アイドレスsystem4 > ヒマラヤン・バリエーションパーツセット

大部品: ヒマラヤン・バリエーションパーツセット RD:55 評価値:9
  • 大部品: 歩兵支援用I=D:警備仕様 RD:18 評価値:7
    • 大部品: 警備仕様:機体概要と仕様 RD:5 評価値:3
      • 部品: 機体仕様とその概要について
      • 部品: 走行性能と交通インフラへの配慮
      • 部品: 軽装甲と局部防護
      • 部品: 機体重量について
      • 部品: 外見と愛称
    • 大部品: 警備仕様:武装 RD:3 評価値:2
      • 大部品: 暴徒鎮圧用40㎜自動擲弾銃 RD:3 評価値:2
        • 部品: 自動擲弾銃の概要
        • 部品: 非致傷弾頭
        • 部品: 対人/対物用多目的榴弾
    • 大部品: 警備仕様:その他装備 RD:4 評価値:3
      • 部品: パトランプと方向指示器
      • 部品: 防護用ネットランチャー
      • 部品: 大型スピーカーの積載
      • 部品: 赤色灯とサーチライト
    • 大部品: 警備仕様:運用想定 RD:2 評価値:1
      • 部品: 治安維持任務での使用想定
      • 部品: 機動戦力としての想定
    • 大部品: 警備仕様:電子装備 RD:4 評価値:3
      • 部品: 無線装備の積載
      • 部品: 探知性能の拡張
      • 部品: 電子防護の実施
      • 部品: 戦闘用インターフェイスについて
  • 大部品: 歩兵支援I=D:自走砲仕様 『ザラタン』 RD:18 評価値:7
    • 大部品: 砲戦仕様:武装 RD:8 評価値:5
      • 大部品: 155㎜2連装榴弾砲 ペルーン RD:5 評価値:3
        • 部品: 155㎜2連装榴弾砲
        • 部品: 自動装填装置の搭載
        • 部品: 砲撃性能と支援能力について
        • 部品: 手動装填について
        • 部品: 冷却性能と反動抑制
      • 大部品: 自衛用装備について RD:3 評価値:2
        • 部品: 可動式機銃マウント
        • 部品: 6連装スモークディスチャージャー
        • 部品: フレア及びジャマーの搭載
    • 大部品: 砲戦仕様:機体仕様 RD:5 評価値:3
      • 部品: ヒマラヤン砲戦仕様の概要
      • 部品: 複数装甲の併用と重量
      • 部品: 重量の配分について
      • 部品: 足回りと走破性能について
      • 部品: 外装と見た目について
    • 大部品: 機体仕様:電子性能 RD:3 評価値:2
      • 部品: 通信性能の拡大
      • 部品: センサーの増設
      • 部品: 火器管制能力の拡張
    • 大部品: 運用想定 RD:2 評価値:1
      • 部品: 自走砲としての運用
      • 部品: 無線による情報支援
  • 大部品: 歩兵支援用I=D シールド装備 RD:19 評価値:7
    • 大部品: 装備 RD:11 評価値:5
      • 大部品: シールド RD:4 評価値:3
        • 部品: シールドとは
        • 部品: 歩兵保護用の内張り
        • 部品: 展開式構造
        • 部品: HEAT対策
      • 大部品: ベルト給弾式グレネードランチャー RD:2 評価値:1
        • 部品: 投射能力
        • 部品: 多種類の弾頭
      • 部品: 20mm機関砲
      • 部品: 12.7mm機関銃
      • 部品: 超硬度スコップ
      • 部品: 冷却機構
      • 部品: 排莢受け
    • 大部品: 機体仕様 RD:3 評価値:2
      • 部品: 歩兵支援I=Dとは
      • 部品: 踏破性能
      • 部品: 前方装甲
    • 大部品: 電子性能 RD:3 評価値:2
      • 部品: 中距離射撃用FCS
      • 部品: 前方監視用センサーポッド
      • 部品: レーザー指示連携システム
    • 大部品: 運用想定 RD:2 評価値:1
      • 部品: 防壁としての展開
      • 部品: 歩兵との連携


部品: 機体仕様とその概要について
警備仕様は主に都市部や交通インフラが機能する範囲においての治安維持活動を中心に設計された機体である。他のパッケージと比較して軽量であり通信装備や短距離センサー、セーフティ付きの戦闘用インターフェイスなど治安部隊を支援する装備パッケージとして各種仕様が整えられている。

