SF百科図鑑 ジョー・ホールドマン「愛は盲目」


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2001年

6/7

ホールドマン「愛は盲目」★★★★★
凄うい。前半の「不細工なおたくと不細工なめくらのカップル」の描写はむちゃくちゃ笑いました。そして後半の、「脳の他の機能を高めるためわざとめくらにする」というワンアイデアを偏執狂的に突き詰める極端な飛躍的展開はいかにもホールドマン的。「三百年祭」「終わりなき平和」など、無茶なアイデアを何らの歯止めもかけずに終盤で暴走させてしまうのはいつものことです。それも技術的ディテールの骨組みだけを無造作に並べるかのようなスタイルは、ホールドマンがイメージに反し実際はハードSF的資質の作家であることを示していると言えるでしょう。

いやはや、90年代の短編受賞作は質が高すぎます。それに比べて、長編はつまんない&&。