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misc/2007年04月24日/プログメ - (2007/04/24 (火) 16:49:03) のソース

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http://www.bekkoame.ne.jp/~mjesus/historic/p.html
PAIN OF SALVATION (Sweden) 

このバンドはSwedenのバンドで、ジャンルとしては一応テクニカルなProgressive Metalになるのだろうが、DREAM THEATERなんかとは較べモノにならない。
元BaのGustaf Hielm(このアルバムでは弾いていない)は、現在MESHUGGAHにSession Baとして加入している。
デビュー作である"Entropia"は、久しぶりにクオリティの高さに驚愕した1枚。
そのセンスの良さは鳥肌が立つほどだ。
Heavy Metalを基本にしながらも、あらゆるジャンルのエッセンスを詰め込み、複雑な構成を持った楽曲は、聴いていて次の展開が全く読めない。
それでいて特に散漫なイメージを受けないというのは凄いことだ。
音もHeavyで、チューニングは1音半下げ。その分、他のこの手のバンドと違って十分Heavyに聴こえる。
テクニックは申し分無い。複雑なリズムも見事にこなしている。
Voは「HM的」な歌い方で、所々でThrash系の吐き捨て型にもなる。
本来私にとっては辛いタイプではあるが、声質もいいし、上手いし、バンドには合っていると思えるので「アリ」。
Voに関しては、インタビューでFAITH NO MOREのMike Pattonが好きだと言っているが、納得できる。
個人的には「FAITH NO MORE + DAMN THE MACHINE」といった印象を受けた。半端な音を選んだVoラインがDAMN THE MACHINEを思い起こさせる。
全体的にはHeavy Metal色が強い曲もあり、その辺は辛いところだが、それを補って余りあるほどの魅力がある。
MESHUGGAHのような雰囲気を持つパートもあり、「やはり影響はあるのか?」とも思わせる。

Heavy Metalが嫌いな私でさえすばらしいと思うようなバンドである。
この音は日本で受けそうな気がする。
是非Liveで見てみたいバンドである。
MESHUGGAHとのパッケージで来日してくれると嬉しい。

それにしてもMESHUGGAHといい、PAIN OF SALVATIONといい、Swedenって国はどうしてこういう凄いバンドが出てくるんだろう?

Disk
"Entropia" (1997)


#right{
カテゴリ: [[[playlist>misc/カテゴリ/playlist]]] - &trackback() - 2007年04月24日 16:47:21
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