アワモリ隊長
登場作品:2 弐CORE S
人物概要
イッキの活躍した時代における
セレクト隊隊長。
恰幅の良い中年男性。
ゲーム版と漫画版で、その人物像は
別人レベルで大きく異なっている。
ゲーム版におけるアワモリ
メダロット2、メダロット弐CORE
一人称はワシで、口癖は語尾の「〜ジャ」
ロボトルの際はセレクトスリーを引き連れている。
名誉欲が強く、イッキが人知れず解決してきた
ロボロボ団関連の事件の手柄を自分のものとして発表していた。
また、相手がロボロボ団であれば子供であろうがケガをしていようが容赦をしない一面もある。
この下劣ぶりには、漫画版から入ってメダロット2をプレイしたメダロッター諸氏は驚いたことだろう。
イッキとの面識はロボロボ団絡みの事件で姿を見掛けていた程度だったが、浮遊要塞フユーン内部でやっと、イッキがロボロボ団事件で活躍していたであろうことを悟る。
メダロッ島でイッキ達が全ての事件を解決した後、その行動と人間性が原因となってトックリに反乱され、隊長の座を追われてしまう。
メダロポリスのバーでは、エンディング後にこのことが原因で飲んだくれているアワモリの姿が確認出来る。
そのままセレクト隊を辞めたのか、その後はメダロット2のリメイクを除いてメダロットシリーズのゲーム作品には登場しなくなった。
後にメダロット2パーツコレクションでは、酔っているのかイッキをバニーちゃんと勘違いして迫るという醜態を晒していた。
メダロットS
追体験ストーリー「新装版メダロット2」にてメダロット弐CORE以来となる登場を果たす。
キャラクターデザイン、人物像はメダロット2と同様で、当然その行動も、メダロット2と同様の下劣さを見せている。
浮遊要塞フユーンに乗り込んだ際、メダロットS初出の新キャラクターである、フォトグラファーのイイノトルオを自身の活躍を記録させるために同行させるという新たな要素が加えられた。
だが、彼を同行させたことが後にアワモリのアキレス腱となるのだった……
漫画版におけるアワモリ
先行して連載された漫画版では、
第一部隊が起こした大不祥事からのイメージ回復のためもあってかロボロボ団や悪さをする若者の検挙に情熱を燃やす、
正義感の強い人物となっている。
また、
当然メダロット3以降も姿を見せている。
欠点は、若干独善的なところで、この点はゲーム版に通じているのかも知れない。
勝手に自分の指揮する部隊だけで慰安旅行を行ったり、部下の
ジョウゾウの家を前線基地にしたりしていた。
極めつけは、
空も海もみんなのものだ、と言い張って
ヘベレケ博士の作り上げたフユーンストーンによる飛行物体≒浮遊要塞フユーンへの攻撃を命令したことであろう。(※みんなのものはあなたのものではありません)。
ただし一応、前段階としてロボロボ団がセレクト島に潜んでいる可能性が濃厚になったが、度重なる出動命令を「会議中や出張中」としてセレクト隊本部に無視される。子供(イッキ)が島に入り込んだ事を伝えると、「どうぞ、ご自由に」と書かれた紙を一方的にFAXで送り付けられる。なんとか許可を取り付けても本部からの許可書類が「バイク便で届くまでの一時間」で足止めされてしまう。…といった感じで中間管理職的な足止めを受け続けた結果、遂に暴走してしまった。
その熱さ故にトックリからは若干呆れられている節もあるが、関係性は良好である。
漫画でのイッキとの面識は、慰安旅行中にぶつかってしまい、「気ィつけなボウズ共」と声を掛けた程度である。
主な関係者
最終更新:2024年04月11日 16:43