メダロットS
ゲーム概要
メダロットS |
対応ハード |
iPhone/Android端末 |
ジャンル |
RPG |
配信元 |
イマジニア |
開発元 |
株式会社SoWhat |
プレイ人数 |
1人 |
配信開始日 |
2020年1月23日 |
主人公 |
大隅アラセ |
初期パートナー |
クロスメサイア |
登場メダロット数 |
アップデートに伴い増加 |
登場メダル数 |
アップデートに伴い増加 |
ロボトルシステム |
シャトルランロボトル |
作品特有システム |
3Dフルポリゴンロボトル パーツ獲得のためのガチャコンテンツ メダロッターシステム メダルとパーツの育成 制圧戦 カラーチェンジ カスタムスキン メダルレベル限界突破 パーツ強化チップ パーツチューンナップ |
メダロットと少年の物語は、新たな領域へ──
メダロットシリーズ史上初のスマートフォンアプリ。
世界観はどの作品との連続性も明言されておらず、数多のシリーズもの作品のスマートフォンゲームに見られる、歴代のキャラクターが入り乱れるクロスオーバー作品である。
タイトルには「UNLIMITED NOVA」と冠されているが、コレは「無制限の爆誕」――様々な挑戦をしていくという意味を持つ。
ストーリー
メダロットを持っていないアラセは、ヒサキから見たこともないメダロット、
クロスメサイア――クロスを託されてロボトルに挑む。
だが、その交換条件は
メダリンピックへの出場と優勝だった。
戸惑いながらもヒサキとクロスと共にメダリンピックに挑むアラセ。
だがそれは、彼が経験するメダロットの下に集った数多の少年少女達との出会いと、冒険のはじまりにすぎなかったのだ……。
世界観
第1作から
メダロットDUALまでと地続きの世界観を思わせる点が間々見られる。
だがその詳細は、断片的に明かされるのみであった。
※以下の折りたたみには、メダロットSメインストーリーのネタバレが含まれます。
閲覧の際にはご注意ください。
+
|
メダロットSの世界観に関する断片情報 |
- アラセをはじめとするメダロットS初出のキャラクター達は、イッキ達が関わったヘベレケ博士絡みの事件や、クラスター事故を知らなかった。
- イッキやアリカ達は、いつの間にかアラセ達の街に居て、そこには家族を含めて彼らの居場所がちゃんと存在していた。
- メダロット博士は、ヘベレケ博士の起こした事件について、「ここではない遠いどこかの出来事」とぼかして語っていた。
- 平野佳菜氏の発言によると、「メダロットSの根底の世界観はスペースファンタジーである」、とされている。
|
システム
ロボトルはメダロットDS〜メダロット9までのものから変わって、真型メダロットまでのシャトルランロボトルが再び採用。
ただし、本作ではゲームアップデートに伴って、メダロット9から一部の技にゲームバランスを鑑みてのペナルティの追加などの変更が起こっている。
この他にも新規の技の登場や、かつて存在した行動やわざが、仕様変更しての復活もしている。
なお、本作では全てのロボトルの勝敗でパーツやメダルを取られることは全くない。
また、同じメダロットのパーツは入手手段を問わず複数持つことが出来ず、激闘!ロボトル以外のロボトルでは一切パーツは入手出来ない。
コンテンツ
ストーリー
メダロットSのメインコンテンツ。
歴代キャラクター達とアラセとヒサキの交流・活躍を描くシナリオと、歴代作品のストーリーを描く追体験ストーリーが存在する。
なお、シナリオはノベルゲーム形式で、ストーリーに影響する様な選択肢は存在しない。
アドベンチャーゲーム作品を思い浮かべていただけると、解りやすいだろう。
イベント
メダロット育成のためのコンテンツで、メダルとパーツの育成アイテムを獲得出来るロボトルや、パーツ獲得などのためのロボトルを行える。
この他、
超戦!ロボトルや
魔女の城、強襲イベント、ボスクラスの強敵メダロットとの対戦が出来る
襲来!や
超襲来!、
進撃!ロボトルといった期間限定イベントもこちらで開催される。
なお、本作独自のロボトルルールとして、
制圧戦がVer1.6.0より追加されている。
以下のロボトルには、全てこの制圧戦ルールが適用される。
激闘!ロボトル |
常設 |
サムライ、バストロイヤー、メイパピーの3体(ver3.5.0から)と 週替わりで選ばれる6体の、計9体の初期ランク☆1メダロットのパーツと パーツのランクアップに必要な研究値を獲得出来るロボトル |
曜日限定メダル育成 |
常設 |
日替わりでメダルのレベルアップ用アイテム、 メダジウムおよび○○(スキルレベル)アップを獲得出来るロボトル |
