部品構造
- 大部品: マシンマイスター RD:56 評価値:9
- 部品: 概要
- 部品: 取得条件
- 大部品: 匠の技(整備技術) RD:3 評価値:2
- 部品: 深い工学知識
- 部品: 芸術の域まで達した技能
- 部品: 技能伝達で後進の育成
- 大部品: チューニングマスター(無名版) RD:39 評価値:9
- 大部品: チューニングマスター認定制度 RD:3 評価値:2
- 部品: 認定試験受験資格
- 部品: 認定を必要とする理由
- 部品: 認定試験
- 大部品: 特色(チューニングマスター) RD:7 評価値:4
- 部品: チューニング能力概要
- 部品: 高度な基礎知識
- 部品: マシンの機嫌を聞き取る耳
- 部品: パイロットの操縦特性を見抜く目
- 部品: 仕事上のコミュニケーション能力
- 部品: パーツ吟味能力
- 部品: 好きは一番の才能
- 大部品: 無名騎士特有の要素 RD:2 評価値:1
- 大部品: 名整備士(無名版) RD:27 評価値:8
- 大部品: 名整備士としての能力涵養 RD:9 評価値:5
- 部品: 工具への理解
- 部品: 長年の経験
- 部品: 整備作業の分配
- 部品: 整備環境の維持管理
- 部品: 整備工具・設備のメンテナンス
- 部品: 作業環境の改善指導
- 部品: 部品調達のコネクション
- 部品: マニュアル類の準備
- 部品: 人体構造の専門知識
- 大部品: 整備士(無名版) RD:18 評価値:7
- 大部品: 整備能力 RD:11 評価値:5
- 部品: 工学基礎
- 部品: メカニズムの理解
- 部品: 環境や安全に関する知識
- 部品: 工作実習
- 部品: 測定訓練
- 部品: I=D知識基礎
- 部品: I=D整備実習
- 部品: 専門整備知識
- 部品: 現場でのインターン実習
- 部品: 機体の電子制御知識
- 部品: 整備器具使用法涵養
- 大部品: 職業倫理 RD:4 評価値:3
- 部品: 要求性能の理解
- 部品: 工期の把握
- 部品: チームワーク
- 部品: 機械を扱う者としての倫理
- 部品: 無名騎士のものづくりの矜持
- 部品: 受験のための必要経験
- 部品: 資格取得
- 大部品: 機上整備員 RD:12 評価値:6
- 大部品: 機上整備員とは RD:7 評価値:4
- 部品: いわゆるフライトエンジニア
- 部品: 機上整備員としての乗務
- 部品: 整備員としての経験を活かしたパイロット支援
- 部品: 機上のなんでも屋
- 部品: 機上整備員を必要とする機体
- 部品: 機体トラブル対応
- 部品: 機上整備員資格
- 大部品: 求められる資質 RD:5 評価値:3
- 部品: 選抜試験
- 部品: 不屈の精神力
- 部品: 幅広い知識
- 部品: コミュニケーション能力
- 部品: 鍛え上げた体力
部品定義
部品: 概要
チューニングマスターとして長年勤務し、より高度な技術と知識を有すると、次第に「マイスター」、古典的な言い方では親方もしくは師匠と呼ばれる技術者になっていく。国内でも有数の技能を機体に運用するだけではなく、その知識を次に伝えるために後続の育成に当たるようになる。また、無名騎士藩国はあらゆる機体を生産、維持するその特性上機体の運用技術も知らなければ完全な整備はできない。その為航空工学から通信、レーダー管制など実際のパイロット業も学んでいく。その過程の結果、マイスターと呼ばれるようになる頃には実際にコパイロットとしてメカに搭乗できるようになる。搭乗できてもこれまでは未認可であり公的な場では搭乗資格は有していなかったがこの度、改めて資格試験を設置し、試験に受かれば公的な場でも整備士がコパイロットとしてメカに搭乗してもよいことになった。その資格試験に合格した彼らのことを改めて機械の匠、マシンマイスターと呼ぶ。
部品: 取得条件
チューニングマスター試験に合格した後、最低でも10年以上チューニングマスターとして業務をこなし、コパイロットとしての知識を学び搭乗訓練を得て国が主催する認定試験に合格したもの。
部品: 深い工学知識
日々進歩していく機械工学を常に学び理解していく、それを知識だけで終わらすだけはなく実際の実務に取り入れる。そうした積み重ねが年月を重ね、匠と言われるほどに深い知識を得ることに至っている。
部品: 芸術の域まで達した技能
繊細しかし正確な手際で行われる整備は、もう芸術といっていいのではないかと、見ているほうが思うほど美しさを感じる。もちろん美しさだけではなく完成度も高く、彼らの手が入り整備された機体は普段より格段に、一般的なマシンスペック以上の性能をたたき出す。
部品: 技能伝達で後進の育成
工匠としての技能と知識を、後輩(弟子)達を常に伝授、指導していくことで卓越した技能の伝承を果たさんとする。勿論マシンマイスター達に指導された後進達は、個々の差はあれど着実にマシンマイスターの知識と技術を伝授され、個人技能が上がっていく。それは日々の整備にも影響し、弟子たちの整備した機体もマシンスペックが一般性能より上がる要因になっている。
部品: 認定試験受験資格
チューニングマスターは国家で認定する職人、職業である。
認定試験を受験するためには以下の要件を満たす必要がある。
- 整備士免許を持つ。
- 所定の期間名整備士として実働の実績を持つ。
- 国家が定めた所定の種類の機体を、一定数以上整備し、結果十分な成果を出したと藩国から認定されたもの
部品: 認定を必要とする理由
チューニングマスターとは機体を調律する職人である。パイロットの操縦特性を見抜く観察眼が不足していたり、調律が狂っている場合はその機体は通常の機体より却って危険になりかねない。
本来十全な整備ができれば整備士としては十分な仕事を果たしていると言える。無理な要求から整備士自信を守るため、またチューニングを行う場合はパイロットにとっても整備した側にとっても常に満足の行く結果を出せるよう、
一定の実力をもっているという保証となる認定試験は国家にとっても整備士自身にとっても利得となる。
部品: 認定試験
認定試験は二日間に分けて行われ、安全にチューニングを行うことができる知識を持っているかを確認する筆記試験と、実際の実技を試す実技試験の2つが実施される。
それぞれの試験において細かく分野がわかれており、それぞれにおいて十分な得点を取り、かつ重大な事故につながりない兼ねない問題に関しては禁忌肢問題が設定されており、
実技知識試験双方においてこの禁忌を踏んでしまった受験者は得点にかかわらず不合格となる。
人の命に関わる試験である以上内容は厳しく、十全に実力がある職人だけが合格できるよう問題が考慮されている。
試験は1年に1度国家試験として行われる。
部品: チューニング能力概要
チューニングマスターのチューニング能力は、魔法ではない。本来兵器は十全に使えるように整備されているだけで理想的な状態なのだ。
つまりチューニング能力とは、パイロット毎に機体を調律して、操縦手ごとのフィーリングや、操縦特性に一致させることにより、機体と、パイロットの最大公約数を引き出すことなのだ。
部品: 高度な基礎知識
職人というと何事も経験だ、職歴だという見方になりがちだが、実際に必要とされるのは地に足のついた、工学、科学知識である。物事の原理原則を知り、基本的な機体の状態を知るからこそ、チューニングが可能なのである。
チューニングマスターは最新の機体に導入される技術に対しても遅れをとらないよう、常に勉強している。
部品: マシンの機嫌を聞き取る耳
チューニングマスターは、エンジンの駆動音だけで、その機体の機嫌を聞き取ることができる。これは超常的なものではなく、
長年の実務経験からの妥当な判断能力である。人の努力の完成とは、努力の成果を呼吸のように行うことである。
以下はある日の新人とチューニングマスターの会話である。
新米整備士「加速ポンプが擦り切れてるんですよ。」
チューニングマスター「わかってる」
新米整備士「フューエルインジェクターにサイレンサーがついてないし」
チューニングマスター「必要ない」
新米整備士「えっ、うるさいし振動が」
チューニングマスター「そんなものをつけたらマシンの機嫌がわからなくなる。」
部品: パイロットの操縦特性を見抜く目
