海洋複合発電プラント[T21]

部品構造


  • 大部品: 海洋複合発電プラント【T21】 RD:39 評価値:9
    • 大部品: 複合型海洋発電プラント RD:35 評価値:8
      • 大部品: 発電プラント概要 RD:6 評価値:4
        • 部品: 複合発電施設
        • 部品: 環境に対する防備
        • 部品: 設立経緯
        • 部品: 海底ケーブルによる送電
        • 部品: 自然エネルギーの利用
        • 部品: 専用通信回線の設置
      • 大部品: 海流発電 RD:5 評価値:3
        • 部品: 海流を利用した発電
        • 部品: 2種類のタービンの複合利用
        • 部品: 水平軸型タービン
        • 部品: 振動水中翼タービン
        • 部品: 付着物の除去と保守点検
      • 大部品: 風力発電 RD:3 評価値:2
        • 部品: 洋上風力発電
        • 部品: 発電機へのアクセス
        • 部品: 天候による発電量の変化
      • 大部品: 海温発電 RD:2 評価値:1
        • 部品: 温度差を利用した発電
        • 部品: 低効率と設備利用
      • 大部品: 発電所作業員 RD:4 評価値:3
        • 部品: 運転要員
        • 部品: 警備要員
        • 部品: メンテナンススタッフ
        • 部品: 施設管理者
      • 大部品: 潮力発電 RD:2 評価値:1
        • 部品: 潮の満ち引きと発電
        • 部品: 塩害の影響とメンテ
      • 大部品: 国営持ち株企業による運営 RD:5 評価値:3
        • 部品: 重要施設への電力供給
        • 部品: テロ対策
        • 部品: 運営形態について
        • 部品: 非常時の優先供給順序
        • 部品: 発電需要増加への対応
      • 大部品: 地熱発電 RD:8 評価値:5
        • 部品: 海底火山を利用した地熱発電
        • 部品: 海底への発電設備の拡張
        • 部品: 地熱の有効性
        • 部品: デメリットについて
        • 部品: 緊急時のマニュアル制定
        • 部品: 海底地熱発電所の運用
        • 部品: 温水の利用
        • 部品: 各種メンテと機材
    • 大部品: 海底シェルターの設置 RD:4 評価値:3
      • 部品: 非常時の避難場所
      • 部品: 物資の貯蔵について
      • 部品: 外部への連絡手段の確立
      • 部品: 設備の切り離しについて



部品定義


部品: 複合発電施設

この海洋発電プラントは海流、風力、潮力、海温の4つの発電機を利用した複合発電プラントである。元々は資源採掘用のプラントであったものを発電に特化する形で設計変更し作成のノウハウを引き継ぐことで効率的な発電を可能とした。主に近海に建造されるが養殖などの行業に影響が出にくいよう最大限配慮がなされる事に成っている。

部品: 環境に対する防備

海はその多様性ゆえに様々な障害を引き起こす。その為当然ながらプラントにはいくつもの交換可能な防護装備が用意されている。展開式の防波柵や耐水隔壁、水圧扉から発電ブイ回収機構まで様々だ。これらによって発電所は常に防護され、環境に負けない作りとなっている。

部品: 設立経緯

この海洋複合発電プラントは資源採掘時に解体される資源採掘プラントの有効利用を目して開発された。基部や洋上施設を改装し発電所とすることでさらなる開発コストの削減と発電による国内リソースの増大を考えたわけである。これにより放棄されるはずだった一部施設は発電所に生まれ変わり、国内のエネルギー供給に役立つ施設へと新しい生を受ける事になったのだ。

部品: 海底ケーブルによる送電

もともと海底に設置された採掘場を改良し送電ケーブルを這わせている。これにより海の影響を受けることなく送電を行うことが出来るよ他、すでに採掘の為に周辺の地形が調査できているために安全を重視した設置工事が可能となり、効率的に作業を行うことが出来た。

部品: 自然エネルギーの利用

発電プラントは波や風、海水の温度差を利用して発電する為に燃料や資源をあまり消費せずに電力を生み出すことが可能である。一方でメンテナンスの手間がかかるために労力が必要となる欠点があり、これを解決しより簡単にエネルギーを手に入れる事が出来ないかと日々研究が続けられている。

部品: 専用通信回線の設置

海底ケーブルを通じて陸地と連絡を取るための専用回線が用意されている。施設内には無線による連絡が取れるようアンテナも設置されているが、天候不順などで十全に機能しない場合でも連絡が取り合う事が可能になっており、非常時に円滑な連携をとる事が可能となっている。

部品: 海流を利用した発電

海流によっておこる水の流れを利用してタービンを回し発電を行う。エネルギーの変換効率が高く30%程度の効率を保つことが出来るほか、天候に左右されにくいという利点を持つ。

部品: 2種類のタービンの複合利用

この発電方式では2種類のタービンを複合利用する事で発電効率を上げている。これは海底火山の噴火や大地震などで海流の流れが変わった際もどちらかが生き残る事により最低限の電力供給を維持する為でもあり、その場合は効率の良いタービンだけを起動させもう片方を予備機として待機させることになる。

部品: 水平軸型タービン

風力発電と同じように海流の流れに対して水平にタービンを設置しスクリューのように回転させることで電力を生み出す。風力発電のメンテナンス技術を応用する事が出来るためにメンテナンスしやすいのが利点だが、一方で流速を調節する為の設備が必要であり長期使用にコストがかかる欠点がある。

部品: 振動水中翼タービン

海水の流れによってタービンを回すスクリュータービンの角度を変える事で揚力と抗力を生じさせて発電を行う。海流の速度を調節する必要がない分長期コストがかさまないが、一方でメンテナンスが大変という欠点があり、メンテナンススタッフ泣かせと言われている。