部品: 走行性能と交通インフラへの配慮
警備仕様は足裏へのゴムパッドの採用、インホイールモータを利用した装輪脚部による道路の走行などによってアスファルトを傷つけず都市の交通インフラへのダメージを最小限に留めた移動が可能である。結果的に交通インフラを移動した素早い移動が可能となっており展開性能の拡張につながっている。また機体重量とエンジン出力などの総合性能から他の使用と比べて比較的に高速に動けるようチューニングがされており、ヒマラヤンの各種装備パッケージの中ではトップクラスのスピードを誇る。

部品: 軽装甲と局部防護
警備仕様はアラミド繊維を樹脂加工する事によるアーマーコートによる防弾性能を備えており、結果として機体の軽量化に成功している。しかし反面全体的な防御力の低下を招いており、パイロットや動力などの致命部位を守るために局部に特殊鋼による合金製の走行を追加装備する形での生存性の拡張を図る事となった。

部品: 機体重量について
警備仕様は都市での治安活動を主眼としているために非常に軽量かつ軽装備の使用となっている。その為全体重量は15tと非常に抑えられた仕様となっており、4足走行時の輪荷重はカタログスペック上5tを微かに下回るほどである。結果的に装備が限定される結果となったが治安維持活動を行う上では十二分の装備と性能を誇っており、支援用の機体としては十分に活躍しえると判断された。

部品: 外見と愛称
ヒマラヤンの警備仕様はその軽装とあわせて非常にスマートな外見をしている。樹脂製のアーマーコートによる滑らかなラインも相まって騎士のようだとも言われ遠い彼方の国言葉で騎士を意味するルィツァリと呼ばれる事もある。

部品: 自動擲弾銃の概要
この兵装は暴徒鎮圧及び敵対勢力への攻撃手段として警備仕様に採用された多目的ランチャーである。40㎜の多目的弾頭各種を発射する事が可能となっており、催涙弾やスモーク、スタングレネードから榴弾まで目的に応じた弾頭を一分間に最大300発の速度で発射可能である。ボックス装填式でコネクタにより最大3つまでの予備弾倉を装着する事が出来、インターフェイスから装填する弾種を選択する事でスムーズに再装填、切り替えが可能である。

部品: 非致傷弾頭
自動擲弾銃の主要弾頭は当然ながら暴徒鎮圧用の非殺傷の弾頭である。これは主に4類が用意されており、催涙弾、粘着性の液体をばらまくとりもち弾、大きな音と光によって攪乱を鎮圧を行う閃光弾、スモークが使用可能となっている。いずれも直接的な殺傷力はないが、アレルギーやショック、二次災害による危険性をはらんでおり状況に応じて使い分ける事が重要となっている。

部品: 対人/対物用多目的榴弾
当然ながらテロリストや敵対勢力と遭遇した際に対抗する為の手段として致傷用の弾頭も用意されている。この弾頭は装甲目標への一定の貫通能力とソフトターゲットへの範囲火力を備えており、半径5mへの致傷能力と半径15mへの破片による深刻な負傷を与えるほか、装甲目標に対し数センチの貫通が可能となっている。ただしあくまで非常時の交戦用の弾頭であり暴走した民間人などに誤って向けられることがないよう使用には戦闘インターフェイスよりロックを解除し非常交戦モードへと切り替えたうえで弾種選択を行わなければ選択できないよう制限がかけられている。

部品: パトランプと方向指示器
道路を走行する為、警備仕様は方向指示器やナンバープレートなどの路面通行用の一般装備が各種搭載されている。これによって通常車両と共に移動する事が可能となり、道路封鎖などの手間を省き一般車両と同じように道路を走る事が可能となっている。また緊急時はパトランプを転倒させパトカーや救急車と同じように緊急車両としての移動も可能となっている。この際は大きなサイレン音を鳴らすことも可能であり、周囲に機体の存在を知らせながら走行する事で通常車両を退避させ、素早く移動する事が出来る。

