eratohoまとめ

Q&Aその2

よくある質問や回答例の2ページ目。
こちらでは、口上関係、拡張関連を扱います。
はじめの一歩、バリアント導入の疑問についてはQ&Aを参考にしてください。
攻略関連、エラー関連についてはQ&Aその3を参考にしてください。



地の文関連

Q:地の文とは何ですか?

A:状況などを説明してくれる文章です
元々の、eraにおいては、調教中は基本的に数字(パラメータや経験値)などが表示されるだけでした。それだけで実際にどうなっているか?はプレイヤーの想像力に委ねられていたのですが、それではやはり分り辛いということから、コマンドにおいて調教者や調教対象がどういう行動を取り、その結果どうなったか?ということを自然な文章で表示するという方法が取られるようになりました。そうして表示される文章のことを「地の文」と呼んでいます。口上と異なり、現在ではほとんどのバリアントで標準装備されていますが、場合によってはプレイヤーの想像を阻害したり、口上との矛盾が生じたりすることもあるため、地の文の表示と非表示を切り替えることができるバリアントも増えてきています。

Q:地の文を口上で書いてはいけませんか?

A:もちろんかまいません
上のように、地の文は現状ではバリアント本体に付属しているものがほとんどですが、口上書きのみなさんにはそれを自分が書きなおしてみたいと思うこともあるかもしれません。もしそれが、あなたの専用口上のための地の文でしたら、口上表示のタイミングで状況説明などをセリフという形式を取らずに書き出していってはいかがでしょうか? もちろん、元々の地の文の制御ができるバリアントとできないバリアントとでは、実際に書き方に違いがあるわけですが、詳しくは既存の専用口上(もちろん、同じバリアント向けのが望ましい)を参考にしたりしてもいいでしょう。また、仕様については、バリアント作者に問い合わせることもありだと思います。

口上関連

Q:口上とは何ですか?

A:演出強化パッチ(追加ファイル)の一種です
通常、eramakerで作られたバリアントでは、調教を行った際には行為に対する数値の変動と行為説明をする地の文のみが表示されます。
しかしバリアントによっては仕様に沿ったERBファイルを追加することで調教進度・内容に対応した台詞や説明を表示することが可能になっていることがあり、eramaker界隈ではこの種の拡張パッチを「口上」と通称しています。
基本的には演出強化の一種ですが、中には素質変動や独自エンディングなどゲームバランスに変化を与えるイベントが含まれている物もあります。
詳細については口上関係まとめを参照してください。
ただし、導入の前に必ず対応バリアントを確認すること。
特にRR133xではRR1317系列用口上を使用できないことに注意。
また、上記のように口上もバリアントそのものとは無関係な外部パッチの一種です。
導入するかどうかは任意ですし、トラブルが発生しても自己責任なので自分で対処する必要があります。
自分の趣向に合わないからと文句を言ったり、バリアント本体の作者へサポートを要求したりしないように。

Q:お勧めの口上はどれ?

A:趣味は人それぞれ
多くの口上では同梱のテキストやERBファイルの冒頭部にどんなコンセプトの口上かという解説が書かれています。
それらを読んだり、口上セレクタの紹介文を参考にするなりして自分に合う物を選びましょう。
ただしいきなり口上ファイルの中身を全部読むと攻略の楽しみが薄れるかもしれないのでほどほどに。

Q:俺の嫁の口上が無い!/既存口上が物足りないから加筆したい!/こんなの俺の嫁じゃない!

A:我々は君の口上を待ち望んでいる
ここは作ってうpしてから考えるインターネット。
既存の口上があっても臆するな、それを上回る愛を見せてくれ。
開発用ツールまとめで紹介されているツールを導入し、それぞれの説明書を良く読み理解すれば、プログラムなんか触ったことのないという君にも口上が書けるはず。
既に基本的な発動条件などを設定してある口上テンプレートを使えば、セリフ部分を穴埋めするだけでいいので難しく考える必要はない。
君の溢れんばかりの愛の詰まった口上をぜひうpして下さい。
複数の口上を持つキャラは何人もいます。先人に負けない気概でがんばってください。
既存の口上に加筆した場合は、元の作者への感謝と改変箇所についての記載を忘れずに行うように。
また、自作ならばreadmeや口上ファイル内に他人による改変や加筆を認めるかを明記しておくとトラブルを防げます。
なお、うっかり保存せずに終了してしまった、保存する前に停電で消えたという悲しい実話があります。
口上を書いたりする時はこまめに保存するようにしましょう。
サクラエディタには一定時間ごとに自動的に上書き保存してくれる機能もあるので、それを利用するのも手です。
(メニューバーの『設定』→『共通設定』→『ファイル』→『ファイルの保存』→『自動的に保存する』にチェック)

Q:口上ファイルを入れているのに口上が出ない?