チューニングマスターはパイロットに合わせて機体を調律する以上、そのパイロットがどのような操縦をしているか、それを見る目がなければ正しい調律のしようがない。
機体からとれるデータを知識と経験に基づいて正確に見抜く目がなければチューニングマスターは成立しないのだ。
部品: 仕事上のコミュニケーション能力
チューニングマスターは機体を調律するわけなのだが、チューニングマスターがどう思ったとしても、結果として機体を操縦するのはパイロットである。
特にチューニングを必要とするほどの名パイロットである以上機体は手足と同じである、チューニング内容の打ち合わせにも、事前説明にも、予想されるトラブルに関しても、
適切なコミュニケーションを取らなければパイロットの希望をまともに聞くこともできないのだ。
優れた職人とは使い手が満足するための仕事のために、コミュニケーションを惜しまないものなのだ。
部品: パーツ吟味能力
同じ工場で量産されている機体パーツだとしても、実際には少しづつ違いがある。よく言うこのエンジンは当たりだ!というやつである。チューニングマスターはパーツのそのわずかな個性を把握し、パーツ同士の相性も考えてチューニングを行うのだ。
部品: 好きは一番の才能
チューニングマスターは非常に高度な技術と知識の両立を要求される。これはもうメカいじり自体が好きでなければ苦行でしかない。純粋に機械いじりを愛し、機体の役割を理解して、使い手を思いやることができる人間性こそがチューニングマスターに要求される一番の才能かもしれない。
部品: 無名騎士藩の実績
無名騎士藩では、国家レベルでこのチューニングマスターを運用し、実際に運用される機体をチューニングして最適化し、成果を向上させた実績と経験を持つ。
部品: 職業の歴史
無名騎士のチューニングマスターは現在に至るまで脈々と受け継がれてきた名整備士達の技術を土台に、機体の声を聞くことができるほどの経験を持ち、機械の機嫌をとり、機体に最適なチューニングが行えるようになった者は、
チューニングマスターとして国に認められ、讃えられた。
部品: 工具への理解
整備を行うにあたり使用する工具に対する理解も深く持つ必要がある。
鉄火場ともいえる整備工場の中で、その場に最適な種類の工具を即座に判断し、適切に扱うこともまた、1つのスキルといえる。
部品: 長年の経験
名整備士と整備士を分けるもの。それは経験である。
様々な機械の整備を経験し、所謂勘所と言った観点で機械の故障箇所を見抜く。
そういったことをできるようになるにつれ、彼らは周囲から『名整備士』と言われるようになる。
これは才能や実際の仕事量にもよるが整備士になってから5年はかかると言われる。
部品: 整備作業の分配
名整備士は整備士グループの中心人物であることが多く、リーダーとして他の整備士に作業を割り振る事が多い。
その際、名整備士は修理箇所を的確に見抜き、そこに長けた人物に作業を割当、スムーズに整備作業が進むように取り計らう
部品: 整備環境の維持管理
整備の周辺環境によって作業効率は刻一刻と変化する。
作業工具の定位置管理といった整理整頓の徹底から設備や整備場所のレイアウトの設定まで
ベテラン整備士はチームで動きやすい環境を維持するように注意を払う。
部品: 整備工具・設備のメンテナンス
整備工具はそれ自体が整備を必要とするが、品質維持には専門知識と経験が必要となる。
工具類の摩耗具合の見極めや検査器具の精度は、ベテラン整備士の定期的な点検によって確認・維持される。
部品: 作業環境の改善指導
機械整備における正解は存在しないため、現在の手法に対する改善活動は常に行い、内容を更新していくのが望ましい。
率先して具体的な改善内容を提案するためには、ベテランの経験と洞察力が必要であり、これをけん引していく能力が求められる。
部品: 部品調達のコネクション
整備用の交換部品を緊急で外部に依頼出来る取引先が多ければ、激しい運用が求められる繁忙期にも安定した整備を行うポテンシャルを準備出来る。
ベテラン整備士は緊急で部品を調達するネットワークを日頃から形成する努力を行い、緊急時には整備対応の一部を外部に委託出来ることが望ましい。
部品: マニュアル類の準備
整備のための具体的な方法を指示したマニュアル類を日頃から制作する事務仕事。
整備方法の統一に使われ、手順の明確化は作業効率に、チェックリストの整備は不良の抑制に威力を発揮する。
部品: 人体構造の専門知識
一部の人型機械の構造理解に必要な基礎知識。
これらの機械は人の構造を模して造られているため、その共通点から整備上注意する箇所を把握、潜在的な不良に対して適切な処置を行うために必須となる。
部品: 工学基礎
機械の構造や構成部品についての知識。各種の製品に特化した知識ではなく、あくまで整備技術を付け焼刃にしないための基礎理論である。
部品: メカニズムの理解
機械の動作原理と部品についての実践的な知識。具体的に構造や仕組みを知ることにより、整備スキルを向上させる。
部品: 環境や安全に関する知識
パイロット・その他の機械、機体の使用者の身を守るための安全に対する知識、機械を製造・運用する上での環境に対する配慮等の知識全般。
部品: 工作実習
工学科に所属する学生として、実際に実習を行う。整備は知識も重要だが同時に職人的要素も強い。手先で実際の動きを体に染み込ませるため、知識獲得と同時に実習も常に行い、知識と手技のレベルを一致させる教育方針になっている。
部品: 測定訓練
正確な整備を行うためにはきちんと機体のデータを測定できる必要がある。エンジンの異音や回転数の調子など、マシンの機嫌を図ることも整備士の必須技術である。
これらを測定機械を使って客観的に知る実習と、実際に整備士として働く指導員からの経験知識の両方で学ぶ。
部品: I=D知識基礎
ニューワールドにおいて整備士の重要な仕事にI=Dの整備がある。機械知識の基礎過程を終えた後、I=D特有のエンジンやフレーム、部品構造に関して専門的な知識を学習する。
部品: I=D整備実習
I=Dに関する整備知識を学んだ上で、整備学校にある学習用の退役I=Dを利用して実際にI=Dの整備を学生と指導員で行う。実地でのI=Dを相手にした苦戦格闘はその後の整備士としての人生に大きく寄与するだろう。
部品: 専門整備知識
整備士としてI=Dまでの整備は必須である。その上で人型戦車とRBの整備に関しても学習する。自国で伝統的に人型戦車を生産しているためである。
人型戦車とRBは双方技術体系が異なる。安全に整備するために2年の時間をかけて総合的に学習を行う。
部品: 現場でのインターン実習
I=Dだけでなく、車両や人型戦車、RB、艦船や戦艦、町工場に至るまで、現場での実習を行うことが義務付けられている。先輩方を手伝いながら、活きた技術を体得するのだ。
部品: 機体の電子制御知識
機体を動かすのはハードウェアだけではない。機体を制御するソフトウェアに関しても、整備士として必要な基礎的過程と、メンテナンスに関する専門知識を学習する。
部品: 整備器具使用法涵養
整備器具は使い方によっては使用者を怪我させかねないものが多い。旋盤は軽々に扱えば指を削ってしまうし、刃物を使う際はレストを取らなければ思わぬ方向に刃が滑った時に先に人がいれば大変なことになる。
器具の正しい使用法をきちんと学習していることは整備士として最低限度の義務である。
部品: 要求性能の理解
パイロット、現場が求める要求性能を理解し、その性能を満たす方法がわかること。もしくは要求の実現が不可能であることがわかることは大事なことだ。しっかりと工数を把握して上申することは、発注側にとってもメリットがある。
部品: 工期の把握
他作業者との作業分配等を考慮し、要求性能を満たすための作業工期を把握する技能。効率的に整備を行うために正しく把握することは必要である。
部品: チームワーク
機械の整備は複数人で行うことがほとんどのため、目的、情報を共有し連携するチームワークが重要となる。整備士達のチームは家族と同じだ。
部品: 機械を扱う者としての倫理
整備士は機械の整備を請け負う職業である。ただの車であっても、整備が不十分であったり、危険な整備をされていればそれは事故を起こし、人の命を奪うかもしれない。