部品: 防護用ネットランチャー
警備仕様は脚部に防護用のネットランチャーを装備している。これは樹脂製のネットを発射し、暴徒を拘束する目的の他、防護モードに切り替えて発射する事によって薄い防弾壁を展開する事が可能である。ただしあくまで樹脂製の防弾壁であるために耐久性はそう高いものでなく、移動阻害や拳銃弾程度の防護として利用する事が主眼となっている。

部品: 大型スピーカーの積載
警備仕様は肩部に設置された大型スピーカーより警告の実施や安全放送、避難誘導が可能となっている。またこのスピーカーはモードを切り替える事によって長距離音響発生装置として利用する事が可能であり、音に指向性を与える事で特定集団への警告や災害時の離れた被災者への指示、出力を上げる事で暴徒の制圧目的での短時間照射など様々な目的で利用可能となっている。ただし制圧目的の場合聴覚喪失などの危険性があるために一度の音波照射時間は短時間にするよう規定が定められており、仕様には注意が必要である。

部品: 赤色灯とサーチライト
警備仕様は頭部に追加装備として赤色灯と可動式サーチライトが装備されている。治安維持活動時の適切な避難誘導や警告が可能となっており、また災害時の被災者探索や夜間活動時の補助としても利用できるよう各種調整が為されている。またこのサーチライトは取り外しが可能であり、状況によっては固定照明として設置して活用する事も可能である。

部品: 治安維持任務での使用想定
警備仕様は治安維持任務での運用を主眼に設計された装備パッケージである。都市の交通インフラを利用した移動によって歩兵や警官と共同して行動し無線や暴動鎮圧などでの活躍を目して各種工夫が為されている。

部品: 機動戦力としての想定
警備仕様は都市インフラを最大限に利用した即応能力によって有事の際の初期投入戦力、もしくはその展開能力を利用した機動戦力としての想定としての想定が考えられている。カタログスペック上は一考の価値があると評価されており、利用法の1つと目されている。

部品: 無線装備の積載
治安維持活動の際の無線連携を強化し、通信面からの支援を行う為に警備仕様は豊富な無線装備を積載している。また通信拠点として利用する為の格納式アンテナを装備しており広域での治安維持活動の有機的な連携を確立する事が可能である。

部品: 探知性能の拡張
警備仕様は赤外線監視装置や簡易的な電波探知装置を装備する事によって探知能力の拡張に成功している。これによって敵の無線波からの位置特定やステルス性能を利用した敵の発見などが可能となっており、都市部に潜むテロリストや敵対勢力の発見において優位に動くことが出来ると目されている。

部品: 電子防護の実施
対電子妨害手段として小型のECCMを搭載しており、これによって通信妨害をある程度緩和する事が可能となっている。しかし積載重量の関係から起動時間が限定されており、長時間の使用はできない為、あくまで補助的な防護手段として対策が為されているという程度の意味合いでしかない。

部品: 戦闘用インターフェイスについて
警備仕様の戦闘用インターフェイスは武装した暴徒の判別、主要兵装の補助、催涙弾の拡散範囲のおおよその提示など使用者が機体を操縦する為の補助を主体に設計が為されている。また誤った目標を攻撃しないようにロックがかけられており、致傷兵器を使用する際はロックを解除し交戦モードを切り替える必要があるなど市民への被害を出さぬよう配慮がなされている。

部品: 155㎜2連装榴弾砲
砲戦仕様の主要兵装として背中部にマウントされた榴弾砲であるペルーンはペルシャに搭載された155㎜砲を自走砲運用の為に大幅改良したものである。縦に2本の銃身が並んだこの榴弾砲は2連砲身であることを活かした断続的な砲撃性能と弾種変更可能な自動装填装置を備えており、歩兵への火力支援から要塞への対物想定まで広い範囲で攻撃が可能である。

部品: 自動装填装置の搭載
ペルーンには弾種選択可能な自動装填装置が搭載されており、榴弾砲後部から機体臀部にかけて搭載された弾薬ラックに直接接続されている。弾薬ラックは最大6種の弾薬が搭載可能となっており、弾薬切れや離脱時には空になった弾薬ラックをパージする事も可能となっている。