A1:最新のEVENT_K.ERBとEVENT_K_DUMMY.ERBがインストールされているかを確認してください
古いバージョンのファイルだと、追加されたコマンドなどに対応していないことがあります。
RR1317系列用ならばこちらを導入した後、本体を起動し直してみましょう。
YMやAなどのRR1317系列用口上を使えないバリアントの場合は、バリアント本体(Jならばパッチまとめ)同梱のものを入れ直してみてください。
A2:最新版であるが、口上が出ない場合
この2つやそのキャラの口上ファイルをインストールしているのに口上が出ない場合ですが、もしかしてWindows95以前のPCを使っていたり本体を外付けHDDやUSBメモリなどの外部記憶装置に置いた状態で遊んでいませんか?
多くのeramakerバリアントではまずEVENT_K.ERBで口上が存在しているかを判定し、口上ファイルがある場合は各口上ファイルを読み出し、口上ファイルが無い場合はEVENT_K_DUMMY.ERBに空ファイルとして動いてもらうという処理を行っています。
現在主流のNTFSというファイル管理形式ならばEVENT_K.ERB→EVENT_K_DUMMY.ERBの順番に読み込んで処理を行うのですが、Windows95以前のPCや外部記憶装置で使用されているFATというファイル管理形式ではファイル名ではなく更新日時順に読み込むようになっています。
その為、先にEVENT_K_DUMMY.ERBが読み込まれると、口上ファイルの存在判定が行われず無いものとして扱われてしまいます。
EVENT_K_DUMMY.ERBの最後に改行を足した上で保存するなりして、EVENT_K_DUMMY.ERBの更新日時をEVENT_K.ERBよりも遅くすれば大丈夫なはずです。比較的新しいEmueraならオプションの”読み込み順をファイル名順にソートする”をチェックすることで解決できる場合があります。

それでも出ない場合は、そのコマンド用の口上そのものが書かれていないのかもしれません。
どうしても気になる人は口上ファイルを開いて確認してみましょう。
もし上記の対策を確認し、EVENT_K.ERBなどに問題がなく口上も書かれているのに出ない場合。
EVENT_K_DUMMY.ERB内の該当キャラ部分をばっさり削除すると表示されることがあるそうです。
ただし逆にエラーが多発する原因になることもありますので、試す場合は必ずバックアップを取った上での最終手段として自己責任で行いましょう。

Q:調教開始時、口上が2回表示される

A:同じキャラの口上ファイルが2つあります。片方消しましょう
例えばEVENT_K01.ERBとコピー ~ EVENT_K01.ERB、EVENT_K99.ERBとEVENT_K99-1.ERBのように、同じキャラの口上が2つ以上入っていませんか?
eramakerではファイル名ではなくファイル内で設定してある関数やフラグで識別を行い該当するもの全てを呼び出すため、この場合セリフが多重表示されてしまいます。
口上を差し替える時は必ず古いファイルに新しいファイルを上書きする形で行ってください。

Q:口上書いてるんだけど、奴隷の素質や能力が変わるイベント作ってもいい?

A:基本的にはOK。ただし心配りを忘れずに
口上内の独自イベントで素質が変化したり、調教開始時に少量のPALAMが入ったり、珠や経験が加算されたりする口上も既に存在しています。
また、中には初期素質とは全く異なる、その口上内でのイメージに合わせた素質へと変更を薦める口上も存在しています。
さすがに調教初回でいきなり全能力MAX恋慕淫乱尻穴狂いになったりするのは問題かもしれませんが、よほど極端にゲームの攻略性を損なうようなものでなければ気にしなくてもいいでしょう。
恋慕や親愛が付いた状態、いわゆる陥落済み・攻略完了後に発生するイベントなら多少派手な内容でも許容されやすいようです。とはいえ何事も程々がよろしいかと。
演出としてその調教中のみ一時的に素質を付加や消去する場合、調教終了時元へ戻すのをお忘れなく。
ただし、RR用やJ用の口上テンプレート内にある口上作成講座にも書いてありますが、セリフは欲しいけどゲームバランスが変化するのは好ましくないと思っている人もいます。
攻略が楽になるのなら文句ないだろう、このキャラはこんな性格なんだと思っても、一応選択の余地を与える心配りは欲しいものです。
念の為エキストラモード構文を使って独自イベントによる変動を許可するかどうかの確認をとり、許諾時に立ったフラグがONになっている時だけ発生するようにした方がいいでしょう。
やり方がわからない場合は既存の口上を参考に。

