その六 【投稿日 2006/02/08】

カテゴリー-4月号予想


今朝4月号予想考えてたらあることに気づいてしまた。
小説的に書くと時間かかっちゃうので要点だけ。
とおもったのに3回な分けないと送れない量に…

3月号で荻上さんが『あのとき 死んどけば良かった、死に損ねた』と
なげく所ありますね?
あれが伏線だとして、来月号の予想…
 笹原、荻上さんちで絵をみせてもらう。予想通り笹原はそんなにひかない。予備知識あるし。
で、そこから荻上さん過去話。
「わたし、自殺しようとしたんです」
おどろく笹原。

荻上さんの話の内容:
学校の屋上から飛び降りたが、おちた所に植え込みがあり奇跡的に助かる。
しかし重症。全治数ヶ月の大怪我。
即入院。学校に行かなくてすむ嬉しさと、助かりたくなかった悔しさに苛まれる。
中島らがよく見舞いに来る。「助かって良かった!」と喜んでくれるが、
荻上は不信感を拭い去れない。でも表面上は普通にふるまう。

ある日、突然巻田が荻上の身舞いに来る。硬い表情で挨拶する巻田。罪悪感にちぢみあがる荻上。
飛び降りの経緯は友達の坊主からきいたらしい。
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
あやまる荻上に、巻田は
「死なないでくれる?死んで許されると思うなよ。これ以上苦しませんな…後味悪いから」
とそっけなく言う。「じゃ、もう会うことはないと思う」
 ここまでが過去話。苦しませてしまったことを嘆く荻上。許してはくれなかった巻田。
「だから私自身、許されたいなんて思っちゃいけないんです」

「でも巻田君は死ぬなって言ってくれたんだよね?」
「死んで許されると思ってんなら甘い、って意味ですよ!そこまで嫌われたんです。それだけ深く傷つけたんです!」
「そこまで嫌っじっと聞いていた笹原が言う。
てたらわざわざ見舞いにこないよ。
俺には巻田君が『もう自殺なんてしないでくれ』って言ったように思える」
「でも、すごい冷たい態度で…」
「そりゃあ、確かにショックだったんだろうけど。でも、きっと心配したんだろう。もともと好きな子だったんだし。」
「でも、でも…」
「巻田くんに許してもらえなかったことより、荻上さん自身が自分を許せないことに問題があるんじゃないかな。過去のことは反省したうえで、そろそろ荻上さんは
自分を許してもいいと思う。もう十分苦しんだじゃないか。

「俺は荻上さんが生きててほんとによかった」

泣き崩れる荻上。それを抱きしめる笹原。

「…私っ…笹原さんが好きですっ…!!」
「俺もだよ」
        END
最終更新:2006年02月10日 04:23