I=Dなどの兵器であればなおさら、整備不良はパイロットの命を奪う結果になりかねないし、それは自分が大事にしている国や家族を危険にさらすことになる。
自分の仕事が人の命を左右する可能性を自覚していない者は整備士になる資格はない。
どんな機械でも、それを扱い人が自分の家族であるつもりで整備に臨む。それが整備士の心がけである。
部品: 無名騎士のものづくりの矜持
無名騎士藩は過去からずっと堅実なものづくりをしてきた。
無名騎士はそこに住む国民のために、藩国のために、必要なものを作り続けてきたことが喜びで、プライドだ。
様々な戦場や、生活で、英雄でない、それでも世界を良くしようとする普通の人々の助けとなるため働いてきた。
その上で、無名騎士は失敗もしでかした。
それは技術の暴走や濫用によって引き起こされた。絶対にあってはならないことだった。被害は取り返しがつかない。
無名騎士にできることは、それでも無名騎士があってニューワールドにとってよかったと、
一人でも多くの人に信じてもらえるよう、具体的に、誠実に努力を続ける事だ。
藩王を筆頭として失敗を忘れず。深く反省し、同じ失敗を絶対に繰り返さないように対策し続ける。
部品: 受験のための必要経験
専門の養成機関で2年以上の訓練経験、もしくは3年以上、現役かつ藩国指定の指導名整備士の元でカリキュラムを基に実務経験を経る事が必須となる。
実地で経験を積むほうがいいと思われていることもあるが、期間が長いかつ勉強をしながらになるため養成機関に通うものが多い。
これらの期間を経て養成機関で藩国が定めたカリキュラムを経て必要な能力を涵養したと認められたものか、指導名整備士に訓練期間後受験資格を認められた者が国家試験の受験資格を得る。
著しく能力が不足するものは追加の訓練が必要であるため、留年となる他、倫理観が欠如していると認められる者や、薬物濫用の経歴があるものは受験を認められない。
部品: 資格取得
必要経験を満たしたと認定されたものは、藩国の公的認定機関による資格認定試験を受ける。これに合格することにより、晴れて整備士と名乗ることができるようになる。
部品: いわゆるフライトエンジニア
機体に乗り込んで、機体の取り扱い、主に整備を行う。俗にいうフライトエンジニアである。実際の操縦は行わず、それ以外の整備・機体調整を取り扱う。
部品: 機上整備員としての乗務
運用中の計器管理や、燃料系統、空調装置、油圧系統、電気系などの各種システムの調整を一手に引き受ける。ある程度は電子化されているが、それらの故障時のシステム代行や再調整など、運用中のあらゆるトラブルから機体とパイロットを守り機体を維持する。
部品: 整備員としての経験を活かしたパイロット支援
整備中に、稼働させながらのということはままある話である。それらの経験を活かし、実際の稼働中の機体に手を加え、パイロットが動かしやすいよう調整を行うこともある。
部品: 機上のなんでも屋
機上整備士はただ整備面や損傷のトラブルを解決するだけでなく操作や計器面などソフト面のフォローも行うコパイロットとしての側面も持つ。フォローできる範囲を広げる事によってパイロットの負担を減らしパイロットの能力を最大限に引き出せるよう努力する縁の下の力持ちのような存在だ。
部品: 機上整備員を必要とする機体
操縦者だけでは機体の完全な取り扱いができない機体全てに乗り込むことができる。その為、特に搭乗不可な機体はない。
部品: 機体トラブル対応
戦場では常に様々な問題が起こるものである。特に期待運用に支障をきたすトラブルは致命的なものであり応急的な対処によってとりあえずの稼働が可能な状況までリカバリーを行い問題の一時保留によって状況の先送りをし、後方で着実な整備を受けられるようにする応急対応が必要となる事もある
部品: 機上整備員資格
整備士の中から選抜され、その中で試験をパスした者がなれる。それだけ狭き門であるが、危険度を鑑みればむべなるかなというものである。
部品: 選抜試験
整備士のうち志願者の中から、高いストレス耐性、知識力、技術力や体力等、多岐にわたった試験を経た者が選抜される。事実上パイロットと同様の資質が必要となるために試験はかなり厳しいが、仲間の命を預かる職業であるが故に、これを緩和するという話が通ったことはない。
部品: 不屈の精神力
運行中の機体の内部での調整はシビアであり、うまくいかないことも多い。そんな中でもめげずに調整を続ける精神力は重要である。
部品: 幅広い知識
整備士としての知識・技術を下敷きに、パイロットとしての知見も得て初めて機上整備員として登壇する事ができる。そのくらい、要求される知識幅は広いものである。
部品: コミュニケーション能力
問題のヒアリングや打ち合わせ、状況確認など様々な点でパイロットや同僚と話し整備や問題解決にあたる必要がある。その為当たり前の話だがコミュニケーション能力は必須事項であり、技術があっても職人気質の寡黙なという立場ではいられないわけである。
部品: 鍛え上げた体力
機上ということもあり、肉体的に厳しい状況下での作業も多い。それ故にか、彼らはおおよそ一般的な整備士よりも肉体を鍛え上げる傾向にある。自分の命と、仲間の安全を守るためである。
提出書式
大部品: マシンマイスター RD:56 評価値:9
-部品: 概要
-部品: 取得条件
-大部品: 匠の技(整備技術) RD:3 評価値:2
--部品: 深い工学知識
--部品: 芸術の域まで達した技能
--部品: 技能伝達で後進の育成
-大部品: チューニングマスター(無名版) RD:39 評価値:9
--大部品: チューニングマスター認定制度 RD:3 評価値:2
---部品: 認定試験受験資格
---部品: 認定を必要とする理由
---部品: 認定試験
--大部品: 特色(チューニングマスター) RD:7 評価値:4
---部品: チューニング能力概要
---部品: 高度な基礎知識
---部品: マシンの機嫌を聞き取る耳
---部品: パイロットの操縦特性を見抜く目
---部品: 仕事上のコミュニケーション能力
---部品: パーツ吟味能力
---部品: 好きは一番の才能
--大部品: 無名騎士特有の要素 RD:2 評価値:1
---部品: 無名騎士藩の実績
---部品: 職業の歴史
--大部品: 名整備士(無名版) RD:27 評価値:8
---大部品: 名整備士としての能力涵養 RD:9 評価値:5
----部品: 工具への理解
----部品: 長年の経験
----部品: 整備作業の分配
----部品: 整備環境の維持管理
----部品: 整備工具・設備のメンテナンス
----部品: 作業環境の改善指導
----部品: 部品調達のコネクション
----部品: マニュアル類の準備
----部品: 人体構造の専門知識
---大部品: 整備士(無名版) RD:18 評価値:7
----大部品: 整備能力 RD:11 評価値:5
-----部品: 工学基礎
-----部品: メカニズムの理解
-----部品: 環境や安全に関する知識
-----部品: 工作実習
-----部品: 測定訓練
-----部品: I=D知識基礎
-----部品: I=D整備実習
-----部品: 専門整備知識
-----部品: 現場でのインターン実習
-----部品: 機体の電子制御知識
-----部品: 整備器具使用法涵養
----大部品: 職業倫理 RD:4 評価値:3
-----部品: 要求性能の理解
-----部品: 工期の把握
-----部品: チームワーク
-----部品: 機械を扱う者としての倫理
----部品: 無名騎士のものづくりの矜持
----部品: 受験のための必要経験
----部品: 資格取得
-大部品: 機上整備員 RD:12 評価値:6
--大部品: 機上整備員とは RD:7 評価値:4
---部品: いわゆるフライトエンジニア
---部品: 機上整備員としての乗務
---部品: 整備員としての経験を活かしたパイロット支援
---部品: 機上のなんでも屋
---部品: 機上整備員を必要とする機体
---部品: 機体トラブル対応
---部品: 機上整備員資格
--大部品: 求められる資質 RD:5 評価値:3
---部品: 選抜試験
---部品: 不屈の精神力
---部品: 幅広い知識