Q:それじゃ主人の素質や能力を変更するイベントも入れていい?

A:それはやめておきましょう
キャラの素質や能力と違って、主人の素質や能力は他の奴隷を調教する時などそのキャラと関係ない部分にまで影響します。
ゲーム全体のバランスなどを大きく変更してしまう可能性があり、また他の口上で整合性がとれなくなる可能性もあるので避けるべきでしょう。
どうしても能力を変更したい場合は、例えば調教開始時に適当なCFLAGを使って現能力を記録し調教終了時に元の数値へ書き戻すなど、その調教中のみの一時的な処置にしましょう。

Q:調教の進み具合に応じて呼称などを変化させたいんだけど…

A:CFLAGを使った関数化などを利用しましょう
まず、文字列をそのまま記録できるからと言ってSAVESTRを使用しないでください。
これは共有変数であり、しかもほとんどのバリアントで口上が使用することを想定しておらず各キャラへ前もって割り当てられていない上、eramakerの場合99個しか使えないため他の口上と競合し異常動作を起こす可能性があります。
まずプレイヤーがどの呼称を選択したのかを適当なCFLAGに記録後、関数化してPRINTで呼び出すなり、調教開始ごとに本体で使われていないSTRへ毎回一時的に代入してPRINTFORMで呼び出すなりの手段を使いましょう。
Emuera専用バリアントの場合は、Emueraの拡張機能としてキャラ固有の文字列変数としてCSTRが用意されているのでそちらを利用するのも手です。

Q:口上書いてるんだけど、他の口上参考にしてもいいよね?

A:分岐などの構文はOK。ただし敬意と感謝の心を忘れずに
口上内の構文は、元々本体に付属している機能を利用しているだけですしコードも公開されているものなので著作権などはあまり気にしなくても構いません。
ただし単純にコピー&ペーストで持ち込んでもIF-ENDIF関係が狂ってエラーの原因になることがあるので、前もって口上作成講座などを読みERB構文についての基礎知識を身につけておいた方がいいでしょう。
また礼儀として、readme内などできちんとその口上を参考にした旨などを述べておくのもお忘れなく。
一方、口上内のセリフや地の文と言った描写は各作者が頭を捻り心を砕いて生み出したものです。
それを一部の単語を置き換えてほとんどそのまま使用するのは参考ではなく盗用であり、制作者としてやってはいけないことだというのを忘れないようにしましょう。
シチュエーションなどが似るのは構いませんが、必ず自分が思い浮かべた情景を、自分の言葉で書くように。

Q:口上書いてるんだけど、フラグや変数って自由に使ってもいいの?

A:基本的に口上ではCFLAG以外を使わない方がいいです
eramakerやEmueraに存在する変数には、全体で共通の変数とそのキャラ固有の変数があります。
具体的には本家のeramakerの変数リストのキャラデータに分類されているもののみがそのキャラ固有として扱われるもの、他は全キャラで共有されるものです。
そのため、共有変数を口上で改変した場合他のキャラやゲームそのものに思わぬ影響を与えることがあります。
例:調教後自慰の口上の分岐で一文字変数Aを使用した為回数が0回になったりする。SAVESTRを書き換えた結果、別の場面で主人や奴隷の名称がおかしくなる。
そのため、共有されているフラグや変数は口上で使用しないようにしましょう。
またCFLAGについても、例えば0番は売却や助手可能かの判定に使われていたり、2番は好感度の保存に使われていたりとバリアント本体側で使用されているものがあります。
テンプレにないフラグや変数を使う場合、必ず本体同梱の資料を読んだり、そのフラグや変数名でGrepを掛けるなりして未使用かどうかの確認を忘れないように。

Q:汎用口上ってなんですか?/口上入れてないのに勝手にしゃべってるんだけど?

