soraNovel:NovelTitile
小説/章タイトル
今日は待ちに待った夏休み。
これからの2ヶ月以上何して過ごすぅ~?
旅行もいくし、彼とも会いたいし、最後の夏休みだからエンジョイしたいよねぇ~
と表参道のオープンカフェでお茶をしながら由紀との会話
そこへ由紀の携帯が鳴る。
由紀は電話を切り泣き始めた。どうしたの?といっても何もいってくれないまま30分が経過した。
彼女の名前は大学に通う3年溝口愛21歳
その後数分すると彼女は目の前にあるカプチーノを飲むと話し始めた。
「ねぇ~愛 実はね、彼からだったの」
「彼ね、海外転勤になりそうだって、上司にいわれたみたい。
人事から内示9月で、実際はそれからの準備になるみたい。
これから、私、彼のとこにいって話がしたい。いってきてもいい?」
いっておいで~ ちゃんと話すんだよっ
そうすると由紀は彼の元へ行ってしまった。
私はそれから、雑誌を見ながらお茶をしていると、見知らぬ男性が声をかけてきた。
「もしよろしければ、ご一緒にしませんか?僕も友達が急用でいなくなってしまったんです」
とまどった私は好感のもてるような感じでもあったので、一人でいるのも寂しいし、どうぞといった。
大学の卒業生で、今はIT企業に働くサラリーマン。速水優太25歳。
親近感がもてた彼とは色んな話をし、その時の流れで夕飯を食べに行くことになった。
二人が行ったお店は青山にあるサバティーニ。
乾杯は、アストロディスマンテ、そしてワインをのんだ。
速水サンがチョイスしてくれたものを食べた。
渡り蟹のリングイーネをうまく食べれる人は好きだなといわれ、
私は一生懸命食べ、なぜか好かれようとしていた。
愛はもしかしたら、速水サンに恋してしまったのだろうか?と思うくらい
彼のことを忘れていた。
そして一瞬の間が開いた瞬間、速水サンに聞かれた
「愛ちゃんは。彼氏いるの?」
私はとても苦しかった。。。
今の彼はとても優しいが、どこかぎこちなく、何か速水サンと違う何かが違ったからだった。
そして私は答えた。。
「いるけど、いないな~・・・」
そしてすかさず、愛は速水サンにも同じことを聞いた。
「速水サンこそ彼女は??」
あぁ~僕はこの間別れたばっかなんだ
私は悪いことをきいてしまったと、ごめんなさいといった。
でも、速水さんは、「いあいあ、いいんだよっ、疲れちゃったからさぁ~一人になりたかったしね。」
でも、一人だと寂しくないですか?と私がいうと
「寂しいけど、まだ一人の方が楽だよっ!」といい
新しいワインのむ?といってきた。
私はその時すでに、結構いい気分で、これ以上飲むと酔っ払ってしまう状態だったので
もう、これ以上飲むと帰りが大変だから、結構ですといった。
「じゃぁ~ケーキでもたべれば?」
っていってくれたが、私はコーヒーを飲んだ。
速水さんは食後酒をのんでいた。
それから、まもなくすると、そろそろ帰ろうか、と速水さんはいった。
愛ははいといい、帰る事になった。
帰り道、「愛ちゃんはどこにすんでるの?ってきかれ、」
中野区と答えると
「そうなんだ!じゃぁ~一緒に途中まで帰ろう」
と一緒にタクシーで帰った。
帰りのタクシーの中で、携帯教えてときかれ、
私はなぜか素直にメールアドレスと番号をいった。
「このメールアドレスってなんか意味あるの?ときかれた。」
私、犬と一緒にすんでて、そのこの名前です。というと、
「何飼ってるの?」
ミニチュアダックスでふらっこっていう女の子ですって答えると
「うちでもかにっていうダックスいるよ!」
そこで、話はもりあがり、うちのワンをみたいといってきた。
「家にいってもいい?」と速水さんはいってきた
私はかわいいふらっこをみてほしかったけど、悩んでた・・・
初めて出会った人に家をしられるのはちょっと怖かったからだ。
私は機会があったら又今度っていった。。
速水さんのワンはなんでかにちゃんていうんですか?
