アイドレスsystem4 > 無名騎士藩国平和祈念公園

大部品: 無名騎士藩国平和祈念公園 RD:43 評価値:9
  • 大部品: 平和祈念公園概要 RD:3 評価値:2
    • 部品: 平和祈念公園設置の経緯
    • 部品: 所在地
    • 部品: 設備管理者
  • 大部品: 合同追悼式式典 RD:7 評価値:4
    • 部品: 開催の経緯
    • 部品: 開式のことば
    • 部品: 来賓紹介と藩王挨拶
    • 部品: 祭壇への献花
    • 部品: 黙祷
    • 部品: 儀仗兵弔砲
    • 部品: 閉式での感謝
  • 大部品: 慰霊祭 RD:5 評価値:3
    • 部品: 霊を癒すための祭り
    • 部品: 祭り行列
    • 部品: 猫神楽
    • 部品: 花火
    • 部品: 灯篭流し
  • 大部品: 慰霊の日 RD:3 評価値:2
    • 部品: 慰霊の日設定の経緯
    • 部品: 記念日
    • 部品: 前夜祭
  • 大部品: 3つの慰霊碑 RD:7 評価値:4
    • 大部品: TT事件碑 RD:2 評価値:1
      • 部品: ティックドタビー事件
      • 部品: TT事件の碑文
    • 大部品: 黒曜子事件碑 RD:2 評価値:1
      • 部品: 黒曜子事件
      • 部品: 黒曜子事件の碑文
    • 大部品: 慰霊と復興のモニュメント RD:2 評価値:1
      • 部品: 大破壊
      • 部品: 大破壊に関する碑文
    • 部品: 風化させないための素材
  • 大部品: 公園設備 RD:10 評価値:5
    • 部品: 広い敷地
    • 部品: 静かな散歩コース
    • 部品: 小さな資料館
    • 部品: 管理事務所
    • 部品: 休憩所
    • 部品: 簡易トイレ
    • 部品: 交通アクセス
    • 部品: 警備員詰所
    • 部品: 献花場所
    • 部品: 悲劇を繰り返さないために
  • 大部品: 公園を訪れる人々 RD:4 評価値:3
    • 部品: 遊びに来る子供たち
    • 部品: 祈りを捧げる人
    • 部品: 憩いの場とする人
    • 部品: 国外からの観光客
  • 大部品: 公園のテロ対策 RD:4 評価値:3
    • 部品: 公園を守る意義
    • 部品: 防犯カメラの設置
    • 部品: 藩国警察による警備
    • 部品: ゴミのない公園を目指す。


部品: 平和祈念公園設置の経緯
藩王をはじめとした為政者達と、藩国民が、過去無名騎士藩であった、決して忘れてはならない失敗と、事故で得た教訓を忘れず、二度と同じ間違えを繰り返さないため、という理由で設置された。
また、無名騎士藩国復興を始めるにあたって、藩国が一丸となって復興に励むため、また為政者側も決して失敗と反省を忘れず、真摯に復興に臨む姿勢を示すためにという前向きな理由でもある。

部品: 所在地
アロイ市駅から徒歩で20分くらいの距離にある。緑に囲まれた環境で都会の喧騒から離れて、過去の悲しい出来事に思いを馳せ、静かに祈る人たちが集う公園。

部品: 設備管理者
国営施設であり、管理責任者は騎士叙任されたダームが担う。その下に設定国民組織である公園管理部が存在する。それは 組織長、施設長補佐、式典管理部門、慰霊碑管理部門、公園管理部門に分かれて運営される。式典管理部門はさらに追悼式典部と慰霊祭部に、公園管理部門は警備員管理も含まれる。慰霊祭、式典の警備は公園警備員だけでなく警察も出動している。

部品: 開催の経緯
無名騎士藩国含む共和国は過去何度も大量殺戮を経験した。決して起こしたくて起きたものではない。しかしそこで失われた命と自分たちの責任を忘れてはならないため、他国も招待しこの日に合同で追悼式典を開催することで意思を見せるようになった。