A:専用口上がなくても一部の口上が表示される機能です
汎用口上とはYMなど一部のバリアントに導入されているもので、キャラ専用口上が存在しない場合にキャラの素質から性格を分類し、その結果に沿った口上を表示するという機能です。
基本的に専用口上の代替品という扱いなので、そのキャラ専用口上を導入しているならば汎用口上は表示されません。
キャラ専用の口上ではないので、一部のキャラでは口調などに違和感を感じることもありますし、違うキャラなのに同じ口上が表示されることもあります。
気になるようならば専用口上を導入するか、あるいはコンフィグで汎用口上を使用しない設定にしましょう。

Q:RR1317用口上をYM用に変換したまとめってないの?

A:ありませんし、できません
RR1317用口上は本来YMで利用することを想定していません。
変換ツールも標準的なテンプレートの仕様に沿った口上を無理矢理動かせるようにするだけで、完動が保証されているわけではありません。
そのため、変換したものが正常に動くとは限りませんし、当然ですが変換したものは口上作者のサポート対象外となります。
また変換するということは改変に当たるので、口上作者の意図に反する可能性もあります。
もちろん作者の許諾を得れば別ですが、連絡が取れない作者も多いですし
(「作者と連絡が取れない」=「許可が下りない」であり、文句を言われなければ何をやってもいいという黙認にはならない)
中にはYM用へ変換した物の配布を「動作を保証できない」「付加したライセンスに違反する」などの理由で禁止している作者もいます。
変換はあくまでも個人利用の範囲で、自己責任で行ってください。
無理にRR1317用口上を流用せずとも、YM用口上が公開されつつありますし、YMには汎用口上機能もありますので口上なしでも十分楽しめるはずです。

Q:ぱるコン!でRR1317用口上をYM用に変換したけど何か変

A:素直に諦めましょう
大前提として、ぱるコン!はRR1317用口上をYM用口上にするものではありません。
口上まとめのぱるコン!の項にも書いてありますが、このツールは元々使えないものを機械的置換で強引に使えるようにしようとするものです。
そのため変換した口上の動作は保証されていませんし、何らかのトラブルが発生しても全て自己責任で対処する必要があります。
また現時点ではMk2 rev6以降対応のぱるコン!が開発される予定もありません。
どうしてもRR1317用口上を流用したい場合は手動でYM用テンプレートへの移植を試みましょう。

Q:他の口上を改変して再配布しても良いの?

A:まずはreadmeを読もうか
フリーで配布しているものにも著作権があります。
readmeに改変してもいいと明記してあるもの以外は改変・再配布は出来るだけ自重しましょう。
readmeが無いものもたまにあるので気をつけて下さい。
改変等に関する記載がないからと言って、それを自由に使っていいわけではありません。
以下に有志の方がまとめて下さったライセンス案がありますので、口上を製作した際などにご利用ください。
ライセンスの解説・Q&Aはこちら
============================================================
Limited Time Open Licence (LTOL)
時限オープンライセンス
1.このライセンスについて
 このライセンスはコードに含まれる台詞等(以下、口上と呼ぶ)
 を保護するために明記されています。
 以下の項目の場合においては禁止とします。

   1-a.他ライセンスに組み込む場合。
     このライセンスで書かれた台詞などを
          他のライセンスの口上へ移植し
     移植先のライセンスでそのライセンスを制定すること。
     ただし、派生物に対してライセンスが
          効力を持つものに対してのみとする。
     ライセンス汚染の防止。

   1-b.ライセンスの変更を行う場合。
    このライセンスが表記されいている口上を
        他のライセンスの置き換え使用とする場合。
    このライセンスで制定された口上は
        ライセンスのVerUp以外のライセンスの変更が出来ません。
    このライセンスを表記した時点で、
        効力を持ち他のライセンスへ切り替えは出来ません。

   1-c.他ライセンスを侵す行為
    このライセンスで書かれた口上は他のライセンスの権利を
        侵す形での台詞等を追加することが出来ません。
    移植元ライセンスが移植等を許可している場合のみとなります。

2.改変等について
 作者は改変等について許可・拒否が出来ます。
 ただし、特に表記されていない場合は許可とします。


3.ライセンス期間
 このライセンスの有効期限と失効についての条件を表記します。

  1.有効期限
     このライセンスはライセンスが明記されてから一年を
     有効期限とします。
     ただし、口上の更新等でVerUPした場合においては、
     それからさらに一年延長されます。

  2.ライセンスの失効
     有効期限が切れる、もしくはこのライセンスを採用した
     作者と連絡が取れなくなって半年で
     このライセンスは失効し、フリーライセンスとなります。
     ただし、失効後に作者が戻ってきた場合は、
          最後に表記された口上のVerが作者の著作物とします。
     その後の派生物に対してはライセンスの主張が出来ません。 


拡張関連

Q:パッチとは何ですか?