部品: 付着物の除去と保守点検

この発電方法の敵は付着物と錆びである。特に貝や海藻などが長期間によって付着すると発電を阻害する事があり、他の発電機との効率を調整してメンテナンスが必要となる。この際に回収された付着物は自然物である限りかいりゅに乗って流される事になるが、ごみなどは分別され産業廃棄物として処理される事になっている。

部品: 洋上風力発電

資源採掘プラントを建築する際の基部を拡張することで洋上に風力発電機を設置している。洋上に設置する事で地上よりも大きな風力を得る事ができ、より多くの電力を生成する事が出来る一方潮風による設備の痛みへのケアが欠かせないために運用は慎重になされている。

部品: 発電機へのアクセス

本来洋上風力発電機にアクセスするには船かヘリコプターが必要となる。しかし洋上プラントから陸橋を繋げることでこの不便なアクセスを改善しギアボックスへのアクセスを容易にすることに成功した。これにより大幅なコスト削減に成功し、実用的な費用で風力発電機を維持する事が可能となった。

部品: 天候による発電量の変化

風力発電を行うには風が必要である。しかし海の天候は常に安定しているわけではなく、思うように発電量を稼げない場合がある。一方で嵐のような強風で通常よりも発電量が多い場合もあり得る。この不安定さを解決するために海洋プラントでは発電機の総量を増やす事で対応し、発電量のムラによる影響が出にくいようにしている。

部品: 温度差を利用した発電

海はその推進によって海水温が大きく変化する。表層と深海ではその差は特に大きくなり、この温度差を利用する事で発電を行っている。アンモニアなどの触媒を気化させタービンを回し、この気化したアンモニアをパイプを通じて深海に送る事で急速に冷やし液化、再度表層にと循環させる事で巡回型の発電を実現させることが出来たのだ。

部品: 低効率と設備利用

海洋の温度差による発電は循環型の為、一件有用なものに見えるが大きな欠点がある。これがエネルギー変換効率の低さだ。少ない資源で発電を行う事は出来るもののその総量は特筆するほど大きいものではなく、その電力は緊急時の予備機構として扱われている。一方で災害やエネルギー不足、メンテナンス時に調整が必要な場合などではこの予備電力を利用する事で総量の一時的な安定化が可能となり、本の短期間ではあるが発電所を立て直す、もしくは保守点検する時間を稼ぐことが出来るという訳だ。

部品: 運転要員

施設は常に有人環境によって管理されている。送電網の管理や発電機の状態を管理する運転要員が海洋プラントに駐在しその状況を常に監視する事でトラブルをいち早く発見し、稼働状態を維持する事ができるのだ。

部品: 警備要員

プラントは当然ながらインフラをつかさどる重要施設であり、常にセキュリティチームが待機しテロによる破壊工作に備えている。幸いなことに海上であることから警戒は容易であり、ソナーによる海中探査機構と合わせて襲撃を受けにくいためにスタッフは安定したシフトを組んで勤務する事が出来た。

部品: メンテナンススタッフ

発電機や施設の保守点検を行うメンテナンススタッフが交代で駐在している。彼らはそれぞれが専門知識を備えた整備士や技術者であり、彼らが日夜努力する事によってトラブルが防がれ、毎日の文明生活が維持されているのだ。

部品: 施設管理者

発電所を管理する施設管理者が常に2名、施設に詰めている。彼らは嵐や高波などの障害からテロ警戒まで様々な問題に対する責任を持ち、有事の際における対応を行う他、施設への補給体制の確認や搬入、搬出に関する管理を行う事務スタッフでもある。

部品: 潮の満ち引きと発電

潮の満ち引きが起こる際に生まれる運動エネルギーもまた自然が生み出すエネルギーの1つと言える。潮の満ち引きによってタービンの格納室に注水と放出を切り替え、この時に生まれる運動エネルギーによってタービンを回し発電するのである。時刻と満ち引きの予想が容易に可能出来るために発電量の予測が立てられ、燃料や有害物質を気にする必要がないため非常にクリーンな発電が可能である。

部品: 塩害の影響とメンテ

この発電方法は貝などの付着物の除去や塩害の影響を受けやすい。その為他の発電機よりもさらに短時間でのメンテナンスが必要である。このメンテナンスはその為他の発電機との稼働状況の兼ね合いによって保守整備が行われる事となっており、大抵は潮の満ち引きのスケジュールと同期して行われる事となる。

部品: 重要施設への電力供給

プラントは藩国によって重要施設への電力供給を担う目的で建造、運営された。これは国内の電力会社との無用な価格競争による競合を起こさないための措置という側面が強い。
非常時の予備電力としての面と電力供給技術の研究開発とその実地運用試験の目的での運営がなされ、その結果技術的な積み重ねと研究開発が進むこととなった。

部品: テロ対策

当然ながら海洋プラントもインフラの一端を担う電力施設であり非常時にはテロによる攻撃を受ける可能性がある。その為、定期的に警備計画と余裕を持った警備人員の配置が為されソナーの設置や警備用歩哨塔の建築など非常事態に際し迅速に対応できるよう配慮されている。

部品: 運営形態について

海洋プラントは国営持ち株企業によって運営されており、運営責任やその稼働については藩国の行っている事業の一つとしてみなされている。

部品: 非常時の優先供給順序

非常事態が起こった際はあらかじめ指定された施設に優先的に電力供給が為される。特にアシル空港とその西部に位置する陸軍基地、軍事工業地帯、海軍メガフロートは供給量が高く設定されており、ついでアレクサンドリア港の湾口設備や政庁関連施設、インフラ関連施設と続く事になっている。

