SF百科図鑑
スパイダー・ロビンスン「憂鬱な象」
最終更新:
匿名ユーザー
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2000年
11/11
スパイダーロビンスン「憂鬱な象」★★★★★
いやあ、笑った笑った。痛烈な著作権批判の小品。この作者らしく後半の20世紀芸術論の部分が白眉。設定が無理で「いくら何でも」というこじつけぶりが、かえって作者の切羽詰まった(笑)怒りを表していて、楽しい。「無重力ダンス」にさりげなく言及し自作宣伝するあたりも小ネタがきいてて笑った。とても気に入りました。