曜日限定パーツ強化 |
常設 |
日替わりでパーツのレベルアップ用アイテム、 ○○(パーツ部位)用ブースターを獲得出来るロボトル |
曜日限定ランクUP |
常設 |
日替わりでパーツのランクアップ用アイテム、 NFRPを獲得出来るロボトル |
コイン集め |
曜日、時間限定 |
毎日特定の時間と金曜日終日、 ゲーム内通貨、メダコインを獲得出来るロボトル |
パーツミッション! |
常設 |
パーツチューンナップ対応メダロットの ミッションを達成することの出来るロボトル |
一日一回限定! <☆1☆2ランクアップ合金> |
常設、回数制限あり |
一日一回のみ、パーツランクアップ用アイテム、 ☆1☆2ランクアップ合金を獲得出来るロボトル |
メダジスト獲得ロボトル |
常設、回数制限あり |
一日三回(任意の性格対応メダジストを選択可能)のみ、 メダルレベル限界突破用アイテム、メダジストを獲得出来るロボトル |
対戦コンテンツ
メダロットSのもうひとつのメインコンテンツ。
ゴースト戦形式のメダリーグと、オンライン対戦のオンラインエキシビジョンが存在する。
メダリーグ
対戦コンテンツのひとつ。
プレイヤーが
メダリーグに挑戦した時のチームが登録される。
そのチームは、他のプレイヤーとマッチングした際に
ローテーションに従い行動するシステムを取っている。
いわゆる
ゴースト戦で、リアルタイム対戦ではない。
メダリーグに参加して一定回数ロボトルをこなすことで、レアな育成用アイテムが獲得出来る。
○ver3.2.0以前のゲームシステム
毎週のメンテナンスが開催される、木曜日がピリオドの区切り。
無制限にロボトルをして、ポイントを獲得して上位クラスを目指す総当たり。
ポイントは勝敗の結果のみで決められる。
マッチングはランダムに決定される。
○ver3.2.0以降のゲームシステム
毎週の月曜日がピリオドの区切り。
1日5回のロボトル毎の成績に応じたポイントで、その日のクラスが決定される。
ポイントは勝敗のみならず、ロボトルの残りメダロット数などで決定される(超戦!ロボトル形式のイベントと同様)。
マッチングは自分で任意の相手を選択可能。
オンラインエキシビジョン
ver2.4.0より実装された対人コンテンツで、歴代作品の通信対戦と考えて良い。
プレイヤー同士の完全オンライン対人ロボトル。
相手を問わずマッチングされる「誰かと」と、キーワードを決めて任意の相手と対戦出来る「あいことば」の2つが存在する。
いずれもパーツランクやメダルレベルに応じてマッチングされる、レベルクラスマッチと、メダルとパーツのレベル固定のフラットマッチのどちらかで対戦が出来る。
初期はダストルビーが報酬としてもらえたが、2022年11月よりシーズン制が導入。
ダストルビーに加えて、そのシーズン毎のロボトルポイントを稼いで、カスタムスキンやルビー、育成アイテムなどの報酬を入手出来る様になった。
いわばランキングのないメダリーグである。
メダルとパーツ
本作ではメダルはロボトルでの育成の他に、メダロット8以降の様な感覚で、アイテムを使って素早く育成出来る。
パーツも育成が可能で、最大でランク☆6まで育成出来て、ランクに応じたボーナス「ランク効果」が付与される。
但し☆5→☆6へのランクアップには希少素材「NFRP・S」が必要。
メダルの入手
ストーリーの進行と、超戦!ロボトルなどの期間限定イベントの報酬で入手することが出来る。
メダルレベル限界突破
基本的にはスキルレベルの最大合計値はメダロット9までと同様に150。
ver.3.3.0より、メダルレベル限界突破用アイテム「メダジスト」が追加。
基本の最大合計値150から、200まで上げられる様になっている。
コレに伴い、スキルレベルの最大値が歴代作品と同じ99から100に上昇した。
メダジストは月1回のみコンビニに入荷され、メダコインで購入出来る。
この他にも先述のメダジスト獲得ロボトル、期間限定イベント、メダリーグおよびオンラインエキシビションで獲得出来る。
パーツの入手
スマートフォンアプリの御多分に漏れず、パーツは主にガチャで入手する。
メダロットガチャ(ルビー) |
ルビー消費 |
ランク⭐︎2〜⭐︎3メダロットを入手出来る |
メダロットガチャ(チケット) |
メダガチャチケット |
メダガチャチケットでプレイ可能 ランク⭐︎2〜⭐︎3メダロットを入手出来る 内容はルビー消費のメダロットガチャと同じ |
スポットライトガチャ |
ルビー消費 |
