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がんばれハルコさん 【投稿日 2006/04/10】

カテゴリー-ハルコさん


夏は暑い。それはハルコも知っていたことであったが、この夏はいっそう暑く感じる。
(オギーはコミフェス準備・・・笹原は就活・・・大野と田中はコスプレ・・・
 高坂はBLゲームメーカーでお仕事・・・春日部君は起業で大忙し・・・。
 朽木君は知らない・・・。今年のコミフェス、どうなるんでしょ?)
いつもの事ながらOGと言う立場にもかかわらず部室で昼食を取るハルコ。
サラダだけ、と言ういつもながらの食事は変わらない。
缶紅茶を一口飲むと、横目で窓を見た。

コンコン

ノックの音だ。だれか来たのかな?しかし部員ならノックなんかしないはず・・。
「?開いてるわよ~。」
疑問に思いつつひとまず返事をする。

ガチャリ

「Hello....」
(!!!??外人~!!??)
扉が開いて見えたのは、ブロンドの外人。しかも男。思わず立ち上がる。
(い、意外とイケメン?いや、そんなこと考えてる場合じゃないでしょ~!?)
1人で独白を心の中で繰り返しながら、ハルコは冷や汗を流していた。
『ああ、あんたが斑目だね!飾り気のないメガネ、貧乳、切れ長の目。
 うーん、まるで「委員長」のようだ!』
言ってることがまったく理解できないハルコ。
その外人に詰め寄られて、顔を真っ赤にする。
(━━━頭真っ白!)
そしてふと気づくと横に一人の少女。
(も、もう1人か!!)
「アンタバカ~」
(・・・誰か助けて!)

この世の終わりをそこに見ていたハルコ。そこに救世主。
『アンディ、スー!勝手に動き回らないでって言ったでしょ!』
大野が入り口から大きな声を上げながらやってきた。
(た、助かった・・・。ってか、大野の知り合いなの?)
『ごめん、ごめん、早くゲンシケン見てみたかったんだよ~。』
そういいながら平謝りする外人ことアンディ。
「うわ、なに、これ?」
「わ・・・。」
荻上と笹原がそのタイミングでちょうど現れた。
(こ、これで落ち着くでしょ・・・。)
そう考えるハルコの方に再びアンディはハルコの方へ振り返り、
にっこりと笑いかけた。
「━━━!!」
それに再び顔を赤らめる。
(な、なに戸惑ってんのよ・・・。わたしが好きなのは・・・。)
しかしながら動悸がおさまるには少しの時間がかかった。
この夏は何かが起きそう━━━。
ハルコは心の中でそう思った。