部品構造
- 大部品: 医師団の薬草園 RD:58 評価値:10
- 大部品: 宰相府特有の事情や情報 RD:9 評価値:5
- 部品: 魔力を使うプレイヤーが多かった
- 部品: 所在地と責任者
- 大部品: 西国で魔力ヨモギを作るために RD:6 評価値:4
- 大部品: ビニールハウス RD:6 評価値:4
- 部品: 遮光と保温
- 部品: 防虫対策にもなる
- 部品: 病気、害虫の発生を抑えやすい
- 部品: 業務用加湿器
- 部品: 鉢植え
- 部品: 風雨から守れる
- 大部品: 宰相府特有の利点 RD:1 評価値:0
- 大部品: 薬草加工場 RD:9 評価値:5
- 部品: 担当者
- 大部品: 魔力ヨモギ加工法 RD:8 評価値:5
- 大部品: 問題点 RD:2 評価値:1
- 部品: とにかくまずい
- 部品: 胃では吸収できない
- 大部品: 多少でもマシにするための努力 RD:6 評価値:4
- 部品: 牛乳と混ぜる
- 大部品: 魔力よもぎ餅 RD:3 評価値:2
- 部品: よもぎと言えばよもぎ餅
- 部品: 餅の作り方
- 部品: あんころ餅にする
- 大部品: 飴にしてみる RD:2 評価値:1
- 部品: クセのある香りも飴ならという発想
- 部品: 作り方
- 大部品: 薬草園（魔力生産地） RD:40 評価値:9
- 大部品: 魔力ヨモギの栽培 RD:12 評価値:6
- 部品: 生育環境
- 部品: 旬の時期を知る
- 部品: 二回の収穫期
- 部品: 植え替え
- 部品: 作物としての特徴
- 部品: 栽培形態
- 部品: 土を選ぶ
- 大部品: 魔力ヨモギの魔力 RD:2 評価値:1
- 大部品: 収穫量の増やし方 RD:3 評価値:2
- 大部品: 害虫対策 RD:28 評価値:8
- 大部品: 魔力ヨモギの害虫対策 RD:28 評価値:8
- 大部品: 虫害の内容 RD:3 評価値:2
- 部品: 魔力ヨモギは虫に弱い
- 部品: 害虫が発生しやすい場所
- 部品: そもそもなんで虫は害になるのか
- 大部品: 発生原因を考えて対策しよう RD:6 評価値:4
- 部品: 天敵が少ないのでは
- 部品: 雨や風が当たりにくい
- 部品: 肥料や水の与えすぎ
- 部品: 柔らかい葉や枝が成長する季節
- 部品: アリとの共生
- 部品: 窒素系の肥料を与えすぎない
- 大部品: 具体的な対策 RD:19 評価値:7
- 部品: 指でぷちぷちいく
- 部品: 洗い流す
- 部品: 黄色い粘着シートで予防
- 大部品: 牛乳スプレー RD:3 評価値:2
- 部品: 牛乳スプレーって何で効くの
- 部品: 手軽なのが利点
- 部品: デメリットもある
- 大部品: 奇をてらわず農薬を使おう RD:13 評価値:6
- 大部品: 有機リン系農薬 RD:2 評価値:1
- 大部品: 還元澱粉糖化物系農薬 RD:5 評価値:3
- 部品: 還元澱粉糖化物って何
- 部品: なぜアブラムシなどに効くのか
- 部品: 薬剤耐性をもつ虫にも効く
- 部品: 散布回数に制限がない
- 部品: 注意点
- 大部品: ニコチン系農薬 RD:6 評価値:4
- 部品: ニコチン系農薬とは
- 部品: 作用機序
- 部品: ユニークな作用
- 部品: 低薬量でも高い効果があり、持続性に優れる
- 部品: 浸透移行性に優れる
- 部品: 薬害が少ない
部品定義
部品: 魔力を使うプレイヤーが多かった
宰相府はさまざまな事情でプレイヤーが集まる都合上、高物理的な職業だけをが集まるわけではなかった。神官もいれば魔法使いもいるし、神々と話せるプレイヤーもいる。
彼ら彼女らが活躍できるよう、ある程度魔力の自給自足が必要となったのである。
部品: 所在地と責任者
最新鋭医療病院の裏の空き地に作られた。元々病院が大きい関係で日照がすくなく、魔力ヨモギの生育に向いているとの判断のためである。
責任者は一応猫野和錆
部品: 遮光と保温
西国は砂漠の国であるので、日照時間が長いが魔力ヨモギはそもそも暗い所が好きで、西国では育たない。
そのため、比較的湿度のマシなオアシス地帯にある病院の裏手に建設し、ビニールハウスで必要に応じて遮光することで生育環境を整える。
部品: 防虫対策にもなる
宰相府の魔力ヨモギ栽培ハウスでは、開口部に防虫ネットを貼ってある。魔力ヨモギは害虫に弱い。農薬による対策はもちろんしてあるわけだが、侵入を防げればそれに越したことはない。
部品: 病気、害虫の発生を抑えやすい
ビニールハウスは気をつければ病気や病気を媒介する害虫や、アブラムシなど直接作物に害を為す虫もわきにくい。
ということは自然農薬防除の回数を少なくできるということである。
無農薬や減農薬に和錆が目覚めたわけではない。農薬散布は面倒なので回数が少ないほうが助かるからだ。
農薬まいているときに近くにぴーちゃんや息子がいると危ないしね。
部品: 業務用加湿器
ビニールハウス内には業務用の加湿器がある。高価だが致し方ない。魔力ヨモギには湿気が必要であるからだ。除湿は開口部を開ければ西国では簡単に行える。
部品: 鉢植え
手間なようだが、ヨモギは生育の管理が難しい。宰相府の土自体が生育に向いていいるとも言えない関係で、宰相府ではビニールハウスかつ鉢植えで
部品: 風雨から守れる
ビニールハウスによって風雨から作物を守れるので、だめになる作物が少なくなる。つまり作付けした分が無駄になりにくく、平たくいうと歩留まりが良く、出来も良くなる。
部品: 高原アララさんらによる指導
高原アララさんは宰相府藩に現在いる高原鋼一郎さんの奥さんである。偉大なる主婦であると同時に腕利きの花魔法使いである。
和錆は園芸も魔力の扱いに関しても素人であるため、高原鋼一郎さんにご紹介いただいて、旦那様同伴で、奥様と同じく植物魔法使いであるご息女の翠蓮さんに指導をいただくことになった。
部品: 担当者
基本猫野和錆だが、妻である猫野月子さんにも料理のアドバイスのため、健康に問題がなく、無理なく手伝いに来れる時だけ、手伝いにきてもらう。
月子さんは料理の基本がよくできているので（きっと先生がよかったためだ）、なかなか的確なアドバイスをくれる。
魔力の摂取しすぎは身体によくないかもしれないので、味見は基本和錆が行う。
なんだかんだで一緒にいられる時間ができて、和錆は大変幸せで、加工場で魔力ヨモギを美味しく食べる努力をするのは和錆の趣味で、かつ、月子さんと長く話せる大切な時間だ。
普段から出来る限り家に長くいるように最大限努力はしているが。
部品: とにかくまずい
魔力ヨモギはとにかくまずい。すごーく苦い。強いえぐみもある。直接口にいれたら水を飲まずにはいられないレベルである。補給のためとはいえ直に食べるにはいかにもつらい・・・。
部品: 胃では吸収できない
まずいが摂取しなければならない場合、まず考えるのはカプセルやオブラートで包んで飲み込んでしまうことだが、魔力ヨモギの魔力は模様によるものである。（絞り汁も顕微鏡で見ると綺麗な模様が見える）
これは胃酸で溶けてしまうため、胃からでは魔力として吸収できないのだ。なので嫌でも味合わなければならない。つらい。
部品: 牛乳と混ぜる
よく苦いお薬を飲む時にやるあれと全く同じノリである。グレープフルーツジュースに混ぜると医療的な薬と同じように問題があるのかはわからないが、伝統的に牛乳と混ぜて我慢して飲むことが多いようだ。
部品: よもぎと言えばよもぎ餅
よもぎ餅とはいえもちろん元があのまずさなので所謂よもぎ餅の味にはならない。ただ、もち米のもつ旨味と甘み、歯ざわりの良さのおかげで、生の葉を直接かじるよりはずいぶんとマシに食べられるようになる。
部品: 餅の作り方
魔力よもぎはさっと茹でて細かく切っておく。もち米は一晩水にひたしておいて、ざるにあげて蒸す。蒸せたら餅つきだ。米粒がつぶれてきたら、よもぎ、砂糖、小麦粉に塩少々を加えて、柔らかくなるまで十分につく。
モチモチで歯切れがよく、歯ざわりの楽しいよもぎ餅の完成である。ただしやっぱりじっくり味わうと味はおいしくない。
部品: あんころ餅にする
魔力よもぎ餅は塊を長くのばして打ち粉してとっておく。食べる必要があるときにすぱっと着るとせんべい上の丸い餅ができるので、これを焼いていただく。
熱々のうちに餅であんこを包んでもいいが、大変なので、大量に作っておいた小豆あんペーストを塗って食べる。
おお。うん。まあ。これはこれで。好きな人は好きかもしれない。和錆はわりといける。いやお前魔力必要ないやろ。
部品: クセのある香りも飴ならという発想
魔力ヨモギはまずいが、あんこ餅にして食べてみたら案外食べれられるようになった。月子さんに食べさせてもらいながら和錆は考えた。