メダロットガチャ通常ラインアップの中の 人気⭐︎3メダロットの排出率が上がっている |
ピックアップガチャ |
ルビー消費 |
期間限定⭐︎3メダロットが追加され、 なおかつその排出率が上がっている |
SPECIALピックアップガチャ |
有償ルビー消費 |
⭐︎3メダロットのみが排出される 特定のメダロットがピックアップされている場合は その排出率が上がっている |
フレンドガチャ |
フレンドポイント |
ランク⭐︎1メダロットとメダロッター、 その他消費アイテムが入手出来る |
メダリーグガチャ |
メダリーグチケット |
メダロットガチャのラインアップに加えて、 同ガチャでしか入手出来ないメダロットが存在する。 また、メダリーグガチャのみ メダロット一式での排出がされない |
ガチャ以外では、先述の激闘!ロボトルや超戦!ロボトルなど期間限定イベントでパーツを入手することが可能である。
パーツカスタマイズ
本作には、パーツのカラーリング変更などのカスタマイズ機能が存在する。
中には、シリーズ初となるパーツのステータスに手を加えられるものも存在する。
※詳しくは
メダロットSのパーツカスタマイズも参照。
メダロッター
本作独自の機能として、歴代作品のメダロッターをメダロットにセットしてパーツの性能にプラス補正を与えることが可能である。
過去作品のメダリアに近い役割を持つが、こちらとは異なり、メダルの能力には変化を生じさせない。
登場メダロット&登場人物
登場メダロット
※詳しくは
「メダロットS」に登場するメダロットたちも参照。
既存のメダロットでは、主にメダロット9までのメダロットと、メダロット ガールズミッションに登場したメダロットが登場する。
それに加えて、
デコトムと
アドルフィンの様な初出作品以外では未登場のメダロットや、
初登場作品とその系列作品以外に姿を見せなかったメダロットも再登場している。
無論、本作完全新規のメダロットも姿を見せている。
こちらは
ファンシーエールの様な歴代作品の登場機体の後継機や、それとの関連性を持つメダロット、主人公機
クロスメサイアの様な完全新規モチーフのもの、既存の漫画作品のものと多彩である。
登場人物
※詳しくは
登場人物一覧(S)も参照。
メダロットS新規キャラクターはもちろん、メインストーリー、イベントを問わず主にナンバリング作品に登場したキャラクターが登場している。
外伝作品からはメダロットR、メダロット・navi、メダロットG(プレイアブル未実装)、メダロット ガールズミッションのキャラクターが登場。
また、漫画「
メダロット再〜リローデッド〜」のキャラクターも登場した。
メダロットシリーズのどの作品にも含まれない真型メダロットは例外としても、現時点でメダロットBRAVE、メダロットDUALのキャラクターは登場していない。
また、追体験ストーリーには人間、メダロットを問わず新規のサブキャラクターも登場している。
音楽
音楽企画
MEDAROCKのプロデュースを手掛けた
糸賀徹氏がディレクションし、MEDAROCKSのメンバーが楽曲制作を担当している。
一部には
MEDAROCK 〜起動〜の楽曲がボーカル曲を含めて使用されている他、歴代作品のBGMのリメイク曲も新規に製作されている。
また、一部のストーリーやイベントでは、過去作品の楽曲もそのまま利用されている。
ソーシャル機能
ユーザー間のコミュニケーション機能は「フレンド申請」以外には何も無い。
その代わり「名刺機能」があり、作った名刺画像の保存や、X(Twitter)への投稿が出来る。
ゲームバランス
ストーリーのバランス
パーツの育成が可能となったことでシナリオを進めるにつれて相手のメダロットも強化されるため、パーツの装甲値が1000や2000以上は当たり前で、攻撃力も1000以上になる。
ただしコレは敵も味方も同じなので、単に攻撃力のインフレとは言い難い。
しかしながら、第1部中盤と後半の
デストロイ攻撃を駆使する
バストロイヤー3体との水辺の地形でのロボトルは
ボス戦並の過酷の一言である。
一部パーツの性能
本作は過去作品からの仕様を引き継いでいる。
そのため、
サンダー攻撃と
フリーズ攻撃を交互に当てると、相手を無限に足止め出来るハメ技が成立していた。
パワーライフルはその特性上、簡単に威力を出せる。
この様な一部パーツは、運用次第でバランスを崩壊させる危険性も存在する。
そのため、先述したバランス調整のための一部の技へのペナルティ追加が行われている。
だが結果として別のパーツが猛威を振るうことにもなっており、コレは一長一短でもある。