A:バリアント本体や他のパッチに対する追加ファイルを指します
一口にパッチと言ってもバグ修正目的のものと機能追加・改変目的のものがあります。
元となるバリアントやパッチ作者本人の手によるものだけでなく、他の有志の手によるものも多いです。
なおパッチは「追加」ファイルなのでパッチ単体では遊べません。必ず本体を別途入手しておきましょう。
またパッチを使用するには対応バリアントやバージョン、他のパッチの有無など導入の前提となっている条件を満たす必要があります。
どちらにせよ、導入方法を誤ると思わぬエラーの原因になりかねないので、必ずダウンロードする前にこのwikiの説明文を確認し、パッチ同梱のreadmeをよく読んでください。
  • バグ修正パッチ
文字通りバグを修正するためのものです。
対象となるバリアントやパッチを導入している場合、必ず適用するようにしましょう。ただそれも何も考えずにすぐ適用するのではなくしっかりと添付のreadmeやロダの説明は読みましょう。適用するのに手順が必要なものもありますから。
  • 機能追加型パッチ
多くは本体とは別の作者の手によるもので、有志の紳士による「こんなこといいな、できたらいいな」が具現化したものです。
こちらは他のパッチと併用できないことも多いので、自分がやりたいことを考えて取捨選択しましょう。
またあくまでも非正規のものなので、質問やバグ報告はパッチの作者へするようにしましょう。
その場合、パッチを入れてない場合と入れた場合の両方で追試して、本体のバグなのかパッチのバグなのか確認しておくこと。
忘れがちですが口上もパッチの一種です。バグ報告する前に必ず口上を抜いた状態でも発生するか確認しましょう。

Q:パッチの導入方法がわかりません!

A:readmeを熟読しましょう
導入する前に、wikiでの紹介文やパッチ内のテキストを読んで、そのバリアントやバージョンに対応しているかどうかを必ず確認しましょう。
また他のパッチと併用できないことがあります。何らかのパッチを既に導入している場合は下の設問を参考に差分をとっての手動導入が必要なこともあるので注意。
その上でそのパッチのreadmeなどに書いてある注意点や手順を熟読するように。
パッチに付属しているreadmeを読んでも不明な点がある場合は、RR資料や口上、機能のreadmeを読み、それと併せてこのQ&Aやまとめページの注意点を読めば大体網羅されています。
それでもわからなければ、過去スレも含めたスレ内検索も役立ちます。
試行錯誤して身につけた知識は自分の血肉となり、後で自分なりに改造する際の助けになるはず。
インストールする場所ですが、基本的にCSVファイルを本体のCSVフォルダ直下に、ERBファイルを本体のERBフォルダ直下に入れて使います。
この時サブフォルダ内に入れると読み込まないので注意。
ただしYMなど一部のEmuera専用バリアントでは拡張機能のサブフォルダ読み込みを有効にしてフォルダ分けしてあることがありますので必ずreadmeなどを熟読しインストール場所を確認してください。

Q:パッチの手動導入について

A:差分比較ソフトを導入しましょう
DFなどの差分比較ソフトを用いると比較的楽。
やり方として、パッチを当てる前のバリアントと目的のパッチを当てたバリアントを当てたい物とは別個用意。次に前者2つの差分(主にERBファイル)を見つけ出し、後は当てたいものにコピペするだけ。
ただし、使用しているフラグが被っているなどそのままで共存できない場合もある。別の番号に変更するなどの処置が必要。特に大がかりなパッチは使用しているフラグを多く使っていることもあり、他のパッチと被っている可能性が高い。そのため一通り添付書類に目を通してフラグ等の確認を行うことをお勧めする(中には使用フラグを明記していないものもあるので要注意)
必ず各パッチに同梱されているテキストを読んだ上で、書き換えは自己責任でお願いします。
まずは開発用ツールまとめに置いてあるツールを入手し、同じページのERB構文入門で紹介してあるファイルやページを参考に勉強してみましょう。
なお、手動導入や改造を行う場合は必ずバックアップを取ってから行うようにしてください。
その際元ファイルは別の場所に保存するか、拡張子を変更しておかないと誤動作の原因になりかねないので注意しましょう。
eramakerはERBフォルダ内にある全てのERBファイルを読み込む仕組みなので、名前だけを変えても意味がありません。

