SF百科図鑑 伊藤ゆう『ヘッドフォン・ララバイ』


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1985.1.2

伊藤ゆう 『ヘッドフォン・ララバイ


今や少女フレンドの看板漫画家である伊藤ゆうの初期中短編集。近作ほどの完成度はないが、それなりに優れた作品が三点収録されている。三点とも昭和五六年の作品である。それにしてもこの人はほんとにコマ割りが巧い。(特に五二ページはすばらしい出来栄えだ)又絵が(特に女の子の顔が)相変わらず可愛い。そろそろ一大長編でも描いて地位を確立してもいいころだろう。では収録作について。


「ヘッドフォン・ララバイ」

どっかできーたよーな題である。某シブがき隊か何かの映画であったよーななかったよーな気がしないでもない。ま、それはそうと。前半はほとんどコメディー・タッチといってよかろう。やたら浮気ばかりして浮ついてばかりいる黎ちゅう男に反感を覚えるのは僕だけではないだろう。まったく腹が立つ。くそ。この。もてやがって。一人よこせ。ええっと、失礼しました。で、後半は今度はいうなればトラジェディ・タッチになって、黎もまともになってようやく好感がもてはじめた。ラストは感動である。すてきだ。(それにしてもこの有沙という娘はかわいい)えー、何かミーハーっぽくなってきたので次にうつる。


「恋までもブランド派」

ハチャハチャ・ギャグマンガである。あんまり好きじゃあない。一番おかしいのは一三一ページの速水部長の顔である。かわいそう(ワッハッハッ)


「銀杏戦争」

くらーーーーーい。まっ、結局ハッピー・エンドだからいいか。花菜子の父ちゃんかわいそうだ。それと元春はキザだからきらいだっ。それにしても、この出だしの明るさと中身の暗さの落差は一体何なのだろうね。何か、出だしだけ異様にウイてるような気がしてならないのだけれども。



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2005.12.7のコメント

・・・・・・キモッ