SF百科図鑑 Connie Willis "To Say Nothing of the Dog"


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2001年

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「犬についてはいうまでもなく」第1章読み終える。
語り手はネッド・ヘンリー、カルーサーズ、スピーヴンス、新人の4人で、ナチスの空襲により瓦礫と化した直後のコヴェントリ大聖堂にネット降下し、「司教の鳥の絵」を探している。4人はレイディ・シュラップネルに雇われている。シュラップネル(女王?)は、コヴェントリ大聖堂を空襲前のとおりに復元するため4人をネットで調査に派遣しており、「司教の鳥の絵」だけは現存しないためネット降下で過去に戻って現物を探さざるを得ない。しかし、このネット降下、回を重ねるとタイムラグの症状が現れる。症状としては音の識別ができなくなる、等々。特にシュラップネルは人使いが荒く、繰り返し降下をさせ、派遣された者は慢性的睡眠不足でタイムラグを発症し易い。ネッドは数回「がらくた市」で大聖堂の遺品等を買い集めるために派遣されるが「司教の鳥の絵」だけが見つからず、結局空襲直後のコベントリに派遣された次第である。そして、いよいよ発掘するうちに手がかりらしきものを見つけた(一部は運び去られたりしていたが「司教の鳥の絵」だけは爆風で吹き飛ばされて、未だに瓦礫の下のどこかに埋もれている可能性が高い?)と思いきや、突如タイムラグらしき発作で失神し、ネットで回収され病院に収容されてしまう。(第1章)

(第2章)は、義務感に駆られ、「大聖堂の発掘作業に戻らないと、堂守の甥が「司教の鳥の絵」を運び去ってしまう」と退院を主張するネッドと、「タイムラグの症状が出ているから退院許可はできない、しばらく休んでいるべきだ」と主張する看護婦の押し問答から始まる。・・・とここまで読みました。

前作にもまして、普通小説的色彩が濃くなりました。「司教の鳥の絵」というのは「ビショップの鳥のstump」というのですが、これが歴史上実在するのかそうでないのか、何しろ教会史等に詳しくない身には結構つらいものがあります。後でインターネットで調べてみようっと。