部品: 発電需要増加への対応

民間への電力需要の増加により一時は重要施設への電力供給にとどめていた運営形態を改め、民間への電力供給を行う事になった。これに伴い地熱発電を中心とする発電施設の拡張が為され、需要に耐えうる電力を生産、維持する為の各種努力と研究が進められる事になった。

部品: 海底火山を利用した地熱発電

海底資源の開発が進行し海底火山の近くでの活動が可能になった事を皮切りに海底火山を利用した地熱発電の研究が始まった。これは海底火山の熱を利用して海水を蒸発させ、発生した蒸気によってタービンを回すことで発電を行う方式であり、自然のエネルギーを最大限に活用した発電として資金投下が行われ技術開発がすすめられた。

部品: 海底への発電設備の拡張

無名騎士藩国での海底資源採掘がすすみ、これに応じて海底MAPの作成や地形情報の集積が為されていった。結果として海底での地熱発電などの技術開発が可能となり発電設備のさらなる拡張が可能となった他、必要電力の増加に伴う需要に備え、民間への供給を見越して発電設備を拡張する必要が発生した。これが結果的に地熱発電の研究開発を侵攻させるための資金投下の呼び水となり、豊富な資金によって地熱発電の技術的な開発が為され、実用化にこぎつける事となった。

部品: 地熱の有効性

地熱発電、特に海底火山を利用した発電は資源を燃焼させる火力発電などと比べ二酸化炭素などの排出量が非常に少ないというメリットがある。また海底での発電を行う為事故が起きた際に起きる周囲への人的被害が小さい事、発電リソースである海水を周囲から採取する事が可能なため長期的な運用が見込める事などが優位性として見込まれた。

部品: デメリットについて

海底火山を利用した発電は当然ながら噴火や地震などの自然災害の影響を受ける可能性がある。当然ながら防護策や避難手順の徹底が必要であり、また海底という特殊環境での発電事業という事もありメンテナンス費も積み重なる事となった。またメンテナンススタッフの常駐は必須であり彼らへのケアもまた課題の一つとなる。

部品: 緊急時のマニュアル制定

海底地熱発電の開始にあたり海底採掘施設のマニュアルを参考に非常時の行動規則が定められた。マントルの冷却までの避難から復興まで事細かに内容が定められ、駐在資する職員は一読し内容を把握するよう業務命令が下ると共に、定期的な避難訓練によって非常時の行動基準を覚えられるよう対策が取られた。

部品: 海底地熱発電所の運用

海底地熱発電所の技術開発は長い時間をかけて実用にこぎつけられ、施設の建築終了と共に運用が始まった。この発電所の運用は海底の環境調査を行う海底環境観測所と連携して行われ、地震の予測や海底火山噴火の予兆が見つかった場合に即時対応できるよう有線ケーブルによって連絡手段が確保される事となった。

部品: 温水の利用

地熱発電を行った際に出る温水の一部を利用し、海洋発電プラントの海上部ではちょっとした入浴施設の拡張が行われた。これによって豊富なお湯を自由に使った入浴が可能となり、職員の気晴らしと公衆衛生面のよりよし環境作りに一役買う事になった。

部品: 各種メンテと機材

海底地熱発電では水圧や熱による機材の損耗に対し海底資源の採掘に使う作業用RBを導入した。これによって海中での安定した部品交換や整備が可能となり、整備時の危険低減や作業の効率化に一役買う事になった。しかし依然として各機材の手入れは必須であり熱や水圧による機材の損耗に対する確認と定期メンテの実施は必須であった。

部品: 非常時の避難場所

発電設備が拡張するにあたってテロや災害、その他危険に際して地上への帰還がかなわない場合に備え避難所を作る必要性が発生した。これによって他の施設と切り離して隔離可能な海底シェルターが設置され、避難手順に従って有事の際解放される事になった。

部品: 物資の貯蔵について

海底シェルターは他の施設と切り離して長時間の生活が可能なよう、50人が3か月生活するのに十分な量の物資の貯蔵と小型の海流発電機の設置が行われた。物資の劣化や機材の状態は定期的に確認され、有事の際に問題なく使えるよう定期検査のたびに記録が残され、確実な保全が行われた。

部品: 外部への連絡手段の確立

海底シェルターには外部と連絡をするため、陸上への有線回線が設置されたほか、一機の作業用RBが設置され海底発電施設との再接続が可能なようになっている。海底発電施設との再接続が何かの要因で不可能な場合は近隣海底に存在する観測施設や採掘施設へと直接連絡が取れるようアンビリカルケーブルと燃料電池の充電容量が計算されており、いざという時は直接移動を行う事で救助を呼ぶことも可能である。

部品: 設備の切り離しについて

海底シェルターは隔壁を閉じ、シェルターと他の施設を繋ぐ通路に注水を行う事で物理的な切り離しが可能なよう設計されている。これはテロや事故、災害など各種要因で設備に被害が出た際の影響を最小限にするための措置であり、事態が終了した際は復興できるよう手順がマニュアルに記載されているが、復旧は作業用RBを利用するかシェルター側、もしくは海上のプラントより管理者権限を用いて排水を行う必要があり、この作業は発電プラントを受け持つ騎士もしくはそれに類する権限を持つ人間によって行われる必要があると規定されている。



