アイドレスsystem4 > 医療用ウォードレス「クスシヘビ」

大部品: 衛生兵用ウォードレス「クスシヘビ」 RD:36 評価値:8
  • 大部品: 着用制限 RD:2 評価値:1
    • 部品: 製造規制
    • 部品: 使用制限
  • 大部品: 通常型ウォードレス RD:4 評価値:3
    • 部品: 通常型ウォードレスとは
    • 部品: 通常型のメリット、デメリット
    • 部品: 帝国には開発のバックボーンがある
    • 部品: 外付け装備の充実
  • 大部品: クスシヘビ RD:30 評価値:8
    • 大部品: クスシヘビ性能要求 RD:10 評価値:5
      • 部品: テンダーフォックスが欲しかった
      • 部品: そんな出力歩兵用じゃ無理
      • 部品: 求めるべき要件を考える
      • 部品: 外付けと工夫
      • 部品: 手先の器用さの確保
      • 大部品: 衛生兵用にするために RD:3 評価値:2
        • 部品: ウォードレスコネクタが不要
        • 部品: 比較的低強化。しかし下半身を重点
        • 部品: それでも着用訓練なしはきつい
      • 部品: 医療用装備の開発
      • 部品: 命名クスシヘビ
    • 大部品: 構造と機能 RD:20 評価値:7
      • 大部品: 医療系強化装備 RD:10 評価値:5
        • 部品: HUD強化型センサー「ジャノメ」
        • 部品: 医療用センサーハンド
        • 大部品: 内蔵AED「キュアバイト」 RD:6 評価値:4
          • 大部品: AED(自動体外式除細動器) RD:5 評価値:3
            • 部品: 除細動機能
            • 部品: 簡便な操作性
            • 部品: 使用の可否を自動で診断してくれる
            • 部品: 注意喚起の音声ガイド
            • 部品: AED(自動体外式除細動器)の流用実績
          • 部品: コンパクトにまとめられて内蔵
        • 大部品: 背部担架パネル「蛇の寄りかかる杖」 RD:2 評価値:1
          • 部品: 取り外し可能な救命ボードにもなる
          • 部品: とにかく頑丈
      • 大部品: ウォードレス本体部分 RD:8 評価値:5
        • 部品: 形状 緩やかな三角形
        • 部品: 頑強な背部フレームとハードポイント
        • 部品: おかげで安定する担架
        • 部品: 大きい腰部
        • 部品: 衝撃に強い脚部ユニット
        • 部品: ロケットユニット
        • 部品: 逆噴射パック
        • 部品: 軍用無線
      • 大部品: 緊急護身用遠隔スタンガン「スネークバイト」 RD:2 評価値:1
        • 部品: 実用性あるの?
        • 部品: ものすごく痛い


部品: 製造規制
製造は医師団と宰相府が行う。民間流通はされておらず、基本的に医師団で任務にのみ使用される。
類似品作成に関する規制は、基本的に帝国軍の規制に則って規制される。

部品: 使用制限
通常クスシヘビは帝国軍と医師団が管理しており、任務外では持ち出せないようになっている。
また、本体に音声認識パスワードと静脈認証システムを導入している。
着用時に手首と手掌部の毛細血管から本人を認証し、登録されている本人だけが着用できる。
そうでなければ着用しても稼動しないためただのデッドウェイトとなる

部品: 通常型ウォードレスとは
戦闘着用服ウォードレス。通常は人工筋肉で筋肉を補って人を超えたパワーを発揮する。骨格もウォードレスが提供する甲殻型と呼ばれるものもある。

部品: 通常型のメリット、デメリット
通常型のウォードレスは人工筋肉で筋力を強化するが、甲殻型と違って骨格を提供してくれるわけではない。そのため、骨格が強化されている場合ではないので、限界以上に強化すると普通に骨が折れるし体も壊れてしまう。
なので筋力は体が壊れない範囲に限られる。
ただし、サポートする部分を限定している分、外見はスマートでスペースをとらない、人間と同様の動きが可能であり、生産コストも安くなる。


部品: 帝国には開発のバックボーンがある
帝国では古くから、満点星藩国がウォードレスコネクタを必要としない歩兵が着用するウォードレス「陽光」その発展型として「天陽」を開発してきた歴史があり、
広く着用範囲をとったウォードレスはエアバイクと合わせて活用された歴史があり、人工筋肉の制作や、コネクタを使用しない情報伝達に関する装備作成のノウハウが蓄積されていた。

部品: 外付け装備の充実
歩兵用ウォードレスは筋力増幅幅に限界があり、しかもコネクタ接続がないので情報表示や操作もしづらい特徴がある。
帝国ではこれを補うために周辺装備でそれを補ってきた歴史があり、外付け装備のノウハウが充実している。

