フランス代表チーム
登場作品:アニメ版メダロット
チーム概要
アニメ第1作にのみ登場する、ロボトル世界大会出場チーム。
イッキ達日本代表が第2回戦で対戦した。
フランス代表チーム、通称ルパン三兄弟はロボトル世界大会の全ての試合を、全て不戦勝同然で勝ち進んでいる。
コレは彼らが、対戦するチームのメダロットのメダルを盗み戦力を低下させてからロボトルをしているためだ、という噂が立っている。
この噂は真実で、ルパン三兄弟は勝利のためならメダルを盗み、
メダロッターも拉致するという悪徳チームである。
フランス本国は彼らの素性を調べるべきではなかったのか。
フランス代表が相手のメダルを盗むという設定は、主人公がフランスの小説アルセーヌ・ルパンシリーズの主人公、アルセーヌ・ルパンの孫という設定の漫画およびアニメ、ルパン三世が元ネタ。
チームのメダロットの構成からするに、それはあまりにも明白。
だが、ルパン三世は義賊としての面が強い(※)ため、勝利という私利私欲のためにメダルを盗むなどの悪事を働いた彼らとは噛み合わない。
さらにいえば、峰不二子ポジションの人物も存在しない。
※特にアニメ版において、お宝を狙って悪人と対峙することが間々見られ、そもそも元ネタのアルセーヌ・ルパンも義賊としての面が強い。
チームメンバー
メンバーはルパン三兄弟と総称される。
彼ら全員が血縁関係にあるのか、義兄弟なのかは劇中明言されていない。
彼らは全員変装の達人。
声真似や覆面での変装はもちろん、骨格すらも変えてしまうほどで、物理法則を超えている。
ちなみに名前の元ネタは、全員他人から金品をかすめ取る犯罪、スリに由来する。
ルパン三兄弟の長男。
シルクハットにスーツにモノクルという紳士的な姿の男性で、オネエ口調。
パートナーメダロットは
ル・ビラン。
ルパン三世でいえば、ルパン三世のポジション。
ルパン三兄弟の次兄で、スキンヘッドに恰幅の良い体型の鷲鼻の男性。
パートナーメダロットは
カマゴエモン。
ルパン三世でいえば、石川五右ェ門のポジション
だが、残念ながらカマゴエモンはソードを使用しない。
ルパン三兄弟の末弟で、金髪の男性。
一人称は「あっし」で、語尾は「〜でやす」
パートナーメダロットは
ワイルドハリー。
ルパン三世でいえば、次元大介のポジション。
チームの活躍
日本代表との試合当日の朝、アレスールは対戦相手の日本代表の
イッキに変装して、
メタビーのメダルを奪うことに成功。
時を同じくしてコレスールは、
コウジの
スミロドナッドのメダルを執事になりすまして奪っている。
ナニスールは、ロボトル世界大会会場の警備員になりすまし、現在出場している
宇宙メダロッターXの正体が
カリンであると突き止める。
アレスールとコレスールはイッキとコウジになりすまし、カリンから
ナースちゃんを奪おうとするも、
快盗レトルトに阻まれてしまう。
そこで彼らは
カリンを拉致するという、さらなる悪事に手を染めてしまう。
世界大会会場を探し回っていたイッキとコウジに、カリンを捕らえた姿と盗んだメダルの山を見られてしまう。
だが、アレスールはメダルの山は自分達のものと、カリンを拉致したことは宇宙メダロッターXの正体が公表されていないことを理由に、関係無いと強弁。
メダルの山の中から自分達のメダロットのメダルを探してみろと挑発し、まんまとイッキ達を閉じ込めてしまう。
自分達の勝利を疑わなかったルパン三兄弟。
だが、彼らの目論見はこの時崩壊をはじめていた。
出場出来なくしたハズの
宇宙メダロッターXは、何故か会場に姿を見せてしまう。
さらに、イッキ達も自分達の盗んだメダルの山と共に、会場に姿を現した。
それでもなお、アレスールは私達が盗んだという証拠はない、と強弁。
その瞬間、
証拠ならあるぞ!という声と共にナニスールが、メタビーとスミロドナッドのメダルをイッキ達に投げ渡した。
実はこの時ナニスールは快盗レトルトに入れ替わられており、メダルを安全なところに隠すとして、アレスールから奪っていたのだ。
しかも会場に現れたナニスール本人は、アレスールに快盗レトルトが、俺達が盗んだメダルを奪うために入れ替わったとうっかり口にしてしまう。
この自白によって、ルパン三兄弟の悪事が発覚。
怒り心頭のメタビーから、
メダフォースを受けてしまう。
日本代表は不戦勝となり、ルパン三兄弟は世界メダロット協会永久追放処分を受けてしまった。
アレスールは懲りずに、今度はイッキになりすまして世界大会優勝を目論むも、メタビーにあっさりバレてしまうのだった。
最終更新:2023年09月25日 00:40