アイドレスsystem4 > 同乗猫

大部品: 同乗猫 RD:40 評価値:9
  • 大部品: 同乗猫とは RD:5 評価値:3
    • 部品: 猫士専用職業
    • 部品: 猫士の種族的なコパイロット適性
    • 部品: 歴史的経緯
    • 部品: 搭乗可能機体
    • 部品: 社会的な位置づけ
  • 大部品: コパイロット RD:11 評価値:5
    • 大部品: コパイロットとは RD:3 評価値:2
      • 部品: 操縦者を補佐する
      • 部品: コパイロットの適性
      • 部品: キャリアパス
    • 大部品: コパイロット業務内容 RD:8 評価値:5
      • 部品: 操縦の分担
      • 部品: 長時間操縦の交代要員として
      • 部品: 火器管制業務
      • 部品: 通信業務
      • 部品: 索敵業務
      • 部品: 航法業務
      • 部品: 機関業務
      • 部品: ダメージコントロール
  • 大部品: 機上整備員 RD:12 評価値:6
    • 大部品: 機上整備員とは RD:7 評価値:4
      • 部品: いわゆるフライトエンジニア
      • 部品: 機上整備員としての乗務
      • 部品: 整備員としての経験を活かしたパイロット支援
      • 部品: 機上のなんでも屋
      • 部品: 機上整備員を必要とする機体
      • 部品: 機体トラブル対応
      • 部品: 機上整備員資格
    • 大部品: 求められる資質 RD:5 評価値:3
      • 部品: 選抜試験
      • 部品: 不屈の精神力
      • 部品: 幅広い知識
      • 部品: コミュニケーション能力
      • 部品: 鍛え上げた体力
  • 大部品: 機付整備員(無名版) RD:12 評価値:6
    • 部品: 機付整備員資格
    • 部品: 担当機体を持つということ
    • 大部品: 整備能力 RD:6 評価値:4
      • 部品: 機体メカニズムの理解
      • 部品: 環境や安全に関する知識
      • 部品: 機体点検・整備
      • 部品: パイロット支援
      • 部品: 緊急発進対応
      • 部品: 担当機器専門知識
    • 大部品: 職業倫理 RD:4 評価値:3
      • 部品: 要求性能の理解
      • 部品: 工期の把握
      • 部品: チームワーク
      • 部品: 機械を扱う者としての倫理


部品: 猫士専用職業
同乗猫は猫士専用の職業であり、猫士以外の種族が着用することはできない。また猫士の中でもとりわけ専門的な訓練と経験を積んだ者だけが着用できるのである。

部品: 猫士の種族的なコパイロット適性
猫士は人知類及び類似種族に比べて体が小さく、計器類のひしめく狭い機体内での動きが制限されにくい。それは空間があくというだけでなく、小回りの利く、素早い動きが出来るという長所である。

部品: 歴史的経緯
無名騎士藩国では歴史的にI=D運用の際はコパイロットとして猫士を乗せることが多く、パイロットとの信頼関係も篤い。そして機体の複雑化・高性能化に伴ってコパイロットにも高い能力が要求されていったため、高い技量を持つコパイロット猫が必要とされてきた。その中で生まれた職業がいわゆる「同乗猫」である。

部品: 搭乗可能機体
同乗猫はI=D、航空機の搭乗・運用訓練を受け、操縦を十全にサポート出来る。中でもコクピットの狭い戦車タイプの機体ではその敏捷性を発揮した。

部品: 社会的な位置づけ
同乗猫は整備員としての経験に加えて機上整備員とコパイロットの資格を持つエリート猫である。門戸は広く開かれているが過程は厳しく、最終的に資格を取れるのは志望者の1割いくかどうかであった。

部品: 操縦者を補佐する
パイロットの仕事は多岐にわたる、あるいは長時間の運用は否応なく披露を蓄積させていく。それらを軽減させるための、パイロット補佐として機体に乗り込み、各種管制や補佐などをこなす役割である

部品: コパイロットの適性
基本的にパイロットと同等の体力、精神力、判断力等の適性が求められる。そのままパイロットコースへと進むケースも多い。

部品: キャリアパス
コパイロットとしての訓練・勤務過程はパイロット過程の一部とも言えるものであり、コパイロットとして搭乗時間を積んでパイロットとなる者は多い。またパイロット以外の業務を希望したり、適性を見出された者は砲手、機関士、通信士など各種専門職への道を歩む場合もある。