部品: テンダーフォックスが欲しかった
テンダーフォックスというのは背中に担架となる装備を背負った、高出力ウォードレスで、
軽量なうえに高出力であるので一気に移動し、傷病者を担架にのせて特急で後退するというものである。
医師団ではこれを目指した。

部品: そんな出力歩兵用じゃ無理
テンダーフォックスは高出力で短時間稼動のウォードレスだが、歩兵用を着用するのは、着用訓練をしているとはいえ普通の人間である。コネクタもない。
テンダーフォックスをそのまま作ったら着用者を殺すウォードレスが出来上がってしまうのだ。なんとか他の手段で目標を達成しなければならない。

部品: 求めるべき要件を考える
作るのはテンダーフォックスそのものでなくてもいいのだ。無念だが。
要件としては以下の通りである
1:素早く医療現場まで移動する
2:傷病者の救助や護衛のために歩兵の戦闘を支援できる。
3:現場での応急処置の邪魔をしない。応急処置の支援機能を持つ
4:傷病者の搬送を補助する機能を持ち、迅速にドッグバッグもしくは野戦病院もしくは医療機関まで撤退できる

部品: 外付けと工夫
高速移動に関しては陽光、天陽で伝統的に強襲用のロケットユニットが搭載されており、シューティングスターほどの出力はないが、元の重量が軽いため、
これを改修すればかなり短時間で距離を稼げるものと思われた。

部品: 手先の器用さの確保
医療用グローブは薄ければ薄いほど器用さが確保されるが、ウォードレスのインナーは元々かなり薄い。甲殻型と違い通常型ウォードレスを使用するメリットはここにもある。
着用したまま手指の消毒がしやすいように工夫されている。


部品: ウォードレスコネクタが不要
衛生兵用のウォードレスとして開発された経緯から、衛生兵に限らず、通常歩兵でも装備できるように操縦形式については帝国で生産されている天陽の形式を見習って製作されている。

部品: 比較的低強化。しかし下半身を重点
衛生兵用ウォードレスは骨格的に通常の人間である衛生兵が着用する前提上、第5世界のウォードレスほどの筋力増強は着用者の肉体が持たないため、本ウォードレスは筋肉増強力は天陽に準拠している。
その上でクスシヘビは迅速な現場到着と患者を保護しての撤退を前提に設計されているので、筋力強化の他にも補助を設けることで、下半身の強化を重視している。


部品: それでも着用訓練なしはきつい
ウォードレスコネクタなしでの装着のため、センサー系はヘルメット内のHUD表示を工夫することで対応している。とはいえかなり情報密度が高いので事前の習熟は必須である。移動速度上昇のための補助兵装への適応や、ウォードレス自体への知識や動かし方を体が覚えるまではかなりの危険を伴うため、なんだかんだで着用訓練なしで装備できる安易な代物ではない。

部品: 医療用装備の開発
医療用の装備はもちろんノウハウはないが、通常医療装備はすでに医師団で運用実績もあり、生産実績もある。それらの経験を生かして、医療用装備の開発を行うこととなった。

部品: 命名クスシヘビ
和錆は個人的にウイングバイパー様にとても感謝しており、普段からのふるまいや語り口を聞いて、ああ在りたいと常日頃から考えている。
なので、ウォードレスの名前はそれにちなんだものにしたかった。
元より、杖に絡んだ蛇のモチーフは医療の象徴であり、その蛇の和名から、ウォードレスの名前はクスシヘビとなった。

部品: HUD強化型センサー「ジャノメ」
コネクタのない歩兵用ウォードレスは情報の把握がしづらい。
骨伝導による音声ガイダンスを含め、見やすく、一覧性に優れたHUDをヘルメット部に搭載している。

部品: 医療用センサーハンド
医療用モニターの機能を統合したガントレット。右手に装着する。指先が電極になっており、触るだけでモニタリングが可能である他、患者の指をガントレットの指で挟みこむとSPO2も即座に測定することができる。

部品: 除細動機能
AEDというと止まった心臓を動かすというイメージが強いが、実際はやや異なる。
除細動の名前の通り、心筋がバラバラに興奮して正しく心臓が拍動していないのを、一度電気ショックでリセットをかけ、正しいリズムでの拍動を再開させるのだ。これが除細動機能である。

部品: 簡便な操作性
AEDは玄霧藩性のAEDベルトも含めて、フタを開くだけで電源が入る。
各部にイラストで次に何をすべきか説明書きがかかれており、医療人以外でもパニックにならずに使用することができる。

部品: 使用の可否を自動で診断してくれる
一般人から見た場合、その人へAEDを使用すべきかは判断が難しい。
そもそも人が倒れている状態はパニックに陥りやすい。
しかしAEDには除細動パッドを貼り付けると、自動で心電図を測定し、除細動が必要かを診断してくれる機能がある。
これにより危険な医療過誤を未然に防ぐことができる。