提出書式


 大部品: 海洋複合発電プラント【T21】 RD:39 評価値:9
 -大部品: 複合型海洋発電プラント RD:35 評価値:8
 --大部品: 発電プラント概要 RD:6 評価値:4
 ---部品: 複合発電施設
 ---部品: 環境に対する防備 
 ---部品: 設立経緯
 ---部品: 海底ケーブルによる送電
 ---部品: 自然エネルギーの利用
 ---部品: 専用通信回線の設置
 --大部品: 海流発電 RD:5 評価値:3
 ---部品: 海流を利用した発電
 ---部品: 2種類のタービンの複合利用
 ---部品: 水平軸型タービン
 ---部品: 振動水中翼タービン
 ---部品: 付着物の除去と保守点検
 --大部品: 風力発電 RD:3 評価値:2
 ---部品: 洋上風力発電
 ---部品: 発電機へのアクセス
 ---部品: 天候による発電量の変化
 --大部品: 海温発電 RD:2 評価値:1
 ---部品: 温度差を利用した発電
 ---部品: 低効率と設備利用
 --大部品: 発電所作業員 RD:4 評価値:3
 ---部品: 運転要員
 ---部品: 警備要員
 ---部品: メンテナンススタッフ
 ---部品: 施設管理者
 --大部品: 潮力発電 RD:2 評価値:1
 ---部品: 潮の満ち引きと発電
 ---部品: 塩害の影響とメンテ
 --大部品: 国営持ち株企業による運営 RD:5 評価値:3
 ---部品: 重要施設への電力供給
 ---部品: テロ対策
 ---部品: 運営形態について
 ---部品: 非常時の優先供給順序
 ---部品: 発電需要増加への対応
 --大部品: 地熱発電 RD:8 評価値:5
 ---部品: 海底火山を利用した地熱発電
 ---部品: 海底への発電設備の拡張
 ---部品: 地熱の有効性
 ---部品: デメリットについて
 ---部品: 緊急時のマニュアル制定
 ---部品: 海底地熱発電所の運用
 ---部品: 温水の利用
 ---部品: 各種メンテと機材
 -大部品: 海底シェルターの設置 RD:4 評価値:3
 --部品: 非常時の避難場所
 --部品: 物資の貯蔵について
 --部品: 外部への連絡手段の確立
 --部品: 設備の切り離しについて
 
 
 部品: 複合発電施設
 この海洋発電プラントは海流、風力、潮力、海温の4つの発電機を利用した複合発電プラントである。元々は資源採掘用のプラントであったものを発電に特化する形で設計変更し作成のノウハウを引き継ぐことで効率的な発電を可能とした。主に近海に建造されるが養殖などの行業に影響が出にくいよう最大限配慮がなされる事に成っている。
 
 部品: 環境に対する防備 
 海はその多様性ゆえに様々な障害を引き起こす。その為当然ながらプラントにはいくつもの交換可能な防護装備が用意されている。展開式の防波柵や耐水隔壁、水圧扉から発電ブイ回収機構まで様々だ。これらによって発電所は常に防護され、環境に負けない作りとなっている。
 
 部品: 設立経緯
 この海洋複合発電プラントは資源採掘時に解体される資源採掘プラントの有効利用を目して開発された。基部や洋上施設を改装し発電所とすることでさらなる開発コストの削減と発電による国内リソースの増大を考えたわけである。これにより放棄されるはずだった一部施設は発電所に生まれ変わり、国内のエネルギー供給に役立つ施設へと新しい生を受ける事になったのだ。
 
 部品: 海底ケーブルによる送電
 もともと海底に設置された採掘場を改良し送電ケーブルを這わせている。これにより海の影響を受けることなく送電を行うことが出来るよ他、すでに採掘の為に周辺の地形が調査できているために安全を重視した設置工事が可能となり、効率的に作業を行うことが出来た。
 
 部品: 自然エネルギーの利用
 発電プラントは波や風、海水の温度差を利用して発電する為に燃料や資源をあまり消費せずに電力を生み出すことが可能である。一方でメンテナンスの手間がかかるために労力が必要となる欠点があり、これを解決しより簡単にエネルギーを手に入れる事が出来ないかと日々研究が続けられている。
 
 部品: 専用通信回線の設置
 海底ケーブルを通じて陸地と連絡を取るための専用回線が用意されている。施設内には無線による連絡が取れるようアンテナも設置されているが、天候不順などで十全に機能しない場合でも連絡が取り合う事が可能になっており、非常時に円滑な連携をとる事が可能となっている。
 
 部品: 海流を利用した発電
 海流によっておこる水の流れを利用してタービンを回し発電を行う。エネルギーの変換効率が高く30%程度の効率を保つことが出来るほか、天候に左右されにくいという利点を持つ。
 
 部品: 2種類のタービンの複合利用
 この発電方式では2種類のタービンを複合利用する事で発電効率を上げている。これは海底火山の噴火や大地震などで海流の流れが変わった際もどちらかが生き残る事により最低限の電力供給を維持する為でもあり、その場合は効率の良いタービンだけを起動させもう片方を予備機として待機させることになる。
 
 部品: 水平軸型タービン
 風力発電と同じように海流の流れに対して水平にタービンを設置しスクリューのように回転させることで電力を生み出す。風力発電のメンテナンス技術を応用する事が出来るためにメンテナンスしやすいのが利点だが、一方で流速を調節する為の設備が必要であり長期使用にコストがかかる欠点がある。
 
 部品: 振動水中翼タービン
 海水の流れによってタービンを回すスクリュータービンの角度を変える事で揚力と抗力を生じさせて発電を行う。海流の速度を調節する必要がない分長期コストがかさまないが、一方でメンテナンスが大変という欠点があり、メンテナンススタッフ泣かせと言われている。
 
 部品: 付着物の除去と保守点検
 この発電方法の敵は付着物と錆びである。特に貝や海藻などが長期間によって付着すると発電を阻害する事があり、他の発電機との効率を調整してメンテナンスが必要となる。この際に回収された付着物は自然物である限りかいりゅに乗って流される事になるが、ごみなどは分別され産業廃棄物として処理される事になっている。
 