これ、飴とかでよくある多くの人は受け付けないけど、熱烈なファンもいるというアレになるのではと。
部品: 作り方
鍋に砂糖、水飴、水を入れる。そこに魔力ヨモギの絞り汁と葉を細かくきざんだものを入れる。また、風味がよくなるように、ニッキ飴の容量でシナモンや唐辛子を入れて、クツクツ沸騰したところで材料がサラサラになってくるので、焦がさないように火を止める。
覚ましたら耐熱性の型に流し込む。冷まして完成。
部品: 生育環境
魔力ヨモギは暗くてジメジメした湿潤な環境を好む。日照もあまりないところが好みのようだ。
なので普通西国では生育に適さない。砂漠で感想しており日照も多いからだ。
部品: 旬の時期を知る
旬の時期は３～５月頃が一番葉が柔らかく、生い茂っている時期になる。
この頃収穫してお茶にしたり、ヨモギ餅に加工したりする。
収穫が多ければお酒に漬けたりしてもいいかもしれない。
部品: 二回の収穫期
魔力ヨモギは冬を越した３月に新芽の収穫、６～７月中旬に葉の収穫を行える。
薬として使う場合には絞り汁が必要であり、葉先の柔らかい新芽が最適である
部品: 植え替え
魔力ヨモギをプランターで育てる場合は１～２年に一回植え替えが必要である。
鉢植えで数を増やしたい時には一回り大きい鉢に植え替えを秋頃に行う必要がある
部品: 作物としての特徴
魔力ヨモギは作物として栽培にほとんど手はかからない。下手に庭に直接植えると地下茎で生育しすぎてしまう恐れがある。ただし、アブラムシなどの害虫には弱いのでこちらに対策が必要である
部品: 栽培形態
魔力ヨモギは地下茎で増えるため、鉢植えでの栽培が推奨される。
根が増えすぎての根腐れが起きるため植え替えは必要であるが、無軌道に増えすぎてしまう恐れがあるからだ。
部品: 土を選ぶ
魔力ヨモギは生育環境さえ適応していれば生命力は強い植物であるので、極端に痩せた土でなければ問題ない。
水はけがよく、赤玉土と腐葉土を配合した土がいいだろう。
部品: 魔力って何
いろいろな考え方があるが、魔力とは模様である。魔力ヨモギもよくみると葉脈に美しい模様が刻まれているのが見える。
部品: 絞り汁にも模様
魔力ヨモギの魔力・・・模様はその絞り汁にも観察できる。つまり葉を丸のまま摂取する必要はない。噛み砕いてしまっても問題ないし、絞り汁を混ぜて摂取してもいい。
いずれにしても超まずいが・・・。
ただ、胃酸には耐えられない。溶けて模様がなくなってしまうので口腔粘膜からの吸収が主たる摂取経路だろう。
部品: 概要
魔力ヨモギの収穫量を増やしたいなら、大きくなった苗を切り分けて別々に植え直す「株分け」と、「種まき」の2通りの方法がある。
部品: 株分け
株分けは植え替えと一緒に行えば効率が良い。
鉢から取り出した苗を地下茎ごと切り分けて、別々の鉢や地面に植え直す。
部品: 種まき
花は秋に咲くが、これが枯れた後に種を改修する。
紙袋などに保存しておき、春に種をまく。３～４月頃がいいだろう。
苗と同じ土を用意した鉢にまいて栽培する。
芽が出るまでは土を完成させないよう水やりをして、芽が出たらそれぞれ小さな鉢やポットに植え替えて育てて、さらに大きくなったら苗として栽培する。
部品: 魔力ヨモギは虫に弱い
魔力ヨモギは害虫に弱い。具体的に言えばアブラムシに弱いのだ。
基本ヨモギに限らずアブラムシは柔らかい新芽にはアブラムシが沢山やってくる。
部品: 害虫が発生しやすい場所
柔らかで、天敵や雨風を防ぎやすい葉の裏によくみらる。また、柔らかくて新しい新芽の周りにも集まりやすい。
寒い時期は葉の付け根や、葉が合わさるような場所にもよく隠れている。
栽培時はこのような場所にアブラムシがきていないかチェックする必要があるだろう。
部品: そもそもなんで虫は害になるのか
アブラムシは直接植物から養分を吸い取り、生育を阻害する。
繁殖力が強くしかも早いのでほっておくと大量に増えてしまう。
栄養の取られすぎて枯れてしまうこともある。
しかも、病気の植物に寄生していたアブラムシが飛来していた場合は、病気が感染してしまうことまおる。
部品: 天敵が少ないのでは
アブラムシの天敵といえばテントウムシやアブの幼虫などいろいろなものがあるが、これらの天敵は秋遅くから春先であったり、室内では少ないため、アブラムシが発生しやすくなる。
部品: 雨や風が当たりにくい
ベランダや軒下、温室では、雨や風が防げる場所はアブラムシにとっても快適であり、繁殖しやすくなってしまう。もちろん葉の間の間隔が狭く、葉の大きい植物は快適な場所になる。
部品: 肥料や水の与えすぎ
肥料や水が多いと、柔らかく軟弱な葉が育ちやすく、被害を受けやすくなる。とはいえハーブにかぎらず野菜はそういうものであるわけで（葉っぱは柔らかいほうが食べやすいし美味しい）、過剰に投与していないかを気をつければ良いだろう。
部品: 柔らかい葉や枝が成長する季節
肥料や水が適切でも、春先の穏やかで、新芽がでる季節には柔らかいみずみずしい葉や枝がのびるため、アブラムシがわきやすくなる。とはいえ放置したとしても時期がすぎれば自然と減っていくこともある。
部品: アリとの共生
アブラムシは甘い蜜を出すので、それを求めてアリが集まってくる。
要するに普段いないのにアリがうろうろしているのを見かけた場合はアブラムシがわいていないかをチェックする必要があるだろう。また、アリは天敵からアブラムシを守るとも言われており、鉢植えならアリのいない場所に鉢を移動させるのもいいだろう。
部品: 窒素系の肥料を与えすぎない
アブラムシをはじめ野菜などに付く害虫は窒素系の肥料が大好物。おいしくなるようにと肥料をたくさん与えすぎるのは、同時に害虫にも美味しい野菜を提供することになる。肥料は適度の使用を心がける。
部品: 指でぷちぷちいく
少量だったら指でつぶしたり歯ブラシでこすって落としてもいい。粘着テープで剥がしてしまうのもいいかもしれない。
部品: 洗い流す
水で洗い流しながら指でこすって洗い流して落とす方法もある。細かいところには小さめの歯ブラシ・・・タフトブラシなどで対策する必要がある。
部品: 黄色い粘着シートで予防
アブラムシは黄色に誘引されると言う特徴がある。あらかじめ黄色粘着シートを植物の近くに設置しておくと、アブラムシが苗に辿りつく前に粘着シートでくっつけて退治することができる。
部品: 牛乳スプレーって何で効くの
牛乳は皮膜をはってある程度粘度があるので、霧吹きで噴霧すると牛乳で覆われたアブラムシは呼吸ができず窒息死する。もし農薬を吸い込んでしまうなどの害が気になるならこういうったものを使ってみるのもいいだろう。
部品: 手軽なのが利点
牛乳も霧吹きも入手が用意ですぐに実施できるのが利点。牛乳を霧吹きにいれ、少し水で薄めて噴霧するだけである。
部品: デメリットもある
牛乳はほっておくと臭う。カビの原因にもなる。
乾いたらよく洗い流してやる必要があるし、アブラムシが固着してしまう場合もある。
噴霧しすぎて植物も呼吸ができずに葉が枯れてしまう例もあるらしい。
部品: 効果
有機リン系の農薬は水によく溶けて植物への浸透性に優れる。植物体内で移動しやすい性質もあるため、一回鉢の根本に粒剤か液剤を置いておけば、長期間の効果が望める。
部品: 中毒への対策
鳥類に対して有毒であるという報告もあるので、使用量や使用の仕方には注意が必要である。とはいえ通常の使用量であればその薬剤を使用した植物が人体に有害であるという報告はない。
特に有機リン系薬剤は予防に有効であり、収穫の２１日前までに使用すれば良いだろう。
部品: 還元澱粉糖化物って何
要するに還元水飴である。還元水飴とはオリゴ糖などを高温高圧で水素還元することによって得られる多糖類のことを指し。ノンシュガーのキシリトール飴などに甘味料としてよく添加されているのを見かける。
部品: なぜアブラムシなどに効くのか
要するに還元水飴であるからして、ネバネバしているのである。民間の牛乳スプレーなどの作用機序と同じで、虫の身体を散布で覆い、気門経路を物理的に塞ぐことによって、皮膜されたアブラムシやヤダニなどは窒息して１～２日で死亡する。
部品: 薬剤耐性をもつ虫にも効く
農薬の連用によって薬剤抵抗性の強い害虫が発生した場合でも、作用機序が極単純であり、薬剤抵抗性のリスクがほとんどない点は他の薬剤にはない大きい利点と言える。
この農薬による防除体系を組み込むことで、薬剤抵抗性発達回避が期待できる。
部品: 散布回数に制限がない
ただ還元水飴に界面活性剤を添加したものを散布するだけなので、益虫を放し飼いにしている場合などでも、狙った場所にだけスポットで効かせることができる。他の農薬と違い連用に制限がないのもいい点である。
