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斑目と高坂」(2005/12/31 (土) 21:58:05) の最新版変更点

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*斑咲 告白その後 【投稿日 2005/12/05】 **[[カテゴリー-斑目せつねえ>http://www7.atwiki.jp/genshikenss/pages/48.html]] 公園にて・・・ 咲「よっよう、斑目!元気かー、こんなとこで一人でモソモソ弁当食ってんじ ゃねーよ!」 斑「・・・やあ、春日部さん・・・モグモグ、どこで食おうといいだろ、別に。」 咲「かー、しけてるね!部室に顔出せよ!お前がいないと何か落ちつかねーん だよ!」 斑「・・・この前は悪かったね。いや、すまなかった。」 咲「あっ謝るんじゃないよ・・・」 斑「いやいや、しょせん『美女と野獣』・・・いや蛇だな・・・。」 咲「!お前のそういうところが嫌いなんだよ!わざと自分を作りやがって!」 斑「春日部さんこそ・・・作って、隠してるじゃないか・・・」 咲「あたしのどこが!」 斑「高坂に強気な態度取ってるようで・・・本当は不安や甘えたい気持ちを持 つ『女の子』なところをさ!」 咲「・・・帰るわ、あたし・・・」 斑「・・・・春日部さん!」 咲「・・・ん?」 斑「ひとつ、言いそびれた事があるんだ。聞きたかった事が・・・。」 咲「なっなにさ?」 斑「昔さー、覚えてないと思うんだけど、部室で春日部さんが漫画読んでた時!  あん時、春日部さん鼻毛出ていたの自分で気付いてた?ひょっとしてあの  状態で講義とか出てたの?ずーと知りたかったんだよね。」 バキ!! 咲「おまえって!ほんとーにサイテーな奴だな!!教えろよ!!そん時!」 斑「つー、あっあのな!俺まだ勤務中だぞ!どうしてくれんだ!メガネひん曲がったじゃないか!」 咲「あの似合わない四角いメガネかけりゃいいだろ!」 斑「かー、やっぱり俺、外見に惑わされてたわ!やっぱり暴力女だわ!」 咲「なっなんだと!お前こそ殴られたがってるマゾなんじゃねえのか!」 斑「なにをこの、暴力女!暴力女!暴力女!暴力女!暴力女!暴力女!」 咲「このマゾラメ!マゾラメ!マゾラメ!マゾラメ!マゾラメ!マゾラメ!」 おばあさんが通りかかり「お若い方~夫婦喧嘩は良くないですよ~」 テクテクテク 斑・咲「・・・プッ!わはははははははははは」 咲「はーおかしかった!斑目!明日は部室に顔出せよなー」 斑「・・・ああ」 そんで次の日の部室・・・ 笹「あれ?斑目さん!久しぶりですね!」 斑「ああ、モグモグ、やっぱ落ち着くなここ・・・」 笹「いや、あんまり落ち着かれても問題なんですが・・・でも・・・」 咲「いよー!笹原と荻上!いつもご一緒で仲のよろしい事で!おや!(ニヤー)  マゾラメさん!今日のお仕置きは鞭がよろしいですか?それともろうそく  がよろしいですか!」 斑「ばっ馬鹿言え!!」 でもすこしうれしかったりする斑目であった・・・。
*斑目と高坂 【投稿日 2005/12/04~05】 **[[カテゴリー-斑目せつねえ>http://www7.atwiki.jp/genshikenss/pages/48.html]] 元は違う方の投稿でしたが、それをつなげてみました。 タイトルも管理人の自前です。何かあればスレッドでお願いします。 昼休み もう部室には行かないと決めてから職場で昼食をとっている 近くのコンビニに弁当を買いに行こうとすると、会社の入り口のところにコーサカがいた 高「こんにちは」 斑「あ、あれ、コーサカ? どしたの?」 高「ちょっとお時間いいですか?」 公園のベンチ 高「最近、部室に来なくなったらしいですね」 斑「あ、ああうんそうね いやー、いつまでも寄生してるわけにゃいかんだろ んで用はなに?」 高「……咲ちゃんのことですが」 斑「(ギクッ!) う、うん」 高「斑目さん……咲ちゃんに告白したんですよね」 斑「(キタ━━━━!!) あ、ああ、アレ? あ、あ、ああ、アレはギャグで……」 高「…とっちゃだめですよ」 斑「はぁ!? な、なにイッテンダヨ!オレは別に…」 慌てる斑目に高坂が微笑む。 高「最近ですね、咲ちゃんに会えないんです」 たわむれる子犬を見ながら高坂がつぶやく。 斑「…いそがしいのか?」 同じように子犬を見ながらたずねる。 高「そうですねー。 なかなか家にも帰れないんですよ」 斑「…」 高「いつも一緒にいてあげられないのはすごく申し訳ないと思ってたんです。   …でも、本当は一緒にいて欲しいのは僕の方だったのかも知れない」 斑目は横目でちらりと高坂を見る。 穏やかなの表情は相変わらず感情を読み取りにくいが、ほんの少しだけ寂しそうに見えた。 斑「勘違いしてるんじゃネーヨ」 斑「オレと春日部さんじゃ住む世界が違うっての。   オレはお前らの間に割り込む気はねーし、第一、春日部さんはお前にベッタリじゃねーか。   なに心配してんだよ。だいたいオレと会ってるヒマがあるんなら、部室へ行ってこいよな、まったく」 高「…ははっ。そうですよね。   じゃあ僕、今から部室へ行ってきます。咲ちゃんいるかな」 斑「おう、早く行けよ。オレも会社に戻るかな」 高「はい。それじゃあ、すいませんでした。変な事言っちゃって」 にっこりと微笑むと高坂はかるくおじぎをした。 斑「ん、ああ。じゃあガンバレよ」 斑「…まったく、しょーがねーなー」 高坂の去った後、ベンチにだらしなくもたれかかった斑目は空を見上げる。 斑「まったく…」 高い空が夏の終わりを告げていた。

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