 部品: 洋上風力発電
 資源採掘プラントを建築する際の基部を拡張することで洋上に風力発電機を設置している。洋上に設置する事で地上よりも大きな風力を得る事ができ、より多くの電力を生成する事が出来る一方潮風による設備の痛みへのケアが欠かせないために運用は慎重になされている。
 
 部品: 発電機へのアクセス
 本来洋上風力発電機にアクセスするには船かヘリコプターが必要となる。しかし洋上プラントから陸橋を繋げることでこの不便なアクセスを改善しギアボックスへのアクセスを容易にすることに成功した。これにより大幅なコスト削減に成功し、実用的な費用で風力発電機を維持する事が可能となった。
 
 部品: 天候による発電量の変化
 風力発電を行うには風が必要である。しかし海の天候は常に安定しているわけではなく、思うように発電量を稼げない場合がある。一方で嵐のような強風で通常よりも発電量が多い場合もあり得る。この不安定さを解決するために海洋プラントでは発電機の総量を増やす事で対応し、発電量のムラによる影響が出にくいようにしている。
 
 部品: 温度差を利用した発電
 海はその推進によって海水温が大きく変化する。表層と深海ではその差は特に大きくなり、この温度差を利用する事で発電を行っている。アンモニアなどの触媒を気化させタービンを回し、この気化したアンモニアをパイプを通じて深海に送る事で急速に冷やし液化、再度表層にと循環させる事で巡回型の発電を実現させることが出来たのだ。
 
 部品: 低効率と設備利用
 海洋の温度差による発電は循環型の為、一件有用なものに見えるが大きな欠点がある。これがエネルギー変換効率の低さだ。少ない資源で発電を行う事は出来るもののその総量は特筆するほど大きいものではなく、その電力は緊急時の予備機構として扱われている。一方で災害やエネルギー不足、メンテナンス時に調整が必要な場合などではこの予備電力を利用する事で総量の一時的な安定化が可能となり、本の短期間ではあるが発電所を立て直す、もしくは保守点検する時間を稼ぐことが出来るという訳だ。
 
 部品: 運転要員
 施設は常に有人環境によって管理されている。送電網の管理や発電機の状態を管理する運転要員が海洋プラントに駐在しその状況を常に監視する事でトラブルをいち早く発見し、稼働状態を維持する事ができるのだ。
 
 部品: 警備要員
 プラントは当然ながらインフラをつかさどる重要施設であり、常にセキュリティチームが待機しテロによる破壊工作に備えている。幸いなことに海上であることから警戒は容易であり、ソナーによる海中探査機構と合わせて襲撃を受けにくいためにスタッフは安定したシフトを組んで勤務する事が出来た。
 
 部品: メンテナンススタッフ
 発電機や施設の保守点検を行うメンテナンススタッフが交代で駐在している。彼らはそれぞれが専門知識を備えた整備士や技術者であり、彼らが日夜努力する事によってトラブルが防がれ、毎日の文明生活が維持されているのだ。
 
 部品: 施設管理者
 発電所を管理する施設管理者が常に2名、施設に詰めている。彼らは嵐や高波などの障害からテロ警戒まで様々な問題に対する責任を持ち、有事の際における対応を行う他、施設への補給体制の確認や搬入、搬出に関する管理を行う事務スタッフでもある。
 
 部品: 潮の満ち引きと発電
 潮の満ち引きが起こる際に生まれる運動エネルギーもまた自然が生み出すエネルギーの1つと言える。潮の満ち引きによってタービンの格納室に注水と放出を切り替え、この時に生まれる運動エネルギーによってタービンを回し発電するのである。時刻と満ち引きの予想が容易に可能出来るために発電量の予測が立てられ、燃料や有害物質を気にする必要がないため非常にクリーンな発電が可能である。
 
 部品: 塩害の影響とメンテ
 この発電方法は貝などの付着物の除去や塩害の影響を受けやすい。その為他の発電機よりもさらに短時間でのメンテナンスが必要である。このメンテナンスはその為他の発電機との稼働状況の兼ね合いによって保守整備が行われる事となっており、大抵は潮の満ち引きのスケジュールと同期して行われる事となる。
 
 部品: 重要施設への電力供給
 プラントは藩国によって重要施設への電力供給を担う目的で建造、運営された。これは国内の電力会社との無用な価格競争による競合を起こさないための措置という側面が強い。
 非常時の予備電力としての面と電力供給技術の研究開発とその実地運用試験の目的での運営がなされ、その結果技術的な積み重ねと研究開発が進むこととなった。
 
 部品: テロ対策
 当然ながら海洋プラントもインフラの一端を担う電力施設であり非常時にはテロによる攻撃を受ける可能性がある。その為、定期的に警備計画と余裕を持った警備人員の配置が為されソナーの設置や警備用歩哨塔の建築など非常事態に際し迅速に対応できるよう配慮されている。
 
 部品: 運営形態について
 海洋プラントは国営持ち株企業によって運営されており、運営責任やその稼働については藩国の行っている事業の一つとしてみなされている。
 
 部品: 非常時の優先供給順序
 非常事態が起こった際はあらかじめ指定された施設に優先的に電力供給が為される。特にアシル空港とその西部に位置する陸軍基地、軍事工業地帯、海軍メガフロートは供給量が高く設定されており、ついでアレクサンドリア港の湾口設備や政庁関連施設、インフラ関連施設と続く事になっている。
 
 部品: 発電需要増加への対応
 民間への電力需要の増加により一時は重要施設への電力供給にとどめていた運営形態を改め、民間への電力供給を行う事になった。これに伴い地熱発電を中心とする発電施設の拡張が為され、需要に耐えうる電力を生産、維持する為の各種努力と研究が進められる事になった。
 
