アイドレスsystem4 > 無名の民

大部品: 無名の民 RD:8 評価値:5
  • 大部品: 概要 RD:2 評価値:1
    • 部品: 構成人種
    • 部品: 歴史
  • 大部品: 文化 RD:3 評価値:2
    • 部品: 風習について
    • 部品: 社会構造
    • 部品: 遺伝子欠損への対応
  • 大部品: ものづくりへの拘り RD:3 評価値:2
    • 部品: 「つくる」ことへの拘り
    • 部品: 「育てる」ことへの拘り
    • 部品: あくなき発展


部品: 構成人種
主な構成人種は西国人、南国人の二つの種族である。どちらの人種も褐色の肌を持ち、西国人は銀色、南国人は金色の髪をしている。

部品: 歴史
現在の無名騎士藩国は、無名騎士藩国とながみ藩国が合併したものである。その後、藩国の砂漠化という困難を越え、現在の無名騎士藩国を構成する民となった。

部品: 風習について
無名の民は、水を大切にし、よく食べる人が多い。

西国人は砂漠の民であり、水資源を大切にする風習があった。
密林の民で封魔の民である南国人にも、水源の近くに植えた鎮守の森を守る伝統があり、水源は神聖なものという信仰があった。加えて、ながみ村の南国人たちには育てたものを食べることで命を分けてもらうという信仰もあった。
もともと両人種に水を大切にする風習基盤はあったわけだが、無名騎士藩国とながみ村(旧ながみ藩国)が合併したあと、砂漠化という藩国の危機があった為、水資源の重要性と食べることについての認識を彼らは共通認識としたのだ。

部品: 社会構造
無名の民は母系社会である。これは西国人に遺伝子欠損が多いことに由来し、人の形質を保つために人間を産む女性基準で社会が作られてきた。それをそのまま受け継いでいるのである。
無名の民の社会は部族単位でできており、ながみ藩の合併は「ながみ藩」という一つの部族が増えた、くらいの認識であった。(無名の民の「部族」とは生まれなどに由来する強固なものではなく、職能集団のような流動的なものである。)異種族などがいても「そういう部族がいるんだな」と思う程度で、忌避感や差別などはない。意識することも無いくらい、生き物は皆同じ立場にいるものという認識が浸透している為である。日常には西国人、南国人以外に猫士などのあからさまに違う人種も混ざっているが、それが「日常」なのだ。
彼らの多くは手先が器用で健康的な肉体をしている。幼い頃の憧れの職業はダントツでパイロットであり、子供向けの物語や玩具にはパイロットを題材、モチーフにしたものが多い。そこから、パイロットを目指すもの、名脇役の整備士になるもの、警護局に務めるものなど、国を背負うものに成長していくのである。

部品: 遺伝子欠損への対応
無名の民には遺伝子の欠損が多くみられるが、彼らはその遺伝子欠損をバイオテクノロジーやサイボーグ化などの科学技術を用いて補っている。魔法的な技術を使うようなことはしない。これは彼らに魔法の適正が少ないこと、過去の経験から物理域の違う技術を混ぜないように注意しているためである。

部品: 「つくる」ことへの拘り
彼らは自分でモノを作ることにこだわる。それは料理だったり、ちょっとした娯楽のプラモデルだったり。何故こだわるのか、今となっては国民性となってしまい理由はわからない。しかし、このこだわりが無名騎士藩国の技術力を支えているのである。

部品: 「育てる」ことへの拘り
彼らがこだわるのは作ることだけではない。育てることにもこだわりを持っている。技術は育てなければ技術ではないし、人を育てて技術を継承する。資源についても同様で、木や森もきちんと「素材」として育ててから使う。そうして継続的に発展していくのである。

部品: あくなき発展
好奇心に近いとも言える強い向上心を持つ彼らは、ものづくり技術の発展に高い関心を持つ。過去に物理域の違う技術のミックス、無人化の嵐、黒曜子事件など失敗したこともあるが、常に新しいことを考え、国を発展させてきた。
今は過去の教訓から、技術暴走には細かすぎるほどに気を配っている。
最終更新:2017年10月10日 10:46