Q:○○というキャラを攻略したいのにバリアントに入ってない…

A1:RR1317互換バリアントならばパッチで追加可能
古いバリアントでは、バリアント公開時に存在していなかった(あるいはネタバレなので自重した)キャラのデータが入っていないことがあります。
改造例を参考にCSVを自作し適当な番号を割り振って追加しても遊べますが、各種口上やパッチでキャラナンバーを指定してあったりするので、誤動作を防ぐためにも既存のパッチを用いるのが無難です。
旧作キャラや地霊殿・星蓮船のキャラデータはeratohoRR1317用イベント口上+単体エンド+追加キャラ拡張パックに入っています。
実際の追加方法についてはそれぞれのreadmeをよく読んでください。
ただし、RR1317系列バリアントに導入する際キャラデータ以外の物は絶対に導入しないように。
互換バリアントには既にイベント口上や単体エンド関係のパッチが含まれているので不要ですし、下手に上書きするとバリアントの独自機能が正常に動作しなくなる可能性があります。
1317用パッチ詰め合わせ個別パッチ集には上海・蓬莱・半霊・名無しランダムキャラのような特殊キャラデータが入っていますが、一部のキャラ番号が星蓮船キャラと重複しているので導入の際は注意が必要です。
また、どのバリアントでも同じ素質では代わり映えしないので普段とは違う難易度で遊びたいという場合は、別人がバランスを改変したバランス調整キャラデータニートの俺版ver0.01星蓮船体験版ネタバレキャラ追加・別人版という物もあります。
ただしこれらには改変されたキャラの分のキャラデータしか入っていないので、導入する場合は必ず通常のキャラを追加してからCSVを上書きという形にしましょう。
なお、これらのパッチはRR1317互換バリアント以外では使用しないでください。
バリアントによってはキャラ番号や素質が変更されており、誤動作の原因になる可能性があります。
なお、バリアントによってはEVENT_K.ERBに追加キャラの口上を呼び出す処理が入っていないことがあります。口上ファイルを導入しても口上が出ない場合はRR1317系列用EVENT_K.ERB最新版も導入してみましょう。
キャラ番号の使用状況を確認したい場合はChara*.csvの分布のページが参考になりますが、派生バリアントによっては独自の番号を使用していることもあるので注意。
ただしeramakerでは仕様上『あなた』を含め100人までしかキャラを作成できません。こちらについても上記のChara*.csvの分布に詳細が書かれていますので読んでおくといいでしょう。
また古いバリアントだとキャラを追加しても既存のセーブデータでは追加キャラを購入できないことがあります。
その場合最初からやりなおすか、あるいは手動でキャラ追加処理変更を差分導入してください。
後者の場合、導入前からのセーブデータで購入済みのキャラが再度購入可能になったりしますが、これは購入履歴管理フラグが変更されたことによる仕様でバグではありません。
A2:Jの場合イベント追加パッチまとめを導入
J1.06.4本体には星蓮船キャラや特殊キャラが含まれていません。
これらを登場させたい場合はJ1.06.4用イベント追加パッチまとめの導入が必要です。
追加イベントに興味がない場合は星蓮船キャラ追加とバグ修正がセットになったシステムユーティリティ的パッチ詰め合わせを利用すればいいでしょう。
また現時点のJ+パッチまとめで既にキャラ数が100人に達しているため、eramakerではこれ以上キャラを追加できません。さらに新キャラを追加したい場合はEmueraの変数拡張を利用する必要があります。当然eramakerでは遊べなくなるので注意。