部品: 注意点
直接害虫にかからなければ効果がないのが最大の注意点である。葉の裏表にむらなく薬液がかかるように丁寧に散布する必要があるだろう。
部品: ニコチン系農薬とは
有機リン系と同様で、昨今の主流になっている農薬。アムラムシ、コナジラミ、アザミウマ類の基幹防除剤となっている。
部品: 作用機序
ニコチン系農薬は、害虫の神経伝達物質の受容体に作用し、神経を興奮させ続けることで昆虫を死に至らしめる。
急性毒性は低いが、昆虫に選択的に毒性を発揮し、人体などの哺乳類には影響が低い。
部品: ユニークな作用
従来の神経系殺虫剤（有機リン剤など）とは異なった作用を持ち、既存薬剤抵抗性アブラムシ類、ヨコバイなどに高い効果を示す。
部品: 低薬量でも高い効果があり、持続性に優れる
ニコチン系農薬は害虫に経口および経皮的に作用して、高い効果を発揮する。また、効果の持続性が高く、経済的で手間もかからない。
部品: 浸透移行性に優れる
透移行性に優れるため、未処理部においても高い防除効果がみられる。
つまり還元水飴系と違って薬剤が直接かかっていなくても効果がある。
葉表から葉裏へ成分が移行するトランスラミナー効果も兼ね備えている。
部品: 薬害が少ない
薬害が少ないため、多くの作物に利用できる。また、薬害が少ないということは若い苗に使用しても薬害による影響が少なくて済むということである。
提出書式
大部品: 医師団の薬草園 RD:58 評価値:10
-大部品: 宰相府特有の事情や情報 RD:9 評価値:5
--部品: 魔力を使うプレイヤーが多かった
--部品: 所在地と責任者
--大部品: 西国で魔力ヨモギを作るために RD:6 評価値:4
---大部品: ビニールハウス RD:6 評価値:4
----部品: 遮光と保温
----部品: 防虫対策にもなる
----部品: 病気、害虫の発生を抑えやすい
----部品: 業務用加湿器
----部品: 鉢植え
----部品: 風雨から守れる
--大部品: 宰相府特有の利点 RD:1 評価値:0
---部品: 高原アララさんらによる指導
-大部品: 薬草加工場 RD:9 評価値:5
--部品: 担当者
--大部品: 魔力ヨモギ加工法 RD:8 評価値:5
---大部品: 問題点 RD:2 評価値:1
----部品: とにかくまずい
----部品: 胃では吸収できない
---大部品: 多少でもマシにするための努力 RD:6 評価値:4
----部品: 牛乳と混ぜる
----大部品: 魔力よもぎ餅 RD:3 評価値:2
-----部品: よもぎと言えばよもぎ餅
-----部品: 餅の作り方
-----部品: あんころ餅にする
----大部品: 飴にしてみる RD:2 評価値:1
-----部品: クセのある香りも飴ならという発想
-----部品: 作り方
-大部品: 薬草園（魔力生産地） RD:40 評価値:9
--大部品: 魔力ヨモギの栽培 RD:12 評価値:6
---部品: 生育環境
---部品: 旬の時期を知る
---部品: 二回の収穫期
---部品: 植え替え
---部品: 作物としての特徴
---部品: 栽培形態
---部品: 土を選ぶ
---大部品: 魔力ヨモギの魔力 RD:2 評価値:1
----部品: 魔力って何
----部品: 絞り汁にも模様
---大部品: 収穫量の増やし方 RD:3 評価値:2
----部品: 概要
----部品: 株分け
----部品: 種まき
--大部品: 害虫対策 RD:28 評価値:8
---大部品: 魔力ヨモギの害虫対策 RD:28 評価値:8
----大部品: 虫害の内容 RD:3 評価値:2
-----部品: 魔力ヨモギは虫に弱い
-----部品: 害虫が発生しやすい場所
-----部品: そもそもなんで虫は害になるのか
----大部品: 発生原因を考えて対策しよう RD:6 評価値:4
-----部品: 天敵が少ないのでは
-----部品: 雨や風が当たりにくい
-----部品: 肥料や水の与えすぎ
-----部品: 柔らかい葉や枝が成長する季節
-----部品: アリとの共生
-----部品: 窒素系の肥料を与えすぎない
----大部品: 具体的な対策 RD:19 評価値:7
-----部品: 指でぷちぷちいく
-----部品: 洗い流す
-----部品: 黄色い粘着シートで予防
-----大部品: 牛乳スプレー RD:3 評価値:2
------部品: 牛乳スプレーって何で効くの
------部品: 手軽なのが利点
------部品: デメリットもある
-----大部品: 奇をてらわず農薬を使おう RD:13 評価値:6
------大部品: 有機リン系農薬 RD:2 評価値:1
-------部品: 効果
-------部品: 中毒への対策
------大部品: 還元澱粉糖化物系農薬 RD:5 評価値:3
-------部品: 還元澱粉糖化物って何
-------部品: なぜアブラムシなどに効くのか
-------部品: 薬剤耐性をもつ虫にも効く
-------部品: 散布回数に制限がない
-------部品: 注意点
------大部品: ニコチン系農薬 RD:6 評価値:4
-------部品: ニコチン系農薬とは
-------部品: 作用機序
-------部品: ユニークな作用
-------部品: 低薬量でも高い効果があり、持続性に優れる
-------部品: 浸透移行性に優れる
-------部品: 薬害が少ない
部品: 魔力を使うプレイヤーが多かった
宰相府はさまざまな事情でプレイヤーが集まる都合上、高物理的な職業だけをが集まるわけではなかった。神官もいれば魔法使いもいるし、神々と話せるプレイヤーもいる。
彼ら彼女らが活躍できるよう、ある程度魔力の自給自足が必要となったのである。
部品: 所在地と責任者
最新鋭医療病院の裏の空き地に作られた。元々病院が大きい関係で日照がすくなく、魔力ヨモギの生育に向いているとの判断のためである。
責任者は一応猫野和錆
部品: 遮光と保温
西国は砂漠の国であるので、日照時間が長いが魔力ヨモギはそもそも暗い所が好きで、西国では育たない。
そのため、比較的湿度のマシなオアシス地帯にある病院の裏手に建設し、ビニールハウスで必要に応じて遮光することで生育環境を整える。
部品: 防虫対策にもなる
宰相府の魔力ヨモギ栽培ハウスでは、開口部に防虫ネットを貼ってある。魔力ヨモギは害虫に弱い。農薬による対策はもちろんしてあるわけだが、侵入を防げればそれに越したことはない。
部品: 病気、害虫の発生を抑えやすい
ビニールハウスは気をつければ病気や病気を媒介する害虫や、アブラムシなど直接作物に害を為す虫もわきにくい。
ということは自然農薬防除の回数を少なくできるということである。
無農薬や減農薬に和錆が目覚めたわけではない。農薬散布は面倒なので回数が少ないほうが助かるからだ。
農薬まいているときに近くにぴーちゃんや息子がいると危ないしね。
部品: 業務用加湿器
ビニールハウス内には業務用の加湿器がある。高価だが致し方ない。魔力ヨモギには湿気が必要であるからだ。除湿は開口部を開ければ西国では簡単に行える。
部品: 鉢植え
手間なようだが、ヨモギは生育の管理が難しい。宰相府の土自体が生育に向いていいるとも言えない関係で、宰相府ではビニールハウスかつ鉢植えで
部品: 風雨から守れる
ビニールハウスによって風雨から作物を守れるので、だめになる作物が少なくなる。つまり作付けした分が無駄になりにくく、平たくいうと歩留まりが良く、出来も良くなる。
部品: 高原アララさんらによる指導
高原アララさんは宰相府藩に現在いる高原鋼一郎さんの奥さんである。偉大なる主婦であると同時に腕利きの花魔法使いである。
和錆は園芸も魔力の扱いに関しても素人であるため、高原鋼一郎さんにご紹介いただいて、旦那様同伴で、奥様と同じく植物魔法使いであるご息女の翠蓮さんに指導をいただくことになった。
部品: 担当者
基本猫野和錆だが、妻である猫野月子さんにも料理のアドバイスのため、健康に問題がなく、無理なく手伝いに来れる時だけ、手伝いにきてもらう。
月子さんは料理の基本がよくできているので（きっと先生がよかったためだ）、なかなか的確なアドバイスをくれる。
魔力の摂取しすぎは身体によくないかもしれないので、味見は基本和錆が行う。
なんだかんだで一緒にいられる時間ができて、和錆は大変幸せで、加工場で魔力ヨモギを美味しく食べる努力をするのは和錆の趣味で、かつ、月子さんと長く話せる大切な時間だ。
普段から出来る限り家に長くいるように最大限努力はしているが。
部品: とにかくまずい