---部品: コミュニケーション能力
---部品: 鍛え上げた体力
部品: 概要
チューニングマスターとして長年勤務し、より高度な技術と知識を有すると、次第に「マイスター」、古典的な言い方では親方もしくは師匠と呼ばれる技術者になっていく。国内でも有数の技能を機体に運用するだけではなく、その知識を次に伝えるために後続の育成に当たるようになる。また、無名騎士藩国はあらゆる機体を生産、維持するその特性上機体の運用技術も知らなければ完全な整備はできない。その為航空工学から通信、レーダー管制など実際のパイロット業も学んでいく。その過程の結果、マイスターと呼ばれるようになる頃には実際にコパイロットとしてメカに搭乗できるようになる。搭乗できてもこれまでは未認可であり公的な場では搭乗資格は有していなかったがこの度、改めて資格試験を設置し、試験に受かれば公的な場でも整備士がコパイロットとしてメカに搭乗してもよいことになった。その資格試験に合格した彼らのことを改めて機械の匠、マシンマイスターと呼ぶ。
部品: 取得条件
チューニングマスター試験に合格した後、最低でも10年以上チューニングマスターとして業務をこなし、コパイロットとしての知識を学び搭乗訓練を得て国が主催する認定試験に合格したもの。
部品: 深い工学知識
日々進歩していく機械工学を常に学び理解していく、それを知識だけで終わらすだけはなく実際の実務に取り入れる。そうした積み重ねが年月を重ね、匠と言われるほどに深い知識を得ることに至っている。
部品: 芸術の域まで達した技能
繊細しかし正確な手際で行われる整備は、もう芸術といっていいのではないかと、見ているほうが思うほど美しさを感じる。もちろん美しさだけではなく完成度も高く、彼らの手が入り整備された機体は普段より格段に、一般的なマシンスペック以上の性能をたたき出す。
部品: 技能伝達で後進の育成
工匠としての技能と知識を、後輩(弟子)達を常に伝授、指導していくことで卓越した技能の伝承を果たさんとする。勿論マシンマイスター達に指導された後進達は、個々の差はあれど着実にマシンマイスターの知識と技術を伝授され、個人技能が上がっていく。それは日々の整備にも影響し、弟子たちの整備した機体もマシンスペックが一般性能より上がる要因になっている。
部品: 認定試験受験資格
チューニングマスターは国家で認定する職人、職業である。
認定試験を受験するためには以下の要件を満たす必要がある。
・整備士免許を持つ。
・所定の期間名整備士として実働の実績を持つ。
・国家が定めた所定の種類の機体を、一定数以上整備し、結果十分な成果を出したと藩国から認定されたもの
部品: 認定を必要とする理由
チューニングマスターとは機体を調律する職人である。パイロットの操縦特性を見抜く観察眼が不足していたり、調律が狂っている場合はその機体は通常の機体より却って危険になりかねない。
本来十全な整備ができれば整備士としては十分な仕事を果たしていると言える。無理な要求から整備士自信を守るため、またチューニングを行う場合はパイロットにとっても整備した側にとっても常に満足の行く結果を出せるよう、
一定の実力をもっているという保証となる認定試験は国家にとっても整備士自身にとっても利得となる。
部品: 認定試験
認定試験は二日間に分けて行われ、安全にチューニングを行うことができる知識を持っているかを確認する筆記試験と、実際の実技を試す実技試験の2つが実施される。
それぞれの試験において細かく分野がわかれており、それぞれにおいて十分な得点を取り、かつ重大な事故につながりない兼ねない問題に関しては禁忌肢問題が設定されており、
実技知識試験双方においてこの禁忌を踏んでしまった受験者は得点にかかわらず不合格となる。
人の命に関わる試験である以上内容は厳しく、十全に実力がある職人だけが合格できるよう問題が考慮されている。
試験は1年に1度国家試験として行われる。
部品: チューニング能力概要
チューニングマスターのチューニング能力は、魔法ではない。本来兵器は十全に使えるように整備されているだけで理想的な状態なのだ。
つまりチューニング能力とは、パイロット毎に機体を調律して、操縦手ごとのフィーリングや、操縦特性に一致させることにより、機体と、パイロットの最大公約数を引き出すことなのだ。
部品: 高度な基礎知識
職人というと何事も経験だ、職歴だという見方になりがちだが、実際に必要とされるのは地に足のついた、工学、科学知識である。物事の原理原則を知り、基本的な機体の状態を知るからこそ、チューニングが可能なのである。
チューニングマスターは最新の機体に導入される技術に対しても遅れをとらないよう、常に勉強している。
部品: マシンの機嫌を聞き取る耳
チューニングマスターは、エンジンの駆動音だけで、その機体の機嫌を聞き取ることができる。これは超常的なものではなく、
長年の実務経験からの妥当な判断能力である。人の努力の完成とは、努力の成果を呼吸のように行うことである。
以下はある日の新人とチューニングマスターの会話である。
新米整備士「加速ポンプが擦り切れてるんですよ。」
チューニングマスター「わかってる」
新米整備士「フューエルインジェクターにサイレンサーがついてないし」
チューニングマスター「必要ない」
新米整備士「えっ、うるさいし振動が」
チューニングマスター「そんなものをつけたらマシンの機嫌がわからなくなる。」
部品: パイロットの操縦特性を見抜く目
チューニングマスターはパイロットに合わせて機体を調律する以上、そのパイロットがどのような操縦をしているか、それを見る目がなければ正しい調律のしようがない。
機体からとれるデータを知識と経験に基づいて正確に見抜く目がなければチューニングマスターは成立しないのだ。
部品: 仕事上のコミュニケーション能力
チューニングマスターは機体を調律するわけなのだが、チューニングマスターがどう思ったとしても、結果として機体を操縦するのはパイロットである。
特にチューニングを必要とするほどの名パイロットである以上機体は手足と同じである、チューニング内容の打ち合わせにも、事前説明にも、予想されるトラブルに関しても、
適切なコミュニケーションを取らなければパイロットの希望をまともに聞くこともできないのだ。
優れた職人とは使い手が満足するための仕事のために、コミュニケーションを惜しまないものなのだ。
部品: パーツ吟味能力
同じ工場で量産されている機体パーツだとしても、実際には少しづつ違いがある。よく言うこのエンジンは当たりだ!というやつである。チューニングマスターはパーツのそのわずかな個性を把握し、パーツ同士の相性も考えてチューニングを行うのだ。
部品: 好きは一番の才能
チューニングマスターは非常に高度な技術と知識の両立を要求される。これはもうメカいじり自体が好きでなければ苦行でしかない。純粋に機械いじりを愛し、機体の役割を理解して、使い手を思いやることができる人間性こそがチューニングマスターに要求される一番の才能かもしれない。
部品: 無名騎士藩の実績
無名騎士藩では、国家レベルでこのチューニングマスターを運用し、実際に運用される機体をチューニングして最適化し、成果を向上させた実績と経験を持つ。
部品: 職業の歴史
無名騎士のチューニングマスターは現在に至るまで脈々と受け継がれてきた名整備士達の技術を土台に、機体の声を聞くことができるほどの経験を持ち、機械の機嫌をとり、機体に最適なチューニングが行えるようになった者は、
チューニングマスターとして国に認められ、讃えられた。
部品: 工具への理解
整備を行うにあたり使用する工具に対する理解も深く持つ必要がある。
鉄火場ともいえる整備工場の中で、その場に最適な種類の工具を即座に判断し、適切に扱うこともまた、1つのスキルといえる。
部品: 長年の経験
名整備士と整備士を分けるもの。それは経験である。
様々な機械の整備を経験し、所謂勘所と言った観点で機械の故障箇所を見抜く。
そういったことをできるようになるにつれ、彼らは周囲から『名整備士』と言われるようになる。
これは才能や実際の仕事量にもよるが整備士になってから5年はかかると言われる。
部品: 整備作業の分配
名整備士は整備士グループの中心人物であることが多く、リーダーとして他の整備士に作業を割り振る事が多い。