「普通よりちっちゃいカニンヘンって種類あるでしょ。それからもってきたんだっ。
3キロくらいしかないんだよっ、愛ちゃんのふらっこちゃんはどのくらい?」
ふらっこは4.5キロくらいかなぁ~
速水さんは、今度4人でお散歩できたらいいねっていってきた
そうしてるうちに、うちについた。。。
速水さんはやっぱり、ふらっこちゃんみたいなぁ~といってきた。
困った私はしかたなくいいよといい、ふらっこをみせた。
それから約1時間速水さんはうちでお茶をしながら、ふらっこと遊んでいた。
と、その時家の鍵ががちゃがちゃと・・・
もしかして・・・
そう!そこにきたのは彼氏だった。連絡してもなんもないからきてみたという。
愛は携帯もきにせず、速水さんとの会話を楽しんでいたからだ。
彼と速水さんは顔をみあわせた。。
いきなり、彼は速水さんのむなぐらをつかみ、いったいお前はだれだ!
俺の愛に何した!と叫んだ
愛 「しんちゃん、やめて」
彼 「お前は俺という男がいるのに、なんで、家になんかいれたんだよ」
愛 「ふらっこがみたいっていうから、ちょっとだけよ」
彼 「じゃぁ~ふらっこをみたいといったら、誰でも、家に呼ぶのかよ」
愛 「・・・・・」
そこで、速水さんは、もう、帰りますから結構です。わるかったね、愛ちゃんといい、
帰ろうとした瞬間、しんちゃんは、速水さんを殴った。
速水さん 「すいません。僕がいけなかったですね。もぅ、きませんから。でも、愛ちゃんのこと大事にしてあげてくださいね」
しんちゃん「お前に言われることはない。そんなのわかってる。今日だってこうやってきてる」
速水さん 「愛ちゃん、仲良くね。今日は楽しかったよ。ありがとう」
愛 「・・・・・」
しんちゃんは、今日何があったのかしりたくなり、愛にきいた。
でも愛は何も答えず、しんちゃん、今日は帰ってといい、
速水さんも、しんちゃんも、愛の家をでた。
彼の名は、小泉慎一23歳 付き合い歴2年
そして数日後、愛は、速水さんにメールをした。
「この間はすみません。この間のお詫びにもしよかったら、一緒にご飯でもたべませんか? 連絡お待ちしています 愛 」
メールはすぐきた。
速水さん 「この間は大丈夫だった? 心配だったけど、ひとりになりたかったみたいだったから。そしたら、明後日でもいいかな?」
愛 「はい。場所はどこにしますか?」
速水さん 「恵比寿に18時でもいい?」
愛 「わかりました。でわ、明後日18時に恵比寿ですね。楽しみにしています♪」
そして速水さんと逢う日がきた。
愛はおしゃれをして待ち合わせの恵比寿に行き、速水さんに渡すプレゼントを買いにガーデンプレイスまで行った。
愛は速水さんに、TUMIのバックをプレゼントすることにした。
そして、時間になり、待ち合わせ場所にいくと、速水さんはもうきていた。
お店予約したんだけど、ちょっと離れてるから、タクシーで行こうと。
お店の前まで行くと、そこは中々予約でとれないオステリアルッカだった。
エスコートしてくれて、中に入った。そこにはラブラブな人たちばっかり。
私はちょっと緊張した。
速水さん 「何食べる?適当でいい?」
私 「お任せします」
速水さん 「OK」
速水さん?速水さんはイタリアンがすきなんですか?
「うん、パスタがすきなんだよ 愛ちゃんはすきじゃない?」
私も、パスタとかピッツアすきです
「あ、愛ちゃん
俺のことさ、速水さんじゃなくて、名前でよんでいいよっ」
え??急には無理ですよぉ~
「俺はいつでもいいからねっ」
「そういえばさ、彼氏とはどうなったの?ちゃんと仲直りできた?」
いいえ、まだです。わかってくれなくて、困ってます。
なんかもぉ~どうでもいいかなって思ってます。自分勝手だから。。。
連絡取れないと、この間みたいにいきなりきて、私が逢いたいとか来てほしいときは来てくれないんです。
おかしいと思いませんか??
「う~ん 一概にはいえないけどさぁ~ 俺だったらいくかなぁ~ 時間が大丈夫な限りだけどね
でもさ、みんな人それぞれだから振り回されないようにしないといけないと思うよっ。」
そうですねっ。
そして色んな話をしてる中で、買ってきたTUMIのバックをあげた。
「え?愛ちゃんどうしたの??」
この間迷惑かけちゃったから、そのお詫びにと思って。バイト代はいったから。
「いあ、別に気にしなくていいのに」
初めて会った人にあんなことする彼がすごく嫌だったんです。
だからこのバック使ってくださいね。