 部品: 海底火山を利用した地熱発電
 海底資源の開発が進行し海底火山の近くでの活動が可能になった事を皮切りに海底火山を利用した地熱発電の研究が始まった。これは海底火山の熱を利用して海水を蒸発させ、発生した蒸気によってタービンを回すことで発電を行う方式であり、自然のエネルギーを最大限に活用した発電として資金投下が行われ技術開発がすすめられた。
 
 部品: 海底への発電設備の拡張
 無名騎士藩国での海底資源採掘がすすみ、これに応じて海底MAPの作成や地形情報の集積が為されていった。結果として海底での地熱発電などの技術開発が可能となり発電設備のさらなる拡張が可能となった他、必要電力の増加に伴う需要に備え、民間への供給を見越して発電設備を拡張する必要が発生した。これが結果的に地熱発電の研究開発を侵攻させるための資金投下の呼び水となり、豊富な資金によって地熱発電の技術的な開発が為され、実用化にこぎつける事となった。
 
 部品: 地熱の有効性
 地熱発電、特に海底火山を利用した発電は資源を燃焼させる火力発電などと比べ二酸化炭素などの排出量が非常に少ないというメリットがある。また海底での発電を行う為事故が起きた際に起きる周囲への人的被害が小さい事、発電リソースである海水を周囲から採取する事が可能なため長期的な運用が見込める事などが優位性として見込まれた。
 
 部品: デメリットについて
 海底火山を利用した発電は当然ながら噴火や地震などの自然災害の影響を受ける可能性がある。当然ながら防護策や避難手順の徹底が必要であり、また海底という特殊環境での発電事業という事もありメンテナンス費も積み重なる事となった。またメンテナンススタッフの常駐は必須であり彼らへのケアもまた課題の一つとなる。
 
 部品: 緊急時のマニュアル制定
 海底地熱発電の開始にあたり海底採掘施設のマニュアルを参考に非常時の行動規則が定められた。マントルの冷却までの避難から復興まで事細かに内容が定められ、駐在資する職員は一読し内容を把握するよう業務命令が下ると共に、定期的な避難訓練によって非常時の行動基準を覚えられるよう対策が取られた。
 
 部品: 海底地熱発電所の運用
 海底地熱発電所の技術開発は長い時間をかけて実用にこぎつけられ、施設の建築終了と共に運用が始まった。この発電所の運用は海底の環境調査を行う海底環境観測所と連携して行われ、地震の予測や海底火山噴火の予兆が見つかった場合に即時対応できるよう有線ケーブルによって連絡手段が確保される事となった。
 
 部品: 温水の利用
 地熱発電を行った際に出る温水の一部を利用し、海洋発電プラントの海上部ではちょっとした入浴施設の拡張が行われた。これによって豊富なお湯を自由に使った入浴が可能となり、職員の気晴らしと公衆衛生面のよりよし環境作りに一役買う事になった。
 
 部品: 各種メンテと機材
 海底地熱発電では水圧や熱による機材の損耗に対し海底資源の採掘に使う作業用RBを導入した。これによって海中での安定した部品交換や整備が可能となり、整備時の危険低減や作業の効率化に一役買う事になった。しかし依然として各機材の手入れは必須であり熱や水圧による機材の損耗に対する確認と定期メンテの実施は必須であった。
 
 部品: 非常時の避難場所
 発電設備が拡張するにあたってテロや災害、その他危険に際して地上への帰還がかなわない場合に備え避難所を作る必要性が発生した。これによって他の施設と切り離して隔離可能な海底シェルターが設置され、避難手順に従って有事の際解放される事になった。
 
 部品: 物資の貯蔵について
 海底シェルターは他の施設と切り離して長時間の生活が可能なよう、50人が3か月生活するのに十分な量の物資の貯蔵と小型の海流発電機の設置が行われた。物資の劣化や機材の状態は定期的に確認され、有事の際に問題なく使えるよう定期検査のたびに記録が残され、確実な保全が行われた。
 
 部品: 外部への連絡手段の確立
 海底シェルターには外部と連絡をするため、陸上への有線回線が設置されたほか、一機の作業用RBが設置され海底発電施設との再接続が可能なようになっている。海底発電施設との再接続が何かの要因で不可能な場合は近隣海底に存在する観測施設や採掘施設へと直接連絡が取れるようアンビリカルケーブルと燃料電池の充電容量が計算されており、いざという時は直接移動を行う事で救助を呼ぶことも可能である。
 
 部品: 設備の切り離しについて
 海底シェルターは隔壁を閉じ、シェルターと他の施設を繋ぐ通路に注水を行う事で物理的な切り離しが可能なよう設計されている。これはテロや事故、災害など各種要因で設備に被害が出た際の影響を最小限にするための措置であり、事態が終了した際は復興できるよう手順がマニュアルに記載されているが、復旧は作業用RBを利用するかシェルター側、もしくは海上のプラントより管理者権限を用いて排水を行う必要があり、この作業は発電プラントを受け持つ騎士もしくはそれに類する権限を持つ人間によって行われる必要があると規定されている。
 
 