その際、名整備士は修理箇所を的確に見抜き、そこに長けた人物に作業を割当、スムーズに整備作業が進むように取り計らう
部品: 整備環境の維持管理
整備の周辺環境によって作業効率は刻一刻と変化する。
作業工具の定位置管理といった整理整頓の徹底から設備や整備場所のレイアウトの設定まで
ベテラン整備士はチームで動きやすい環境を維持するように注意を払う。
部品: 整備工具・設備のメンテナンス
整備工具はそれ自体が整備を必要とするが、品質維持には専門知識と経験が必要となる。
工具類の摩耗具合の見極めや検査器具の精度は、ベテラン整備士の定期的な点検によって確認・維持される。
部品: 作業環境の改善指導
機械整備における正解は存在しないため、現在の手法に対する改善活動は常に行い、内容を更新していくのが望ましい。
率先して具体的な改善内容を提案するためには、ベテランの経験と洞察力が必要であり、これをけん引していく能力が求められる。
部品: 部品調達のコネクション
整備用の交換部品を緊急で外部に依頼出来る取引先が多ければ、激しい運用が求められる繁忙期にも安定した整備を行うポテンシャルを準備出来る。
ベテラン整備士は緊急で部品を調達するネットワークを日頃から形成する努力を行い、緊急時には整備対応の一部を外部に委託出来ることが望ましい。
部品: マニュアル類の準備
整備のための具体的な方法を指示したマニュアル類を日頃から制作する事務仕事。
整備方法の統一に使われ、手順の明確化は作業効率に、チェックリストの整備は不良の抑制に威力を発揮する。
部品: 人体構造の専門知識
一部の人型機械の構造理解に必要な基礎知識。
これらの機械は人の構造を模して造られているため、その共通点から整備上注意する箇所を把握、潜在的な不良に対して適切な処置を行うために必須となる。
部品: 工学基礎
機械の構造や構成部品についての知識。各種の製品に特化した知識ではなく、あくまで整備技術を付け焼刃にしないための基礎理論である。
部品: メカニズムの理解
機械の動作原理と部品についての実践的な知識。具体的に構造や仕組みを知ることにより、整備スキルを向上させる。
部品: 環境や安全に関する知識
パイロット・その他の機械、機体の使用者の身を守るための安全に対する知識、機械を製造・運用する上での環境に対する配慮等の知識全般。
部品: 工作実習
工学科に所属する学生として、実際に実習を行う。整備は知識も重要だが同時に職人的要素も強い。手先で実際の動きを体に染み込ませるため、知識獲得と同時に実習も常に行い、知識と手技のレベルを一致させる教育方針になっている。
部品: 測定訓練
正確な整備を行うためにはきちんと機体のデータを測定できる必要がある。エンジンの異音や回転数の調子など、マシンの機嫌を図ることも整備士の必須技術である。
これらを測定機械を使って客観的に知る実習と、実際に整備士として働く指導員からの経験知識の両方で学ぶ。
部品: I=D知識基礎
ニューワールドにおいて整備士の重要な仕事にI=Dの整備がある。機械知識の基礎過程を終えた後、I=D特有のエンジンやフレーム、部品構造に関して専門的な知識を学習する。
部品: I=D整備実習
I=Dに関する整備知識を学んだ上で、整備学校にある学習用の退役I=Dを利用して実際にI=Dの整備を学生と指導員で行う。実地でのI=Dを相手にした苦戦格闘はその後の整備士としての人生に大きく寄与するだろう。
部品: 専門整備知識
整備士としてI=Dまでの整備は必須である。その上で人型戦車とRBの整備に関しても学習する。自国で伝統的に人型戦車を生産しているためである。
人型戦車とRBは双方技術体系が異なる。安全に整備するために2年の時間をかけて総合的に学習を行う。
部品: 現場でのインターン実習
I=Dだけでなく、車両や人型戦車、RB、艦船や戦艦、町工場に至るまで、現場での実習を行うことが義務付けられている。先輩方を手伝いながら、活きた技術を体得するのだ。
部品: 機体の電子制御知識
機体を動かすのはハードウェアだけではない。機体を制御するソフトウェアに関しても、整備士として必要な基礎的過程と、メンテナンスに関する専門知識を学習する。
部品: 整備器具使用法涵養
整備器具は使い方によっては使用者を怪我させかねないものが多い。旋盤は軽々に扱えば指を削ってしまうし、刃物を使う際はレストを取らなければ思わぬ方向に刃が滑った時に先に人がいれば大変なことになる。
器具の正しい使用法をきちんと学習していることは整備士として最低限度の義務である。
部品: 要求性能の理解
パイロット、現場が求める要求性能を理解し、その性能を満たす方法がわかること。もしくは要求の実現が不可能であることがわかることは大事なことだ。しっかりと工数を把握して上申することは、発注側にとってもメリットがある。
部品: 工期の把握
他作業者との作業分配等を考慮し、要求性能を満たすための作業工期を把握する技能。効率的に整備を行うために正しく把握することは必要である。
部品: チームワーク
機械の整備は複数人で行うことがほとんどのため、目的、情報を共有し連携するチームワークが重要となる。整備士達のチームは家族と同じだ。
部品: 機械を扱う者としての倫理
整備士は機械の整備を請け負う職業である。ただの車であっても、整備が不十分であったり、危険な整備をされていればそれは事故を起こし、人の命を奪うかもしれない。
I=Dなどの兵器であればなおさら、整備不良はパイロットの命を奪う結果になりかねないし、それは自分が大事にしている国や家族を危険にさらすことになる。
自分の仕事が人の命を左右する可能性を自覚していない者は整備士になる資格はない。
どんな機械でも、それを扱い人が自分の家族であるつもりで整備に臨む。それが整備士の心がけである。
部品: 無名騎士のものづくりの矜持
無名騎士藩は過去からずっと堅実なものづくりをしてきた。
無名騎士はそこに住む国民のために、藩国のために、必要なものを作り続けてきたことが喜びで、プライドだ。
様々な戦場や、生活で、英雄でない、それでも世界を良くしようとする普通の人々の助けとなるため働いてきた。
その上で、無名騎士は失敗もしでかした。
それは技術の暴走や濫用によって引き起こされた。絶対にあってはならないことだった。被害は取り返しがつかない。
無名騎士にできることは、それでも無名騎士があってニューワールドにとってよかったと、
一人でも多くの人に信じてもらえるよう、具体的に、誠実に努力を続ける事だ。
藩王を筆頭として失敗を忘れず。深く反省し、同じ失敗を絶対に繰り返さないように対策し続ける。
部品: 受験のための必要経験
専門の養成機関で2年以上の訓練経験、もしくは3年以上、現役かつ藩国指定の指導名整備士の元でカリキュラムを基に実務経験を経る事が必須となる。
実地で経験を積むほうがいいと思われていることもあるが、期間が長いかつ勉強をしながらになるため養成機関に通うものが多い。
これらの期間を経て養成機関で藩国が定めたカリキュラムを経て必要な能力を涵養したと認められたものか、指導名整備士に訓練期間後受験資格を認められた者が国家試験の受験資格を得る。
著しく能力が不足するものは追加の訓練が必要であるため、留年となる他、倫理観が欠如していると認められる者や、薬物濫用の経歴があるものは受験を認められない。
部品: 資格取得
必要経験を満たしたと認定されたものは、藩国の公的認定機関による資格認定試験を受ける。これに合格することにより、晴れて整備士と名乗ることができるようになる。
部品: いわゆるフライトエンジニア
機体に乗り込んで、機体の取り扱い、主に整備を行う。俗にいうフライトエンジニアである。実際の操縦は行わず、それ以外の整備・機体調整を取り扱う。
部品: 機上整備員としての乗務
運用中の計器管理や、燃料系統、空調装置、油圧系統、電気系などの各種システムの調整を一手に引き受ける。ある程度は電子化されているが、それらの故障時のシステム代行や再調整など、運用中のあらゆるトラブルから機体とパイロットを守り機体を維持する。
部品: 整備員としての経験を活かしたパイロット支援
整備中に、稼働させながらのということはままある話である。それらの経験を活かし、実際の稼働中の機体に手を加え、パイロットが動かしやすいよう調整を行うこともある。