部品: 操縦の分担
操縦の交代要員や、戦闘機動中の諸々の管制等、パイロットの代わりに留まらず、様々な行為を分担して受け持つ。また人数が増えればその業務は専門化していく。

部品: 長時間操縦の交代要員として
長距離の移動などで操縦時間が長くなるとどうしても集中力がかけていく。それによる事故を防止するために、コ・パイロットシートにも操縦用の設備があり、コントロールを交代して運用することになる。交代の際にはYou have control, I have controlの掛け声をすることになっている。

部品: 火器管制業務
ミサイル等遠距離武装のロックオンや射撃武器の狙いをつける、弾倉の交換シーケンス等、パイロットが機動中に行うには複雑すぎる行為を一手に引き受ける。また艦艇などでは砲座や雷装の操作を分担することもある。

部品: 通信業務
作戦本部や僚機等、現代戦闘は連携が不可欠であり、そのために通信を常に確立させておく事は重要である。それらの煩雑な作業をこなす。

部品: 索敵業務
レーダーやソナー等の監視・確認等は意外に集中力を削がれるものである。分担としてそれらを受け持つことで、危機管理に一役買うのである。

部品: 航法業務
航路図や地図を確認し、作戦や指示に沿った適切な経路を導き出しナビゲートする能力である。戦場の迷子にならぬようしっかりとした位置取りをする補助を行う。

部品: 機関業務
船舶等の大型エンジンや、特殊な機構により慎重を期する必要があるモノに対しては、それらをケアする業務も割り振られる。文字通りの心臓部を動かし続ける仕事は重要だ。

部品: ダメージコントロール
機体の被害状況から稼働部位や利用可能な装備を確認しフォローを行う。搭乗機体がどのような状況に置かれているかを確認し整備や補修のタイミングや後退の指示を仰ぎやすくすることで生存の確立を上げるのだ。

部品: いわゆるフライトエンジニア
機体に乗り込んで、機体の取り扱い、主に整備を行う。俗にいうフライトエンジニアである。実際の操縦は行わず、それ以外の整備・機体調整を取り扱う。

部品: 機上整備員としての乗務
運用中の計器管理や、燃料系統、空調装置、油圧系統、電気系などの各種システムの調整を一手に引き受ける。ある程度は電子化されているが、それらの故障時のシステム代行や再調整など、運用中のあらゆるトラブルから機体とパイロットを守り機体を維持する。

部品: 整備員としての経験を活かしたパイロット支援
整備中に、稼働させながらのということはままある話である。それらの経験を活かし、実際の稼働中の機体に手を加え、パイロットが動かしやすいよう調整を行うこともある。

部品: 機上のなんでも屋
機上整備士はただ整備面や損傷のトラブルを解決するだけでなく操作や計器面などソフト面のフォローも行うコパイロットとしての側面も持つ。フォローできる範囲を広げる事によってパイロットの負担を減らしパイロットの能力を最大限に引き出せるよう努力する縁の下の力持ちのような存在だ。

部品: 機上整備員を必要とする機体
操縦者だけでは機体の完全な取り扱いができない機体全てに乗り込むことができる。その為、特に搭乗不可な機体はない。

部品: 機体トラブル対応
戦場では常に様々な問題が起こるものである。特に期待運用に支障をきたすトラブルは致命的なものであり応急的な対処によってとりあえずの稼働が可能な状況までリカバリーを行い問題の一時保留によって状況の先送りをし、後方で着実な整備を受けられるようにする応急対応が必要となる事もある

部品: 機上整備員資格
整備士の中から選抜され、その中で試験をパスした者がなれる。それだけ狭き門であるが、危険度を鑑みればむべなるかなというものである。

部品: 選抜試験
整備士のうち志願者の中から、高いストレス耐性、知識力、技術力や体力等、多岐にわたった試験を経た者が選抜される。事実上パイロットと同様の資質が必要となるために試験はかなり厳しいが、仲間の命を預かる職業であるが故に、これを緩和するという話が通ったことはない。

