大儀式魔術アイドレス > F級フレーム

L:RB・F級フレームの開発 = {
 t:名称 = RB・F級フレームの開発(イベント)
 t:要点 = 機体,足一体型,一般性能要求{
 F級フレームは太陽系総軍が汎銀河大戦の主力として使っていたRBである。大変に製作工数の多い機体だったが、性能は高く、後の新型が出た後も、このF級を使うものがたくさんいた。全長は9m、ラウンドバックラー(絶対物理防壁)の展開が出来る。

 t:周辺環境 = 海
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *RB・F級フレームの開発のイベントカテゴリ = 藩国イベントとして扱う。
  *RB・F級フレームの開発の位置づけ = 生産イベントとして扱う。
  *その国用のF級フレーム(乗り物)を作成できる。
 }
 t:→次のアイドレス = なし

設定

 F級フレームは第6世界において最多量産された同名のベストセラー人型機動爆雷=人形を改装したRBである。日本月版外装の士翼号、そのフルアーマー版である希望号など派生機も生み出されている。

 基本性能は高く、後に重攻撃型RBのH級フレームや新型主力機のJ級フレームなどが登場した後も多く使われた。アイアン・ソブリンなどは3機続けて士翼号に乗っていたという話があるほどだ。J級やI級など最低接触戦争後期に登場した新型フレームはハンドメイドに近い少数量産モデルであり、カタログスペックは高かったがまず額面どおりの性能は発揮できていなかった。それに対してF級は原型がオートメーション化された空前の大量産モデルであるために部品精度が良く、性能のばらつきが少なかったのである。

 非常に製作工数(製作作業時間)が多い機体であるが、BALLSによる莫大な生産力を背景に60万機以上が製造され、その生産数の多さから予備部品の調達がしやすく整備性に優れるという利点を持っている。この製造数の多さからほぼ全ての整備士が整備経験をもっており、目をつぶっても整備できたとすら言われる。余談であるが、夜明けの船でヤガミ・ソーイチローが搭乗していた士翼号は中古機から「アタリ」のパーツを選び出して組み上げたスペシャルモデルであり、カタログスペックを上回る性能を発揮したという。

 基本的に無人機として運用され、シーホースと呼ばれる小型潜水艇、あるいは母艦/基地から有線制御される。シールドが電波、音波などあらゆるセンスをシャットアウトするため、無線操作はできない。
 有人タイプも少数存在するが、その場合もコンピュータ・ヒューマンが操作する場合が多く、ヤガミの士翼号のように人知類が搭乗可能な仕様の機体はごく少数であった。

 無名騎士藩国で生産されたバージョンでは各部の近代化改修が行われており、最新兵装に対応するよう各部ステーションが改良されている他、有人仕様では最新機種である流星号改(L級フレーム)と同様の新型タイヤキコクピットが採用され、パイロットへの負担を減少させている。これに伴ってトポロジーレーダー2などアビオニクスも最新型が搭載された。

 ステーションにはY型魚雷発射管が装備でき、各種小型魚雷・小型機雷の運用が可能だが、最大の攻撃方法は絶対物理防壁を開いて突撃する通称『シールド突撃』である。


 原型機であるF級フレーム(人形)は最低接触戦争で大量に使われ、また余っていた。これに絶対物理防壁生成装置をつけ、水中仕様としたのがラウンドバックラー・F級フレームである。

 これは、大型のシールドシップに使用できない大きさの空間接続素子「星のかけら」を何とか利用できないかと検討されたのが始まりである。かといって魚雷に搭載して使い捨てにするのにはメーカー側が難色を示したため、「再利用可能な小型潜水艦」として都市船間移動用のXボート及び水中戦用Yボートの2案で開発が進められた。(この時点では普通の小型潜水艦である)

 直進すればいいだけのXボートと異なり、Yボートは機動力を確保する必要があった。ここで、シールド自体を可変形状として「傾ける」ことで水の低効率を制御、進路を変更するというアイディアが浮上。確かに

 当初は固定式であったシールドは可変形状とされ、両腕を動かしてシールドを「傾ける」ことで水の低効率を制御、進路を変更することができる。







L:F級フレーム{
 t:基本コンセプト = 量産型RB
 t:全長 = 9m
 t:乾燥重量 = 28t
 t:搭乗者 = BALLS 1機
 t:基本装備 = シールド発生器
 t:活動範囲 = 水中
 t:装甲形式 = 単殻構造
 t:頭部 = 一つ目の汎用センサ,可変可動水取り入れ口(ウォータージェット用) ,首の後ろに有線制御ケーブルコネクタ
 t:胸部 = シンプル
 t:脚部 = 一体型,ステーション
 t:腕部 = 絶対物理防壁発生装置,ステーション
 t:推進器 = PA加圧式ウォータージェット(PA=pair annihilation。対消滅),双発,スラストリバーサ
 t:ステーション01~02 = 脚部,装備可能武装 = {Y型魚雷発射管}
 t:ステーション03~04 = 腕部,装備可能武装 = {Y型魚雷発射管,有線水中銃、Sカトラス}
 }
最終更新:2008年06月17日 16:09