インポート用定義データ


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                 "title": "複合発電施設",
                 "description": "この海洋発電プラントは海流、風力、潮力、海温の4つの発電機を利用した複合発電プラントである。元々は資源採掘用のプラントであったものを発電に特化する形で設計変更し作成のノウハウを引き継ぐことで効率的な発電を可能とした。主に近海に建造されるが養殖などの行業に影響が出にくいよう最大限配慮がなされる事に成っている。",
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                 "title": "環境に対する防備 ",
                 "description": "海はその多様性ゆえに様々な障害を引き起こす。その為当然ながらプラントにはいくつもの交換可能な防護装備が用意されている。展開式の防波柵や耐水隔壁、水圧扉から発電ブイ回収機構まで様々だ。これらによって発電所は常に防護され、環境に負けない作りとなっている。",
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                 "title": "設立経緯",
                 "description": "この海洋複合発電プラントは資源採掘時に解体される資源採掘プラントの有効利用を目して開発された。基部や洋上施設を改装し発電所とすることでさらなる開発コストの削減と発電による国内リソースの増大を考えたわけである。これにより放棄されるはずだった一部施設は発電所に生まれ変わり、国内のエネルギー供給に役立つ施設へと新しい生を受ける事になったのだ。",
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                 "description": "もともと海底に設置された採掘場を改良し送電ケーブルを這わせている。これにより海の影響を受けることなく送電を行うことが出来るよ他、すでに採掘の為に周辺の地形が調査できているために安全を重視した設置工事が可能となり、効率的に作業を行うことが出来た。",
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                 "description": "発電プラントは波や風、海水の温度差を利用して発電する為に燃料や資源をあまり消費せずに電力を生み出すことが可能である。一方でメンテナンスの手間がかかるために労力が必要となる欠点があり、これを解決しより簡単にエネルギーを手に入れる事が出来ないかと日々研究が続けられている。",
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                 "description": "海底ケーブルを通じて陸地と連絡を取るための専用回線が用意されている。施設内には無線による連絡が取れるようアンテナも設置されているが、天候不順などで十全に機能しない場合でも連絡が取り合う事が可能になっており、非常時に円滑な連携をとる事が可能となっている。",
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                 "description": "この発電方式では2種類のタービンを複合利用する事で発電効率を上げている。これは海底火山の噴火や大地震などで海流の流れが変わった際もどちらかが生き残る事により最低限の電力供給を維持する為でもあり、その場合は効率の良いタービンだけを起動させもう片方を予備機として待機させることになる。",
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                 "description": "海水の流れによってタービンを回すスクリュータービンの角度を変える事で揚力と抗力を生じさせて発電を行う。海流の速度を調節する必要がない分長期コストがかさまないが、一方でメンテナンスが大変という欠点があり、メンテナンススタッフ泣かせと言われている。",
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                 "description": "資源採掘プラントを建築する際の基部を拡張することで洋上に風力発電機を設置している。洋上に設置する事で地上よりも大きな風力を得る事ができ、より多くの電力を生成する事が出来る一方潮風による設備の痛みへのケアが欠かせないために運用は慎重になされている。",
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                 "title": "天候による発電量の変化",
                 "description": "風力発電を行うには風が必要である。しかし海の天候は常に安定しているわけではなく、思うように発電量を稼げない場合がある。一方で嵐のような強風で通常よりも発電量が多い場合もあり得る。この不安定さを解決するために海洋プラントでは発電機の総量を増やす事で対応し、発電量のムラによる影響が出にくいようにしている。",
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                 "description": "海はその推進によって海水温が大きく変化する。表層と深海ではその差は特に大きくなり、この温度差を利用する事で発電を行っている。アンモニアなどの触媒を気化させタービンを回し、この気化したアンモニアをパイプを通じて深海に送る事で急速に冷やし液化、再度表層にと循環させる事で巡回型の発電を実現させることが出来たのだ。",
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                 "title": "低効率と設備利用",
                 "description": "海洋の温度差による発電は循環型の為、一件有用なものに見えるが大きな欠点がある。これがエネルギー変換効率の低さだ。少ない資源で発電を行う事は出来るもののその総量は特筆するほど大きいものではなく、その電力は緊急時の予備機構として扱われている。一方で災害やエネルギー不足、メンテナンス時に調整が必要な場合などではこの予備電力を利用する事で総量の一時的な安定化が可能となり、本の短期間ではあるが発電所を立て直す、もしくは保守点検する時間を稼ぐことが出来るという訳だ。",
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                 "description": "施設は常に有人環境によって管理されている。送電網の管理や発電機の状態を管理する運転要員が海洋プラントに駐在しその状況を常に監視する事でトラブルをいち早く発見し、稼働状態を維持する事ができるのだ。",
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                 "title": "警備要員",
                 "description": "プラントは当然ながらインフラをつかさどる重要施設であり、常にセキュリティチームが待機しテロによる破壊工作に備えている。幸いなことに海上であることから警戒は容易であり、ソナーによる海中探査機構と合わせて襲撃を受けにくいためにスタッフは安定したシフトを組んで勤務する事が出来た。",
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                 "title": "メンテナンススタッフ",
                 "description": "発電機や施設の保守点検を行うメンテナンススタッフが交代で駐在している。彼らはそれぞれが専門知識を備えた整備士や技術者であり、彼らが日夜努力する事によってトラブルが防がれ、毎日の文明生活が維持されているのだ。",
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                 "title": "施設管理者",
                 "description": "発電所を管理する施設管理者が常に2名、施設に詰めている。彼らは嵐や高波などの障害からテロ警戒まで様々な問題に対する責任を持ち、有事の際における対応を行う他、施設への補給体制の確認や搬入、搬出に関する管理を行う事務スタッフでもある。",
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                 "description": "潮の満ち引きが起こる際に生まれる運動エネルギーもまた自然が生み出すエネルギーの1つと言える。潮の満ち引きによってタービンの格納室に注水と放出を切り替え、この時に生まれる運動エネルギーによってタービンを回し発電するのである。時刻と満ち引きの予想が容易に可能出来るために発電量の予測が立てられ、燃料や有害物質を気にする必要がないため非常にクリーンな発電が可能である。",