Q:調教できるキャラ数が最大10人まででは物足りません

A:SHOP.ERBの改造が必要
SHOP.ERBを開いた後“111”で検索して“CHARANUM < ○○(バリアントによって異なる)”の右辺を任意の数字に書き換えてみると幸せになれます。表示処理部分と入力処理部分の2か所変更する必要があるのでそこだけ注意。
まずは開発用ツールまとめにあるツールを導入したり、ERB構文講座で基本的な事を勉強しておいた方が安全です。
正直これは改造とも言えないようなレベルなので、どういう意味かわからなければ素直に諦めましょう。
※なお、eramakerの仕様上、1000人以上抱え込むとバグが発生します
また、一部のバリアントにおいてはこの方法が使えないものもあります。それに関しては中身のフラグを調べるなどして改造しなければなりません。

Q:封印コマンドの解除方法がわからない

A:Train.CSVなどの改造が必要
Train.CSVを開き、コマンドの行頭にある『;』を削除すれば解除できる。
アイテムが必要なコマンドならば同様にItem.CSVにある必要アイテムの封印の解除も必要。
書き換える時はここにも書いてあるように必ずテキストエディタを使用すること。
ただし中には未実装で枠だけ確保してあるものや、解除されることを想定していないコマンドもある。
その場合コマンドを実行するためのファイルが入っていないことがあり、実行しようとすると本体が強制終了してしまう。元通り封印し直しておこう。
それ以外にも、描写がおかしくなったり唐突な場面転換が起きたりと様々な弊害が起きる可能性もあるので無闇に解除しない方がいいだろう。封印されているのにはそれなりの理由があるのだ。
またこれに限らず、私的改造を施した時点であらゆるサポートの対象外となる。
エラーが発生しても全て自分で責任を負うという覚悟がなければ手を出さない方がいいだろう。

Q:パッチが多すぎて何を入れればいいのかわからない。

A:それぞれのパッチの紹介文や同梱テキストを参考に、自分の好みに合いそうな物を選びましょう
中には上書きしてはいけない物、共存できない物、前もって特定のパッチを導入する必要がある物もあるので注意が必要です。
必ずwikiの紹介文やパッチ同梱のreadmeなどを熟読し、自己責任で導入してください。
なお基本的にどのバリアントもそれ本体のみで充分楽しめるように作られています。
よくわからなければ無理にパッチを入れない方がいいでしょう。誤動作の原因になります。

Q:パッチ使いたいからRR1317が欲しいんだけど…

A:新バージョンが出たら旧バージョンはなくなるもの
RRの作者本人によって、RR1317は削除されました。こちらを参照してください。

Q:面倒くさいからパッチ全部入れた最新完全版うpってくれ

A:eratohoは日々進化する。全部入り最新完全版と銘打ったパッケージは現実的に不可能
パッチの中には人を選ぶ内容が含まれた万人向けではないものも存在しますので、パッチ解説や同梱のreadmeを参考に自分で選択して導入しましょう。
何個もダウンロードするのが面倒だ、導入とか書き換えとか言われてもよくわからないという人は、eratoho最新版の更新日を参考にある程度更新の落ち着いたバリアントを選ぶといいだろう。
また無理に最新版や全てのパッチを追いかけず、正式版が出るまで待つのも一つの手。最新版でなくとも十分遊べるからだ。
ただしwikiで紹介されている正式版以外の古いバージョンのものは基本的にサポート対象外となるので注意。

Q:こんなコマンドやキャラはいらない、削除しろ/無いのはおかしい、早く作れ

A:そういわれても…
紳士たちにはそれぞれ様々な性癖や趣向があり、中にはどうしても受け入れられないものがあるかもしれません。そういうのは各個に自分の責任でスルーするかコメントアウトや改造や削除などをしてください。製作者に要望するのもただ「いらんからやめろ」ではなくて、それがあることの弊害を論理的かつ明快に述べつつお願いするようにしてください。またそれに関して製作者が対応する義務がないことも理解すべきです。
逆にこういうコマンドやキャラがほしいとか追加してという要望に関してもお願いするのはかまいませんが、製作者が対応する義務は同様にありません。なおこっちに関してはいっそあなたが追加パッチを製作してアップなされてはいかがでしょう?

ERB・CSV関係

Q:*.CSVや*.ERBの開き方がわかりません!

