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その五 夢の中へ~朝の風景 【投稿日 2005/11/09】

カテゴリー-1月号?


笹原はこんな夢を見ていた。
小「いいか、笹原!編集者の仕事とは一人ではできん!漫画家の先生は言うまでも無く、印刷会社の方々のご協力あって我々の仕事は成り立つのだ。さあ、社長にご挨拶して!」
笹「はい!社長!笹原と申します!宜しくお願いします!」
社「いや、元気な好青年ですね!ところでさっそくお若い方の力をお借りしたいのだが。機材の搬入の人手が足りなくて・・・」
小「お安い御用です!さあ笹原!」
笹「はい!これですね。おっ重い!」
社「ははっ、それは腰を使って押すんだよ。」
笹「はい!腰ですね、腰を使って・・・」

斑目はこんな夢を見ていた。
斑「社長!事務所の年末の大掃除はここの床のワックスがけで終わりですね!」
社「ああ、悪いが斑目君、事務所の男手が足りないんでね。」
斑「いいえ!(この前無理に休み取らしてもらったしなー文句は言えねー)」
社「ああ、いかんよ斑目君、もっと腰を入れて力強く磨かなきゃ。」
斑「はい!分かりました!」

荻上はこんな夢を見ていた。
笹原と斑目は二人っきりで暗い浴室にいた。
笹「とうとう二人っきりになれましたね・・・。斑目さん。」
斑「笹原!俺はもうお前との関係は・・・。」
笹「そんなこと言わないでくださいよ。せっかく念願の温泉旅行にこうして一緒にこれたんですから。」
斑「笹原、俺は・・・。」
笹「ほら、斑目さんの体が嫌がってませんよ・・・。」

荻「はっ(夢だった!なんて美味しい・・・じゃねって!うわっヨダレまで流してだらしね!んなこっだから・・・)」

荻上は妄想を頭から振り払って、ぼんやりとした頭を覚ましに洗面所に向かった。
まだ皆寝てるんだな。私が最初かー。あれっ、となりが騒がしい。笹原さんと斑目さんもう起きてる!
荻上はふすまをあけた。すると・・・。
笹「腰だ腰イ~ 腰を使って~!」
斑「はい!分かりました!」
四つんばいになった斑目の背後で笹原が腰をパンパン振っていた。
荻「・・・・・(汗)」

荻「きゃーーーーー!!!」と絶叫が別荘に響き渡った。
咲「なっなんだなんだ!あっ!てめえら!」
バキ!ドカ!ゲス!

朝食の時間・・・。顔をはらした笹原と斑目。
斑「だーかーらー、違うって言ってるでしょ!」
笹「ええ、だから夢で寝ぼけてたって言ってるんです!」

咲「誤解だろうが何だろうが朝から気色悪いもん見せんなよ!」
大野も珍しく怒っている。
大「ホントですよ!サークルの合宿でこんな不埒なマネして!ねえ、荻上さん!」
荻「ええ・・・」顔を赤らめている。
大「?」
惠子「やーい、アホアニー」
笹「惠子!てめえ!」
ぷぷっ。荻上はその様子がツボにはまったのか笑いをこらえて体を震わせた。
笹「荻上さん・・・。もうカンベンしてよー。ああいうの荻上さんだっていつも描いてるじゃない」
と顔を赤らめて言ってから、笹原はしまった!と思った。ところが・・・。
荻「あはは!全然!全然違いますよ!あはははは」と堪えきれずに大笑いした。
笹「ははっ、ははは」とつられて苦笑した。

咲「・・・なんかあの二人雨降って地固まるって感じだよね。もう心配ないんじゃない」と斑目にささやいた。
斑「ああ、なんかそうみたい・・・」
咲「・・・ねえ、斑目」と意味深な表情で顔を斑目に近づけてささやいた。
斑「ん?」顔が赤らむ。
咲「コーサカには近づくなよな!」
斑「だから違うって・・・(涙)」

こんな朝でした・・・。