魔力ヨモギはとにかくまずい。すごーく苦い。強いえぐみもある。直接口にいれたら水を飲まずにはいられないレベルである。補給のためとはいえ直に食べるにはいかにもつらい・・・。
部品: 胃では吸収できない
まずいが摂取しなければならない場合、まず考えるのはカプセルやオブラートで包んで飲み込んでしまうことだが、魔力ヨモギの魔力は模様によるものである。（絞り汁も顕微鏡で見ると綺麗な模様が見える）
これは胃酸で溶けてしまうため、胃からでは魔力として吸収できないのだ。なので嫌でも味合わなければならない。つらい。
部品: 牛乳と混ぜる
よく苦いお薬を飲む時にやるあれと全く同じノリである。グレープフルーツジュースに混ぜると医療的な薬と同じように問題があるのかはわからないが、伝統的に牛乳と混ぜて我慢して飲むことが多いようだ。
部品: よもぎと言えばよもぎ餅
よもぎ餅とはいえもちろん元があのまずさなので所謂よもぎ餅の味にはならない。ただ、もち米のもつ旨味と甘み、歯ざわりの良さのおかげで、生の葉を直接かじるよりはずいぶんとマシに食べられるようになる。
部品: 餅の作り方
魔力よもぎはさっと茹でて細かく切っておく。もち米は一晩水にひたしておいて、ざるにあげて蒸す。蒸せたら餅つきだ。米粒がつぶれてきたら、よもぎ、砂糖、小麦粉に塩少々を加えて、柔らかくなるまで十分につく。
モチモチで歯切れがよく、歯ざわりの楽しいよもぎ餅の完成である。ただしやっぱりじっくり味わうと味はおいしくない。
部品: あんころ餅にする
魔力よもぎ餅は塊を長くのばして打ち粉してとっておく。食べる必要があるときにすぱっと着るとせんべい上の丸い餅ができるので、これを焼いていただく。
熱々のうちに餅であんこを包んでもいいが、大変なので、大量に作っておいた小豆あんペーストを塗って食べる。
おお。うん。まあ。これはこれで。好きな人は好きかもしれない。和錆はわりといける。いやお前魔力必要ないやろ。
部品: クセのある香りも飴ならという発想
魔力ヨモギはまずいが、あんこ餅にして食べてみたら案外食べれられるようになった。月子さんに食べさせてもらいながら和錆は考えた。
これ、飴とかでよくある多くの人は受け付けないけど、熱烈なファンもいるというアレになるのではと。
部品: 作り方
鍋に砂糖、水飴、水を入れる。そこに魔力ヨモギの絞り汁と葉を細かくきざんだものを入れる。また、風味がよくなるように、ニッキ飴の容量でシナモンや唐辛子を入れて、クツクツ沸騰したところで材料がサラサラになってくるので、焦がさないように火を止める。
覚ましたら耐熱性の型に流し込む。冷まして完成。
部品: 生育環境
魔力ヨモギは暗くてジメジメした湿潤な環境を好む。日照もあまりないところが好みのようだ。
なので普通西国では生育に適さない。砂漠で感想しており日照も多いからだ。
部品: 旬の時期を知る
旬の時期は３～５月頃が一番葉が柔らかく、生い茂っている時期になる。
この頃収穫してお茶にしたり、ヨモギ餅に加工したりする。
収穫が多ければお酒に漬けたりしてもいいかもしれない。
部品: 二回の収穫期
魔力ヨモギは冬を越した３月に新芽の収穫、６～７月中旬に葉の収穫を行える。
薬として使う場合には絞り汁が必要であり、葉先の柔らかい新芽が最適である
部品: 植え替え
魔力ヨモギをプランターで育てる場合は１～２年に一回植え替えが必要である。
鉢植えで数を増やしたい時には一回り大きい鉢に植え替えを秋頃に行う必要がある
部品: 作物としての特徴
魔力ヨモギは作物として栽培にほとんど手はかからない。下手に庭に直接植えると地下茎で生育しすぎてしまう恐れがある。ただし、アブラムシなどの害虫には弱いのでこちらに対策が必要である
部品: 栽培形態
魔力ヨモギは地下茎で増えるため、鉢植えでの栽培が推奨される。
根が増えすぎての根腐れが起きるため植え替えは必要であるが、無軌道に増えすぎてしまう恐れがあるからだ。
部品: 土を選ぶ
魔力ヨモギは生育環境さえ適応していれば生命力は強い植物であるので、極端に痩せた土でなければ問題ない。
水はけがよく、赤玉土と腐葉土を配合した土がいいだろう。
部品: 魔力って何
いろいろな考え方があるが、魔力とは模様である。魔力ヨモギもよくみると葉脈に美しい模様が刻まれているのが見える。
部品: 絞り汁にも模様
魔力ヨモギの魔力・・・模様はその絞り汁にも観察できる。つまり葉を丸のまま摂取する必要はない。噛み砕いてしまっても問題ないし、絞り汁を混ぜて摂取してもいい。
いずれにしても超まずいが・・・。
ただ、胃酸には耐えられない。溶けて模様がなくなってしまうので口腔粘膜からの吸収が主たる摂取経路だろう。
部品: 概要
魔力ヨモギの収穫量を増やしたいなら、大きくなった苗を切り分けて別々に植え直す「株分け」と、「種まき」の2通りの方法がある。
部品: 株分け
株分けは植え替えと一緒に行えば効率が良い。
鉢から取り出した苗を地下茎ごと切り分けて、別々の鉢や地面に植え直す。
部品: 種まき
花は秋に咲くが、これが枯れた後に種を改修する。
紙袋などに保存しておき、春に種をまく。３～４月頃がいいだろう。
苗と同じ土を用意した鉢にまいて栽培する。
芽が出るまでは土を完成させないよう水やりをして、芽が出たらそれぞれ小さな鉢やポットに植え替えて育てて、さらに大きくなったら苗として栽培する。
部品: 魔力ヨモギは虫に弱い
魔力ヨモギは害虫に弱い。具体的に言えばアブラムシに弱いのだ。
基本ヨモギに限らずアブラムシは柔らかい新芽にはアブラムシが沢山やってくる。
部品: 害虫が発生しやすい場所
柔らかで、天敵や雨風を防ぎやすい葉の裏によくみらる。また、柔らかくて新しい新芽の周りにも集まりやすい。
寒い時期は葉の付け根や、葉が合わさるような場所にもよく隠れている。
栽培時はこのような場所にアブラムシがきていないかチェックする必要があるだろう。
部品: そもそもなんで虫は害になるのか
アブラムシは直接植物から養分を吸い取り、生育を阻害する。
繁殖力が強くしかも早いのでほっておくと大量に増えてしまう。
栄養の取られすぎて枯れてしまうこともある。
しかも、病気の植物に寄生していたアブラムシが飛来していた場合は、病気が感染してしまうことまおる。
部品: 天敵が少ないのでは
アブラムシの天敵といえばテントウムシやアブの幼虫などいろいろなものがあるが、これらの天敵は秋遅くから春先であったり、室内では少ないため、アブラムシが発生しやすくなる。
部品: 雨や風が当たりにくい
ベランダや軒下、温室では、雨や風が防げる場所はアブラムシにとっても快適であり、繁殖しやすくなってしまう。もちろん葉の間の間隔が狭く、葉の大きい植物は快適な場所になる。
部品: 肥料や水の与えすぎ
肥料や水が多いと、柔らかく軟弱な葉が育ちやすく、被害を受けやすくなる。とはいえハーブにかぎらず野菜はそういうものであるわけで（葉っぱは柔らかいほうが食べやすいし美味しい）、過剰に投与していないかを気をつければ良いだろう。
部品: 柔らかい葉や枝が成長する季節
肥料や水が適切でも、春先の穏やかで、新芽がでる季節には柔らかいみずみずしい葉や枝がのびるため、アブラムシがわきやすくなる。とはいえ放置したとしても時期がすぎれば自然と減っていくこともある。
部品: アリとの共生
アブラムシは甘い蜜を出すので、それを求めてアリが集まってくる。
要するに普段いないのにアリがうろうろしているのを見かけた場合はアブラムシがわいていないかをチェックする必要があるだろう。また、アリは天敵からアブラムシを守るとも言われており、鉢植えならアリのいない場所に鉢を移動させるのもいいだろう。
部品: 窒素系の肥料を与えすぎない
アブラムシをはじめ野菜などに付く害虫は窒素系の肥料が大好物。おいしくなるようにと肥料をたくさん与えすぎるのは、同時に害虫にも美味しい野菜を提供することになる。肥料は適度の使用を心がける。
部品: 指でぷちぷちいく
少量だったら指でつぶしたり歯ブラシでこすって落としてもいい。粘着テープで剥がしてしまうのもいいかもしれない。
部品: 洗い流す
水で洗い流しながら指でこすって洗い流して落とす方法もある。細かいところには小さめの歯ブラシ・・・タフトブラシなどで対策する必要がある。
部品: 黄色い粘着シートで予防
アブラムシは黄色に誘引されると言う特徴がある。あらかじめ黄色粘着シートを植物の近くに設置しておくと、アブラムシが苗に辿りつく前に粘着シートでくっつけて退治することができる。
部品: 牛乳スプレーって何で効くの
牛乳は皮膜をはってある程度粘度があるので、霧吹きで噴霧すると牛乳で覆われたアブラムシは呼吸ができず窒息死する。もし農薬を吸い込んでしまうなどの害が気になるならこういうったものを使ってみるのもいいだろう。