A:テキストエディタ(txtファイルを読んだり書いたりする為のソフト)で開ける
ウインドウズ標準のメモ帳やワードパッドでも可能。ただ、多機能なテキストエディタの方が作業はしやすいでしょう。
特に開発用ツールまとめで紹介されているサクラエディタは各種支援ツールが豊富にあり便利なので是非導入しERBファイルに関連付けておきましょう。
CSVファイルはエクセルなどの表計算ソフトで開くようになっている人も多いと思いますが、書き換えは必ずテキストエディタを使うこと。
エクセルなどで編集すると表計算用ファイルとして段落区切りなど余計なマークが書き加えられ、エラーの原因になってしまう可能性があります。
;で始まるコメント行がある場合(Item.csv等)や、Open OfficeのExcel等で編集すると、""が挿入されほぼ間違いなくエラーが起こります。
というわけでなのでこちらもサクラエディタでの編集をお勧めしますが、関連付けすると表計算ファイルの編集に不自由しかねないので注意。
あとはそれぞれのツールの説明書や改造入門ERB構文講座を読んでおけばいいでしょう。

Q:○○って機能があったら便利じゃない?/××って需要ある?

A:ここも作ってうpしてから考えるインターネット
開発用ツールまとめにあるものを入手し、自分の手で形にしてみよう。
口上作成講座やERB構文講座で改造の基礎を勉強すれば、既存のパッチがどういう事をしているのか理解できるようになるので非常に役立つだろう。
ただし、既存の物を改造して作った場合は元の機能を作ってくれた人への感謝をきちんとしよう。
これは人を選ぶかも……という機能は、readmeなどで前もって警告しておく気配りも忘れないように。
また「うpしてから考える~」というのはあくまでも他人に迷惑を掛けない範囲での話です。無断再アップや実在の人物ネタなどのマナー違反になるような行為は慎みましょう。

Q:CSVやERBを改造してみたけど反映されないよ?

A1:再起動しないと反映されません
eramakerやEmueraは起動時に全ファイルを読み込んで記憶しておく形式で、起動中にファイルが書き換えられても気付きません。
一旦本体を終了し、改めて起動し直しましょう。
Emueraならばメニューバーのファイルから「読み直す」を実行することで再起動せずとも反映させることが可能ですが、エラー防止のために元のデータも保持し続ける関係上読み直す度にメモリ使用量が増加していくので注意。重くなったら再起動しましょう。
A2:購入済みキャラだと反映されません
Chara○○.CSVの内容が呼び出されるのは基本的にそのキャラが加入した時だけとなっています。
もし常にCSVのデータを見ているのなら、成長させたりイベントなどで変化した素質が保存されずにリセットされてしまいますよね。
というわけで、CSVを改造する場合はそのキャラを購入する前に行いましょう。
口上ファイルを利用する方法もありますが、それについては構文講座や口上作成講座を参考に勉強してください。
A3:キャラ追加前からのセーブデータだと反映されません
ここにも書いてありますが、古いバリアントではキャラを追加してもそれ以前からあるセーブデータでは購入できないことがあります。
ニューゲームで最初からやり直すか、キャラ追加処理変更パッチを手動で導入しましょう。

Q:パッチや口上作ったから動作確認に色々試したいんだけどデバッグモードはないの?

A:基本的にありませんが、Emueraを使えば可能です
利用方法についてはEmuera Wikiのデバッグコマンドの項目を参考にしてください。
ただしプレイヤー名が強制的に「イカサマ」に変更されます。
一部のバリアントでは専用のデバッグモードが用意されていることもありますが、基本的に隠し機能なのでそれに関する質問や相談はご遠慮ください。
ERBフォルダ内を「デバッグ」でGREPすればモードの有無やあれば使用方法もわかるでしょう。

Q:パッチや口上を作ったけど、どうやってバグを見つけたり修正したりすればいいの?

A:Emueraを利用しましょう
まず、eramakerで実際にプレイしてみるというのは有効なデバッグ手段とは言えません。
eramakerはエラーの内容が抽象的でわかりにくかったり、バグの原因ではない場所を発生場所として表示したり、エラーが出ても無理に続行するので正常な場所にまで悪影響が出たり、時にはエラーメッセージ自体を出さなかったりするからです。
デバッグには開発用ツールまとめでも紹介されているEmueraを利用することをお勧めします。
ただし、Emueraでチェックできるのはあくまでも文法的エラーだけです。
条件の設定ミスや死に分岐などは実際にプレイしたり改めてコードを読み直さないと発見できないので注意。
各種構文講座にも目を通しておきましょう。

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最終更新:2010年06月13日 15:43