部品: 開式のことば
司会進行役の宣言によりしめやかに開会される。ちなみに合同追悼式典の様子は各共和国に放送、ないし伝達される。

部品: 来賓紹介と藩王挨拶
来賓たちを紹介することで合同の式典であることをしらしめ、また来賓者に感謝を表明する。そして藩王が慰霊の言葉とこの惨劇を繰り返さない誓いを述べる。

部品: 祭壇への献花
追悼に訪れた人々が哀悼の意を込めて献花台に花を捧げる。追悼者による花の持ち込みは原則禁止で、捧げる花は主催者が用意する。

部品: 黙祷
声を立てずに黙したまま祈りを捧げ、弔意を表したり慰霊すること。黙祷は通常1分程行われるが、特に決まった所作などはなく、ただ各々が祈りたい相手に心中で誠心誠意祈ればよいとされている。

部品: 儀仗兵弔砲
儀仗兵の一糸乱れぬ動きによる弔砲は寂しげな余韻を残しながら静かに流れ去る。その刹那の号砲は死者への敬意によって整えられ、まだ我々は忘れていないと彼方まで意思を響かせるためかのようだ。この日の為に彼らは日々の鍛錬を重ね、その動きを洗練させるのである。

部品: 閉式での感謝
藩王から、無事に式を執り行えたことと、参列し、共に追悼と慰霊、教訓の思い返しを行った藩国民たちに感謝の言葉を誠意をもって申し上げた後、閉式を宣言する。
過去の悲劇を忘れていないこと、得た反省と教訓を忘れていないことを確かめ合えたこと。そんな藩国民達と復興を行えることに深く感謝することは、重要なことである。

部品: 霊を癒すための祭り
死者に癒しを祖先である霊に感謝を、無名の慰霊祭の趣旨である。そのため、決して華やかで騒がしい祭りではない、悼むための祭りを行う

部品: 祭り行列
笛や太鼓、神輿、神楽舞の恰好をした猫士達などが公園までの街道を行列を作って歩く。また、事前申請した参加者は巫女や神官の恰好に扮装して歩ける。

部品: 猫神楽
猫士による神楽舞。神楽は鎮魂の意味もある。無名騎士藩国には神社仏閣はないため、神楽を舞う舞台は公園内に祭りの日に期間限定で設置されたステージで行われる。

部品: 花火
夜に打ち上げられる。色とりどり咲き誇る夜空の花を楽しむために多くの見物客が集まる。死者に手向ける美しい送り火は同時に今を生きる人々の胸に鮮やかな思い出を残すささやかな灯火となり、その記憶を引き継ぐ小さなきっかけとなるのだ。

部品: 灯篭流し
河川のほとりで行われる、死者の霊を弔うために灯篭やお供え物を川に流す風習。6000個の灯篭を流す風景は花火と共に優美であるが、どこか物悲しい。

部品: 慰霊の日設定の経緯
無名騎士藩では過去、技術暴走や大破壊により、深い悲しみに見舞われた経緯がある。特に前者の技術暴走に関しては、主に藩王をはじめとした為政者たちの注意の不徹底から起こったという経緯があり、この反省を決して忘れず、未来に同じ過ちを繰り返すことがないよう、風化しないようにとの願いを込めて、藩国で慰霊と追悼、教訓を思い直すためという理由で公休日に設定された。


部品: 記念日
年の瀬の忙しくなる頃の少し前に3つの事件の合同追悼の日として式典が行われる日。多くの人がこの公園を訪れ、祈りを捧げる。

部品: 前夜祭
前夜祭として、地域の子供による子供御輿の巡行が行われる。慰霊の日に合わせ遠くから来る旅行者も御輿行列として随行することができる。犠牲となった祖先に、藩国の未来を担うこととなる子供の姿を披露するための催し。