部品: 砲撃性能と支援能力について
ペルーンはその2連砲身を用いた連続射撃による短時間での集中的な火力支援を中心に設計されている。上下の砲身から交互に発射する事により一分間に最大12発の砲弾を投射可能となっており、誤差修正を加えながらの効力射を行ったとしても有効砲弾を分間4発から6発撃ち込むことを目標に設計が為されている。また歩兵からのレーザーによる距離測定や座標指定を受ける事によってより正確な砲撃が可能であり、火器管制による補正を含めると誤差範囲は非常に小さいとされている。

部品: 手動装填について
基本的な運用の場合は自動装填装置を利用する事になるが機構の故障や動力状況によって手動での装填が可能となっている。ただし155㎜砲弾はその重量と危険性から手動での装填は推奨されておらずあくまで非常時やテスト用の機構といった側面が強い。

部品: 冷却性能と反動抑制
ペルーンはその方針に砲口制退器(マズルブレーキ)による反動抑制機構を工夫する事により砲身の空冷性能を高めている。また2連砲身からの同時発射が出来ないようハード面からセーフティをかけ、発射間隔をあける事によって砲身の過熱感覚に余裕を持たせ、加熱しにくい環境を作る事によってより長い砲撃と安定した冷却性能を実現している。これらはペルシャなどの6m級I=Dで培われた砲撃技術を応用したものであり、技術の積み重ねによってなされた賜物である。

部品: 可動式機銃マウント
砲戦仕様のヒマラヤンは強力な榴弾砲と引き換えに自衛能力は控えめである。しかし皆無という訳ではなく最低限の自衛兵装として両腰部に機関銃が搭載可能な可動マウントがあり、12.7㎜重機関銃が装備可能となっている。これはあくまで自衛及び移動時の牽制用装備であり積極的な使用は想定されておらず、オプション意味合いが大きい装備である。

部品: 6連装スモークディスチャージャー
砲戦仕様のヒマラヤンは脚部に攪乱及び回避行動用のスモークディスチャージャーを装備している。基本的には発煙弾を射出し煙幕を張る事が目的の装備だが、レーザーによるミサイルや砲撃の誘導を防ぐためのレーザー拡散膜としての効果もある。

部品: フレア及びジャマーの搭載
赤外線ジャマーとフレアを搭載する事でミサイルや赤外線誘導からの防護手段を獲得している。これにより敵歩兵による赤外線照準での砲撃やミサイルに対する命中率が低下し、出来る限りの直撃を避けて退避までの時間を稼ぐことが可能となった。

部品: ヒマラヤン砲戦仕様の概要
ヒマラヤンはパッケージを付け替える事によって仕様を変更、様々な状況に対応するマルチロール機である。砲戦仕様では主要兵装として背中部に搭載した155㎜榴弾砲による自走砲としての砲戦運用と無線による広域支援を目した装備が揃っている。

部品: 複数装甲の併用と重量
砲戦仕様の装甲は警備仕様とシールドの中間点に位置するものである。基本的に矢面に立つ位置での行動機会は少ないと想定される為、各部は均質圧延鋼装甲による防御が施されているものの、重量軽減の意味合いから厚さはそこまででなく、爆発反応装甲を追加で設置する事で初撃のインパクトを減らすことで重量と防御のバランスを取っている。一方でコクピット部分だけはチタンによる補強が為されておりパイロットの保護という観点ではかなり考えられた設計が為されている。

部品: 重量の配分について
砲戦仕様は本体フレームと合わせて全体重量が20tほどの重量機体である。その重量の殆どは榴弾砲と追加された無線及びセンサー類の物であり、装甲重量は比較的抑えられたものとなっている。当然足回りは運用に支障が出ないよう強化され、基本的には4足でのみ運用される。


部品: 足回りと走破性能について
砲撃仕様の足回りはその仕様の通り砲撃の衝撃に耐えうるために各種強化が為されている。主なものとしては展開地点を広げるための打ち込み式アンカーの追加と走破性能を高めるための駆動系の強化であり、これに付属する形として連続砲撃や足場の悪い場合の補助としての展開式の補助脚が追加装備として用意されている。走破性能と展開想定は同程度の重きで評価が為されており、動作の確実性と頑丈さについては他の仕様よりも重視されている反面、速度についてはやはり他の仕様の中間をとったバランス重視の物となっている。