部品: 機上のなんでも屋
機上整備士はただ整備面や損傷のトラブルを解決するだけでなく操作や計器面などソフト面のフォローも行うコパイロットとしての側面も持つ。フォローできる範囲を広げる事によってパイロットの負担を減らしパイロットの能力を最大限に引き出せるよう努力する縁の下の力持ちのような存在だ。
部品: 機上整備員を必要とする機体
操縦者だけでは機体の完全な取り扱いができない機体全てに乗り込むことができる。その為、特に搭乗不可な機体はない。
部品: 機体トラブル対応
戦場では常に様々な問題が起こるものである。特に期待運用に支障をきたすトラブルは致命的なものであり応急的な対処によってとりあえずの稼働が可能な状況までリカバリーを行い問題の一時保留によって状況の先送りをし、後方で着実な整備を受けられるようにする応急対応が必要となる事もある
部品: 機上整備員資格
整備士の中から選抜され、その中で試験をパスした者がなれる。それだけ狭き門であるが、危険度を鑑みればむべなるかなというものである。
部品: 選抜試験
整備士のうち志願者の中から、高いストレス耐性、知識力、技術力や体力等、多岐にわたった試験を経た者が選抜される。事実上パイロットと同様の資質が必要となるために試験はかなり厳しいが、仲間の命を預かる職業であるが故に、これを緩和するという話が通ったことはない。
部品: 不屈の精神力
運行中の機体の内部での調整はシビアであり、うまくいかないことも多い。そんな中でもめげずに調整を続ける精神力は重要である。
部品: 幅広い知識
整備士としての知識・技術を下敷きに、パイロットとしての知見も得て初めて機上整備員として登壇する事ができる。そのくらい、要求される知識幅は広いものである。
部品: コミュニケーション能力
問題のヒアリングや打ち合わせ、状況確認など様々な点でパイロットや同僚と話し整備や問題解決にあたる必要がある。その為当たり前の話だがコミュニケーション能力は必須事項であり、技術があっても職人気質の寡黙なという立場ではいられないわけである。
部品: 鍛え上げた体力
機上ということもあり、肉体的に厳しい状況下での作業も多い。それ故にか、彼らはおおよそ一般的な整備士よりも肉体を鍛え上げる傾向にある。自分の命と、仲間の安全を守るためである。
インポート用定義データ
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"title": "マシンマイスター",
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"description": "チューニングマスターとして長年勤務し、より高度な技術と知識を有すると、次第に「マイスター」、古典的な言い方では親方もしくは師匠と呼ばれる技術者になっていく。国内でも有数の技能を機体に運用するだけではなく、その知識を次に伝えるために後続の育成に当たるようになる。また、無名騎士藩国はあらゆる機体を生産、維持するその特性上機体の運用技術も知らなければ完全な整備はできない。その為航空工学から通信、レーダー管制など実際のパイロット業も学んでいく。その過程の結果、マイスターと呼ばれるようになる頃には実際にコパイロットとしてメカに搭乗できるようになる。搭乗できてもこれまでは未認可であり公的な場では搭乗資格は有していなかったがこの度、改めて資格試験を設置し、試験に受かれば公的な場でも整備士がコパイロットとしてメカに搭乗してもよいことになった。その資格試験に合格した彼らのことを改めて機械の匠、マシンマイスターと呼ぶ。",
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"description": "チューニングマスター試験に合格した後、最低でも10年以上チューニングマスターとして業務をこなし、コパイロットとしての知識を学び搭乗訓練を得て国が主催する認定試験に合格したもの。",
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"description": "工匠としての技能と知識を、後輩(弟子)達を常に伝授、指導していくことで卓越した技能の伝承を果たさんとする。勿論マシンマイスター達に指導された後進達は、個々の差はあれど着実にマシンマイスターの知識と技術を伝授され、個人技能が上がっていく。それは日々の整備にも影響し、弟子たちの整備した機体もマシンスペックが一般性能より上がる要因になっている。",
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"description": "チューニングマスターは国家で認定する職人、職業である。\n認定試験を受験するためには以下の要件を満たす必要がある。\n・整備士免許を持つ。\n・所定の期間名整備士として実働の実績を持つ。\n・国家が定めた所定の種類の機体を、一定数以上整備し、結果十分な成果を出したと藩国から認定されたもの\n",
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"description": "チューニングマスターとは機体を調律する職人である。パイロットの操縦特性を見抜く観察眼が不足していたり、調律が狂っている場合はその機体は通常の機体より却って危険になりかねない。\n本来十全な整備ができれば整備士としては十分な仕事を果たしていると言える。無理な要求から整備士自信を守るため、またチューニングを行う場合はパイロットにとっても整備した側にとっても常に満足の行く結果を出せるよう、\n一定の実力をもっているという保証となる認定試験は国家にとっても整備士自身にとっても利得となる。",
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"description": "認定試験は二日間に分けて行われ、安全にチューニングを行うことができる知識を持っているかを確認する筆記試験と、実際の実技を試す実技試験の2つが実施される。\nそれぞれの試験において細かく分野がわかれており、それぞれにおいて十分な得点を取り、かつ重大な事故につながりない兼ねない問題に関しては禁忌肢問題が設定されており、\n実技知識試験双方においてこの禁忌を踏んでしまった受験者は得点にかかわらず不合格となる。\n人の命に関わる試験である以上内容は厳しく、十全に実力がある職人だけが合格できるよう問題が考慮されている。\n試験は1年に1度国家試験として行われる。",
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"description": "チューニングマスターのチューニング能力は、魔法ではない。本来兵器は十全に使えるように整備されているだけで理想的な状態なのだ。\nつまりチューニング能力とは、パイロット毎に機体を調律して、操縦手ごとのフィーリングや、操縦特性に一致させることにより、機体と、パイロットの最大公約数を引き出すことなのだ。",
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"description": "職人というと何事も経験だ、職歴だという見方になりがちだが、実際に必要とされるのは地に足のついた、工学、科学知識である。物事の原理原則を知り、基本的な機体の状態を知るからこそ、チューニングが可能なのである。\nチューニングマスターは最新の機体に導入される技術に対しても遅れをとらないよう、常に勉強している。",
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"description": "チューニングマスターは、エンジンの駆動音だけで、その機体の機嫌を聞き取ることができる。これは超常的なものではなく、\n長年の実務経験からの妥当な判断能力である。人の努力の完成とは、努力の成果を呼吸のように行うことである。\n以下はある日の新人とチューニングマスターの会話である。\n新米整備士「加速ポンプが擦り切れてるんですよ。」\nチューニングマスター「わかってる」\n新米整備士「フューエルインジェクターにサイレンサーがついてないし」\nチューニングマスター「必要ない」\n新米整備士「えっ、うるさいし振動が」\nチューニングマスター「そんなものをつけたらマシンの機嫌がわからなくなる。」",
