の多くの作品にも登場している。

なお、子供っぽく見えるが、実は初登場の時点で小学4年生で、イッキ達よりも年上である

名前の由来は、幕末期に活躍した勝海舟の幼名、麟太郎からであろうか?

家族構成は、母親と姉が居ることが作中確認出来る。

漫画におけるりんたろう

メダロッターりんたろう!

初登場作品である本作の主人公として活躍。

小学4年生になった彼は亀山小のメダロット部に入部を決意。
だが、男子メダロット部は部員の素行の悪さなどから、ダメロット部の汚名を受けていた。
しかも女子メダロット部からは、ダメロット部は廃部にせんと目論まれていた。

部長の刃助、部員のムツキバフサクと共に廃部に抗う中、ハイパーメダロッターの海馬竜との出会いを機に、りんたろうとダメロット部の運命は動きはじめた。

メダロッター甲子園の存在を海馬からのハガキで知ったりんたろう達は、顧問に就任した担任のたまを先生を交え、女子メダロット部の妨害を乗り越えて、第9回メダロッター甲子園に出場。
日本一のメダロッターを目指し、大阪の地でロボトりまくる。

第1回戦では、座鱒学園を前に刃助とどちらがリーダーとなるかで仲間割れをしてのロボトルになってしまう
だがバフサクが身を挺してセキゾーの攻撃から守ったことで、団結して状況を打開。

第2回戦では、鮟倉具視の瑠璃代達女子メダロット部に対して行った蛮行に怒りを燃やす。
だが、刃助が具視の子分達に襲撃されて到着が遅れたことや、怒りにはやったことで独断専行して、ドングートクマを機能停止させられてしまう。
しかもカンタロスも拘束されてしまうが、何とか到着した刃助のおかげで窮地を脱し、辛くも勝利した。

だが、第3回戦で具視にカンタロスのメダル以外を盗まれた上に、具視の父具兵衛にメタルビートルを買い占められてしまう。
しかも、奪われたカンタロスも利用されて窮地に立たされるが、ヒカルのおかげで無事にカンタロスのパーツを取り戻す。
何とか出場した後に、海馬のアドバイスもあり準チャンピオンの以蔵に勝利。
そして紆余曲折を経て、メダロッター甲子園優勝を果たした。

そして、ついに念願叶って海馬とのいろは丸艦上でのロボトルに及ぶも、具兵衛が仕向けたXメダルを搭載したブラックメイルの前に窮地に立たされる。
何とか機転を効かせて、ブラックメイルを完膚なきまでに打ち破ったのだった。

メダロッターりんたろう!メダロットR

第12学区小学校対抗大運動会にて刃助の勘違いによる誤射で、カンタロスが大破させられてしまう。
結果、隣町のおみくじ町のイッキメタビーに敗北。
メタビーに強引にミサイルかいを奪われてしまった。

そのショックで一時的にカツラに袈裟で仏僧の様な姿になる
この時の語尾は「陀是(だぜ)
東京メダタワーを訪れた時にも除夜の鐘が鳴る中でこの姿になっていて、割と気に入っていたのかも知れない。

上手く手に入れた多額( 100万円!)のお布施を元手にKBT型を買いなおすも、刃助の
KBT対決に負けたってのに…おめおめとまたKBTで戦うってのも違うんじゃねーか?
という発言で、りんたろうのために新しいメダロットを選定する流れになる。
この時りんたろうは、オリメダの制作を思いつき、素案をダメロット部の面々と共に出す。

それを強引に取り上げたジックが、そのメダロットの開発を組織本部に依頼。
メダロット社からのモニターという形でアークビートルを入手し、カンタロスは新たな姿にパワーアップ。
その後東京メダタワーでのカリン争奪年越しロボトルのゲストとして、海馬コウジ、乱入してきたイッキとのロボトルに及んだ。

アークビートルを手に入れてから数ヶ月後、ジックにダメロット部の先輩達共々強引にさらわれ、X計画選抜ロボトルに挑まされて、円に勝利する。
だがその直後、以蔵の妹が兄が仕留めた巨大鮫、ドンシャークの腹の中に入っていたメダルーー Xメダルを使用して、ブロッソメイルを起動させてしまう

この事件の最中、ジックからメダロットに対する強い気持ちを認められたことにより、X計画二十六番目の宇宙メダロッター、宇宙メダロッターRとなる。
ブロッソメイルに立ち向かうも、刃助をかばったことで喰われてしまう。
その体内でりんたろうは、Xメダルと対峙。
Xメダルからあなたにとってこの子達は何?と問われ、悩みながらもオレ達とメダロットは友達だと告げ、Xメダルの暴走を止めることに成功した。

メダロット・navi

本編未登場だが、巻末のナビゲーションに登場。
naviの作風とあいまって、ほとんど別人となっている。

ゲームにおけるりんたろう

メダロット2・メダロット弐CORE

ED後のメダロッ島にゲストとして登場。

GBCメダロット2ではモブ扱いで話すことしかできないが、
GBAメダロット弐COREでは、話すとロボトることが出来る。
ただしカンタロスメダロット博士に修理してもらっているようなので、
使用メダロットは博士から借りたコスモエイリアン3体で挑んでくる。

メダロット3

ED後に伝説のメダロッターヒカルを探して、各地をまわっている。
使用メダロットはおなじみ相棒のカンタロスに加え、何故かホリィオラクルロイヤルメイド

メダロット4

ストーリーに関わる形で本格的に登場。
既にハスケ達は卒業しているため、ダメロット部の部長を勤める。
カメヤマ小を支配する四天王玄武のコクエン?と戦うこととなる。
使用メダロットはカンタロスに加え、漫画版を踏襲したアークビートルドンドグー