部品: 外装と見た目について
ヒマラヤンの砲戦仕様は弾薬ラックと電子装備によってずんぐりとした印象の亀のような外見をしている。フレームや装甲はそんなに熱くないのだがリアクティブアーマーと砲弾のラックが全体を着ぶくれさせているのが原因で、戦闘で損傷を受けたり砲弾を消耗すると徐々に着やせしていき戦闘後や整備時などにおいては普段とは違う砲戦仕様の姿を見る事が可能である。砲撃時のアンカーと補助脚でずっしりと構えた亀のような印象から『ザラタン』と呼ばれる事もある。

部品: 通信性能の拡大
ヒマラヤンの砲戦仕様は砲撃による火力支援を目されたパッケージであり、遠隔からの歩兵支援を円滑に行う為に無線性能の拡大が行われている。高出力のバッテリーと格納可能なアンテナによって広域での無線交信を実現し、遠隔の友軍との確実な連携によって正確な砲撃支援を実現する事が可能となった。
アンテナ最大展開時の最長更新可能距離はカタログスペックでおおよそ16kmとなっており、中継器としても扱えるほどに強力な仕様だが、砲戦での実運用では地形状況や各種条件によりおおよそ8kmから12kmほどとされている。これは無線通信による位置の露見や通信解析や傍受による情報漏洩を避けるための各種措置を行う事事による影響であり、また無線通信は地形の状況によってその範囲に影響受けるものであり、確実な距離を確定できない為でもある。

部品: センサーの増設
砲戦仕様は砲撃を行う為の各種電子装備やセンサーを増設する事で砲撃精度の向上と索敵能力の拡張に成功している。カマキリのカモフラージュを中心とするステルス対策の為の赤外線監視装置の搭載や探査ビーコン、レーザーによる距離測定など各種装置によってより確実な支援が可能となっている。

部品: 火器管制能力の拡張
ヒマラヤンの火器管制能力はそのパッケージによって異なるが、その中でも砲撃仕様は特筆したものとなっている。砲撃においての計算や目的別のモード設定による補助、弾種選択の簡易化や赤外線による照準を受けた際の軌道補正の自動化など各種において操縦者の負担を減らし操縦難度を下げる工夫が為され、出来るだけ短い期間の習熟訓練で機体が操縦できるよう考慮が為されている。

部品: 自走砲としての運用
砲戦仕様のもっとも大きい役割は自走砲としての砲戦もしくは砲撃支援である。目的別に用意された砲弾を雨のように降らせて戦場の女王の威光を見せつけるかのごとき火力で歩兵を助けるのである。その為砲撃性能を重視した設計がされており歩兵と連携する事でこの性能をさらに高める事が可能である。

部品: 無線による情報支援
ヒマラヤンは格納式のアンテナを利用する事によって非常に広い範囲との通信が可能である。その為副次的な運用となるが、司令部付きの機体として運用する事で司令部の通信機能を強化し各方面の連携を強化する事が可能である。もちろん司令部と共同する事でより迅速な火力支援要請を受け取り確実な火力支援を行う事も目されている。

部品: シールドとは
シールドを2丁標準装備している。盾の素材は高硬度鋼鉄とセラミックス、プラスチックによる複合装甲が採用され、徹甲弾による貫徹に対し強固な防御性能を有している。

部品: 歩兵保護用の内張り
敵の砲撃によりシールドの内側が剥離、高速で飛散することにより、内側の歩兵が傷つくことがある。これを防ぐため、強靭な化学繊維による内張りを備ええている。

部品: 展開式構造
盾は運搬時、携行戦闘時は取り回しが良いように折りたたまれているが、歩兵の掩蔽壕として使用する際には展開し、横に広がるようになっている。また同時に支持構造を引き出し地面に突き刺すことで重砲による直撃でも衝撃には耐えることが出来る。

部品: HEAT対策
柵状の構造を装甲全面に設けることで、HEAT弾によるメタルジェットの有効範囲から装甲本体を遠ざけ威力を減衰させる。また、隙間には頑丈な金網を配置し、これもHTET弾の効果を低減させる。

部品: 投射能力
肩部に1丁の40mmグレネードを装備する。これは最大で毎分300-400発の連射速度で発射し、持続連射速度は毎分40発程度となる。その特性から夜間の射撃であっても射撃位置を察知されにくい秘匿性がある。最大射距離は2,200mだが、有効射程は1,600mとされる。弾種は多目的榴弾を主に使用、これは弾着地点から半径5m以内の人員を殺害、半径15m以内ならば負傷する。対物目標へ直撃ならば約5cmの鋼鉄製装甲を貫通できる。弾倉式で弾薬を供給するため、弾倉取り替えをマニュアルで行う必要があるが、その他の動作は基本的に自動式となる。

