SF百科図鑑 ジャネット・ケイガン「くるみ割り革命」


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2000年

3/27
「ボシイの時代」★★★★★読み終える。大傑作だった。冷遇されている作品の中にも優れた作品があるのだということがよくわかった。
これで、あと「悪魔の星」を読めば、50年代の長編受賞作は読みつぶしたことになる。ついでに、各巨匠の受賞作以外の代表作もある程度つぶしておこう。
次は60年代。苦手なハインラインが3作もあるのはやや手強いが、ミラー、ディック、ゼラズニイ、ブラナーなど面白そうなのも結構入っているので楽しみ(ブラナーは原書だし、分厚いし、前衛的な<ノンノヴェル>というやつなのでちょっと骨が折れそうだが)。

中短編の方は、92年受賞作3編と、93年短編部門のウィリスを読み終え、いま、ジャネットケイガンの「クルミ割り人形の反乱」(内容未読のため、適切な訳題か否かは保証しない)を読み始めた。かなり風変わりな作品で、いきなり動物だかエイリアンだかわからないやつが出てきて(でも何故か英語を喋っている)、sweetwood(月桂樹のことらしい)を前歯でかじって彫刻を作ったりしているし、文体もやたらユーモラスで、今の段階では何がなんだかよくわからない。異種族間のコミュニケーションの難しさを面白おかしく描くものか? とにかく最後まで読んでからじゃないと評価はできないので、一回通読してみよう。もっとも、イメージが掴みづらい分、知らない単語があると結構つらい。結局、誘惑に負けて、1ページ目の単語だけ調べてしまったが、あまり調べてばかりだと面白さが半減するので、調べるのは訳すときの楽しみにとっておき、できるだけ無視して読みすすめるようにしよう。

長編は、「悪魔の星」入手まで時間がかかりそうなので、その間、持っている「黙示録3174」を読むか、「宇宙の戦士」を買ってきて読むとするか。

3/29
「クルミ割り革命」ケイガン読み終える。怪作だがなかなか面白かった。<喜びの星>に駐在する外交官が贈答用に作った<喜び星人>型のクルミ割り人形が革命(結局政権は交代しないので、革命というほどではないが)を引き起こすドタバタコメディ。異文化同士のコミュニケーションをテーマにしてはいるが、思い切りばかばかしく書いてあるので、あまり深く考えず最後まで読める。
次はルーシャスシェパード「宇宙船乗りフジツボのビル」。いつものシェパード節で、やたらもったいぶった装飾過多の長文で始まる。まだ、その長文を読み終えたばかりで話の中身に入っていないので、ストーリーは全く分からない(笑)。とっとと内容に入ってくれ、頼むから。