SF百科図鑑 ジョン・ウインダム『トリフィド時代』創元SF文庫


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January 27, 2005

ジョン・ウインダム『トリフィド時代』創元SF文庫

トリフィド時代プリングル100冊、破滅もの古典
silvering at 12:12 │Comments(12)TrackBack(0)読書

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この記事へのコメント

1. Posted by slg   February 03, 2005 10:46
大森氏がこんな本を。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=R0108084
現代SF500冊(仮)
著者/訳者名 : 大森望/著
出版社名 : 太田出版 (ISBN:4-87233-927-4)
発売予定日 : 2005年02月下旬
予定価格 : 2,940円(税込)
取扱状況 : 予約受付中
本の内容
いま本当に読まれるべきSF作品はどれだ!? サンリオ文庫&サイバーパンクが隆盛を極めていた1988年以降~現在まで、SFは本当に「冬の時代」だったのか? 『文学賞めった斬り』(豊崎由美と共著)『ライトノベルめった斬り』(三村美衣と共著)で注目度急上昇の著者の初の単独著作! 在りし日の「小説奇想天外」伝説の連載「海外SF問題相談室」から「本の雑誌」新刊SF時評まで、いまセンス・オブ・ワンダーを求めてやまない貴方に捧げるSF最強ブックガイド!

88年以降の本から500冊も選ぶのかな? 邦訳のあるものだけだと出たもの全部入れても足りないのでは。
嬉しいけど、500冊も読むのは勘弁(笑) でも多分買います。
2. Posted by slg   February 03, 2005 10:50
半分以上ラノベだったら笑う。でもやりかねない
3. Posted by 手下X22   February 05, 2005 01:56
買ったら是非評価して下さい。

本人の日記を読んだが、&&
4. Posted by slg   February 05, 2005 02:21
了解。
本人の日記を読んだら?
5. Posted by slg   February 05, 2005 02:25
で、トリフィドが結局最後に回ってしまった。いま60ページ。
非常に手堅いオーソドックスな破滅もの。食人植物と人がメクラになる話は同じ原因だと思い込んでいたが、全く別の原因が偶然重なったものだったんですね。トリフィドは人間が遺伝子工学か何かで作った人工種っぽい設定になっている。
正直言って、最近読んだ本の8割が破滅ものでちょっと食傷気味なんだが、頑張って読みます。
6. Posted by slg   February 05, 2005 13:37
100ページ。
イマイチ退屈だ。やはり古い。人類がメクラになって、歩く植物が人を襲うという設定が有名過ぎて興味をそそらないせいだろう。発表当時は、この設定だけでも新鮮だったので、その設定の恐怖を堪能できるようにひたすら冒険の描写をすればよかったのだろうが、もはやこういった設定は陳腐化しており、その中でどうプロットを工夫して面白がらせるかに興味の焦点が移っている(キングやマキャモンの作品を想起されたい)。それだけに、ただ主人公が冒険を続けるというだけでは単調で飽きてしまう。プロットが単純なのであまり頭は使わず読みやすい反面、情報の詰め込み度が薄く、労力対効果という面で情報摂取効率が悪く徒労感がつきまとうのも否めない。ひたすら素朴な冒険物語が読みたいという一部の読者にはよいかもしれないが、最近の複雑なプロットの作品を読み慣れた大半の読者には厳しいのではないか?
などと愚痴をいいつつも、とりあえずもっと先を読んでみよう。感想が変わるかも知れない。
7. Posted by slg   February 05, 2005 14:20
いくつか新作ホームページ構想中。とりあえず原稿を作ろう。
8. Posted by slg   February 05, 2005 16:24
150ページ。単調。普通のサバイバルものだ。さいとうたかをの漫画のほうが面白い。
9. Posted by slg   February 05, 2005 23:24
250ページ。
何だか破滅後の世界の秩序構築の話になってきて、いろんなリーダーが集団を組織し始めた。
このパターンはウィンダムの本作の時点で既に確立したものだったのか。
10. Posted by SLG   February 06, 2005 13:01
気分が乗らずやっと313ページ。早く終わんねえかなあ、この本。

受付番号:0131 受付時刻:12:59 受付ベット数:3
投票内容
件数 場名 レース 式別 馬組 金額
(1) 東京(日) 10R 馬 連 ながし 軸馬:13
相手:09,14,15
各100円(計300円)
合計 300円

トウカイアロー軸に東京10レースだけ買っちゃったりなんかしている。
11. Posted by SLG   February 06, 2005 13:43
353ページ。
展開に意外性がなくつまらない。やはり古典は最初に読むべき物なのだろう。キング初め様々な作家が下敷きにしている原型を作ったという点では偉大だが、今読んで面白いかは別の問題。
12. Posted by SLG   February 06, 2005 14:31
終盤にようやく物語的展開があった。主人公がトリフィドと戦いながら妻らと作った原始的コミュニティに、階層秩序の再構築を目論む文明悪の象徴たる男がやってきて、封建的制度への協力を要求する。主人公は酒をもてなし眠らせた上で、住民を連れて脱出する。
破滅後の人類の(多くは小グループに分かれた)善悪の対決という基本構図は、この後、ディック「ブラッドマネー博士」やキング「スタンド」(途中までしか読んでないけど)、マキャモン「スワンソング」などでも真似されるように一つの定番となった。そういう意味で下敷きになるべき基本テキストを提供した本作の意義は大きいだろう。
しかしそういった歴史的文脈を離れて、本作を娯楽の一選択肢として現在の文脈で冷静に評価すれば、その歴史的な影響力の大きさ故に、多くの作品に模倣され乗り越えられて陳腐化してしまっていることは否定できない。その舞台とされている50年前後のイギリス社会像が古くさく見えるのは当たり前のこととして、人物造型やストーリー展開、社会思想等あらゆる観点から素朴過ぎて、現代人の読書に要求する水準を到底満たし切れないだろう。破滅/終末小説というジャンルを一主流に高めた功績故に、本作があっさりと陳腐化して古びてしまったのは、皮肉な必然だったかも知れない。

テーマ性  ★★★
奇想性   ★
物語性   ★★
一般性   ★★★
平均    2.25点
文体    ★★
意外な結末 ─
感情移入力 ★★
主観評価  ★1/2 (15/50点)