大儀式魔術アイドレス > お祭り > お祭りSSギャラリー > その1

「大儀式魔術アイドレス/お祭り/お祭りSSギャラリー/その1」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

大儀式魔術アイドレス/お祭り/お祭りSSギャラリー/その1」(2007/05/22 (火) 22:05:29) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*おまつりかいさいちゅう(癖毛爆男の手記 そんな看板を被った(?)猫妖精を見て、やっとついたと安堵の息を漏らした男がいた。 「・・・賑わって・・・いるのか?」 そこを訪れたその男、わんわん帝国の出来立てほやほや国家『アウトウェイ』に所属する自称ジャーナリストの癖毛爆男の最初の一言はそれだった。 それは数日前に話が遡る。 アウトウェイは立国後すぐに色々なトラブルがあり、混乱していた。 そんな中、藩王が唐突に言ったのだ。 『癖毛』 『なんだ、藩王』 『祭り、好きか?』 『・・・は? いや、嫌いじゃないが・・・』 『そうか、なら、行ってこい』 『ちょっと待て、まず何処に行けと・・・』 『ここ、んじゃ、レポート期待してるわー』 と、一枚の紙を手に流れたり流されたりしながら、ついに無名騎士藩国のお祭り会場に着いた癖毛爆男。 とりあえず、長旅の疲れを一服、煙草を吸って癒し、それを携帯灰皿にもみ消す。 (以下、協賛藩国の出店を見て そのまま、祭りの会場を歩いて、玄霧藩国が出していた出店で、饅頭を買う。 決して、売り子の可愛い笑顔で買ったわけではない。俺は腹が減ってたのだ。 ・・・十種とは、どういう意味なのだろうか? ふと、そんなことを思ったが、後で食べれば判るだろうと、それを鞄にしまう。 ふらふらと会場を歩き回る中背でガタイの良い癖毛の男。 周りが何故か怪しい目で自分を見ているのは気のせいだと思う。 実はもらった紙の末尾に「うちの空もなんか出品したらしいから、ついでに見てこいよ」とも書いてあった。 「・・・そう言えば、なにを出品したのかすら聞いてないぞ、俺」 見てみれば、店は確かにそれほどないが、人は賑わっているようだ。 (以下、イラストを見て 微笑ましく、肩車で小さな子と歩いている人。 猫妖精は素直に可愛らしいな、と思った。 姉妹だろうか、楽しそうにお面をつけて歩いている浴衣の女性が二人。 ・・・『げる』ってなんだ?(滝汗 はっぴを着た女性の女性がカラー・・・いや、やめておこう。 しばらく歩くと・・・ん? さっきの・・・はっぴを着た女性が・・・たこや・・・いや・・・デカ イ、でかいぞ、それ・・・待て、それはたわしや・・・ ・・・ごほん。 とにかく、この様に祭りの会場には意外に人も店もあった。最初に感じた閑散とした雰囲気は気のせいだったのだろう。 そして、向かうは・・・ 『燃えろ! 俺の私の黒曜コンテストゥ!!』 で、ある。 というか、よく考えたら技族である空さんが出品しているのは多分、ここであろうとなぜ、気づかなかったんだ、俺・・・ 向かった会場。そこは・・・壮観であった。 様々な黒曜やアビシニアンが思いのまま、戦争や戦闘とは全く関係ない配色で塗られ、展示されていた。 まるで子供の塗り絵のように、思い思いに塗られたアイドレスは何故か、頬をにやけさせる。 私は誘われるまま、そのコンテスト会場に歩いていく。 (以下、コンテスト絵を見て 温泉マークが書いてあるアビシニアンは「これは・・・何処で使うんだろうな?」と、思わず笑いがこぼれた。 まっ黄色でマスタード賞なる物を取っていたアビシニアンは、本当に黄色かった。ビックリするくらい、黄色かった。 ・・・このモスグリーンに塗られた黒曜は森林戦なら・・・いや、無粋なことは考えずに、楽しもう。 また、似たような系統ではある物の、正にこのまま戦場に出れそうなアビシニアンと黒曜の展示は、同じ作者らしく、素晴らしい出来栄えであった。 オレンジに肩に「零」の一文字が入った黒曜・・・何故だろうか、とても色々なイメージが浮かんでくる。 白と濃い紫で塗装された黒曜は・・・美しい。ただ、それに尽きるだろう。 素材を見事に活かし、その光沢を出しているアビシニアンも、美しかった。 また、青い黒曜はシンプルながら、力強さを感じさせてくれている。 色々なアイドレスが玩具のように塗られているのを見て、なんとなく嬉しくなってくる。 私はまるで子供のように嬉しくなりながら、会場中のアイドレスを見て回った。 そして、我が藩国の空さんの所に来た。どうやら、黒曜を塗ったようだ。 多彩な色を使い、肩には『Out Way』の頭文字。正面から見れば、空さんの筆遣いを思い起こさせる、そんな色彩である。 上から見せてもらって・・・あれは・・・なんだ? ・・・お祭りだから、な・・・うん、早々・・・お祭りお祭り・・・ 色々と聞きたいこととか、悩みがあるのかなどと心配をしつつ、更に会場を回る。 いろいろなアイドレスを見て、そして、とうとう・・・最後の一つ。 どうやら、このアイドレスの総評は表展示されてないようだ。 わざわざ特設会場なる場所に展示されているのだ、さぞやスゴイのであろうと中に入り、そして、見つけた最後のアイドレスを見て・・・ ポー ン   癖  毛  爆  男  が 倒  れ   ま   し   た 何か・・・とても凄いものを見た気がしたのが、それについては触れない方向で。 気になる方は自分の目で見るといいと思う。 正に衝撃作であった・・・ とりあえず、私の手記は一旦、ここで終わる。もう少し、祭りを見てから、また、書けることがあれば、書きたいと思う。 ・・・さて、綿菓子は何処だ? ----