部品: 注意喚起の音声ガイド
AEDは操作が簡便なだけでなく、音声ガイドによるアナウンスもされる。
これは操作方法を伝えてくれるだけでなく、除細動時の感電を避けるためへ周囲への注意喚起を行う役割も兼ねている。

部品: AED(自動体外式除細動器)の流用実績
このアイドレスは冴月@無名騎士藩国によって製作された流用可能アイドレスです。
A&S様の「消防署(共和国版)」に流用されました。

部品: コンパクトにまとめられて内蔵
AEDの携行で手がふさがっていては衛生兵としての移動に支障がでる。移動中はもちろん治療中もできる限り両手が使えるように、AEDはコンパクトにまとめられてウォードレスに内蔵されている。

部品: 取り外し可能な救命ボードにもなる
ウォードレス本体にハードポイント設置されている担架はワンボタンで簡単に取り外すことができる。
一次救命処置の際に心臓マッサージする際には、安定して固い土台はありがたいし、処置が終わったあとは患者が寝そべったままウォードレス側がよりかかることで簡単にハードポイントに固定しなおすことができる。

部品: とにかく頑丈
担架は患者保護の観点からとにかく頑丈であり、装甲部より一体成型であることから、歩兵銃程度までならかなり遮蔽することができる。
患者を搬送していないときは展開した状態で背負っているため、背後から撃たれた際に助かったという報告も結構ある。

部品: 形状 緩やかな三角形
通常型ウォードレスらしく、慎重は着用者次第だが小柄な宰相府歩兵が装備して1.7m、軽装甲で軽快な運動性を持つ。
腰部のジャンプロケットと、背中の背負い式分割担架のシルエットで、下に向かって広がった、翼があるような底辺が下の三角形のシルエットである。

部品: 頑強な背部フレームとハードポイント
クスシヘビは応急処置を終えた傷病者を、最終的には背部担架ユニットに括りつけて移動するため、担架と装備をセットするために頑強な背部フレームが搭載されている。

部品: おかげで安定する担架
傷病者は背部の担架に毛布と固定バンドで固定され、背部ハードポイントに固定されて背負われる。
テンダーフォックスと同様担架はハードポイントを起点に90度回転し、寝たまま固定されて移動することができる。

部品: 大きい腰部
クスシヘビは当然医薬品を持ち歩いているほか、右手にWDを着用したままはめられる医療用センサーガントレットが設置されている。
腰部後方にはジェットパックもあるので、シルエットとしては腰部が大きくなる。

部品: 衝撃に強い脚部ユニット
傷病者を背負ったまま走りつつづけたり、ジェットパックで大ジャンプをした後の着地では脚部に大きい負荷がかかる。
クスシヘビはこれを解消するために脚部ユニットの衝撃吸収性とサポートに重点を置いた設計になっている。

部品: ロケットユニット
テンダーフォックスほどの筋力強化による移動速度が期待できないため、航続距離を稼いだり、緊急回避、避難用にロケットユニットを装備して運動性を上げている。
ただしもちろんこまやかな軌道を描くことはできず、あくまで大ジャンプ用のロケットユニットである。天陽のロケットユニットを改修したもので、
時速は50㎞でジャンプ飛行が可能であり、最高高度は20メートル程度。一回のジャンプで100m以上移動可能。
使用回数が多いのが売りで、通常のウォードレスのロケットはこれよりはるかに高く遠くまで飛べるが、跳躍回数は10倍以上で、一回の稼働で50回までのジャンプが可能である。

部品: 逆噴射パック
腰部の正中・・・というよりはお尻の真上当たりに、着地をサポートする逆噴射パックが装備されている。着地の衝撃を緩和することができる。
ジャンプ用のロケットユニットと共に使用終了後は投棄されるが、未来的技術は使用されておらず、危険な燃料は使用されておらず市街地で捨てても住民に被害はない。



部品: 軍用無線
軍用の強力な無線機。宰相府の供与を受けて同様の無線をハードポイントに装備している。トリプル回線で暗号化される。

部品: 実用性あるの?
腰部から前方に針が発射され、針が刺されば数十万ボルトの電流が流れ込む。気絶昏倒するほどではないが、通常激痛が走り以後しばらく行動不能になる。
武器を携行していない時、敵を殺傷せず無力化したい時の最終手段である。ただ、稀ではあるがこの武器で死亡した報告もあり、心臓の弱い場合にはリスクが高まる。

部品: ものすごく痛い
このスタンガンでは相手を昏倒させることはできないが、刺さった対象は反射と痛みで、屈強な兵士でも悲鳴を上げながら倒れるほどである。
装甲には刺さらないので、基本的に通常の被服の歩兵か、肌の露出がある部分を狙わなければ効果はない。
最終更新:2017年10月09日 15:48