チェコ代表チーム

登場作品:アニメ版メダロット

チーム概要

アニメ第1作にのみ登場する、ロボトル世界大会出場チーム。
ジョー・スイハン率いるアメリカ代表チームと対戦した。

チーム構成と活躍

リーダーはチャペック(CV:斉藤信行)。
チーム構成はモクセイダイオウ1機、アールロビー2機という、典型的なロボット感に溢れている。

ジョー・スイハン率いるアメリカ代表チームに対して挑発的な態度をとっていたものの、戦闘シーン無しで敗れてしまった。
その後、チャペックはジョーにメダルを返してくれと懇願。
ジョー当人もメダルを奪えるというルールには懐疑的だったため、あっさりとメダルは返却された。
だがその直後、ロボロボ団に襲撃されてメダルを奪われてしまう。
この様に、劇中の扱いは散々。

チームの元ネタに関して

リーダー名の元ネタは、チェコの小説家カレル・チャペック
典型的なロボット感溢れるチーム構成の元ネタは、恐らくチャペックの戯曲R.U.Rにちなんだものであろう。

R.U.Rは人造人間(※)ーー世界で初めてロボットの概念を生み出したエポックメイキングな作品である
そしてロボットという言葉も本作で登場したもので、チェコ語のrobota(強制労働の意)と、スロバキア語のrobotnik(労働者の意)から名づけられている。

メダロットをはじめとする数多のフィクションのロボットは、チャペックが書いたR.U.Rなくして生まれなかったのだ。

劇中の扱いはともかくチェコ代表にチャペックの名を冠したキャラクターを登場させたことと、典型的なロボット感溢れるメダロットを使わせたのは、ロボットの祖たるチャペックへのリスペクトと言って良いだろう

※金属などの無機物の部品ではなく、人工的に作られた生体部品で構成されている。

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最終更新:2023年10月30日 20:15