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                 "description": "プラントは藩国によって重要施設への電力供給を担う目的で建造、運営された。これは国内の電力会社との無用な価格競争による競合を起こさないための措置という側面が強い。\n非常時の予備電力としての面と電力供給技術の研究開発とその実地運用試験の目的での運営がなされ、その結果技術的な積み重ねと研究開発が進むこととなった。",
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                 "title": "テロ対策",
                 "description": "当然ながら海洋プラントもインフラの一端を担う電力施設であり非常時にはテロによる攻撃を受ける可能性がある。その為、定期的に警備計画と余裕を持った警備人員の配置が為されソナーの設置や警備用歩哨塔の建築など非常事態に際し迅速に対応できるよう配慮されている。",
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                 "title": "非常時の優先供給順序",
                 "description": "非常事態が起こった際はあらかじめ指定された施設に優先的に電力供給が為される。特にアシル空港とその西部に位置する陸軍基地、軍事工業地帯、海軍メガフロートは供給量が高く設定されており、ついでアレクサンドリア港の湾口設備や政庁関連施設、インフラ関連施設と続く事になっている。",
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                 "title": "海底火山を利用した地熱発電",
                 "description": "海底資源の開発が進行し海底火山の近くでの活動が可能になった事を皮切りに海底火山を利用した地熱発電の研究が始まった。これは海底火山の熱を利用して海水を蒸発させ、発生した蒸気によってタービンを回すことで発電を行う方式であり、自然のエネルギーを最大限に活用した発電として資金投下が行われ技術開発がすすめられた。",
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                 "title": "海底への発電設備の拡張",
                 "description": "無名騎士藩国での海底資源採掘がすすみ、これに応じて海底MAPの作成や地形情報の集積が為されていった。結果として海底での地熱発電などの技術開発が可能となり発電設備のさらなる拡張が可能となった他、必要電力の増加に伴う需要に備え、民間への供給を見越して発電設備を拡張する必要が発生した。これが結果的に地熱発電の研究開発を侵攻させるための資金投下の呼び水となり、豊富な資金によって地熱発電の技術的な開発が為され、実用化にこぎつける事となった。",
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                 "title": "地熱の有効性",
                 "description": "地熱発電、特に海底火山を利用した発電は資源を燃焼させる火力発電などと比べ二酸化炭素などの排出量が非常に少ないというメリットがある。また海底での発電を行う為事故が起きた際に起きる周囲への人的被害が小さい事、発電リソースである海水を周囲から採取する事が可能なため長期的な運用が見込める事などが優位性として見込まれた。",
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                 "title": "デメリットについて",
                 "description": "海底火山を利用した発電は当然ながら噴火や地震などの自然災害の影響を受ける可能性がある。当然ながら防護策や避難手順の徹底が必要であり、また海底という特殊環境での発電事業という事もありメンテナンス費も積み重なる事となった。またメンテナンススタッフの常駐は必須であり彼らへのケアもまた課題の一つとなる。",
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                 "title": "緊急時のマニュアル制定",
                 "description": "海底地熱発電の開始にあたり海底採掘施設のマニュアルを参考に非常時の行動規則が定められた。マントルの冷却までの避難から復興まで事細かに内容が定められ、駐在資する職員は一読し内容を把握するよう業務命令が下ると共に、定期的な避難訓練によって非常時の行動基準を覚えられるよう対策が取られた。",
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                 "title": "海底地熱発電所の運用",
                 "description": "海底地熱発電所の技術開発は長い時間をかけて実用にこぎつけられ、施設の建築終了と共に運用が始まった。この発電所の運用は海底の環境調査を行う海底環境観測所と連携して行われ、地震の予測や海底火山噴火の予兆が見つかった場合に即時対応できるよう有線ケーブルによって連絡手段が確保される事となった。",
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                 "title": "温水の利用",
                 "description": "地熱発電を行った際に出る温水の一部を利用し、海洋発電プラントの海上部ではちょっとした入浴施設の拡張が行われた。これによって豊富なお湯を自由に使った入浴が可能となり、職員の気晴らしと公衆衛生面のよりよし環境作りに一役買う事になった。",
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                 "title": "各種メンテと機材",
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         "title": "海底シェルターの設置",
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             "title": "非常時の避難場所",
             "description": "発電設備が拡張するにあたってテロや災害、その他危険に際して地上への帰還がかなわない場合に備え避難所を作る必要性が発生した。これによって他の施設と切り離して隔離可能な海底シェルターが設置され、避難手順に従って有事の際解放される事になった。",
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             "title": "物資の貯蔵について",
             "description": "海底シェルターは他の施設と切り離して長時間の生活が可能なよう、50人が3か月生活するのに十分な量の物資の貯蔵と小型の海流発電機の設置が行われた。物資の劣化や機材の状態は定期的に確認され、有事の際に問題なく使えるよう定期検査のたびに記録が残され、確実な保全が行われた。",
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             "title": "外部への連絡手段の確立",
             "description": "海底シェルターには外部と連絡をするため、陸上への有線回線が設置されたほか、一機の作業用RBが設置され海底発電施設との再接続が可能なようになっている。海底発電施設との再接続が何かの要因で不可能な場合は近隣海底に存在する観測施設や採掘施設へと直接連絡が取れるようアンビリカルケーブルと燃料電池の充電容量が計算されており、いざという時は直接移動を行う事で救助を呼ぶことも可能である。",
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             "title": "設備の切り離しについて",
             "description": "海底シェルターは隔壁を閉じ、シェルターと他の施設を繋ぐ通路に注水を行う事で物理的な切り離しが可能なよう設計されている。これはテロや事故、災害など各種要因で設備に被害が出た際の影響を最小限にするための措置であり、事態が終了した際は復興できるよう手順がマニュアルに記載されているが、復旧は作業用RBを利用するかシェルター側、もしくは海上のプラントより管理者権限を用いて排水を行う必要があり、この作業は発電プラントを受け持つ騎士もしくはそれに類する権限を持つ人間によって行われる必要があると規定されている。",
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最終更新:2017年10月04日 02:03