ユーザー間格差
先述の様に、主なパーツ入手手段はガチャコンテンツである。
それに加えて、強力な技を持つメダロットの入手機会は、ピックアップガチャに偏ってしまっている。
また、後にルビーを消費するメダロッターガチャの追加も発生している。
それに伴う個々人のガチャの当たり外れ、いわゆるガチャ運や課金の有無。
パーツやメダロッターの育成状況や、一部育成用アイテムの入手数が限られていること。
それらが原因となるメダリーグやオンラインエキシビションでのメダロッター間の格差ーー対人戦要素を持つスマートフォンゲームだからこそ起こる問題も生じている。
ただし、メダリーグは先述のとおりゴースト戦である。
そのため、相手チームのローテーションの組み方をいかに読むかが重要となる。
加えて、メダリーグはマッチングの仕様も変更されている。
オンラインエキシビションは、チームのコンセプトによる相性に左右される。
ボリューム
ストーリー
メインストーリー第1部「はじまりの物語」全23章(初期ストーリー)
メインストーリー第2部「メダロット探偵」全12章(前後編配信)
メインストーリー第3部「宇宙冒険譚」全12章(前後編配信)
メインストーリー第4部「企業に揺らめく影」全10章(毎週配信)
メインストーリー第5部「大波乱の新学園生活!」全12章(1ヶ月毎に4章ずつ配信)
メインストーリー第6部「ラナンキュラのゲーム」全11章(第0章含む)
メインストーリー第7部「望みのものは」全12章(ほぼ毎週配信※イベント開催中はお休みの日もあった)
メインストーリー第8部「白熱!クラブ対抗戦!」全12章(約1ヶ月毎に3章ずつ配信)
メインストーリー第9部「開幕!地区大会!」(一度の更新時に3章ずつ配信予定)
追体験ストーリー「新装版メダロット2」全12章(毎週配信)
メダロット、メダルの追加
ガチャや激闘!ロボトル、イベントでメダロットが、イベントなどでメダルと新要素が随時追加がされ、ボリュームはこれからも増えていく。
コラボレーション
※詳しくは
メダロットS×他作品コラボ一覧も参照。
やはりスマートフォンアプリの御多分に漏れず、2021年より様々な作品とのコラボレーションを実施。
コラボレーション先をモチーフにしたメダロットが登場する他、それらを取り上げた期間限定イベントが開催されている。
展開
グッズ展開
クロスメサイアがバンダイより発売されるガシャポン、
超可動 1/12 メダロット第1弾ラインナップとして6月に発売された。
オウルテック製の、クロスメサイアを模したカラーリングの施されたワイヤレスイヤホンが受注生産された。
漫画『メダロット再〜リローデッド〜』単行本化を記念して、
メダロットS内のリンクから期間限定で第1話〜第50話と第51話以降の10話ずつを差し替えで無料公開と、記念ログインボーナスの配布が行われた。
さらに、同作とのコラボイベントが度々開催されている。
コレに伴い、作中に登場した
オリジナル機体たちがメダロットとして、
六葉カガミと五徳カツマがメダロッターとして実装された。
メダロット25周年記念としてメダロット公式チャンネルで公開されていた、アニメ版メダロットとのコラボが、メダロット26周年に合わせて開催された。
コレにより、アニメ版の世界大会において登場したメダロットが復活・実装。
さらにコラボイベントの開催と、
アニメ仕様のメタビーとロクショウ、メタビーAとロクショウAが実装。
また、アニメオリジナルキャラクターの
ヴィクトルが、
スーパーレアメダロッターとして実装。
なお、彼らは
アニメ版のキャラクターという扱いのため、
版権の都合でコラボ開催期間にしか入手することは出来ない。
オリメダデザインコンテスト
リリース前に「第1回 メダロットS
オリメダデザインコンテスト」が開催。
当初は1体のみが選ばれる予定だったが、3体がグランプリに選ばれ本作にて登場している。
その後もオリメダデザインコンテストは毎年開催されており、グランプリに選ばれた3体が本作に登場する。
メダロット記憶復元プロジェクト
ユーザー参加型AI育成プロジェクト。
このプロジェクトで育てられたメダル、グリードメダルが第2部の重要な鍵を握る。
ロボロボ団最強メダロット計画
メダロットS公式Twitter(現X)アカウントで展開。
ロボロボ団がアカウントを乗っ取るという体でメダロットのデザインやアイディアを募って、
それを基にしたメダロットが登場する。
2023年に開催された「TOKYO青春映画祭」出品作品。
本作が劇中のeスポーツとして登場した。
最終更新:2024年04月20日 00:15