合併で上九一色村消える オウム真理教と闘う
山梨県上九一色村が3月1日に分村し、北部は甲府市、南部は富士河口湖町に
編入合併する。
「平成の大合併」で全国初の分村合併で、オウム真理教の拠点として知られた
「上九一色」の地名が地図から姿を消す。
村役場では2月28日、閉庁式が行われ、小林実村長と渡辺進村議会議長が
玄関の「上九一色村」の看板を取り外し、村の歴史を閉じた。
富士山北ろくにある村は1889年、九一色村から分割して誕生。
御坂山地が村を南北に分断し、北部と南部で生活圏が異なるため、
分村合併が持ち上がった。
村は昨年1月、分村での合併を決定。北部と南部でそれぞれに合併協議会を
設置し、同年3月までに合意に至った。
市町村合併:新甲府市、新富士市、河口湖町あす誕生 上九一色村を分村して/山梨
上九一色村の分村合併に伴い、新甲府市と新富士河口湖町が1日、誕生する。
平成の大合併では全国で唯一の分村合併で、中道町の合併協議会からの
一時離脱など、多くの困難を経ての合併となった。
県内は13市10町7村となる。
新甲府市は中道町と上九一色村北部(古関、梯地区)を編入する。
人口20万217人(2月1日現在)、面積は212・4平方キロ。
東西15・3キロ、南北41・5キロで、県内で最も南北に細長い市となる。
中道支所と上九一色出張所を置く。同村北部の中学生は08年度の新入生から
同町下曽根の笛南中に通学する。
また、同町と同村北部は中央市の旧豊富村地区と合わせ、4月から甲府地区
消防本部の管轄地域に変更される。
新富士河口湖町は上九一色村南部(精進、本栖、富士ケ嶺地区)を編入する。
人口は2万5588人(同)、面積は158・5平方キロ。富士ケ嶺地区に
上九一色出張所、本栖地区に精進出張所を置く。
同村南部の編入で、体験牧場や史跡巡りツアーなど、河口湖周辺にはない
滞在型観光振興を目指す。
甲府市は中道選挙区(定数3)と上九一色選挙区(同1)で、
富士河口湖町も上九一色選挙区(同2)で合併後50日以内に増員選挙を行う。
分散してしまうようで。
※「富士河口湖町」の間違いでした
あります。悪い話、ダムになっちまいそうな地形でした。
まぁ山梨は「やまなし」じゃなく「やまあり」な場所なんで、ダムになりそうな雰囲気を
醸し出しているのはココだけじゃないんですけど。
しばらく走ってみると「ようこそ静岡県へ」という立て看板が・・・って、どこ行っとるんじゃ。