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人魚姫 【投稿日 2005/10/27】

カテゴリー-童話パロ


第一幕
むかしむかしあるところに荻上という名のとても可愛らしい人魚のお姫様がおりました。
あるとき嵐が起こり、人間の船が難破して二人の男が海に投げ出されてしまいました。
荻上は可哀想に思って、二人を岸まで運びました。見ると若い男です。荻上はいけない妄想に囚われてちょっとおちゃめないたずらをして去りました。気を失っていた二人は目を覚ましました。
笹「うわっ、侍従長!なんで俺の股間に顔をうずめてるんだ!」
斑「王子こそ私のネクタイで首をしめようとなさってるじゃありませんか!」
二人はギャーギャー騒ぎながらも命が助かったことを喜びました。
荻上は遠目にその様子をうかがい、クスクス笑いながらワープしてました。
しばらくたち、荻上は王子と呼ばれている男の事が忘れられなくなっているのに気づきました。でも人魚の身では会いに行く事もできません。そこで大野という魔女に相談にいきました。
大「じゃあ、コスプレしてください!」
荻「嫌ですよ!どうしてもしなきゃだめですか?」
大「はい!」にっこり笑って答えました。
しぶしぶ言われるままにコスプレしましたがさっぱり人間になれません。
荻「あのー、本当にこれで人間になれるんですか?」
大「いえ!これは私のただの趣味です!前置きはここまでにして、この薬を飲めば人間になれますよ!その代わり欲しいものがあります」
荻「(怒)・・・何ですか?」
大「あなたの笑顔と愛嬌をください!」
荻上はその条件に承知して薬をもらい人間になりました。

第二幕
突然現れた身元不明の女の子に港町の町長のヤナは困っていました。
彼女は港町の女たちとことごとく喧嘩を売り、あてつけに塔から飛び降りるという大騒動をしでかしていたからです。
このままでは女の子の身が危険です。知人の侍従長の斑目に相談し、城で引き取ってもらうことにしました。
斑「荻上さん、君には王子の側付きメイドをしてもらうから。」
斑「まあ、王子には君がぴったりだと思うよ」
荻「なんですか、このハレンチな趣味の悪い服は!こんなの着れません!」
斑「いや、それしか無いし・・・。というかその調子でいいよ」
笹原王子は実はツンデレ好きでした。というよりツンだけ・・・。
荻「ツンデレの嫌いな荻上です!どうしてそんなにツンデレが好きなんですか!」
初対面から容赦ありません。しかし、王子は幸せでした。荻上も言葉とは別に心は幸せでした。
しかし幸せは長く続きませんでした。隣の国の王女が婚礼にきたからです。
ス「アンタバカー?」
侍女のアンジェラと共に嫁いできた隣国の王女のスージーは極めつけのツンでした。王子はすっかりスージに夢中になりました。荻上はとても悲しくなり、海辺に泣きにいきました。
咲「オギー!オギー!」
荻「咲姉さん!どうしたの?」
咲「あんたにかかった魔法は好きな人が心移りしたらあんたは泡になっちゃうんだよ!それを防ぐにはこのあんたの書いた同人誌を好きな人に見せるんだよ!」と言い、荻上の同人誌を手渡しました。
城に戻った荻上は悩みました。恥ずかしい自分の趣味を王子に見られるくらいなら泡になったほうがましに思えました。すると部屋の鏡に魔女の大野が写りました。
大「荻上さんー。もう同人誌見せましたかー?」
荻「本当に見せないとダメなんですか?またからかってるんじゃないんですか?」
大「・・・・そんなわけありませんよー(汗)」と顔をそむけながら言いました。
荻「(・・・あやしい)絶対嫌です!!」
荻上は見せないと決心しました。たとえ本当でも後悔はありませんでした。荻上は王子に別れの挨拶にいきました。涙は見せたくなかったので以前かけていた厚底メガネをかけていきました。
荻「今日でお暇いただきます!」
笹「荻上さん?メガネも可愛いよね。ていうか昔船で難破した時に助けられた時見た夢の女の子にそっくりなような・・・」
荻「ちっちがいます!」と顔を赤らめて言いました。
その時、スージーが部屋に入ってきました。手には荻上の同人誌を持っていました。
ス「グッドジョブ!サインプリーズ!」と同人誌を二人の前にガバーと広げました。

荻上さん?ええ、お約束通りお城の窓からダイブしましたよ。
王子が懸命に捜しましたが、その後一週間ほど行方不明になりましたけどね。
今はどうしてるかって?御伽噺のラストのお約束は決まってるじゃありませんか。