アイスランド代表チーム
登場作品:アニメ版メダロット
チーム概要
アニメ第1作にのみ登場する、ロボトル世界大会出場チーム。
ロボトル世界大会では準決勝にまで勝ち進んだほどの強豪にして、爽やかイケメンチーム。
アイスランドから遥々(はるばる)イカダで日本までやってきた上に、イカダで生活していた、近未来という世界観を鑑みるととても野趣に溢れた面々。
その理由は、潜水タイプのメダロットを使っているため、道中でロボトルの特訓が出来るからという実利に基づく。
近年の視点でいえば、サスティナブルーー環境に配慮しての行動ともいえなくもないが、さすがに無茶がすぎる。
恐らくはアイスランドなどの北欧で活動していた、海上を主な生活の拠点としていた集団、ヴァイキングに掛けた設定でもあるのだろう。
チームメンバー
アイスランド代表のリーダー。
プラチナブランドの髪にダークブルーの瞳の少年。
温泉好きで
大事な試合の前にも関わらず、特訓せずに温泉を掘り当てていたほど。
宇宙人の存在を信じており、多くのメダロッターや宇宙人とすら友達になりたいと語っていた。
良くも悪くも世話好きで、それが彼の運命を分かつことになる。
ちなみにベルモット役の木村良平氏は、後年
メダロットSにて、アニメ「
ULTRAMAN」コラボメダロットの
ウルトラシウム役で再出演を果たす。
また、木村氏はULTRAMAN監督、神山健治氏の手掛けたアニメ「
東のエデン」シリーズでは主演している。
さらに神山健治氏は、本作および
メダロット魂の絵コンテも手掛けていた。
(CV:木村良平)
髪の毛を後ろに流した少年。
ヒカルの様に髪の毛がひと房、顔の正面に跳ねているのが特徴。
パートナーメダロットは
アビスグレーター。
(CV:三浦淳一)
ダークブラウンのショートヘアの少年。
ヘックラ同様、パートナーメダロットは
アビスグレーター。
(CV:近藤孝行)
チームの活躍
だがそこでリーダーのベルモットは、特訓もせずに温泉を掘り当てるという、不思議な光景をアリカに見せつけた。
その様に疑問を抱きながらも、彼女はベルモット達の様を観察し続ける。
多くのメダロッターと、ひいては宇宙人とさえも友達になりたいとまで口にするベルモットの様に、アリカは惹かれていく。
だがその最中、岩場から滑り落ちそうになったアリカをかばい、ベルモットは川に落ちてしまう。
このことに加えて、パートナーの
マリンキラーをかばった時にも川に落ちて濡れていたことや、そもそも疲労が蓄積されていたなどの事態が重なり、ベルモットは熱を出してしまう。
アリカは自責の念に駆られ、
ヴィクトルに試合を延期してほしいと直談判する。
だがヴィクトルは
自己管理もまた試合のうちであり、それを怠った者はその時点で負けている、と冷徹にアリカの申し出を突っぱねた。
それでもなお、ベルモット達は試合に挑む。
地形が彼らに有利な水上だったこともあり、
ケニア代表チームに対してミサイルの波状攻撃と、大津波で攻撃する
ニュウウェーブで翻弄。
ゴリオンゴーと
ライノラッシュから、
ウォーバニットを孤立させることに成功した。
だが、マリンキラーの放った攻撃を回避された隙を突かれて、ウォーバニットの一斉掃射でマリンキラーは機能停止。
ヴィクトルはアリカの制止も無視して冷徹に、マリンキラーのメダルを奪っていったのだった。
ベルモットはヴィクトルへの憎悪を見せず、ボクはメダロッターなんだとアリカの腕の中で告げ、試合結果を受け入れたのだった。
試合後、ベルモットは病院で静養していた。
ドクター・ヘベレケとの最終決戦後、
ネオロボロボ団が置いていったと思われるメダルの山の中から、アリカと共にマリンキラーのクラーケンメダルを探している様子が、最終回の特別版エンディングのカットで描かれている。
続編となるメダロット魂では、本編には登場していない。
だがエンディングのプリントシールの写真の中で、イッキとアリカ、
メタビーと共に写っている。
余談だが、このチームの回のセリフで「アビスグレーダーのミサイル」もしくは「マリンキラーのウェーブ」となるべき物が「アビスグレーダーのウェーブ」となっていた。
最終更新:2023年12月18日 19:48