部品: ティックドタビー事件
FEGより、藩国破壊砲の発注を受けた無名騎士藩はこの要求仕様を達成しつつ、期限までの完成を行うため、各所の自動化を行って安易に同じ構造を持つ機関を量産して性能を水増しし、急速に建造を行った。
本来十分に注意し、使用すべきでない技術を用いた結果、無名騎士藩と守るべき鍋の国を壊滅させたという悲劇が起こった。
これは一重に首脳陣が短期的な目標達成のために無理で安易な性能の水増しを行った事と、それが藩国国民にとって利便性が高く、爆発的に技術が拡散したことが原因であり、技術暴走の末には想像を上回る悲劇が起こることを、大きすぎる犠牲と共に知ることとなった。

部品: TT事件の碑文
かつて、無名騎士藩国は大いなる力を求めるため、目先の結果のために技術を濫用し、藩国を破壊する力、人を超えし人を作り出した。その力が同盟国そして我が国そのものへと向けられ結果として自らを滅ぼすこととなった。この事件の悲惨さを後世に残すと共に過ぎたる力を持つことの恐ろしさを永きに亘り語り継ぐ礎として、ここに碑を建立する。

部品: 黒曜子事件
黒曜子は元はただのマスコット的存在であったが、藩国破砕砲を建造するための生産力の確保のために黒曜子を安易に用いて自動化を次々と行ったため、自動化技術が藩国内に拡散し、藩国破砕砲での大事件の後、
自動化の果てに自らを改良し、複製し、量産し、周囲の機能を書き換え、暴走を起こすという悲劇が発生した。黒曜子たちは無名だけではなく暴走したまま全国に拡散し、各地で破壊と虐殺を行った。
この被害は藩国レベルではなく共和国、世界の滅亡につながるほどであり、安易な自動化の果てにある危険性を知ることとなった。

部品: 黒曜子事件の碑文
無名騎士藩国が生み出した人型「黒曜子」によって共和国全域で多数の方々が亡くなられ、さらに多数の方々が罹災しました。ここに犠牲者の冥福をお祈りするとともに、平和な世界の実現と全知類の共存と繁栄を願い新たなる無名騎士藩国においては二度と過ちを繰り返さないことを誓い、碑を建立します。

部品: 大破壊
あまりの被害に、何が原因で起こったことかの確認は現在も行えていない。しかし、共和国、帝国問わず、全てが大破壊に巻き込まれ、滅び、砂漠に帰るという悲劇が発生した。

部品: 大破壊に関する碑文
ターン19、旧ながみ藩国は未曾有の災害に襲われ多くの方が犠牲となり、また藩国も大被害を受けました。災害を忘れることなく、復興の歩みを後世に伝え、犠牲者の慰霊し、平和を祈るためこの碑を建立します。

部品: 風化させないための素材
無名騎士藩では、事件を決して風化させないため、それぞれの碑を石材や、不動態化膜によって、極めて高い耐腐食性と高い靭性を持つチタン材などを加工して設置することによって行っている。

部品: 広い敷地
円形の公園で外周周囲には木々が植えられ、その内側を舗装された道と整えられた芝生、道は中心部にある3塔の慰霊碑に繋がっており、その面積はかなり広い。

部品: 静かな散歩コース
公園の内周をぐるりと回っている。慰霊碑に繋がる道でもあり、周囲が芝生と木々のため、緑を愛で街中の喧騒を忘れられる静かな道になっている。歩きやすいように整備されているため、散歩コースとして人気が高い。

部品: 小さな資料館
正面入り口付近にある小さな資料館で、この公園が作られるようになった経緯であるティックドタビー事件、黒曜子事件、T19大破壊時の世界情勢の説明や背景、そして実際の被害状況の資料が展示されている。資料の中には、被害にあって燃え残った日常品や当時の被災した街などの映像資料、生き残った人々に体験談を聞き、それを残したテープやビデオ、書籍が閲覧可能な状態で展示・管理されている。

部品: 管理事務所
公園を維持する者達の管理事務所で、資料館、簡易トイレや慰霊碑を含む公園内の清掃、芝生の整備から休憩所の売店運営、追悼式の運営などのあらゆる公園内の業務を管理している。管理者だけでは足りない場合などの、一部業務の外部委託などもこちらで管理される。