部品: 手軽なのが利点
牛乳も霧吹きも入手が用意ですぐに実施できるのが利点。牛乳を霧吹きにいれ、少し水で薄めて噴霧するだけである。
部品: デメリットもある
牛乳はほっておくと臭う。カビの原因にもなる。
乾いたらよく洗い流してやる必要があるし、アブラムシが固着してしまう場合もある。
噴霧しすぎて植物も呼吸ができずに葉が枯れてしまう例もあるらしい。
部品: 効果
有機リン系の農薬は水によく溶けて植物への浸透性に優れる。植物体内で移動しやすい性質もあるため、一回鉢の根本に粒剤か液剤を置いておけば、長期間の効果が望める。
部品: 中毒への対策
鳥類に対して有毒であるという報告もあるので、使用量や使用の仕方には注意が必要である。とはいえ通常の使用量であればその薬剤を使用した植物が人体に有害であるという報告はない。
特に有機リン系薬剤は予防に有効であり、収穫の２１日前までに使用すれば良いだろう。
部品: 還元澱粉糖化物って何
要するに還元水飴である。還元水飴とはオリゴ糖などを高温高圧で水素還元することによって得られる多糖類のことを指し。ノンシュガーのキシリトール飴などに甘味料としてよく添加されているのを見かける。
部品: なぜアブラムシなどに効くのか
要するに還元水飴であるからして、ネバネバしているのである。民間の牛乳スプレーなどの作用機序と同じで、虫の身体を散布で覆い、気門経路を物理的に塞ぐことによって、皮膜されたアブラムシやヤダニなどは窒息して１～２日で死亡する。
部品: 薬剤耐性をもつ虫にも効く
農薬の連用によって薬剤抵抗性の強い害虫が発生した場合でも、作用機序が極単純であり、薬剤抵抗性のリスクがほとんどない点は他の薬剤にはない大きい利点と言える。
この農薬による防除体系を組み込むことで、薬剤抵抗性発達回避が期待できる。
部品: 散布回数に制限がない
ただ還元水飴に界面活性剤を添加したものを散布するだけなので、益虫を放し飼いにしている場合などでも、狙った場所にだけスポットで効かせることができる。他の農薬と違い連用に制限がないのもいい点である。
部品: 注意点
直接害虫にかからなければ効果がないのが最大の注意点である。葉の裏表にむらなく薬液がかかるように丁寧に散布する必要があるだろう。
部品: ニコチン系農薬とは
有機リン系と同様で、昨今の主流になっている農薬。アムラムシ、コナジラミ、アザミウマ類の基幹防除剤となっている。
部品: 作用機序
ニコチン系農薬は、害虫の神経伝達物質の受容体に作用し、神経を興奮させ続けることで昆虫を死に至らしめる。
急性毒性は低いが、昆虫に選択的に毒性を発揮し、人体などの哺乳類には影響が低い。
部品: ユニークな作用
従来の神経系殺虫剤（有機リン剤など）とは異なった作用を持ち、既存薬剤抵抗性アブラムシ類、ヨコバイなどに高い効果を示す。
部品: 低薬量でも高い効果があり、持続性に優れる
ニコチン系農薬は害虫に経口および経皮的に作用して、高い効果を発揮する。また、効果の持続性が高く、経済的で手間もかからない。
部品: 浸透移行性に優れる
透移行性に優れるため、未処理部においても高い防除効果がみられる。
つまり還元水飴系と違って薬剤が直接かかっていなくても効果がある。
葉表から葉裏へ成分が移行するトランスラミナー効果も兼ね備えている。
部品: 薬害が少ない
薬害が少ないため、多くの作物に利用できる。また、薬害が少ないということは若い苗に使用しても薬害による影響が少なくて済むということである。
インポート用定義データ
[
{
"title": "医師団の薬草園",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "宰相府特有の事情や情報",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "魔力を使うプレイヤーが多かった",
"description": "宰相府はさまざまな事情でプレイヤーが集まる都合上、高物理的な職業だけをが集まるわけではなかった。神官もいれば魔法使いもいるし、神々と話せるプレイヤーもいる。\n彼ら彼女らが活躍できるよう、ある程度魔力の自給自足が必要となったのである。",
"part_type": "part",
"localID": 2,
"expanded": true
},
{
"title": "所在地と責任者",
"description": "最新鋭医療病院の裏の空き地に作られた。元々病院が大きい関係で日照がすくなく、魔力ヨモギの生育に向いているとの判断のためである。\n責任者は一応猫野和錆",
"part_type": "part",
"localID": 3,
"expanded": true
},
{
"title": "西国で魔力ヨモギを作るために",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ビニールハウス",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "遮光と保温",
"description": "西国は砂漠の国であるので、日照時間が長いが魔力ヨモギはそもそも暗い所が好きで、西国では育たない。\nそのため、比較的湿度のマシなオアシス地帯にある病院の裏手に建設し、ビニールハウスで必要に応じて遮光することで生育環境を整える。",
"part_type": "part",
"localID": 6,
"expanded": true
},
{
"title": "防虫対策にもなる",
"description": "宰相府の魔力ヨモギ栽培ハウスでは、開口部に防虫ネットを貼ってある。魔力ヨモギは害虫に弱い。農薬による対策はもちろんしてあるわけだが、侵入を防げればそれに越したことはない。",
"part_type": "part",
"localID": 7,
"expanded": true
},
{
"title": "病気、害虫の発生を抑えやすい",
"description": "ビニールハウスは気をつければ病気や病気を媒介する害虫や、アブラムシなど直接作物に害を為す虫もわきにくい。\nということは自然農薬防除の回数を少なくできるということである。\n無農薬や減農薬に和錆が目覚めたわけではない。農薬散布は面倒なので回数が少ないほうが助かるからだ。\n農薬まいているときに近くにぴーちゃんや息子がいると危ないしね。",
"part_type": "part",
"localID": 8,
"expanded": true
},
{
"title": "業務用加湿器",
"description": "ビニールハウス内には業務用の加湿器がある。高価だが致し方ない。魔力ヨモギには湿気が必要であるからだ。除湿は開口部を開ければ西国では簡単に行える。",
"part_type": "part",
"localID": 9,
"expanded": true
},
{
"title": "鉢植え",
"description": "手間なようだが、ヨモギは生育の管理が難しい。宰相府の土自体が生育に向いていいるとも言えない関係で、宰相府ではビニールハウスかつ鉢植えで",
"part_type": "part",
"localID": 10,
"expanded": true
},
{
"title": "風雨から守れる",
"description": "ビニールハウスによって風雨から作物を守れるので、だめになる作物が少なくなる。つまり作付けした分が無駄になりにくく、平たくいうと歩留まりが良く、出来も良くなる。",
"part_type": "part",
"localID": 11
}
],
"localID": 5,
"expanded": true
}
],
"localID": 4,
"expanded": true
},
{
"title": "宰相府特有の利点",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "高原アララさんらによる指導",
"description": "高原アララさんは宰相府藩に現在いる高原鋼一郎さんの奥さんである。偉大なる主婦であると同時に腕利きの花魔法使いである。\n和錆は園芸も魔力の扱いに関しても素人であるため、高原鋼一郎さんにご紹介いただいて、旦那様同伴で、奥様と同じく植物魔法使いであるご息女の翠蓮さんに指導をいただくことになった。",
"part_type": "part",
"localID": 13,
"expanded": true
}
],