部品: 不屈の精神力
運行中の機体の内部での調整はシビアであり、うまくいかないことも多い。そんな中でもめげずに調整を続ける精神力は重要である。

部品: 幅広い知識
整備士としての知識・技術を下敷きに、パイロットとしての知見も得て初めて機上整備員として登壇する事ができる。そのくらい、要求される知識幅は広いものである。

部品: コミュニケーション能力
問題のヒアリングや打ち合わせ、状況確認など様々な点でパイロットや同僚と話し整備や問題解決にあたる必要がある。その為当たり前の話だがコミュニケーション能力は必須事項であり、技術があっても職人気質の寡黙なという立場ではいられないわけである。

部品: 鍛え上げた体力
機上ということもあり、肉体的に厳しい状況下での作業も多い。それ故にか、彼らはおおよそ一般的な整備士よりも肉体を鍛え上げる傾向にある。自分の命と、仲間の安全を守るためである。

部品: 機付整備員資格
試験を経て整備士資格を取得した者。彼らが数年の業務経験を得て、整備が不十分だったり適当な仕事をしたら搭乗者の命を奪う可能性があると真に自覚し整備士としてまず一人前と認められた時、担当機体が与えられる。先ずは先輩達との合同担当機体からではあるが、そこから更に修練と実績を積むことで、また新たな担当機が割り当てられていくのだ。

部品: 担当機体を持つということ
担当機体はその整備士の顔ともいえる。無名騎士がそこに住む人々のために作った機体の一つであるが、一つの機体を自分が整備調整の全てを担うのだ。それは整備士の誇りであり、責任である。以前、技術の暴走や濫用によって酷い被害を出した無名騎士藩国において、その機体を正しく導き運用するために努力を続けることは義務である。担当機はその責任と義務が表面化され自分の能力が反映される、逃げることのできない鏡であり、担当機が決まった整備士はより一層その機体に己の技術を注ぐのだ。

部品: 機体メカニズムの理解
機体に使用されているギアの1つ1つに至るまで理解を深めることは、整備の精度を高めることのアプローチにおいて最も重要である。

部品: 環境や安全に関する知識
機体には様々な危険物が使用されている。それらが環境に及ぼす害や、安全な運用について常に学習し、知識を蓄える。

部品: 機体点検・整備
平時の点検に於いてはチェックリストを使用し、漏れなく整備を行う。膨大な量に及ぶことがあるが、それを疎かにすることはパイロットを、ひいては国を危険に晒すことにもなりかねない為、確実に履行されている。

部品: パイロット支援
パイロットも知類である。癖が出るものである。彼らに合わせて微妙な調整を施し、運用をよりスムーズにするために支援をする。

部品: 緊急発進対応
いつ何時スクランブルがかかるか分からない。それに対応するため、自分が担当する機械は常に十分なメンテナンスを行い、すぐに発進出来るようにしているのである。

部品: 担当機器専門知識
自身が担当する機械のマニュアルを読み、知識を深める。実物を触り、経験を深める。そうして地震が担当する機器についての知識を深めていく。

部品: 要求性能の理解
パイロット、現場が求める要求性能を理解し、その性能を満たす方法がわかること。もしくは要求の実現が不可能であることがわかることは大事なことだ。しっかりと工数を把握して上申することは、発注側にとってもメリットがある。

部品: 工期の把握
他作業者との作業分配等を考慮し、要求性能を満たすための作業工期を把握する技能。効率的に整備を行うために正しく把握することは必要である。

部品: チームワーク
機械の整備は複数人で行うことがほとんどのため、目的、情報を共有し連携するチームワークが重要となる。整備士達のチームは家族と同じだ。

部品: 機械を扱う者としての倫理
整備士は機械の整備を請け負う職業である。ただの車であっても、整備が不十分であったり、危険な整備をされていればそれは事故を起こし、人の命を奪うかもしれない。
I=Dなどの兵器であればなおさら、整備不良はパイロットの命を奪う結果になりかねないし、それは自分が大事にしている国や家族を危険にさらすことになる。
自分の仕事が人の命を左右する可能性を自覚していない者は整備士になる資格はない。
どんな機械でも、それを扱い人が自分の家族であるつもりで整備に臨む。それが整備士の心がけである。
最終更新:2017年10月10日 10:36