ハル
登場作品:BRAVE
基本的設定
メガネをかけたインテリ漂うトルトルランドの女性研究員。
イッキに助言やいろんなアイテムをくれたりと協力することもあるが、
裏ではなにやら怪しいことも…。彼女の過去が多いに関係する。
メダロットBRAVE
トルトルランドで起きたさまざまな事件の黒幕。
本名は
カザモリ ハルコ。
「メダロットに自我は必要ない」という考えを持つ研究者。
ロボロボ団を利用してロボトルラリーに参加していたメダロットを回収し、研究用データを収集していた。
メダロットの研究者でありながら、メダロットのことを好ましく思っておらず、
メダルの感情を操作して本来の能力を解放させる「
サプレスシステム」を研究していた。
実は彼女も昔はメダロットが大好きだった。
パートナーを連れ、一緒に遊び、ロボトルもしていた。
どうしてもロボトルに勝てなかったが、それでも昔は楽しかった。
しかしやがてロボトルに勝てないことに彼女はいらだちを覚える。
そしてある時その苛立ちを自分の
パートナーにぶつけてしまう。
悲しむ
パートナーの様子を見て、余計にいらだった彼女は、
パートナーを置き去りにしてしまう。
それ以来ハルの元に
パートナーは帰ってこなかった。
パートナーが帰ってこなかったこと、それを彼女は「裏切られた」と思った。
大好きだった
パートナーはいなくなってしまい、寂しくて、
元々自分が悪いことは分かっていても取り返しはつかなく、
もうどうしようもなく、彼女は歪んでしまっていたのだった。
それ以来彼女は、メダロットを研究対象としてしか見なくなった。
「強ければ自分とパートナーは別れずにすんでいた、裏切られないですんだ」
「メダロットは強くなくてはならない、そのためには思いやりや優しさといった感情など必要ない」
この歪んだ彼女の考えから「
サプレスシステム」の開発が始まった。
大学の同輩である
ツネが
「メダロットとメダロッターが楽しくロボトルして、絆を深めるために作った」トルトルランド。
彼女はそこの研究員として地下の研究所で
ツネの思いとは真逆の研究を進めていたのだった。
研究当初は目標としていた
「
メダルの感情を操作して本来の能力を解放させる方法」までには行き着かなかったものの、
その過程で
メダルの記憶を部分的に消し去る方法を発見する。
これを利用して、研究用にロボロボ団にさらわせたメダロットの記憶を部分的に消していたのだ。
(彼女は「連れ去ったメダロットは持ち主に返すこと」と
ロボロボ団には言っていたが、もちろんロボロボ団はそのまま持ち去っていた。
ただし、その持ち去っていたメダロット達は、ロボロボ団員が勘違いして
セレクト隊に預けていたので、ほとんど回収されてしまっていたのだが。)
特に
イッキと
メタビー、彼らの仲間たちのメダロットは感情豊かで格好の研究対象だった。
感情の変化…
メダルに流れる電流のパターンといった
電気信号を変化させることに気付き、そのパターンを制御しようと考えたのだ。
(CV.笹川麗子)
主な関係者
最終更新:2010年05月26日 22:38