"localID": 12,
"expanded": false
}
],
"localID": 1,
"expanded": true
},
{
"title": "薬草加工場",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "担当者",
"description": "基本猫野和錆だが、妻である猫野月子さんにも料理のアドバイスのため、健康に問題がなく、無理なく手伝いに来れる時だけ、手伝いにきてもらう。\n月子さんは料理の基本がよくできているので（きっと先生がよかったためだ）、なかなか的確なアドバイスをくれる。\n魔力の摂取しすぎは身体によくないかもしれないので、味見は基本和錆が行う。\nなんだかんだで一緒にいられる時間ができて、和錆は大変幸せで、加工場で魔力ヨモギを美味しく食べる努力をするのは和錆の趣味で、かつ、月子さんと長く話せる大切な時間だ。\n普段から出来る限り家に長くいるように最大限努力はしているが。",
"part_type": "part",
"localID": 15
},
{
"title": "魔力ヨモギ加工法",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "問題点",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "とにかくまずい",
"description": "魔力ヨモギはとにかくまずい。すごーく苦い。強いえぐみもある。直接口にいれたら水を飲まずにはいられないレベルである。補給のためとはいえ直に食べるにはいかにもつらい・・・。",
"part_type": "part",
"localID": 18
},
{
"title": "胃では吸収できない",
"description": "まずいが摂取しなければならない場合、まず考えるのはカプセルやオブラートで包んで飲み込んでしまうことだが、魔力ヨモギの魔力は模様によるものである。（絞り汁も顕微鏡で見ると綺麗な模様が見える）\nこれは胃酸で溶けてしまうため、胃からでは魔力として吸収できないのだ。なので嫌でも味合わなければならない。つらい。",
"part_type": "part",
"localID": 19
}
],
"localID": 17,
"expanded": false
},
{
"title": "多少でもマシにするための努力",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "牛乳と混ぜる",
"description": "よく苦いお薬を飲む時にやるあれと全く同じノリである。グレープフルーツジュースに混ぜると医療的な薬と同じように問題があるのかはわからないが、伝統的に牛乳と混ぜて我慢して飲むことが多いようだ。",
"part_type": "part",
"localID": 21
},
{
"title": "魔力よもぎ餅",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "よもぎと言えばよもぎ餅",
"description": "よもぎ餅とはいえもちろん元があのまずさなので所謂よもぎ餅の味にはならない。ただ、もち米のもつ旨味と甘み、歯ざわりの良さのおかげで、生の葉を直接かじるよりはずいぶんとマシに食べられるようになる。",
"part_type": "part",
"localID": 23
},
{
"title": "餅の作り方",
"description": "魔力よもぎはさっと茹でて細かく切っておく。もち米は一晩水にひたしておいて、ざるにあげて蒸す。蒸せたら餅つきだ。米粒がつぶれてきたら、よもぎ、砂糖、小麦粉に塩少々を加えて、柔らかくなるまで十分につく。\nモチモチで歯切れがよく、歯ざわりの楽しいよもぎ餅の完成である。ただしやっぱりじっくり味わうと味はおいしくない。",
"part_type": "part",
"localID": 24
},
{
"title": "あんころ餅にする",
"description": "魔力よもぎ餅は塊を長くのばして打ち粉してとっておく。食べる必要があるときにすぱっと着るとせんべい上の丸い餅ができるので、これを焼いていただく。\n熱々のうちに餅であんこを包んでもいいが、大変なので、大量に作っておいた小豆あんペーストを塗って食べる。\nおお。うん。まあ。これはこれで。好きな人は好きかもしれない。和錆はわりといける。いやお前魔力必要ないやろ。",
"part_type": "part",
"localID": 25
}
],
"localID": 22,
"expanded": false
},
{
"title": "飴にしてみる",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "クセのある香りも飴ならという発想",
"description": "魔力ヨモギはまずいが、あんこ餅にして食べてみたら案外食べれられるようになった。月子さんに食べさせてもらいながら和錆は考えた。\nこれ、飴とかでよくある多くの人は受け付けないけど、熱烈なファンもいるというアレになるのではと。",
"part_type": "part",
"localID": 27
},
{
"title": "作り方",
"description": "鍋に砂糖、水飴、水を入れる。そこに魔力ヨモギの絞り汁と葉を細かくきざんだものを入れる。また、風味がよくなるように、ニッキ飴の容量でシナモンや唐辛子を入れて、クツクツ沸騰したところで材料がサラサラになってくるので、焦がさないように火を止める。\n覚ましたら耐熱性の型に流し込む。冷まして完成。",
"part_type": "part",
"localID": 28
}
],
"localID": 26,
"expanded": false
}
],
"localID": 20,
"expanded": true
}
],
"localID": 16,
"expanded": true
}
],
"localID": 14,
"expanded": true
},
{
"title": "薬草園（魔力生産地）",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "魔力ヨモギの栽培",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "生育環境",
"description": "魔力ヨモギは暗くてジメジメした湿潤な環境を好む。日照もあまりないところが好みのようだ。\nなので普通西国では生育に適さない。砂漠で感想しており日照も多いからだ。",
"part_type": "part",
"localID": 31,
"expanded": true
},
{
"title": "旬の時期を知る",
"description": "旬の時期は３～５月頃が一番葉が柔らかく、生い茂っている時期になる。\nこの頃収穫してお茶にしたり、ヨモギ餅に加工したりする。\n収穫が多ければお酒に漬けたりしてもいいかもしれない。",
"part_type": "part",
"localID": 32
},
{
"title": "二回の収穫期",
"description": "魔力ヨモギは冬を越した３月に新芽の収穫、６～７月中旬に葉の収穫を行える。\n薬として使う場合には絞り汁が必要であり、葉先の柔らかい新芽が最適である",
"part_type": "part",
"localID": 33
},
{
"title": "植え替え",
"description": "魔力ヨモギをプランターで育てる場合は１～２年に一回植え替えが必要である。\n鉢植えで数を増やしたい時には一回り大きい鉢に植え替えを秋頃に行う必要がある",
"part_type": "part",
"localID": 34
},
{
"title": "作物としての特徴",
"description": "魔力ヨモギは作物として栽培にほとんど手はかからない。下手に庭に直接植えると地下茎で生育しすぎてしまう恐れがある。ただし、アブラムシなどの害虫には弱いのでこちらに対策が必要である",
"part_type": "part",
"localID": 35
},
{
"title": "栽培形態",
"description": "魔力ヨモギは地下茎で増えるため、鉢植えでの栽培が推奨される。\n根が増えすぎての根腐れが起きるため植え替えは必要であるが、無軌道に増えすぎてしまう恐れがあるからだ。",