部品: 多種類の弾頭
主に使用する多目的榴弾の他に、高性能炸薬弾、空中炸裂弾、散弾、照明弾、催涙弾、発煙弾(煙幕展開用)、赤外線照明弾を打ち出すことが出来る。これらは弾倉毎で分けて携行するため、使用する際は弾倉を交換する必要がある。

部品: 20mm機関砲
肩部に対空射撃も可能な高初速の20mm機関砲をマウント、単純な構造により動作の確実性からブローバック性を採用している。対空防御から、地上の対物攻撃まで幅広く運用することが出来る。

部品: 12.7mm機関銃
従来より使用されてきた信頼性のある重機関銃。ベルト給弾式の12.7mm弾を使用し対歩兵に対しては十分な性能を発揮する。機体に搭載された水冷式冷却機構と大型の弾倉により長時間の制圧射撃が可能となる。両腕部に2丁装備し、中距離~至近距離の敵の歩兵の制圧に用いる。

部品: 超硬度スコップ
基本的に掩蔽壕形成用の超硬度スコップを1丁備えており、シールドと土砂等を組み合わせて、掩蔽壕の強化を図る事ができる。また先端が鋭い加工を施されており、近接戦闘に使用することも出来る。地面が硬い場合で合っても掘れるよう高強度・高硬度のため、建造物の破壊にも流用出来る。

部品: 冷却機構
機体に施された重装甲による排熱の問題を解決すべく、全体に水冷による強制冷却構造を備えており、機体動作、及び火器の射撃による発生した熱を効率的に排熱することが出来る。

部品: 排莢受け
装備している銃火器には全て排莢受けを装備している。1戦闘分で使用されるであろう弾薬の空薬莢を収容するに十分な容量を備えており、戦闘終了後にまとめて排出出来る構造になっている。

部品: 歩兵支援I=Dとは
重装甲、高い踏破性能、それなりの火力を備えることで、歩兵の進軍を助けつつ、戦闘時の火力・防御力の起点となるよう設計されたI=D。装甲と盾によって歩兵のための弾避けとなるべく開発された。

部品: 踏破性能
トルク寄りに調整された機体設定と優れた重量バランスにより、一般の歩兵を上回る踏破性能を持ち、必要であれば段差を乗り越えつつ進軍ルートを確保することが出来る。

部品: 前方装甲
分厚い前方装甲を備えることで、野戦砲の火力であれば十分に防ぐことが出来る。また、上下に逸らすように装甲を傾斜させることで弾いた場合にほかへの被害を抑えることが出来る。

部品: 中距離射撃用FCS
中距離~至近距離までの射撃に最適化されたシステムを搭載、射手の制御余地を残しつつ、各種情報をフィードバックすることで命中精度を高めている。

部品: 前方監視用センサーポッド
赤外線監視システム、ミリ波レーダー、レーザー測距器、カメラアイなどが統合されたポッドを頭部に備え、FCSに標的の精細な情報を渡すとともに、前方に在る物体の動向をパイロットが正確に把握できる。

部品: レーザー指示連携システム
歩兵からの火力支援は外部マイクとスピーカーによる声のやり取りにより受けることも出来るが、時間が掛かる。その対策として、歩兵が特定のレーザーを有力な敵や火点に当てることで、FCSが認識し、即時火力支援をすることが出来る。これにより歩兵との緊密な連携を実現する

部品: 防壁としての展開
戦闘時には歩兵の盾となるべく、しゃがみ込む姿勢となり、盾を展開、その前方装甲の防御力と合わせて掩蔽壕としての役割を担うこととなる。また、3機1組として小隊を組むことで即席の陣地を形成し、防御戦闘を有利に運ぶ事ができる。

部品: 歩兵との連携
戦闘時には歩兵への火力と防御力を提供するとともに、進撃時にはシールドを活用し、簡易重機、橋桁の役割を担うことで進撃時のサポートをするように設計されている。
最終更新:2017年10月10日 18:31