※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

事後 【投稿日 2006/02/26】

カテゴリー-笹荻


目が醒めた。見慣れない天井が視界に飛び込んでくる
ズキッ・・・!
「うっ・・・」
右肩が痛い。ついでに言えば右腕にザリザリとしたものが乗っている。
痛みの方向に顔を向けると、笹原を腕枕に荻上がクゥークゥーと穏やかな寝息を立てながら寝ていた。
彼女は今、髪を下ろし、生まれたままの姿でいる(無論笹原もだが)
--あぁ、そうか。オレ、ヤっちゃったんだな。
笹原は荻上との行為を思い返す。
とにかく夢中だった。
ヤるたびにどんどん自分ももちろんだが、荻上さんも良くなってきたらしく・・・
5回目から先はもう覚えていない。いつの間にか寝入っていたようだ。
自分でもよくここまで攻めたものだと思う。
時計を探してみたが、暗くてよくわからない。だいぶ時間が過ぎているようだ。
日はもうすでに落ちている。
再び時刻を確かめようと時計を探すが、荻上を腕枕した状態ではなかなか難しい。
--確か、脱いだ衣服はベッドの下に投げ捨てたんだっけ・・・
ズボンの中に携帯電話がある。
ベッドの下に目を向けると、少し遠いが身体をずらして手を伸ばせば届く距離にある。

笹原がベッドの下にある自分の衣服から携帯電話を取ろうと、身体を捻--
「んっ・・・」
ろうとしたら、荻上がそれを許さない、というようにギュッと笹原の身体に密着するよう抱きついてきた。
「荻上さん?」
起きているのか? と思ったが
「スゥ・・・スゥ・・・」
寝ているようだった。どうやら無意識下にいても、今は一時一寸たりとも離れたくないらしい。
--オレもだけどね
笹原は密着してきた荻上をやさしく包み込むように抱いてやる。
腕枕していた右腕は頭を。残っていた左腕は彼女の背中に回してやる。
胸に当たる荻上の寝息がくすぐったかった。
だが、ものすごく心地よかった。。・・・ついでに言えば、笹原の胸から腹にかけての部分に当たっている彼女の柔和な胸も心地よかった。
「・・・荻上さん。胸、当たってるんだけど」
某漫画の笹原は台詞を吐いてみる。
「・・・あててんのヨ・・・くぅ~・・・」
荻上も寝ぼけながら答える。
「ははっ・・・」
--時間なんて気にしたらもったいないな。すごく幸せだし
笹原は荻上の寝顔を見ながらそう思った。
やがて、笹原も再びまどろみの中へと落ちていった。
できたばかりの最愛の人を抱き枕にしながら。
--時間なんて気にしなくていいか。すごく幸せだから

  • end-