"part_type": "part",
"localID": 36
},
{
"title": "土を選ぶ",
"description": "魔力ヨモギは生育環境さえ適応していれば生命力は強い植物であるので、極端に痩せた土でなければ問題ない。\n水はけがよく、赤玉土と腐葉土を配合した土がいいだろう。",
"part_type": "part",
"localID": 37
},
{
"title": "魔力ヨモギの魔力",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "魔力って何",
"description": "いろいろな考え方があるが、魔力とは模様である。魔力ヨモギもよくみると葉脈に美しい模様が刻まれているのが見える。",
"part_type": "part",
"localID": 39
},
{
"title": "絞り汁にも模様",
"description": "魔力ヨモギの魔力・・・模様はその絞り汁にも観察できる。つまり葉を丸のまま摂取する必要はない。噛み砕いてしまっても問題ないし、絞り汁を混ぜて摂取してもいい。\nいずれにしても超まずいが・・・。\nただ、胃酸には耐えられない。溶けて模様がなくなってしまうので口腔粘膜からの吸収が主たる摂取経路だろう。",
"part_type": "part",
"localID": 40,
"expanded": true
}
],
"localID": 38,
"expanded": false
},
{
"title": "収穫量の増やし方",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "概要",
"description": "魔力ヨモギの収穫量を増やしたいなら、大きくなった苗を切り分けて別々に植え直す「株分け」と、「種まき」の2通りの方法がある。",
"part_type": "part",
"localID": 42
},
{
"title": "株分け",
"description": "株分けは植え替えと一緒に行えば効率が良い。\n鉢から取り出した苗を地下茎ごと切り分けて、別々の鉢や地面に植え直す。",
"part_type": "part",
"localID": 43
},
{
"title": "種まき",
"description": "花は秋に咲くが、これが枯れた後に種を改修する。\n紙袋などに保存しておき、春に種をまく。３～４月頃がいいだろう。\n苗と同じ土を用意した鉢にまいて栽培する。\n芽が出るまでは土を完成させないよう水やりをして、芽が出たらそれぞれ小さな鉢やポットに植え替えて育てて、さらに大きくなったら苗として栽培する。",
"part_type": "part",
"localID": 44
}
],
"localID": 41,
"expanded": false
}
],
"localID": 30,
"expanded": false
},
{
"title": "害虫対策",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "魔力ヨモギの害虫対策",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "虫害の内容",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "魔力ヨモギは虫に弱い",
"description": "魔力ヨモギは害虫に弱い。具体的に言えばアブラムシに弱いのだ。\n基本ヨモギに限らずアブラムシは柔らかい新芽にはアブラムシが沢山やってくる。\n",
"part_type": "part",
"localID": 48,
"expanded": true
},
{
"title": "害虫が発生しやすい場所",
"description": "柔らかで、天敵や雨風を防ぎやすい葉の裏によくみらる。また、柔らかくて新しい新芽の周りにも集まりやすい。\n寒い時期は葉の付け根や、葉が合わさるような場所にもよく隠れている。\n栽培時はこのような場所にアブラムシがきていないかチェックする必要があるだろう。",
"part_type": "part",
"localID": 49,
"expanded": true
},
{
"title": "そもそもなんで虫は害になるのか",
"description": "アブラムシは直接植物から養分を吸い取り、生育を阻害する。\n繁殖力が強くしかも早いのでほっておくと大量に増えてしまう。\n栄養の取られすぎて枯れてしまうこともある。\nしかも、病気の植物に寄生していたアブラムシが飛来していた場合は、病気が感染してしまうことまおる。",
"part_type": "part",
"localID": 50,
"expanded": true
}
],
"localID": 47,
"expanded": false
},
{
"title": "発生原因を考えて対策しよう",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "天敵が少ないのでは",
"description": "アブラムシの天敵といえばテントウムシやアブの幼虫などいろいろなものがあるが、これらの天敵は秋遅くから春先であったり、室内では少ないため、アブラムシが発生しやすくなる。",
"part_type": "part",
"localID": 52
},
{
"title": "雨や風が当たりにくい",
"description": "ベランダや軒下、温室では、雨や風が防げる場所はアブラムシにとっても快適であり、繁殖しやすくなってしまう。もちろん葉の間の間隔が狭く、葉の大きい植物は快適な場所になる。",
"part_type": "part",
"localID": 53,
"expanded": true
},
{
"title": "肥料や水の与えすぎ",
"description": "肥料や水が多いと、柔らかく軟弱な葉が育ちやすく、被害を受けやすくなる。とはいえハーブにかぎらず野菜はそういうものであるわけで（葉っぱは柔らかいほうが食べやすいし美味しい）、過剰に投与していないかを気をつければ良いだろう。",
"part_type": "part",
"localID": 54
},
{
"title": "柔らかい葉や枝が成長する季節",
"description": "肥料や水が適切でも、春先の穏やかで、新芽がでる季節には柔らかいみずみずしい葉や枝がのびるため、アブラムシがわきやすくなる。とはいえ放置したとしても時期がすぎれば自然と減っていくこともある。",
"part_type": "part",
"localID": 55
},
{
"title": "アリとの共生",
"description": "アブラムシは甘い蜜を出すので、それを求めてアリが集まってくる。\n要するに普段いないのにアリがうろうろしているのを見かけた場合はアブラムシがわいていないかをチェックする必要があるだろう。また、アリは天敵からアブラムシを守るとも言われており、鉢植えならアリのいない場所に鉢を移動させるのもいいだろう。",
"part_type": "part",
"localID": 56
},
{
"title": "窒素系の肥料を与えすぎない",
"description": "アブラムシをはじめ野菜などに付く害虫は窒素系の肥料が大好物。おいしくなるようにと肥料をたくさん与えすぎるのは、同時に害虫にも美味しい野菜を提供することになる。肥料は適度の使用を心がける。",
"part_type": "part",
"localID": 57
}
],
"localID": 51,
"expanded": false
},
{
"title": "具体的な対策",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "指でぷちぷちいく",
"description": "少量だったら指でつぶしたり歯ブラシでこすって落としてもいい。粘着テープで剥がしてしまうのもいいかもしれない。",
"part_type": "part",
"localID": 59
},
{
"title": "洗い流す",
"description": "水で洗い流しながら指でこすって洗い流して落とす方法もある。細かいところには小さめの歯ブラシ・・・タフトブラシなどで対策する必要がある。",
"part_type": "part",
"localID": 60
},
{
"title": "黄色い粘着シートで予防",
"description": "アブラムシは黄色に誘引されると言う特徴がある。あらかじめ黄色粘着シートを植物の近くに設置しておくと、アブラムシが苗に辿りつく前に粘着シートでくっつけて退治することができる。",
"part_type": "part",
"localID": 61
},
{
"title": "牛乳スプレー",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "牛乳スプレーって何で効くの",
"description": "牛乳は皮膜をはってある程度粘度があるので、霧吹きで噴霧すると牛乳で覆われたアブラムシは呼吸ができず窒息死する。もし農薬を吸い込んでしまうなどの害が気になるならこういうったものを使ってみるのもいいだろう。",
"part_type": "part",
"localID": 63
},
{
"title": "手軽なのが利点",
"description": "牛乳も霧吹きも入手が用意ですぐに実施できるのが利点。牛乳を霧吹きにいれ、少し水で薄めて噴霧するだけである。",
"part_type": "part",
"localID": 64
},
{
"title": "デメリットもある",
"description": "牛乳はほっておくと臭う。カビの原因にもなる。\n乾いたらよく洗い流してやる必要があるし、アブラムシが固着してしまう場合もある。\n噴霧しすぎて植物も呼吸ができずに葉が枯れてしまう例もあるらしい。\n",
"part_type": "part",
"localID": 65,
"expanded": true
}
],
"localID": 62,
"expanded": false
},
{
"title": "奇をてらわず農薬を使おう",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "有機リン系農薬",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "効果",
"description": "有機リン系の農薬は水によく溶けて植物への浸透性に優れる。植物体内で移動しやすい性質もあるため、一回鉢の根本に粒剤か液剤を置いておけば、長期間の効果が望める。\n\n",
"part_type": "part",
"localID": 68,
"expanded": true
},
{
"title": "中毒への対策",
"description": "鳥類に対して有毒であるという報告もあるので、使用量や使用の仕方には注意が必要である。とはいえ通常の使用量であればその薬剤を使用した植物が人体に有害であるという報告はない。\n特に有機リン系薬剤は予防に有効であり、収穫の２１日前までに使用すれば良いだろう。",
"part_type": "part",
"localID": 69
}
],
"localID": 67,
"expanded": false
},
{
"title": "還元澱粉糖化物系農薬",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "還元澱粉糖化物って何",
"description": "要するに還元水飴である。還元水飴とはオリゴ糖などを高温高圧で水素還元することによって得られる多糖類のことを指し。ノンシュガーのキシリトール飴などに甘味料としてよく添加されているのを見かける。\n",
"part_type": "part",
"localID": 71
},
{
"title": "なぜアブラムシなどに効くのか",
"description": "要するに還元水飴であるからして、ネバネバしているのである。民間の牛乳スプレーなどの作用機序と同じで、虫の身体を散布で覆い、気門経路を物理的に塞ぐことによって、皮膜されたアブラムシやヤダニなどは窒息して１～２日で死亡する。",
"part_type": "part",
"localID": 72
},
{
"title": "薬剤耐性をもつ虫にも効く",
"description": "農薬の連用によって薬剤抵抗性の強い害虫が発生した場合でも、作用機序が極単純であり、薬剤抵抗性のリスクがほとんどない点は他の薬剤にはない大きい利点と言える。\nこの農薬による防除体系を組み込むことで、薬剤抵抗性発達回避が期待できる。",
"part_type": "part",
"localID": 73
},
{
"title": "散布回数に制限がない",
"description": "ただ還元水飴に界面活性剤を添加したものを散布するだけなので、益虫を放し飼いにしている場合などでも、狙った場所にだけスポットで効かせることができる。他の農薬と違い連用に制限がないのもいい点である。",
"part_type": "part",
"localID": 74
},
{
"title": "注意点",
"description": "直接害虫にかからなければ効果がないのが最大の注意点である。葉の裏表にむらなく薬液がかかるように丁寧に散布する必要があるだろう。",
"part_type": "part",
"localID": 75
}
],
"localID": 70,
"expanded": false
},
{
"title": "ニコチン系農薬",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ニコチン系農薬とは",
"description": "有機リン系と同様で、昨今の主流になっている農薬。アムラムシ、コナジラミ、アザミウマ類の基幹防除剤となっている。",
"part_type": "part",
"localID": 77,
"expanded": true
},
{
"title": "作用機序",
"description": "ニコチン系農薬は、害虫の神経伝達物質の受容体に作用し、神経を興奮させ続けることで昆虫を死に至らしめる。\n急性毒性は低いが、昆虫に選択的に毒性を発揮し、人体などの哺乳類には影響が低い。\n",
"part_type": "part",
"localID": 78
},
{
"title": "ユニークな作用",
"description": "従来の神経系殺虫剤（有機リン剤など）とは異なった作用を持ち、既存薬剤抵抗性アブラムシ類、ヨコバイなどに高い効果を示す。",
"part_type": "part",
"localID": 79
},
{
"title": "低薬量でも高い効果があり、持続性に優れる",
"description": "ニコチン系農薬は害虫に経口および経皮的に作用して、高い効果を発揮する。また、効果の持続性が高く、経済的で手間もかからない。",
"part_type": "part",
"localID": 80
},
{
"title": "浸透移行性に優れる",
"description": "透移行性に優れるため、未処理部においても高い防除効果がみられる。\nつまり還元水飴系と違って薬剤が直接かかっていなくても効果がある。\n葉表から葉裏へ成分が移行するトランスラミナー効果も兼ね備えている。",
"part_type": "part",
"localID": 81
},
{
"title": "薬害が少ない",
"description": "薬害が少ないため、多くの作物に利用できる。また、薬害が少ないということは若い苗に使用しても薬害による影響が少なくて済むということである。",
"part_type": "part",
"localID": 82
}
],
"localID": 76,
"expanded": false
}
],
"localID": 66,
"expanded": false
}
],
"localID": 58,
"expanded": false
}
],
"localID": 46,
"expanded": false
}
],
"localID": 45,
"expanded": false
}
],
"localID": 29,
"expanded": false
}
],
"expanded": true,
"localID": 0
}
]
最終更新：2017年09月25日 03:49
