Forest of SP
story1:レモン色の兎。
太陽の光が燦燦とふりそそぐ小春日和のある昼下がり。
レモンシフォン色の背中を小さく震わせてうずくまっている子兎がいた。
「ぇーん、ぅぅ、・・・。」
そこへ、茶色と白縞縞の大きなしっぽを振り回しながらリスのおでんが駆けよってきた。
だらんと力なく地面に垂れ下がった長い耳をつつきながら、おでんは聞いた。
「もしもし?どうしたんだ?」
真っ赤にはれた目をした子兎が泣きじゃくりながら訴えた。
「・・いじめるの・・・黄色い・・兎・・なんて、お・・・かしぃ・・って・・・.・゜゜>~<゜゜・.」
「だれが?おらが、仕返ししてやる、誰なんだ?」
レモンシフォン色の背中を小さく震わせてうずくまっている子兎がいた。
「ぇーん、ぅぅ、・・・。」
そこへ、茶色と白縞縞の大きなしっぽを振り回しながらリスのおでんが駆けよってきた。
だらんと力なく地面に垂れ下がった長い耳をつつきながら、おでんは聞いた。
「もしもし?どうしたんだ?」
真っ赤にはれた目をした子兎が泣きじゃくりながら訴えた。
「・・いじめるの・・・黄色い・・兎・・なんて、お・・・かしぃ・・って・・・.・゜゜>~<゜゜・.」
「だれが?おらが、仕返ししてやる、誰なんだ?」
「ひっくひっく・・・あのねぇ、ムササビのシャアくん。.・゜゜>~<゜゜・.」
「シャア?あ・い・つ・か。」
「シャア?あ・い・つ・か。」
ムササビのシャアってやつはここらじゃちょっと有名。
ふわっふわの羽でびゅんびゅん飛ぶいけ好かないやつだ。
でもいっつもひとりぼっちなんだよね。
ふわっふわの羽でびゅんびゅん飛ぶいけ好かないやつだ。
でもいっつもひとりぼっちなんだよね。
「ふわっふわならおらも負けちゃ~いないんだけどな・・・。」
ご自慢のしっぽを触りながらおでんは呟いた。
「ぇ?なぁに?何かゆったぁ・・・?」
「ぇ!?な、なんでもないよっ!!とにかく!おらがいじめないように言ってやるからよ!」
「ほんとぉ?」
レモンシフォン色の子兎は嬉しそうに顔を上げた。
「わぁ 、やっと顔が見れた。黄色い子兎も悪くない!とってもかわいいよ。
さぁて、シャアのところに行かないと!君も行くかい?」
「うん…。怖いけど僕も行くよ。僕の色を褒めてくれたから勇気が湧いたんだ。」
レモンシフォン色の子兎は答えた。
そして、黄色いまんまるなしっぽを振りながら子兎は笑った。
「おら、おでんだ。君は?」
「ウィッシュッってゆーんだ。へへ。」
ウィッシュは鼻をピクピクさせながら満面の笑みで答えた。
「そうか、よし、じゃいくぞー。ウィシュッ!」
「ぉぉ。」
ご自慢のしっぽを触りながらおでんは呟いた。
「ぇ?なぁに?何かゆったぁ・・・?」
「ぇ!?な、なんでもないよっ!!とにかく!おらがいじめないように言ってやるからよ!」
「ほんとぉ?」
レモンシフォン色の子兎は嬉しそうに顔を上げた。
「わぁ 、やっと顔が見れた。黄色い子兎も悪くない!とってもかわいいよ。
さぁて、シャアのところに行かないと!君も行くかい?」
「うん…。怖いけど僕も行くよ。僕の色を褒めてくれたから勇気が湧いたんだ。」
レモンシフォン色の子兎は答えた。
そして、黄色いまんまるなしっぽを振りながら子兎は笑った。
「おら、おでんだ。君は?」
「ウィッシュッってゆーんだ。へへ。」
ウィッシュは鼻をピクピクさせながら満面の笑みで答えた。
「そうか、よし、じゃいくぞー。ウィシュッ!」
「ぉぉ。」
「待って、私もつれって!」
モモイロインコが好奇心旺盛な赤茶色の瞳で彼らを見下ろすと、グレーの翼を広げて小枝から飛び降りで来た。
「私は、ピノン。きっと役に立つわよ。それにシャアには私も仕返したいから。」
「かわいいピンクだにゃぁ~、おら恋しちまいそうだにゃ~。」
「ムッ、なんだよ、さっきは、僕のことカワイイゆうたじゃん!!。」プイッ、。
「オイオイ、訳のわかんないやきもち焼くなよ・・・」
「・・・・・さっ、とにかく行きましょう。」
ピノンはそう言うと、ちゃっかりおでんの背中に乗った。
「シャアを倒すぞー。」「ぉーーーー。」
三匹はシャアがいつも昼寝をしているプゥ峠に向かった。
モモイロインコが好奇心旺盛な赤茶色の瞳で彼らを見下ろすと、グレーの翼を広げて小枝から飛び降りで来た。
「私は、ピノン。きっと役に立つわよ。それにシャアには私も仕返したいから。」
「かわいいピンクだにゃぁ~、おら恋しちまいそうだにゃ~。」
「ムッ、なんだよ、さっきは、僕のことカワイイゆうたじゃん!!。」プイッ、。
「オイオイ、訳のわかんないやきもち焼くなよ・・・」
「・・・・・さっ、とにかく行きましょう。」
ピノンはそう言うと、ちゃっかりおでんの背中に乗った。
「シャアを倒すぞー。」「ぉーーーー。」
三匹はシャアがいつも昼寝をしているプゥ峠に向かった。
story2:河童。
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