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"description": "チューニングマスターはパイロットに合わせて機体を調律する以上、そのパイロットがどのような操縦をしているか、それを見る目がなければ正しい調律のしようがない。\n機体からとれるデータを知識と経験に基づいて正確に見抜く目がなければチューニングマスターは成立しないのだ。",
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"description": "無名騎士のチューニングマスターは現在に至るまで脈々と受け継がれてきた名整備士達の技術を土台に、機体の声を聞くことができるほどの経験を持ち、機械の機嫌をとり、機体に最適なチューニングが行えるようになった者は、\nチューニングマスターとして国に認められ、讃えられた。",
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"title": "整備作業の分配",
"description": "名整備士は整備士グループの中心人物であることが多く、リーダーとして他の整備士に作業を割り振る事が多い。\nその際、名整備士は修理箇所を的確に見抜き、そこに長けた人物に作業を割当、スムーズに整備作業が進むように取り計らう",
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"title": "整備環境の維持管理",
"description": "整備の周辺環境によって作業効率は刻一刻と変化する。\n作業工具の定位置管理といった整理整頓の徹底から設備や整備場所のレイアウトの設定まで\nベテラン整備士はチームで動きやすい環境を維持するように注意を払う。",
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"title": "整備工具・設備のメンテナンス",
"description": "整備工具はそれ自体が整備を必要とするが、品質維持には専門知識と経験が必要となる。\n工具類の摩耗具合の見極めや検査器具の精度は、ベテラン整備士の定期的な点検によって確認・維持される。",
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"title": "作業環境の改善指導",
"description": "機械整備における正解は存在しないため、現在の手法に対する改善活動は常に行い、内容を更新していくのが望ましい。\n率先して具体的な改善内容を提案するためには、ベテランの経験と洞察力が必要であり、これをけん引していく能力が求められる。",
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"title": "部品調達のコネクション",
"description": "整備用の交換部品を緊急で外部に依頼出来る取引先が多ければ、激しい運用が求められる繁忙期にも安定した整備を行うポテンシャルを準備出来る。\nベテラン整備士は緊急で部品を調達するネットワークを日頃から形成する努力を行い、緊急時には整備対応の一部を外部に委託出来ることが望ましい。",
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"title": "マニュアル類の準備",
"description": "整備のための具体的な方法を指示したマニュアル類を日頃から制作する事務仕事。\n整備方法の統一に使われ、手順の明確化は作業効率に、チェックリストの整備は不良の抑制に威力を発揮する。",
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"title": "人体構造の専門知識",
"description": "一部の人型機械の構造理解に必要な基礎知識。\nこれらの機械は人の構造を模して造られているため、その共通点から整備上注意する箇所を把握、潜在的な不良に対して適切な処置を行うために必須となる。",
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"title": "環境や安全に関する知識",
"description": "パイロット・その他の機械、機体の使用者の身を守るための安全に対する知識、機械を製造・運用する上での環境に対する配慮等の知識全般。",
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"title": "工作実習",
"description": "工学科に所属する学生として、実際に実習を行う。整備は知識も重要だが同時に職人的要素も強い。手先で実際の動きを体に染み込ませるため、知識獲得と同時に実習も常に行い、知識と手技のレベルを一致させる教育方針になっている。",
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"title": "測定訓練",
"description": "正確な整備を行うためにはきちんと機体のデータを測定できる必要がある。エンジンの異音や回転数の調子など、マシンの機嫌を図ることも整備士の必須技術である。\nこれらを測定機械を使って客観的に知る実習と、実際に整備士として働く指導員からの経験知識の両方で学ぶ。",
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"title": "I=D知識基礎",
"description": "ニューワールドにおいて整備士の重要な仕事にI=Dの整備がある。機械知識の基礎過程を終えた後、I=D特有のエンジンやフレーム、部品構造に関して専門的な知識を学習する。",
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"title": "I=D整備実習",
"description": "I=Dに関する整備知識を学んだ上で、整備学校にある学習用の退役I=Dを利用して実際にI=Dの整備を学生と指導員で行う。実地でのI=Dを相手にした苦戦格闘はその後の整備士としての人生に大きく寄与するだろう。",
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"title": "専門整備知識",
"description": "整備士としてI=Dまでの整備は必須である。その上で人型戦車とRBの整備に関しても学習する。自国で伝統的に人型戦車を生産しているためである。\n人型戦車とRBは双方技術体系が異なる。安全に整備するために2年の時間をかけて総合的に学習を行う。",
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"title": "現場でのインターン実習",
"description": "I=Dだけでなく、車両や人型戦車、RB、艦船や戦艦、町工場に至るまで、現場での実習を行うことが義務付けられている。先輩方を手伝いながら、活きた技術を体得するのだ。",
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"description": "機体を動かすのはハードウェアだけではない。機体を制御するソフトウェアに関しても、整備士として必要な基礎的過程と、メンテナンスに関する専門知識を学習する。",
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"description": "整備器具は使い方によっては使用者を怪我させかねないものが多い。旋盤は軽々に扱えば指を削ってしまうし、刃物を使う際はレストを取らなければ思わぬ方向に刃が滑った時に先に人がいれば大変なことになる。\n器具の正しい使用法をきちんと学習していることは整備士として最低限度の義務である。",