メダロットR

ダメロット部の面々と一緒に登場、大会やメダリンクでロボトルができる。
使用メダロットはカンタロスめたびーベイアニット

メダロット・navi

ED後にゲストとして招かれる対戦相手として登場。顔グラが大きく変わっている。
カブトバージョンではカンタロスorアークビートルDを、
クワガタバージョンではマッハマッシヴorティレルビートルを使用する。

メダロットS

イベント「超戦!ロボトル〜りんたろう編〜」に登場。
デザインはアニメ版準拠。

アラセと共にロボトルワールドでロボトルを楽しむ。
この時、アラセにダメロット部部員やたまを先生についても言及していた。
なお、後にアラセもメダロット部に所属することとなる。
彼とりんたろうは図らずも、廃部寸前の部を立て直すために奔走し、部のエースになったという共通点を持つことになる

パートナーメダロットは変わらずカンタロス
だが、同イベント開催時には残念なことに実装されなかった。
漫画版準拠のアークビートルにしても良かった様に思えるのだが。

アニメにおけるりんたろう

メダロット

伝説のメダロッターヒカルに憧れを抱いているのは漫画と同様。
実力についてはコウジとは互角に渡り合っていたものの、タワラーマ率いるエジプト代表チームに完膚なきまでに敗れていることから、漫画ほどではない様子。

原作(漫画版)どおり、小学四年生という設定。
その割に幼い言動から、年上ということをイッキ達に驚かれるシーンがある。
それを抜きにしても、アニメのイッキ達は年のわりに考え方や言動が大人びている。

本作では、ロボトルランキング第3位のイッキを探して街に現れる。
だがその過程で多くのメダロッターにロボトルを吹っ掛けたことで、図らずも同じKBT型メダロットを使っていたイッキに嫌疑を掛けてしまっていた
この構図は、メダロッターりんたろう!メダロットR第1話でりんたろうとイッキがアリカダメロット部の面々に互いに誤解されるシーンを思わせる。

その後、たまたま対戦相手を探していたコウジに出くわしてロボトルを行い、騒ぎになったことでイッキとの遭遇を果たす。
この後やたらとカリンが優しくしていたせいで、イッキとコウジに嫉妬されてしまい、ロボトルに及ぼうとする。
それと前後してサラミが出現。
本名のサラミツオを名乗りカブトメダルを奪おうとロボトルを吹っ掛けてきた中、眼中に無いとされたことに腹を立て、イッキやコウジと共同戦線を張る。

だが、直前まで彼らといがみ合っていたせいでチームワークはとれておらず、あっさりと敗れてしまう
ある意味、イッキのロボトルランキング下落はりんたろうにも責任の一端があるのかも知れない。
その後は戦意喪失したイッキをオオヤマバイガク(になりすましたサラミ)のメダロット道場に誘おうとするなど、行動を共にしている。

ロボロボ団アジトからチドリを救出した後、宇宙メダロッターXにロボトルを挑もうとしたイッキに対し、りんたろうとのロボトルならまだ勝てる可能性がある、として呼ばれる。
しかも、この時カリンの指笛ひとつで呼ばれており、いつの間にか飼いならされていた上に、アリカからはりんたろうで妥協しろとまで言われてしまう
コレだけでもメダロッターりんたろう!シリーズを知るファンとしては、複雑な想いを抱いた方も少なくはないだろう。
イッキはそれを拒絶したが、りんたろうは破損したメタビーのパーツの代わりとして、カンタロスのパーツを貸して助力。

メタビーがミヤマ遺跡にさらわれた際にも、アリカ達と共に急行。
イワノイカガミヤマと共に罠に囚われてしまい、さらに全世界のカブトメダルがドクター・ヘベレケの手で暴走したせいで、カンタロスも巻き添えを喰らう。
ヒヨコ売りの熱いアドバイスを受けて、カンタロスを殴ったと同時にカブトメダルの暴走が止まり、窮地を脱した。

(CV:樋口智恵子)

メダロット魂

テレビのキャラクターとして登場しており、ギンカイメタビーが観ている。

この姿は前作とは異なりアニメシリーズのキャラクターデザイン、松竹徳幸氏による設定画準拠のものではなく、藤岡建機先生のイラストに近いものとなっている。

主な関係者

ダメロット部の仲間と顧問
刃助 ダメロット部部長の先輩
ムツキ ダメロット部先輩
バフサク ダメロット部先輩
たまを先生 担任の先生&ダメロット部顧問
ジック先生 X計画に導いたダメロット部顧問代理
憧れのメダロッター
ヒカル 憧れの伝説のメダロッター
海馬竜 互いに認めあうハイパーメダロッター
ライバルと宿敵
小鰭以蔵 もう一人のライバル
以蔵の妹 好かれている
鮟倉具視 宿敵と呼べる存在
コクエン? メダロット4で敵対するカメヤマ小の支配者
近隣の町の関係者
イッキ 同じKBTを扱うライバル?
カリン アニメではいつの間にか飼いならされていた

使用メダロット

ゲーム版メダロット3


メダロット オフィシャルカードゲーム


「りんたろう」
登場 レア HP変動値 相性
第1弾 2 +2 紫・赤

効果 内容 コスト 使用 トラッシュ
上段 味方メダロットが破壊された場合に使用する。その場に表向きのまま復活できる。
(ただし、コストは支払う。また、リーダーには使用不可)
2 発動 使用後
下段 味方全てのメダロットの装甲を+20する。(ただし、味方は交代不能) 6 防御 ターン終了

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最終更新:2024年04月01日 20:16