笹荻パロディ 【投稿日 2005/10/11】

カテゴリー-他漫画・アニメパロ


編集者になった笹原 荻上のデビュー用一般向けのラブコメのネームの相談
部室にて
笹原「・・・んー、でもこの場面でこれはベタベタすぎて読者が引かない?」
荻上「いえ!読者は王道をこそ求めているじゃないですか!この主人公たちの二人きりの場面はこうなって当たり前という黄金のパターン!出せば必ずキャッチしてくれる!!王道です!!」
笹原「いや、でもこの場面からこんな展開は・・・荻上さんらしくないというか・・・」
荻上「ここはベタな内容をあえて避けるべきじゃないんです!むしろ逃げちゃいけないんです!」
笹原「せっかくの荻上さんのデビュー作だし、なにも最初から読者に迎合した内容じゃ無くても・・・っていうか荻上さん?何で顔が真っ赤なの?これって漫画のネームの・・・えっえっ?」
荻上「でっですから、こう・・・人間の心の奥底で忘れたフリしている欲望とか願望とか、ドロドロたまっているものを・・・ブワーーーッっと開放してあげるのも必要だとおっ思うんです!」
笹原「あっあのー、ネームの話じゃなくて、荻上さん?えっ?俺たちの・・・」
荻上「だっだからですね!自分の中の本音の部分にフタをしちゃいけなかったんです!それを開けて・・・人間本来持つエネルギッシュなパワーをドバーーーと全開に開放しなきゃダメなんです!!ここは読者を裏切っちゃいけないんです!!」(赤面全開)
笹原「そそそそそのとおりだよ、荻上さん!!読者を裏切っちゃいけないよね!!俺たち編集者と漫画家は!!」(赤面全開)
笹原「荻上さん!!」
荻上「笹原さん!!」
朽木「クッチーだにょー」(部室に入る)
笹原・荻上「!」(慌てて離れる)
笹原「やっやあ、朽木君・・・こんにちは」
荻上「・・・・(怒)」
朽木「?」
笹原・荻上「(ベタベタだー)」

最終更新:2005年12月20日 03:23