部品: 休憩所
散歩コースの脇に設置されている休憩所。水場と椅子だけというシンプルな設計であるが公園内に数か所あり、その内一か所だけ少し規模が大きく、売店が設置されている。売店には軽い飲食物と、献花用の花などが売られている。管理事務所に申請して許可がでれば、週末に屋台が立っていることもある。

部品: 簡易トイレ
管理事務所や資料館にもトイレはあるのだが、敷地が広いため公園内の東西南北にも一つずつ、計4か所の簡易トイレが散歩コース横の林の中に設置されている。

部品: 交通アクセス
最寄り駅はアロイ市駅。そこから徒歩で20分程の距離にある。ツアーバス用の駐車場はあるが自家用車向けは用意されていない為、先述のツアーバスや、市営バス、もしくは徒歩での来訪を推奨している。

部品: 警備員詰所
資料館と各入り口に設置されている詰所。本部は管理事務所にある。昼間には数人が常に詰めて警備を担当している。他にも簡単な案内や迷子の保護、応急救護等、意外にも仕事は多岐にわたる。

部品: 献花場所
3つの慰霊碑のたもとと、資料館に設けられている。合同追悼式の際には多くの花が手向けられる。なお、献花用の花は休憩所でも販売されている。

部品: 悲劇を繰り返さないために
記憶は風化し、いつかは忘れ去られる。しかし、いつ何時でも力を持つものが忘れてはならない「責任」がある。これらは、責任を負う者達が心に記憶を留め、責任を忘れないための約束を形にしたものである。

部品: 遊びに来る子供たち
広い敷地内では子供たちが遊んでいるのがよく見られる。はしゃぐ声が響く様は「平和」そのものであり、地域の住民も微笑ましく見守っている。

部品: 祈りを捧げる人
毎日決まった時刻や月の決まった日に訪れて祈りを捧げる人。過去の教訓を忘れず、それらを思い返しつつ、先祖への慰霊の気持ちを表すために訪れるようだ。

部品: 憩いの場とする人
季節ごとに変わる自然を楽しむ参拝者。春、夏は色とりどりの花や緑、鳥の囀りなどの生に満ち溢れた自然、秋、冬は静かな虫の声や常緑樹などの静の自然が人々を迎える。

部品: 国外からの観光客
観光スポットともなっており、慰霊の日以外でも観光客が訪れる。資料館から散歩コースを辿り、慰霊碑に祈りを捧げるのが定番のルートとなっている。観光客はこの公園の碑や資料館で過去に起きた事件を知ることにより、
技術暴走の恐ろしさを過去の事実として知ることができる。

部品: 公園を守る意義
平和祈念公園は無名騎士藩の平和の象徴であると共に、多くの藩国民が利用する場所でもある。ここがテロの被害にあうことは避けなければならない。そのため公園にはテロ対策が行われている。


部品: 防犯カメラの設置
公園各所に防犯カメラが設置されており、防犯のために動作している。カメラは互いの死角をカバーするように設置されており、警備の補助なる他、映像記録を録画し、
一定期間過去に何が起こっていたかを法の司、護民官と狭義の上、藩上層部と警察がそれぞれの責任の上で閲覧できるようになっている。
また、防犯カメラの設置自体は周知されており、それ自体がある程度犯罪を抑止している。

部品: 藩国警察による警備
無名騎士藩国の警察による警備巡回が定期的に行われている。制服の警官が巡回していることはテロに対してかなりの抑止力となる。
時間や巡回ルートが固定化し、すり抜けられないように巡回ルートと巡回時間は周知されず、ルートを随時更新し、時間もランダムに巡回が行われるよう工夫されている。
しかし、公園で憩う人々を威圧しないよう配慮を行っている。

部品: ゴミのない公園を目指す。
公園内にはあえてごみ箱を設置せず、利用者が自らの責任で持ち帰ることとしている。これはごみ箱に不審物を設置されたりするリスクを回避するためであり、これに加えて清掃員が定期的に巡回して公園に不審物がないかの軽快を行っている。
最終更新:2017年09月17日 17:14