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その一 【投稿日 2006/04/26】

カテゴリー-6月号補完


斑「よう」
笹「あ、斑目さん。こんちわ」
斑「撮影会、これから?」

笹「そうなんですよ。なんか大野さんが張り切っちゃってすごいですよ」
斑「へえ…」

斑「でも、まだ信じられんなあ。『あの』春日部さんの撮影会なんて」

満面の笑みの大野。うなだれる咲

タイトル ”げんしけん”

大「それじゃあ、撮影会は三人だけで行いますので」
笹「はいはい」
斑「あー、そうなんだ」
朽「ブー。はんたーい。ボクチンにも撮らせろー」
荻(咲先輩大丈夫かな…)

荻「じゃあ、行きますか」
笹「そうだね」
斑「ほれ行くぞ」
朽「なんでダメなんですか、ボクチンだってカメラには結構自信があるですよ!」
大「それでは皆さん!撮影後にお会いしましょ~」
田「ハハ…」

荻(あ、鍵かけた)
朽「今回の為に用意したのに…」
斑「どれくらい時間かかるもんかね」
笹「量がすごいですからね。結構かかるんじゃないですか?」

斑「あー、朽木君。諦めてこっち来なさい」
朽(くそー、何とか中を見れないものか…)

朽「大体ですね、自分は『おかしい』と思うのですよ!」

朽「そもそもコスプレというものは、見られる事を前提にやるものであって、一部の人間しか見られない、というのはコスプレの本道から外れていて、特に撮影の意思のあるものを排除するなど言語道断の振る舞いであり…」
笹「あー」
斑「やれやれ」
荻「やっぱりこの人おかしいです」

田「じゃあ撮るよー」

大「咲さん、もっと自然に笑ってください」
咲「無茶いうな」


斑(やっぱり見たかったな)

斑(ま、仕方がないか)

朽「ムム!」
笹(あ、終わったのかな)
荻(ようやく終わったんだ)

咲(お~わ~っ~た~)

大「皆さんお待たせしました~。撮影会、無事終了で~す♪」
咲「うぁ~」

大「咲さん、本ッ当にかわいかったですよ~」
咲「うう、オギー…助けて…」
荻「だ、大丈夫ですか?」
笹(本当に嫌だったんだなあ)
朽「そ、そうだったのデスカ!?」

大「ですから、もっともっといろんなコスプレに挑戦しましょうよ」
咲「いや、もういいよ、十分。これで最後」
荻(そんな大変だったんだ)


大「本当に…これで最後なんですか?」

咲(大野…)

大「本当に…これで…」
咲「二度と会えなくなるって訳じゃないんだから、泣くな」
大「…会いに来てくれますか?」
咲「うん」

荻(…ちょっとうらやましいかも)
笹(やっぱり、仲いいんだなあ、この二人)
朽(ムム、このシーンは撮っておくべきか?)

夜景

荻「まったく、大野先輩のコスプレ好きには呆れます」
笹「確かにすごいよね」

荻「しかも自分の趣味に他人を巻き込んで…」

笹「…ねえ、荻上さん。どっちがいいと思う?」
荻「え?」

荻(人の話をさえぎってそんなこと聞くの?でも、人の悪口を聞きたくなかったのかも…)

荻「…強いて言えば右のほうが似合うと…」
笹「こっち?」

笹「どう?荻上さん」
荻「…いい、と思います」
笹「聞こえないよ~」
荻「何度も言わせないでください!」


斑(コスプレかあ…)

斑(見たかったな…)

咲の写真

朽「ですから、写真だけでも見せていただけないか、と頼んでいるのであります!」

咲「絶対やだ」

朽「我々はぁ、断固としてぇ、写真のぉ、公開をぉ、求めるものでぇ、ありますぅ!」
咲「あー、うるせー」
荻(こいつ本当におかしい)
斑(俺も見たい、とは言えんよなあ)
笹(気持ちはわかるけどね…)

咲「とにかく、あれを見せるくらいなら、裸の写真のほうがまし!」
荻・笹・斑(裸デスカ)
朽「な、なんと!ではそちらを見せて…」
咲「絶対見せねー!」

朽「オオゥ、そんなひどい…見せてくれてもいいじゃないですかぁ」
咲「嫌だって言ってるだろうが!人の話聞け!」
荻・笹・斑(やれやれ)

斑(まいった。今回は本当に見れそうにないな)

大「『にいさんにいさん、いいネタありまっせ~』」

斑「…何やってんの?大野さん」
大「…えーと」

大「ああもう、まったくノリが悪いんですから!」
斑「いや、それは…」

斑「『…で、ブツは何よ』」
大「…何を今更」

大「実はですね、ここに咲さんのコスプレ写真があるのですが…データ付きで!」

斑(!)

斑「いや、ちょっとまった。それは拙いって。春日部さんは見せたくないって言ってるし、大体本人に知られたら何て言われるか」
大「大丈夫ですって。ばれなきゃいいんです」

大「…本当は見たいでしょ?」
斑「いや、それは、まあ、その…」

大「コスプレした咲さんは、本当にかわいくて、きれいでした」

大「わたしはレイヤーとして、このような素晴らしいコスプレを死蔵してしまうのは、重大な損失だと思うのです!」

大「ですから、斑目さん。あなたにも彼女の素晴らしさを共有…」
咲「…へえ、そうかよ」

斑「!」
大「!」

咲「大野。そいつをよこせ」
大「いえ、別に何でもありませんよ?咲さんには関係ない、つまらないものですから」

こぼれる写真

咲のコスプレ写真s

固まる三人

大(やっちゃった)
咲(やられた)
斑(ええと、これは、何と言うか、すごいな)

咲「見るなー!!」
斑「おっと」
大「ああ、咲さん!」

咲(見た?)

斑(見た)

咲(見られた。誰にも見られたくなかったのに。見せないって約束したのに!約束したのに!!)

咲「何さらすんじゃあ、このぼけーーー!!!」
大「ああっ」

笹「だめだって」
荻「だめです」
朽「そんな、ワタクシはまだ見ていないのに…」
斑(どーするよ、俺…)
咲「さっさと集める!」
大「はいっ!」

斑(どーするよ、見ちゃったよ)

久(え~と、次に回るのは…)

田(ここをこうして…)

高(ふう、まずはこれでいいかな)

斑(絶対に忘れるもんか)

咲「絶対に処分するからな!写真も、データも!」

大「はい、わかりました」(データ、コピーしておこう♪)

朽「俺にも見せろぉぉぉぉ~~!」

笹「だめだってば」
荻「だめですよ」

ははっ

卒業式会場