※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

その二 【投稿日 2005/11/27】

カテゴリー-2月号


客「これください」
荻「あ、ありがとうございました!」
笹「……ということはアレですか?」
荻「……アレですかね……」
笹「ささ、先生の口から!」
荻「あ……えっと……か、完売しましたー!」
隣の店から拍手が起こる
荻「あ、どうもアリガトウゴザイマス……」
笹「どーですか、完売した気持ちは?」
荻「いやー……ちょっとまだ自分でも……ああ」
笹「よかった完売できて! うん、俺もホントに感動してきた!」
極上の笑顔を見せる笹原
あのときはこの笑顔から逃げてしまったが、今は――――
―――わかったんだ―――この人なら―――いや、この人じゃなきゃダメなんだって―――
荻「はい!」
あのときから一度も見せることのなかった、心の底からの笑顔を見せる荻上
コミフェスも終わりビッグサイトの外は真っ暗
そんな冬空の下、ベンチに腰掛ける笹荻
笹「今回は在庫無いから荷物が軽くてよかったね」
荻「大野先輩達、完売した後ちょっと来てさっさと帰っちゃいましたね」
笹「片付け手伝ってくれたらよかったのにね」
荻「アハハ」
笹「……今回のコミフェスどうだった?」
荻「……そうですね……まぁ昔の事とかいろいろありましたけど…………あのときの先輩かっこよかったですよ……」
赤面して、うつむき、暖かい缶コーヒーをすする荻上
あのときとは、笹原が荻上をかばい毅然とした態度で中島を追い払ったとき
笹「あ、ああアレね……ほら荻上さん嫌がってたし……とっさにあんな事言っちゃったけど……」
あんな事とは、彼氏でもないのに口を挟むなという中島に対し「彼氏だよ」と言った事
荻「……………」
笹「あ、別に気にしないでね! ホラ、売り言葉に買い言」
荻「……先輩」
笹「え?」
荻上の中でもう覚悟は決まっていた
荻「……私……私の趣味……理解はできないけどそれも含めて私だ、って言ってくれたじゃないですか」
笹「うん」
荻「それは……その‥‥私のこと……なんつーか……」
笹「好きだよ」
荻「え?」
笹「荻上さんも、荻上さんの描く漫画も、荻上さんの趣味も過去も それを含めて今の荻上さんが好きなんだ」
荻「…………」
茫然と笹原を見つめる荻上
荻「……私……先輩でホモネタ妄想しちゃいますよ……?」
笹「いいよ!」
荻「……私……スタイルも良くないし……窓から飛び降りるし……素直じゃないし……」
笹「いいよ! だから、もしも荻上さんがよければ……俺と付き合ってほしいんだ!」
荻「……よかったァ……」
笹「ど、どうしたの?」
何か重荷がとれたかのように笹原の肩に寄り掛かる荻上
荻「……ずっと……恐かったんです……私の本見て私のこと気持ち悪いとか思ってんじゃないかって」
笹「荻上さん……」
顔をあげる荻上
荻「……あの……迷惑ばっかかけちまうと思うけんど……よろしくお願いします……」
荻上を抱き締める笹原
荻「あ……え……」
笹「うん、よろしくね!」
荻「……私……私の趣味……理解はできないけどそれも含めて私だ、って言ってくれたじゃないですか」
笹「うん」
荻「それは……その‥‥私のこと……なんつーか……」
笹「好きだよ」
荻「え?」
笹「荻上さんも、荻上さんの描く漫画も、荻上さんの趣味も過去も それを含めて今の荻上さんが好きなんだ」
荻「…………」
茫然と笹原を見つめる荻上
荻「……私……先輩でホモネタ妄想しちゃいますよ……?」
笹「いいよ!」
荻「……私……スタイルも良くないし……窓から飛び降りるし……素直じゃないし……」
笹「いいよ! だから、もしも荻上さんがよければ……俺と付き合ってほしいんだ!」
荻「……よかったァ……」
笹「ど、どうしたの?」
何か重荷がとれたかのように笹原の肩に寄り掛かる荻上
荻「……ずっと……恐かったんです……私の本見て私のこと気持ち悪いとか思ってんじゃないかって」
笹「荻上さん……」
顔をあげる荻上
荻「……あの……迷惑ばっかかけちまうと思うけんど……よろしくお願いします……」
荻上を抱き締める笹原
荻「あ……え……」
笹「うん、よろしくね!」