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"description": "パイロット、現場が求める要求性能を理解し、その性能を満たす方法がわかること。もしくは要求の実現が不可能であることがわかることは大事なことだ。しっかりと工数を把握して上申することは、発注側にとってもメリットがある。",
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"title": "機械を扱う者としての倫理",
"description": "整備士は機械の整備を請け負う職業である。ただの車であっても、整備が不十分であったり、危険な整備をされていればそれは事故を起こし、人の命を奪うかもしれない。\nI=Dなどの兵器であればなおさら、整備不良はパイロットの命を奪う結果になりかねないし、それは自分が大事にしている国や家族を危険にさらすことになる。\n自分の仕事が人の命を左右する可能性を自覚していない者は整備士になる資格はない。\nどんな機械でも、それを扱い人が自分の家族であるつもりで整備に臨む。それが整備士の心がけである。",
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"title": "無名騎士のものづくりの矜持",
"description": "無名騎士藩は過去からずっと堅実なものづくりをしてきた。\n無名騎士はそこに住む国民のために、藩国のために、必要なものを作り続けてきたことが喜びで、プライドだ。\n様々な戦場や、生活で、英雄でない、それでも世界を良くしようとする普通の人々の助けとなるため働いてきた。\n\nその上で、無名騎士は失敗もしでかした。\nそれは技術の暴走や濫用によって引き起こされた。絶対にあってはならないことだった。被害は取り返しがつかない。\n無名騎士にできることは、それでも無名騎士があってニューワールドにとってよかったと、\n一人でも多くの人に信じてもらえるよう、具体的に、誠実に努力を続ける事だ。\n藩王を筆頭として失敗を忘れず。深く反省し、同じ失敗を絶対に繰り返さないように対策し続ける。",
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"title": "受験のための必要経験",
"description": "専門の養成機関で2年以上の訓練経験、もしくは3年以上、現役かつ藩国指定の指導名整備士の元でカリキュラムを基に実務経験を経る事が必須となる。\n実地で経験を積むほうがいいと思われていることもあるが、期間が長いかつ勉強をしながらになるため養成機関に通うものが多い。\nこれらの期間を経て養成機関で藩国が定めたカリキュラムを経て必要な能力を涵養したと認められたものか、指導名整備士に訓練期間後受験資格を認められた者が国家試験の受験資格を得る。\n著しく能力が不足するものは追加の訓練が必要であるため、留年となる他、倫理観が欠如していると認められる者や、薬物濫用の経歴があるものは受験を認められない。",
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"title": "資格取得",
"description": "必要経験を満たしたと認定されたものは、藩国の公的認定機関による資格認定試験を受ける。これに合格することにより、晴れて整備士と名乗ることができるようになる。",
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"title": "機上整備員",
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"title": "機上整備員とは",
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"title": "いわゆるフライトエンジニア",
"description": "機体に乗り込んで、機体の取り扱い、主に整備を行う。俗にいうフライトエンジニアである。実際の操縦は行わず、それ以外の整備・機体調整を取り扱う。",
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"title": "機上整備員としての乗務",
"description": "運用中の計器管理や、燃料系統、空調装置、油圧系統、電気系などの各種システムの調整を一手に引き受ける。ある程度は電子化されているが、それらの故障時のシステム代行や再調整など、運用中のあらゆるトラブルから機体とパイロットを守り機体を維持する。",
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"title": "整備員としての経験を活かしたパイロット支援",
"description": "整備中に、稼働させながらのということはままある話である。それらの経験を活かし、実際の稼働中の機体に手を加え、パイロットが動かしやすいよう調整を行うこともある。",
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"title": "機上のなんでも屋",
"description": "機上整備士はただ整備面や損傷のトラブルを解決するだけでなく操作や計器面などソフト面のフォローも行うコパイロットとしての側面も持つ。フォローできる範囲を広げる事によってパイロットの負担を減らしパイロットの能力を最大限に引き出せるよう努力する縁の下の力持ちのような存在だ。",
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"title": "機上整備員を必要とする機体",
"description": "操縦者だけでは機体の完全な取り扱いができない機体全てに乗り込むことができる。その為、特に搭乗不可な機体はない。",
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"title": "機体トラブル対応",
"description": "戦場では常に様々な問題が起こるものである。特に期待運用に支障をきたすトラブルは致命的なものであり応急的な対処によってとりあえずの稼働が可能な状況までリカバリーを行い問題の一時保留によって状況の先送りをし、後方で着実な整備を受けられるようにする応急対応が必要となる事もある",
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"title": "機上整備員資格",
"description": "整備士の中から選抜され、その中で試験をパスした者がなれる。それだけ狭き門であるが、危険度を鑑みればむべなるかなというものである。",
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"description": "整備士のうち志願者の中から、高いストレス耐性、知識力、技術力や体力等、多岐にわたった試験を経た者が選抜される。事実上パイロットと同様の資質が必要となるために試験はかなり厳しいが、仲間の命を預かる職業であるが故に、これを緩和するという話が通ったことはない。",
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"description": "問題のヒアリングや打ち合わせ、状況確認など様々な点でパイロットや同僚と話し整備や問題解決にあたる必要がある。その為当たり前の話だがコミュニケーション能力は必須事項であり、技術があっても職人気質の寡黙なという立場ではいられないわけである。",
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最終更新:2017年10月10日 22:56