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トライアングル 【投稿日 2006/05/06】

カテゴリー-現視研の日常


笹原たちが卒業して数ヶ月がたった。
今日は久々に皆が集まる日だ。
前に追い出しコンパをやった居酒屋に、OBと現部員が集まった。
大「でもホント久しぶりですね~~~!」
田「こうして集まれる機会がなかなかないからなぁ」
久「み、皆が予定合わせるとなると、難しいよね」
笹「あ、でも高坂君はどうしても来れないんですよね、残念だなぁ」
田「1ヶ月缶詰め中だったっけ?ゲーム会社も大変だな」

座敷で話に花を咲かせていると、急にパシャッ!とまぶしい光が射した。
皆驚いて、光の出所を見る。
笹「あ~びっくりした、朽木君か」
荻「…朽木先輩、ちょっと落ち着いて座ってたらどうですか」
朽「にょ~!せっかくなのでカメラ!カメラ!」
大「朽木君、はしゃぎたい気持ちはわかります。だからせめて一言かけてから写真撮ってください!」
朽「にょ~、ノリが悪いですぅ!」
荻「場の空気読んでください」
朽「…わかりましたにょ~」
笹「へえ、朽木君も丸くなったね」
朽「毎日大野先輩と荻上さんに怒られまくって、さすがに懲りたです……」

笹「…ところで、斑目さんはまだ来てないんですね」
笹原はさっきからずっと気になっていたことを口にした。
田「ああ、さっきメールきて、『少し遅れる』ってさ」
笹「そうなんですか」
大「咲さんも遅いですねぇ…電話で、遅れるっていってましたけど」
荻「春日部先輩は卒業以来ですね、楽しみです。」

そのとき、「や~遅れてゴメン!」と言いながら、2人が同時に到着した。
笹「あ、ども……………」
挨拶しかけて、固まる。その場にいた全員が固まってしまった。

春日部さんが、斑目と腕を組んで入ってきたのだ。
ありえない光景に、皆声も出せずに思考停止していた。

大「…さ、咲さん?あのぅ…………」
ようやく大野さんが口をひらく。
咲「よ、大野、久しぶり!!」
大「…えーと………斑目さん?」
斑「久しぶり、大野さん」
大「………………………………(汗)」
駄目です笹原さん!私には無理です!という顔で、大野さんは笹原にアイコンタクトで訴えた。

笹「…ええーと…、何で腕組んでるんですか?」
笹原が単刀直入に聞く。
皆が冷や汗ダラダラで見守る中、春日部さんはこともなげに言う。
咲「ああ、付き合ってるから、コイツと」
笹「は?え?…えええええ~~~?」
大「えっ、つつつ付き合ってるって…聞いてませんよ!!」
笹「え、こ、高坂君とは…?」
咲「コーサカとも付き合ってるよ」
笹「…えーそれってつまり…」
朽「うう、浮気デスカーーーーー!!??こんな堂々と!!」
とりあえず食いついてきたのは朽木君だった。
咲「浮気じゃないよ、本気半分」
大「は、半分って…」
笹「…斑目さん、どういうことなんですか?」
さっきから妙におとなしい斑目に振った。

斑「いやまぁ、ねえ…こういうことなんだよ」
笹「ああ、そういうことなんですか………って全然分かりませんよ!!」
斑「笹原、しばらく見ない間にノリ突っ込みまで覚えたんだな。成長しちゃって…」
笹「何をもって成長というんですか」
荻「笹原さん、話ずれてますよ(汗)」
笹「荻上さん、軌道修正ありがとう!で、何で春日部さんと付き合ってるんですか!?」
斑「………」
斑目は遠い目をする。

斑「あれは俺が三年生のときだった…」
笹「…あの~その話、長くなります?」
斑「うん。全部語るとざっと100レスくらい」
笹「はしょって下さい」
斑「ひでぇ!!」
笹「で?何でこんなことになってるんですか?3行くらいで説明してください」
斑「…高坂、仕事が忙しすぎるんだよ」
笹「え?」
斑「スケジュール見ると一年で半分くらい仕事。ほとんど缶詰め」
笹「…あの~労働基準法いは(ry…」
斑「そこは流せ。長くなる」
笹「はぁ」
斑「…だから、高坂が仕事でいなくなる間、春日部さんは俺と付き合っている。高坂が長期休暇になると、春日部さんは高坂と付き合う。そういう風に3人で同意したわけよ」
笹「………え、高坂君も知ってるんですか?」
斑「うん」
笹「高坂君は何て?」
斑「『別にいいよーそれで皆が納得できるならー』…って」
笹「………えええええ~~~?…ていうか、斑目さんはそれでいーんですか!?」
斑「笹原…俺最近考えたんだけどさ…。一夫一妻制、ってなんなんだろうな…?」
笹「はい?」
斑「色々考えすぎて吹っ切れたんよ。そんな常識、俺達のような若者が覆してやるのだ!!」
笹「…はあ??」
握りこぶしを作り力説する斑目。

咲「まーそんなわけでさ」
笹「いやいや全然分かりませんよ」
咲「自分達が納得してるんだからいいんだよ。ねー斑目!」
斑「なー!」
笑顔で息ピッタリの2人。
笹「…はぁ………」

疲れて言葉が続かない笹原。固まったままの一同。
咲「まぁ、2またかけてるからにはあっちで受けたりこっちで攻めたり、大変だけど。でも楽しいからいいんだ!」
ヤケクソに見えるほど元気に言う春日部さん。

(斑目さん受けなんだ………)
別に知りたくないことを知ってしまいがっくりと肩を落とす一同。



…いや、人知れずエキサイトしている女子が2人。
大(そ、そうだったんですか……!)
荻(…やっぱりそうだったべさ………!(ニヤリ))

特に荻上さんの頭の中は、妄想が暴走してはちきれんばかりになっていた。

(高×斑!高×斑!!高×咲、咲×斑前提の   高×斑!!!)


(うわコレヤベーーー総攻め×総受けの夢の競演だべ!
春日部先輩はカモフラージュで!放置プレイで!!(笑)

高「咲ちゃんに近づいたのは…僕に近づくためなんでしょ?」
斑「…そ、そんなこと…………」
高「ふふ、口ではそんなこと言ってても………」
首筋をつーっと撫でる。
斑「くっ…」
高「ほら相変わらず敏感ですよね、こんなだからどこにも行かせられないんですよ………」

おーーー  いーいーいー!さすが帝王…いやいや魔王!!

斑「お、俺は本当に春日部さんを………!」
高「いいんですよ、僕はどっちでも…。僕から逃げられると…いや僕を忘れられると思ってるんですか?」
斑「くっ…!」


そんであーなってこーなって………………………)


荻「…はっ!!」

目が覚めると、自分の部屋の天井が見えた。
荻「………………」


(アレ?夢だったべか、さっきの………。)

ふと見ると、隣の部屋から笹原が顔を出した。
笹「荻上さん、大丈夫?ずいぶんうなされてたけど」
荻「ひへっ!?え、う~~~、その…」

実はうなされてたのではなく、「高坂さんと斑目さんでホモネタを想像する夢を見て萌えてました」…なのだが、言えない。

笹「どうしたの?具合悪い?」
荻「いえっ、大丈夫です!すぐ起きます!!」

ベッドから出て服を着替えながら、
(…とりあえず、このネタでしばらくいってみるべか…今日の晩からネーム作って…!!)
…と考える荻上さんだった。


                   OWARI