*おまつりかいさいちゅう(癖毛爆男の手記 そんな看板を被った(?)猫妖精を見て、やっとついたと安堵の息を漏らした男がいた。 「・・・賑わって・・・いるのか?」 そこを訪れたその男、わんわん帝国の出来立てほやほや国家『アウトウェイ』に所属する自称ジャーナリストの癖毛爆男の最初の一言はそれだった。 それは数日前に話が遡る。 アウトウェイは立国後すぐに色々なトラブルがあり、混乱していた。 そんな中、藩王が唐突に言ったのだ。 『癖毛』 『なんだ、藩王』 『祭り、好きか?』 『・・・は? いや、嫌いじゃないが・・・』 『そうか、なら、行ってこい』 『ちょっと待て、まず何処に行けと・・・』 『ここ、んじゃ、レポート期待してるわー』 と、一枚の紙を手に流れたり流されたりしながら、ついに無名騎士藩国のお祭り会場に着いた癖毛爆男。 とりあえず、長旅の疲れを一服、煙草を吸って癒し、それを携帯灰皿にもみ消す。 (以下、協賛藩国の出店を見て そのまま、祭りの会場を歩いて、玄霧藩国が出していた出店で、饅頭を買う。 決して、売り子の可愛い笑顔で買ったわけではない。俺は腹が減ってたのだ。  ・・・十種とは、どういう意味なのだろうか? ふと、そんなことを思ったが、後で食べれば判るだろうと、それを鞄にしまう。 ふらふらと会場を歩き回る中背でガタイの良い癖毛の男。 周りが何故か怪しい目で自分を見ているのは気のせいだと思う。 実はもらった紙の末尾に「うちの空もなんか出品したらしいから、ついでに見てこいよ」とも書いてあった。 「・・・そう言えば、なにを出品したのかすら聞いてないぞ、俺」 見てみれば、店は確かにそれほどないが、人は賑わっているようだ。 (以下、イラストを見て 微笑ましく、肩車で小さな子と歩いている人。 猫妖精は素直に可愛らしいな、と思った。 姉妹だろうか、楽しそうにお面をつけて歩いている浴衣の女性が二人。  ・・・『げる』ってなんだ?(滝汗 はっぴを着た女性の女性がカラー・・・いや、やめておこう。 しばらく歩くと・・・ん? さっきの・・・はっぴを着た女性が・・・たこや・・・いや・・・デカ イ、でかいぞ、それ・・・待て、それはたわしや・・・  ・・・ごほん。 とにかく、この様に祭りの会場には意外に人も店もあった。最初に感じた閑散とした雰囲気は気のせいだったのだろう。 そして、向かうは・・・ 『燃えろ! 俺の私の黒曜コンテストゥ!!』 で、ある。 というか、よく考えたら技族である空さんが出品しているのは多分、ここであろうとなぜ、気づかなかったんだ、俺・・・ 向かった会場。そこは・・・壮観であった。 様々な黒曜やアビシニアンが思いのまま、戦争や戦闘とは全く関係ない配色で塗られ、展示されていた。 まるで子供の塗り絵のように、思い思いに塗られたアイドレスは何故か、頬をにやけさせる。 私は誘われるまま、そのコンテスト会場に歩いていく。 (以下、コンテスト絵を見て 温泉マークが書いてあるアビシニアンは「これは・・・何処で使うんだろうな?」と、思わず笑いがこぼれた。 まっ黄色でマスタード賞なる物を取っていたアビシニアンは、本当に黄色かった。ビックリするくらい、黄色かった。  ・・・このモスグリーンに塗られた黒曜は森林戦なら・・・いや、無粋なことは考えずに、楽しもう。 また、似たような系統ではある物の、正にこのまま戦場に出れそうなアビシニアンと黒曜の展示は、同じ作者らしく、素晴らしい出来栄えであった。 オレンジに肩に「零」の一文字が入った黒曜・・・何故だろうか、とても色々なイメージが浮かんでくる。 白と濃い紫で塗装された黒曜は・・・美しい。ただ、それに尽きるだろう。 素材を見事に活かし、その光沢を出しているアビシニアンも、美しかった。 また、青い黒曜はシンプルながら、力強さを感じさせてくれている。 色々なアイドレスが玩具のように塗られているのを見て、なんとなく嬉しくなってくる。 私はまるで子供のように嬉しくなりながら、会場中のアイドレスを見て回った。 そして、我が藩国の空さんの所に来た。どうやら、黒曜を塗ったようだ。 多彩な色を使い、肩には『Out Way』の頭文字。正面から見れば、空さんの筆遣いを思い起こさせる、そんな色彩である。 上から見せてもらって・・・あれは・・・なんだ?  ・・・お祭りだから、な・・・うん、早々・・・お祭りお祭り・・・ 色々と聞きたいこととか、悩みがあるのかなどと心配をしつつ、更に会場を回る。 いろいろなアイドレスを見て、そして、とうとう・・・最後の一つ。 どうやら、このアイドレスの総評は表展示されてないようだ。 わざわざ特設会場なる場所に展示されているのだ、さぞやスゴイのであろうと中に入り、そして、見つけた最後のアイドレスを見て・・・ ポー ン   癖  毛  爆  男  が 倒  れ   ま   し   た 何か・・・とても凄いものを見た気がしたのが、それについては触れない方向で。 気になる方は自分の目で見るといいと思う。 正に衝撃作であった・・・ とりあえず、私の手記は一旦、ここで終わる。もう少し、祭りを見てから、また、書けることがあれば、書きたいと思う。  ・・・さて、綿菓子は何処だ? ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: