SF百科図鑑 わたなべまさこ『ガラスの城』1~4 集英社


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1985.1.2


とりこになってしまった。

まったく、息をつくまもないほど面白い。これは、これまで読んだ漫画の中ではベストである。(おれもよく気がかわるよ)

特に主人公のマリサの性格が天使のようで魅力がある。もう一人の主人公のイサドラの方は「悪魔のよう」な少女として描かれているが、にもかかわらずどうしても嫌いになれない。この赤の他人でありながら姉妹として育てられた二人は、ふとした出来事が運命のいたずらによって次々と悪い方向に働きかけていき、とうとうとり返しのつかない破局へと導かれてゆく。(のではないかと今の時点では思われる。)だから僕にはどうしてもイサドラが悪人とは思えないのだ。(もっとも嫁さんにしたいとは思わないけれども。)

それにしても全く、どうしてマリサは城へなど行ったりしたのだろう。マリサさえ城に行かなければすべてはあのままで済んでいたのに。デュークも、伯爵も、フランソワも、皆死なずに済んだのに。

早く次の巻が読みたい。ところがどこをさがしても5と6巻が見つからないのだ。こうなったら注文でもするしかない。何としても読むぞ。

とまれ、漫画史上に燦然と輝く永遠の名作である。